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第6章 俺は勇者じゃなかった。だけど真の勇者になった
第112話 ロイヤルベガス到着!!
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大賢者フローラを仲間にしたカツヤ達は天空城へ行くために天に一番近い塔へと向かった。ユウキ達は装備品とアイテム類をそろえる為、南の大陸のロイヤルベガスに向かった。
「ユウキ?ロイヤルベガスに行ってカジノに行くのよね?又、前みたいな事するの?」
ユウキとジュリアはベルの街にあるカジノで裏技を使って、大量のメダルを手に入れていた。それを今回もやるのかジュリアは気になったのでユウキに問いかけた。
「いや。しないよ。ていうかあの技は1回しか使えないんだよ。それにメダルは半分ぐらいは使わず残してるからそれが使えると思うよ。」
「場所が違うのに同じメダルが使えるの?」
(たしかにジュリアが気にするのももっともだな。この世界には銀行なんてシステムないし、預けてるメダルを他の場所で使えるなんて、この世界の基準ならありえないもんな。)
「ああ。多分大丈夫だと思う。それに普通にメダルを買うこともできるだろ。今の俺達なら。」
ユウキ達はスライム王国で、ゴッドスライムを狩りまくったので、お金はけっこう持っていた。さすがに77万枚のメダルは買えないが、10万枚ぐらいなら普通に購入できるくらいには持っていた。
「それもそうね。それでロイヤルベガスにはそれほどの武器とか防具があるの?」
「ああ。やっぱり店に売ってない商品が並んでるからな。俺とジュリアの武器は最上級品だから変える事はないけど、リーネとニーチェの武器はここで揃えようと思う。後防具関係だな。」
「アタシも新しい武器がほしいぞ。」
「そうだな。リーネは弓と杖。ニーチェは杖がいるだろう。防具は見てみないとなんとも言えないな。」
そうこう言っているとロイヤルベガスに到着した。
「遠目からでもよくわかるぐらい目立ってるな。」
「さすがカジノの街ね。人も多いわ。」
ユウキ達はカジノに入っていく。中に入ると早速メダル交換所に向かった。
「ユウキというが預けてるメダルを使いたいんだが?」
「はい。確認しますので少々お待ちください。」
(ちゃんとあるよな?大丈夫だよな?ゲームじゃ確認なんかしなくても画面に所持メダルがあったから問題なかったけど、ここじゃそんなものないもんな。)
しばらく待っていると・・・
「お待たせしました。ユウキ様は現在377,777枚のメダルを所持しています。こちらがロイヤルベガスのカードになっております。このカードにメダル枚数は記録されております。」
ユウキはカードを受け取った。
「本当にここでも使えるのね。」
「そういっただろ?とりあえず少し遊んでいくか。」
ユウキはカードを受け付けに渡し、1000枚メダルを入れたカードを3つ作った。
「このカードにメダルが1000枚入ってる。全部使い切ってもいいからこれで今日はカジノを楽しもうか。」
「やった。アタシはあのグルグル回ってるヤツをやってみたい。」
「ああスロットマシーンだな。」
ニーチェはカードを受け取るとスロットマシーンに向かっていく。
「リーネは何かやりたい遊戯はあるか?」
「そうですね。初めてなので色々見てみようと思います。」
リーネもカードを受け取ってトランプ遊戯の方へ歩いて行った。
「ユウキはどうするの?」
「そうだな。ルーレットでもしてみるかな。」
「じゃあ私も一緒に行くわ。」
クリフとジュリアはルーレットの遊戯へ向かった。
「たしか・・・玉が入る場所を当てればいいのよね?」
「ああ。数字を選ぶか色を選ぶかで倍率も変わってくる。目がいいヤツとかだと、ディーラーの手を見て入る場所を当てる事ができるらしいぞ。」
「本当に!?あんなグルグル回ってるのに?」
「ああ。」
(まあできる人はいないだろうけどな・・・。俺でも全くわからん。)
ジュリアはディーラーを見ながら当たりそうな数字に1点掛けを続けている。ユウキは安定志向だ。赤か黒に100メダルずつ掛けている。
しばらく遊ぶと、ジュリアはメダルがなくなっていた。
「ユウキーー。これ当たるの?メダルなくなっちゃったわ。」
「まあ基本的にカジノ側が勝つようになってるからな。」
(そういえばステータスに運の数値があったけど、これってカジノとかで作用されないんだろうか?俺の運なんかはすでに1,000を超えてるし・・・。だけどルーレットは当たったり外れたり半々ぐらいだった・・・。あまり関係ないのか??)
