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第5章 この物語の主役は勇者じゃなくて…
第95話 土の神殿に行って黄金の果実を手に入れよう!
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サブ職業の詳細鑑定をして、その場に立ち尽くしたユウキ・・・
それを見たジュリア、リーネ、ニーチェは、
「どうしたのユウキ?そんな驚いた顔して??」
3人に心配されたユウキは詳細鑑定した事を伝える。
「それは・・・。ユウキが驚くのも無理はないわね。ユウキのそのサブ職業?きっと真の勇者よね?」
「・・・ジュリアもそう思うか?」
「ええ。まちがいないわ。だって今更神職以外の職業についたってメリットがないじゃない。もう一つ職業を選べるって事がどういう事かはわからないけど、マイナスにはならないでしょ。」
「そうだな・・・」
(やっぱり真の勇者だよな・・・。ステータスが更に上がるのか?邪神側に神職が現れたからタイミングよく、複数の職業に付けるように女神様がしたんじゃないのか?正直真の勇者も気になると言えば気になるが・・・レジェンドも気になるんだよな~。)
「じゃあ迷わずもらえるもんは貰っておけばいいじゃない。」
「そうなんだけど・・・」
(決められた職業っていうのがな~。残りの神職はレジェンドとコマンダーと真の勇者だろ?どうせだったらそれぞれの特徴を聞いた上で自分で決めたいんだよな~。)
「とりあえず魔王の幹部を4人倒さないといけないんでしょ?丁度よかったじゃない。土の神殿に行って、風の神殿に行けば目標達成じゃない。」
「アタシは死んでないんだけど、マスターはサブ職業に付けるのか?」
「そこは大丈夫だと思いますよ。それよりも私は、又、ユウキ様が魔王の幹部を仲間にするんじゃないかって心配しています。」
「リーネ・・・」
「だって、ニーチェの知り合いで女性なんですよね?可能性ありありじゃないですかー。」
「たしかに・・・」
「ユウキ様は分身のスキルも手に入れましたよね?それってハーレム作ってもユウキ様が分身したら全員相手できるって事じゃないんですか?」
「!?」
(分身スキルは何で手に入れたのかわからなかったが、もしかしてそういう事なのか・・・)
「リーネの言う事も一理あるわね。ユウキのスキルって何かしら必要性のあるモノをタイミングよく覚えてる感じだから。テイミングとか絶倫とか・・・」
「・・・」
(ジュリアにリーネ・・・それはフラグだよ・・・フラグ立ったかも・・・)
「まあここで話しててもしょうがないわ。早く土のイヤリングを買って土の神殿に向かいましょ。」
ジュリアがうまく場をまとめたので、ユウキ達は土のイヤリングを購入して土の神殿に向かった。
もちろん最初は地下の攻略だ。
火の神殿の時のように、ユウキのかみなり魔法、ジュリアのレーザービーム、リーネのソーラーキャノンとサイクロン、ニーチェの風魔法で道中の敵は瞬殺だった。
モグラにワーム、ソルジャーアント、ブラウンスネークなど、土属性の魔物が中心に現れたが全ての魔物が雑魚だった。
「全然歯ごたえがないわね。」
「ジュリア。仕方ないさ。アタシ達は神職でレベル60だ。ステータスだってかなり高い。私が敵だったら恐怖でしかないよ。敵のアースドラゴンとミランには同情するよ。」
「だよな。って地下3階に着いたな。じゃあサクッとアースドラゴンを倒すか。」
(どうぜアースドラゴンは仲間にならないだろうしな。)
「アースドラゴン土属性だから風属性が弱点だ。リーネのサイクロンとニーチェの風魔法で楽勝だろう。一応、地割れっていう地面を揺らすスキルを使ってくるからフライで空を飛んで遠距離で戦闘しようか。そうすれば苦戦する事もないだろ。」
「わかったわ。」
「わかりました。」
「了解だ。」
そうしてユウキ達はアースドラゴンに向かって行った。
ユウキの予想通り、アースドラゴンのスキルはユウキ達にダメージを与える事ができない。それに対し、ユウキ達はアースドラゴンの弱点をついて攻撃をする。
アースドラゴンはなんの見せ場もなく、『黄金の果実』を残して消えていったのだった。
「よし。黄金の果実ゲットだぜ!!」
「それってレベルを5も上げてくれるんでしょ。どうするの?すぐ使うの?」
「いや。今は特に敵に苦戦してる訳でもないし、一応取っておくよ。誰が使うかも決めてないしね。」
「ユウキが使えばいいじゃない?」
「はい。ユウキ様が使ってください。」
「一個しかないんだ。マスターが使うに決まってるだろ。」
「みんな・・・。ありがとう。まあ今は使わないけど、その時がきたら俺が使わせてもらうよ。」
『黄金の果実』を手に入れたユウキ達は慣れた手つきで地下3階から魔王の幹部がいる10階まで最短距離を駆け上がっていく。
最上階に着くと、不死身のミランが待ち構えていた。
「久しぶりねミラン。」
「ニーチェ。」
「おとなしく死んで頂戴ミラン。私達も暇じゃないのよ。ここを攻略してすぐに風の神殿にも向かわないといけないから。」
