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第二章 シフォン子爵領とダンジョン事情
第76話 スケルトンスケ美
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(なんだこれ?どういう状況だ・・・)
カインとラックの目の前には、エクストラステージのボスであるスケルトンが戦闘をする事なく二人に頭を下げていた。状況が飲み込めないまま頭を下げ続けているスケルトンをそのまま見ていると、ラックが声を掛けた。
「どういう事にゃ?まだ何もしてないにゃ。」
「あ~そうでしたね。まずは説明が必要ですね。亀四郎様にも言われてましたし、わっかりました。では説明しますね。私の弟の攻撃を一撃も喰らわずに、尚且つ魔法でダメージを与えずに、このダンジョンを攻略する事。所為ノーダメージノーマジック攻略がこのエクストラステージの条件です。ちなみに、貴方達は戦闘開始時に魔法を使いましたがあれは弟に向けての魔法ではなく天井に向かって放っていたためノーカウントとなっています。」
(なるほどノーダメージとノーマジックか・・・たしかに始めに目くらましの意味を込めて魔法を使ったけど、それ以外は基本スラッシュしか使ってなかったからな。時間はかかったけど、安全策で遠距離攻撃を続けていたからノーダメージだった訳だけどそれが条件だったのか・・・。まあそれは良いとしよう。条件をクリアしてしまったんだ。後は戦闘なんだけど・・・このスケルトン白旗上げてたよな?戦闘は強制って前のダンジョンの時も言ってたけどそれなら戦闘せずにこの場は済むのか?)
カインは、スケルトンの話を聞きながら鑑定で能力を確かめた。
名前:スケルトンスケ美
種族:スケルトン族
能力:A
(やっぱり能力はAか・・・ゴブリンと一緒だな。たしかあのゴブリンはゴブ一郎って名前だったよな。スケルトンスケ美って・・・まあ自分でそう言ってたけど・・・それにさっきはスルーしたけど弟って言ってたよな?あのスケルトンキングはこのスケルトンの弟なの?あんな大きい弟?てか全身骨だから年齢なんて全くわからんねぇし。)
「それで殺さないでくださいってどういう意味にゃ?」
「はい。貴方達の事は亀四郎様より聞いてます。何でも消滅魔法を使ってゴブ一郎さんを消滅させたとか・・・私は死にたくないです。なんですか消滅魔法って反則でしょう?そんな魔法使われたら即死じゃないですか?反則です。反則。」
「緑亀ダンジョンで戦ったゴブリンを知ってるのか?」
「もちろんです。ゴブ一郎さんは家が隣でお隣さんなんです。急に帰って来なくなったから両親が心配してました。死んだとわかってゴブさん家族はみんな泣いてましたよ。」
「そ、そうか。それは何といっていいやら・・・」
(お隣さん?それにみんな泣いてたって・・・あそこの地下30階のグリーンタートルゴブリンもたしかに倒したけど、普通ダンジョンの魔物ってリポップするよな?でないと魔物の情報なんかが出回る訳ないし。もしかしてバースを使ったからリポップできなかったって事か?)
「あっでもすぐに生き返ったので大丈夫です~。」
「軽!?なんだ心配して損した。でも死んでも生き返るなら頭を下げる必要はなかったんじゃないのか?」
「それはそうなんですけど、死ぬのって怖いじゃないですか?生き返るってわかってても死にたくないんです。」
(まあたしかにそりゃそうか。俺の方は戦闘をしなくて済むならそれはそれでかまわないし、むしろありがたいんだけど。)
「ならこれってどうなるんだ?俺としては別に戦う必要がないならそのままダンジョンを攻略したって事で地上に戻りたいんだけど?」
「そうしたいのは山々なんですけど、亀四郎様からエクストラステージに来た者とは必ず戦わないといけないって言われてるんです。だから、お互い殺しは無し。参ったというか気絶したら戦闘終了というルール設定の元、戦うのはどうでしょうか?」
(なるほど。たしかにそのルールがあるなら俺としてはなんの問題も無い。負けても死なずに済むなら脅威も無いしな。後は、スケルトンがそのルールをちゃんと守るかどうかって事か・・・その辺を聞いておかないと、二つ返事でオッケーとは言えないな。)
「わかった。だけどルールを破る可能性もあるだろう?」
「そこは大丈夫です。安心してくだい。と言っても何も根拠は無いんですけどね。そうですねではこれならどうでしょう?」
スケルトンは手に指輪を二つ出した。
「それは?」
「身代わりの指輪と言われるモノです。この指輪を付けていると、致死性のダメージを受けても指輪がそのダメージを肩代わりしてくれるんです。簡単に言えば貴方の消滅魔法を受けても子の指輪を付けていれば消滅しないって事です。まあ一度しか効果はありませんけどね。」
(そんなすごいアイテムがあるのか?それは知らなかったな・・・だけど極大消滅魔法バースを使っても死なないって・・・これは良い情報だな。今知れてよかった。これから先バースを使う時は身代わりの指輪に気を付けないと。相手が持ってたら俺が気絶するだけだもんな。万能かと思ってたけど、こんなデメリットがあるとは・・・あれっ?そんなすごいアイテムがあるなら自分で使えばいいのに?)
