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第5章 この物語の主役は勇者じゃなくて…

第94話 上がったレベルを確認しよう・・・レベル60

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ユウキ達は土の神殿の近くにあるアースの街に来ていた。

「ユウキ?すぐに土の神殿に向かうのよね?」

「ああ。ここは特に何もない街だからね。まあ土のイヤリングを購入するぐらいかな。」

「いつものヤツね。」

「うん。」

カツヤ達と別れたユウキ達は、カツヤ達が大賢者フローラを仲間にする為に必要なアイテム『賢者の石』を手に入れる前に土の神殿に向かっていた。

土の神殿には食べた者のレベルを5上げる『黄金の果実』というアイテムがある。アイテムを守っているのはアースドラゴンだ。

そして、土の神殿には魔王の幹部の不死身のミランがいる。ミランは細みの女性で真っ黒いローブを身にまとい、大きな魔女帽子をかぶっている。見た目は人間と変わらない。違う所と言えば、目が真っ黒な所ぐらいだ。表情がなく、死んでいるように見える為、不死身のミランと呼ばれている。

見た目通り闇属性魔法を使ってくる敵だが、今のユウキ達の敵ではないだろう。実力的にはニーチェやバスターゴーンよりも弱い。

バスターゴーンを倒してからスライム王国でレベルを上げたユウキ達のレベルは今は60になっていた。

ユウキは自身のステータスとメンバーのステータスを再確認していた。

【名前】ユウキ
【職業】主人公
【レベル】55 → 60
【HP】950 → 1000
【MP】920 → 970
【力】900 → 950
【体力】900 → 950
【守り】900 → 950
【魔力】900 → 950
【敏捷】900 → 950
【賢さ】890 → 940
【運】900 → 950

【スキル】鑑定・ドロップ率アップ極・主人公補正・魅力アップ極
     召喚魔法(フェンリル)・復活・限界突破・テイミング
     状態異常無効・かみなり魔法・絶倫・分身
     サブ職業【NEW】

【職業履歴】
戦士LV35
かばう・スラッシュ・気合溜め・疾風切り・2段切り
ハヤブサ切り・メガスラッシュ

武道家LV35
力溜め・精神統一・ハヤブサ拳・2段蹴り・聖拳突き
瞑想・回し蹴り

僧侶LV35
ヒール・キュア・プロテクト・パワーアップ・メガヒール
エリアヒール・シールド・メガキュア

魔法使いLV35
ファイア・アイス・スリープ・ファイアストーム・エスケイプ
テレポート・メガファイア・メガアイス

英雄LV53
英雄の証・フライ

英雄王LV20
メタル斬り・ギガスラッシュ・ギガヒール・ギガファイア・爆裂拳

【名前】ジュリア
【職業】ルーラー
【レベル】55 → 60
【HP】740 → 790
【MP】800 → 850
【力】690 → 740
【体力】690 → 740
【守り】790 → 840
【魔力】790 → 840
【敏捷】720 → 760
【賢さ】770 → 820
【運】740 → 790

【スキル】フライ・ルーラータイム・裁きの雷・業火・
     アースクエイク・奇跡の光・ルーラータイムⅡ・限界突破
     絶対零度・ルーラータイムⅢ・状態異常無効・灼熱地獄
     レーザービーム・ブラックホール【NEW】

【職業履歴】
王女LV40
ヒール・疾風突き・キュア・二段付きシールド・王の威厳
エリアヒール・剣の舞・メガキュア

【名前】リーネ
【職業】フォレストガーディアン
【レベル】55 → 60
【HP】680 → 730
【MP】750 → 800
【力】640 → 690
【体力】640 → 690
【守り】750 → 800
【魔力】760 → 810
【敏捷】770 → 820
【賢さ】690 → 740
【運】690 → 740

【スキル】フライ・精霊召喚(ジン)・癒しの風・レインボーショット
     サイクロン・転移・精霊召喚(ドリュアス)・限界突破
     フォレストガード・森の祝福・世界樹の奇跡
     精霊召喚(ガーディアン)・状態異常無効
     ソーラーキャノン【NEW】

【職業履歴】
ダークエルフLV35
急所付き・ダークバインド・ダークショット・森の癒し
3段打ち・ブラックホール・影移動

【名前】ニーチェ
【職業】全知全能
【レベル】50 → 58
【HP】800 → 880
【MP】800 → 880
【力】650 → 730
【体力】700 → 780
【守り】700 → 780
【魔力】750 → 830
【敏捷】700 → 780
【賢さ】800 → 880
【運】750 → 830

【スキル】フライ・ワールドディクショナリー鑑定・サーチ
     アイテム生成・火の極意・水の極意・風の極意
     土の極意・光の極意・闇の極意・状態異常無効
     限界突破【NEW】

【職業履歴】
サキュバスクイーンLV35
テンプテーション・魔法障壁・クイーンショット・口づけ
統率・眷属召喚・ハートショット

(やっぱり気になるのはサブ職業のスキルだよな~。詳細を見ると、女神様から又意味わかんない内容が出てくるから詳細鑑定はしてないけど・・・。ニーチェも限界突破を覚えたし、ジュリアとリーネの覚えたスキルはきっと攻撃魔法だよな。それに俺のステータスが一部限界を超えた。ゲームじゃ999がステータス上限だったからなんか新鮮だな。)

ユウキはサブ職業の詳細鑑定を今までしてこなかったが、そういう訳にも行かないと思い、サブ職業のスキルを鑑定した。

【スキル名】サブ職業
【効果】今ついている職業とは別の職業にも就く事ができる

(まんまじゃん!?いやいやどうやって付くんだよ!!・・・あっやっぱり続きがあった・・・)

※お久~。元気にしてる?ようやくサブ職業のスキルを得たわね。世間は副業OKの所も多いから複数の職業につくのってもはや当たり前でしょ。前々から言ってるように私って流行には敏感なのよね。

あっそれとどうやってサブ職業につくんだよ?って思ったでしょ??さあどうやってつくんでしょう??・・・・正解は・・・教えな~い!!。

あっイラっとした??ねぇイラっとした??落ち着いて。ウソよ。ウソ。

正解は・・・4人の魔王の幹部を倒したら『魔を倒した勇者の証』が手に入るようになったからそれを持ってサブ職業のスキルを使ってみてね。どんな職業につくかは・・・・まあ想像どおりよ。わかってると思うからここで言うのはやめとくわね。

それじゃ~・・・・あっ忘れてた。

ミネルバの事気になるよね・・・気になるよね・・・。私が何もかも教える訳にはいかないから少しだけね。

あの子は邪神から神職をもらったみたいよ。アイツも私を真似て神職を作ったみたい。まあアイツは私程優秀じゃないから作れても3~5ぐらいだから安心して。私の作った神職の方が優秀なんだから戦闘になっても負けたらダメよ!!!

それじゃ~まったね~・・・・

(・・・・マジか・・・)

ユウキは詳細鑑定の内容を聞いて立ちつくしてしまったのだった。
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