「・・・降参する。私じゃあなた達に勝てない。私は・・・まだ死にたくない。」
「えっ!?」
ミランは戦闘を拒否して、白旗を上げてきたのだった・・・
それを見たジュリア、リーネ、ニーチェは、
「どうしたのユウキ?そんな驚いた顔して??」
3人に心配されたユウキは詳細鑑定した事を伝える。
「それは・・・。ユウキが驚くのも無理はないわね。ユウキのそのサブ職業?きっと真の勇者よね?」
「・・・ジュリアもそう思うか?」
「ええ。まちがいないわ。だって今更神職以外の職業についたってメリットがないじゃない。もう一つ職業を選べるって事がどういう事かはわからないけど、マイナスにはならないでしょ。」
「そうだな・・・」
(やっぱり真の勇者だよな・・・。ステータスが更に上がるのか?邪神側に神職が現れたからタイミングよく、複数の職業に付けるように女神様がしたんじゃないのか?正直真の勇者も気になると言えば気になるが・・・レジェンドも気になるんだよな~。)
「じゃあ迷わずもらえるもんは貰っておけばいいじゃない。」
「そうなんだけど・・・」
(決められた職業っていうのがな~。残りの神職はレジェンドとコマンダーと真の勇者だろ?どうせだったらそれぞれの特徴を聞いた上で自分で決めたいんだよな~。)
「とりあえず魔王の幹部を4人倒さないといけないんでしょ?丁度よかったじゃない。土の神殿に行って、風の神殿に行けば目標達成じゃない。」
「アタシは死んでないんだけど、マスターはサブ職業に付けるのか?」
「そこは大丈夫だと思いますよ。それよりも私は、又、ユウキ様が魔王の幹部を仲間にするんじゃないかって心配しています。」
「リーネ・・・」
「だって、ニーチェの知り合いで女性なんですよね?可能性ありありじゃないですかー。」
「たしかに・・・」
「ユウキ様は分身のスキルも手に入れましたよね?それってハーレム作ってもユウキ様が分身したら全員相手できるって事じゃないんですか?」
「!?」
(分身スキルは何で手に入れたのかわからなかったが、もしかしてそういう事なのか・・・)
「リーネの言う事も一理あるわね。ユウキのスキルって何かしら必要性のあるモノをタイミングよく覚えてる感じだから。テイミングとか絶倫とか・・・」
「・・・」
(ジュリアにリーネ・・・それはフラグだよ・・・フラグ立ったかも・・・)
「まあここで話しててもしょうがないわ。早く土のイヤリングを買って土の神殿に向かいましょ。」
ジュリアがうまく場をまとめたので、ユウキ達は土のイヤリングを購入して土の神殿に向かった。
もちろん最初は地下の攻略だ。
火の神殿の時のように、ユウキのかみなり魔法、ジュリアのレーザービーム、リーネのソーラーキャノンとサイクロン、ニーチェの風魔法で道中の敵は瞬殺だった。
モグラにワーム、ソルジャーアント、ブラウンスネークなど、土属性の魔物が中心に現れたが全ての魔物が雑魚だった。
「全然歯ごたえがないわね。」
「ジュリア。仕方ないさ。アタシ達は神職でレベル60だ。ステータスだってかなり高い。私が敵だったら恐怖でしかないよ。敵のアースドラゴンとミランには同情するよ。」
「だよな。って地下3階に着いたな。じゃあサクッとアースドラゴンを倒すか。」
(どうぜアースドラゴンは仲間にならないだろうしな。)
「アースドラゴン土属性だから風属性が弱点だ。リーネのサイクロンとニーチェの風魔法で楽勝だろう。一応、地割れっていう地面を揺らすスキルを使ってくるからフライで空を飛んで遠距離で戦闘しようか。そうすれば苦戦する事もないだろ。」
「わかったわ。」
「わかりました。」
「了解だ。」
そうしてユウキ達はアースドラゴンに向かって行った。
ユウキの予想通り、アースドラゴンのスキルはユウキ達にダメージを与える事ができない。それに対し、ユウキ達はアースドラゴンの弱点をついて攻撃をする。
アースドラゴンはなんの見せ場もなく、『黄金の果実』を残して消えていったのだった。
「よし。黄金の果実ゲットだぜ!!」
「それってレベルを5も上げてくれるんでしょ。どうするの?すぐ使うの?」
「いや。今は特に敵に苦戦してる訳でもないし、一応取っておくよ。誰が使うかも決めてないしね。」
「ユウキが使えばいいじゃない?」
「はい。ユウキ様が使ってください。」
「一個しかないんだ。マスターが使うに決まってるだろ。」
「みんな・・・。ありがとう。まあ今は使わないけど、その時がきたら俺が使わせてもらうよ。」
『黄金の果実』を手に入れたユウキ達は慣れた手つきで地下3階から魔王の幹部がいる10階まで最短距離を駆け上がっていく。
最上階に着くと、不死身のミランが待ち構えていた。
「久しぶりねミラン。」
「ニーチェ。」
「おとなしく死んで頂戴ミラン。私達も暇じゃないのよ。ここを攻略してすぐに風の神殿にも向かわないといけないから。」
「・・・降参する。私じゃあなた達に勝てない。私は・・・まだ死にたくない。」
「えっ!?」
ミランは戦闘を拒否して、白旗を上げてきたのだった・・・
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