ルーレットで遊んだユウキ達はリーネとニーチェの様子を見に行く事にし、ニーチェがいるであろうスロットマシーンのある場所に移動した。
するとそこには・・・
ジャラジャラと大量のメダルを出してはしゃいでいるニーチェの姿があった。
「ユウキ見て!ニーチェがたくさんメダル出してるわ。」
そういって、ジュリアがニーチェに駆け寄る。
「ニーチェ。すごいじゃない。」
「このゲーム面白い。メダルがどんどん出てくるぞ。」
(すごいな。1時間ぐらいでもう2箱も積んでるぞ。1箱2000枚ぐらいか。ニーチェより俺の方が運の数値は高いんだが・・・)
リーネの所に向かう為、ニーチェはメダルをカードに移した。リーネを探してカジノ内を回っていると・・・
「あそこにいるのリーネじゃないか?」
ニーチェがリーネを見つけた。見つけた場所はトランプゲームのブラックジャックの台だった。
「リーネ。どんな感じだ?」
「ああ。ユウキ様。このブラックジャックは面白いですね。頭を使う感じが私にあってる気がします。」
リーネは大勝こそしていないがそこそこメダルを増やしていた。
「私だけ負けた・・・」
それを見てジュリアが落ち込んでいた。
「勝負は時の運。仕方ないさ。それより景品を見に行こうぜ。」
落ち込むジュリアを励ましてユウキ達は景品コーナーへと向かうのだった。
「ユウキ?ロイヤルベガスに行ってカジノに行くのよね?又、前みたいな事するの?」
ユウキとジュリアはベルの街にあるカジノで裏技を使って、大量のメダルを手に入れていた。それを今回もやるのかジュリアは気になったのでユウキに問いかけた。
「いや。しないよ。ていうかあの技は1回しか使えないんだよ。それにメダルは半分ぐらいは使わず残してるからそれが使えると思うよ。」
「場所が違うのに同じメダルが使えるの?」
(たしかにジュリアが気にするのももっともだな。この世界には銀行なんてシステムないし、預けてるメダルを他の場所で使えるなんて、この世界の基準ならありえないもんな。)
「ああ。多分大丈夫だと思う。それに普通にメダルを買うこともできるだろ。今の俺達なら。」
ユウキ達はスライム王国で、ゴッドスライムを狩りまくったので、お金はけっこう持っていた。さすがに77万枚のメダルは買えないが、10万枚ぐらいなら普通に購入できるくらいには持っていた。
「それもそうね。それでロイヤルベガスにはそれほどの武器とか防具があるの?」
「ああ。やっぱり店に売ってない商品が並んでるからな。俺とジュリアの武器は最上級品だから変える事はないけど、リーネとニーチェの武器はここで揃えようと思う。後防具関係だな。」
「アタシも新しい武器がほしいぞ。」
「そうだな。リーネは弓と杖。ニーチェは杖がいるだろう。防具は見てみないとなんとも言えないな。」
そうこう言っているとロイヤルベガスに到着した。
「遠目からでもよくわかるぐらい目立ってるな。」
「さすがカジノの街ね。人も多いわ。」
ユウキ達はカジノに入っていく。中に入ると早速メダル交換所に向かった。
「ユウキというが預けてるメダルを使いたいんだが?」
「はい。確認しますので少々お待ちください。」
(ちゃんとあるよな?大丈夫だよな?ゲームじゃ確認なんかしなくても画面に所持メダルがあったから問題なかったけど、ここじゃそんなものないもんな。)
しばらく待っていると・・・