「そんなすごいアイテムを貸してもらっていいんですか?むしろあなたが付けてれば、始めから死ぬ可能性もなかったんじゃ?」
「これはエクストラステージ突破報酬なの。私はこんなすごいアイテム持ってないわ。要は報酬の先渡しって事。もちろん君たちが負けたらその指輪は返してもらうわよ。」
(なら断る理由はないな。それに・・・この魔道具は是非ともほしい。これがあれば俺とラックの安全もより確保される。やるしかないな。)
「わかった。ならそのルールでの戦闘でやろう。」
そうして、カイン達とスケルトンスケ美の戦闘が決まったのだった。
カインとラックの目の前には、エクストラステージのボスであるスケルトンが戦闘をする事なく二人に頭を下げていた。状況が飲み込めないまま頭を下げ続けているスケルトンをそのまま見ていると、ラックが声を掛けた。
「どういう事にゃ?まだ何もしてないにゃ。」
「あ~そうでしたね。まずは説明が必要ですね。亀四郎様にも言われてましたし、わっかりました。では説明しますね。私の弟の攻撃を一撃も喰らわずに、尚且つ魔法でダメージを与えずに、このダンジョンを攻略する事。所為ノーダメージノーマジック攻略がこのエクストラステージの条件です。ちなみに、貴方達は戦闘開始時に魔法を使いましたがあれは弟に向けての魔法ではなく天井に向かって放っていたためノーカウントとなっています。」
(なるほどノーダメージとノーマジックか・・・たしかに始めに目くらましの意味を込めて魔法を使ったけど、それ以外は基本スラッシュしか使ってなかったからな。時間はかかったけど、安全策で遠距離攻撃を続けていたからノーダメージだった訳だけどそれが条件だったのか・・・。まあそれは良いとしよう。条件をクリアしてしまったんだ。後は戦闘なんだけど・・・このスケルトン白旗上げてたよな?戦闘は強制って前のダンジョンの時も言ってたけどそれなら戦闘せずにこの場は済むのか?)
カインは、スケルトンの話を聞きながら鑑定で能力を確かめた。
名前:スケルトンスケ美
種族:スケルトン族
能力:A
(やっぱり能力はAか・・・ゴブリンと一緒だな。たしかあのゴブリンはゴブ一郎って名前だったよな。スケルトンスケ美って・・・まあ自分でそう言ってたけど・・・それにさっきはスルーしたけど弟って言ってたよな?あのスケルトンキングはこのスケルトンの弟なの?あんな大きい弟?てか全身骨だから年齢なんて全くわからんねぇし。)
「それで殺さないでくださいってどういう意味にゃ?」
「はい。貴方達の事は亀四郎様より聞いてます。何でも消滅魔法を使ってゴブ一郎さんを消滅させたとか・・・私は死にたくないです。なんですか消滅魔法って反則でしょう?そんな魔法使われたら即死じゃないですか?反則です。反則。」
「緑亀ダンジョンで戦ったゴブリンを知ってるのか?」
「もちろんです。ゴブ一郎さんは家が隣でお隣さんなんです。急に帰って来なくなったから両親が心配してました。死んだとわかってゴブさん家族はみんな泣いてましたよ。」
「そ、そうか。それは何といっていいやら・・・」
(お隣さん?それにみんな泣いてたって・・・あそこの地下30階のグリーンタートルゴブリンもたしかに倒したけど、普通ダンジョンの魔物ってリポップするよな?でないと魔物の情報なんかが出回る訳ないし。もしかしてバースを使ったからリポップできなかったって事か?)
「あっでもすぐに生き返ったので大丈夫です~。」
「軽!?なんだ心配して損した。でも死んでも生き返るなら頭を下げる必要はなかったんじゃないのか?」
「それはそうなんですけど、死ぬのって怖いじゃないですか?生き返るってわかってても死にたくないんです。」
(まあたしかにそりゃそうか。俺の方は戦闘をしなくて済むならそれはそれでかまわないし、むしろありがたいんだけど。)
「ならこれってどうなるんだ?俺としては別に戦う必要がないならそのままダンジョンを攻略したって事で地上に戻りたいんだけど?」
「そうしたいのは山々なんですけど、亀四郎様からエクストラステージに来た者とは必ず戦わないといけないって言われてるんです。だから、お互い殺しは無し。参ったというか気絶したら戦闘終了というルール設定の元、戦うのはどうでしょうか?」
(なるほど。たしかにそのルールがあるなら俺としてはなんの問題も無い。負けても死なずに済むなら脅威も無いしな。後は、スケルトンがそのルールをちゃんと守るかどうかって事か・・・その辺を聞いておかないと、二つ返事でオッケーとは言えないな。)
「わかった。だけどルールを破る可能性もあるだろう?」
「そこは大丈夫です。安心してくだい。と言っても何も根拠は無いんですけどね。そうですねではこれならどうでしょう?」
スケルトンは手に指輪を二つ出した。
「それは?」
「身代わりの指輪と言われるモノです。この指輪を付けていると、致死性のダメージを受けても指輪がそのダメージを肩代わりしてくれるんです。簡単に言えば貴方の消滅魔法を受けても子の指輪を付けていれば消滅しないって事です。まあ一度しか効果はありませんけどね。」
(そんなすごいアイテムがあるのか?それは知らなかったな・・・だけど極大消滅魔法バースを使っても死なないって・・・これは良い情報だな。今知れてよかった。これから先バースを使う時は身代わりの指輪に気を付けないと。相手が持ってたら俺が気絶するだけだもんな。万能かと思ってたけど、こんなデメリットがあるとは・・・あれっ?そんなすごいアイテムがあるなら自分で使えばいいのに?)
「そんなすごいアイテムを貸してもらっていいんですか?むしろあなたが付けてれば、始めから死ぬ可能性もなかったんじゃ?」
「これはエクストラステージ突破報酬なの。私はこんなすごいアイテム持ってないわ。要は報酬の先渡しって事。もちろん君たちが負けたらその指輪は返してもらうわよ。」
(なら断る理由はないな。それに・・・この魔道具は是非ともほしい。これがあれば俺とラックの安全もより確保される。やるしかないな。)
「わかった。ならそのルールでの戦闘でやろう。」
そうして、カイン達とスケルトンスケ美の戦闘が決まったのだった。
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