「お待たせしました。ユウキ様は現在377,777枚のメダルを所持しています。こちらがロイヤルベガスのカードになっております。このカードにメダル枚数は記録されております。」
ユウキはカードを受け取った。
「本当にここでも使えるのね。」
「そういっただろ?とりあえず少し遊んでいくか。」
ユウキはカードを受け付けに渡し、1000枚メダルを入れたカードを3つ作った。
「このカードにメダルが1000枚入ってる。全部使い切ってもいいからこれで今日はカジノを楽しもうか。」
「やった。アタシはあのグルグル回ってるヤツをやってみたい。」
「ああスロットマシーンだな。」
ニーチェはカードを受け取るとスロットマシーンに向かっていく。
「リーネは何かやりたい遊戯はあるか?」
「そうですね。初めてなので色々見てみようと思います。」
リーネもカードを受け取ってトランプ遊戯の方へ歩いて行った。
「ユウキはどうするの?」
「そうだな。ルーレットでもしてみるかな。」
「じゃあ私も一緒に行くわ。」
クリフとジュリアはルーレットの遊戯へ向かった。
「たしか・・・玉が入る場所を当てればいいのよね?」
「ああ。数字を選ぶか色を選ぶかで倍率も変わってくる。目がいいヤツとかだと、ディーラーの手を見て入る場所を当てる事ができるらしいぞ。」
「本当に!?あんなグルグル回ってるのに?」
「ああ。」
(まあできる人はいないだろうけどな・・・。俺でも全くわからん。)
ジュリアはディーラーを見ながら当たりそうな数字に1点掛けを続けている。ユウキは安定志向だ。赤か黒に100メダルずつ掛けている。
しばらく遊ぶと、ジュリアはメダルがなくなっていた。
「ユウキーー。これ当たるの?メダルなくなっちゃったわ。」
「まあ基本的にカジノ側が勝つようになってるからな。」
(そういえばステータスに運の数値があったけど、これってカジノとかで作用されないんだろうか?俺の運なんかはすでに1,000を超えてるし・・・。だけどルーレットは当たったり外れたり半々ぐらいだった・・・。あまり関係ないのか??)
ルーレットで遊んだユウキ達はリーネとニーチェの様子を見に行く事にし、ニーチェがいるであろうスロットマシーンのある場所に移動した。
するとそこには・・・
ジャラジャラと大量のメダルを出してはしゃいでいるニーチェの姿があった。
「ユウキ見て!ニーチェがたくさんメダル出してるわ。」
そういって、ジュリアがニーチェに駆け寄る。
「ニーチェ。すごいじゃない。」
「このゲーム面白い。メダルがどんどん出てくるぞ。」
(すごいな。1時間ぐらいでもう2箱も積んでるぞ。1箱2000枚ぐらいか。ニーチェより俺の方が運の数値は高いんだが・・・)
リーネの所に向かう為、ニーチェはメダルをカードに移した。リーネを探してカジノ内を回っていると・・・
「あそこにいるのリーネじゃないか?」
ニーチェがリーネを見つけた。見つけた場所はトランプゲームのブラックジャックの台だった。
「リーネ。どんな感じだ?」
「ああ。ユウキ様。このブラックジャックは面白いですね。頭を使う感じが私にあってる気がします。」
リーネは大勝こそしていないがそこそこメダルを増やしていた。
「私だけ負けた・・・」
それを見てジュリアが落ち込んでいた。
「勝負は時の運。仕方ないさ。それより景品を見に行こうぜ。」
落ち込むジュリアを励ましてユウキ達は景品コーナーへと向かうのだった。
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