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第三章 勇者とは別行動だ!!
第48話 ヨルダン到着!閻魔の依頼を達成せよ!!
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ヨルダンに転移できるようになったユウキはジュリアとともにヨルダンの国に来ていた。
「それにしてもユウキさん。あんなに世界樹の実を取って何に使うんですか?」
「それは秘密!でもヨルダンで必要になるからね。」
パルテ神殿で、ヨルダンに転移できる事になったので、すぐにヨルダンに向かうかと思えばユウキはヨルダンに向かわずに世界樹に向かった。
それは世界樹になる『世界樹の実』をゲットする為だ。
「それにしても世界樹の実はうまかったな。」
「そうですね。今まで食べたモノの中でもベスト3に入る程美味しかったわ。」
「俺も!俺なんかは今まで食べた中で一番うまかったよ。それを考えるといくつでも持って行きたくなるだろ?」
「それはまあ・・・そうですけど。」
(まさか世界樹の実があんなにおいしいとは。あれはゲームをしてるだけじゃわからないよ。まあ閻魔様も大喜びする訳だな。)
ヨルダンでは閻魔からある依頼を受ける。それが閻魔にユウキがいる世界の食料を届けるという依頼だ。閻魔は死者の国をまとめているのだが、死者達は食事を必要としない。
閻魔は死者ではないので、食料がないと飢え死にしてしまう。もちろん何日、何カ月、何年も食事をしなくても生きていけるが、何年かに一度食事をしないと死んでします。普段は耐えているが、死者の国は周りが死者だらけのマイナスオーラ全開の所だ。そんな中で閻魔は、死者の国に来る者に食料を要求している。自分で食料を取りに行くことができないから、数年に一度迷い込んでくる生者に食料を求めるのだ。
おいしければ褒美がもらえ、まずければ最悪殺されてしまう。
「それじゃ早速、ヨルダンの閻魔様に会いに行きますか。」
「閻魔様!?閻魔様ってあの閻魔様ですか?」
「どの閻魔様かはわからないけど、死者の国をまとめているのは閻魔様だよ。」
「え~っとうそつくと舌を抜かれるとか、死んだら閻魔様の審判を受けて地獄に落とされるとか・・・」
「う~ん。どうなんだろ?」
(たしかに死者を裁いているのかな?)
「まあ、食べもの持ってたら喜ばれる事はあっても怒られたり襲われたりすることはないから安心してよ。」
「食べ物ですか?私何も持ってきてないですよ。」
「いやいや世界樹の実たくさんとったじゃん。」
「あっ!たしかに。だからあんなに大量にとってたんですね。」
「そうゆう事。あとこの世界って負のイメージが蔓延してるからちょっとでも体調が悪くなったら世界樹の実を食べてね。それでだいたいは治るから。」
「!?負のイメージが蔓延!?大丈夫なんですか?」
「世界樹の実があればだいじょーぶ!!」
(世界樹の実は万能説!!!。世界樹の実様様だな。)
世界樹の実は体力を回復する効果とともに状態異常を回復する効果があった。
ユウキとジュリアはヨルダンの国を歩いていた。目指すは一番奥にある閻魔のいるお城だ。
「なんかすれ違う人すれ違う人こっちを見てるんですが?」
「そりゃここには死者しかいないからね。俺達みたいな死んでない人は珍しいんだろ。」
「だからみんなぼんやりとしか見えないんですね・・・って事は幽霊!?」
ジュリアは血の気が引いてユウキの腕を強く掴んだ。
「でも普通に話してるだろ?」
「それは・・・そうですが・・・」
(ゲームじゃ区別なんか付かなかったけど、実際に見てみるとジュリアの言うようにぼんやりしてるんだよな~。足はあるけど俗に言う幽霊って感じには見えるな・・・)
ユウキ達は周りの目を気にしながらも王城に入り、王座に座る閻魔の元にたどり着いた。
「何者だ?おや・・・死者ではない者がここに来るのは珍しいな!迷いこんだか?」
「初めまして。私は冒険者をしているユウキと申します。今日は閻魔様にお願いがあって参りました。」
「お願い!?だと???」
「はい。その為にパルテ神殿よりここに参りました。」
「ほぉ~。では死者の渦を通ってきたのだな。死者以外の者がここにきたのはいつぶりだろうか?ここ10年は儂の記憶にはないな。よかろう。お主の願いを聞いてやろう。だが聞くだけだ。」
「それでかまいません。ここに聖剣エックスカリバーがあると聞きました。それを頂きたいんです。」
「ちょっと!!ユウキさん。そんな簡単にくれるものなんですか?」
「その子の言う通りだ。たしかにここにその剣はある。だが、簡単に譲れるモノではない。」
「ほらー!!!」
「ではどうすれば譲って頂けますか?」
「そうだな~・・・・儂はここで長い事過ごしているが死者の国では毎日毎日死者の相手をするからすごく疲れておる。どうじゃ?何か旨いものを食わしてくれんか?それによってどうするか考えてやろう。」
「ユウキさん!?」
「ああ。」
「本当ですか!?ちょうど今、とてもおいしい果実を持っております。これならいかがでしょうか?」
「果実か・・・儂は果実にはうるさいぞ!!」
閻魔はユウキから世界樹の実を受け取り・・・一口かじる。
「これは!!??」
「どうでしょうか?」
「・・・うむ。ちなみにこれは何という果実なのだ?」
「はい。世界樹の実でございます。」
「これが・・・これが噂に聞く世界樹の果実か!うむ。とても美味だ。今まで食べたモノの中でもトップクラスじゃな。」
「喜んで頂きなによりです。たくさん取ってきましたのでまだまだありますよ。」
「本当か!?」
「はい。それで・・・聖剣の件はどうでしょうか?」
「うむ。よかろう。」
「ユウキさん。やりましたね。」
「ああ。」
「じゃが、聖剣の持ち主を紹介するだけじゃ。剣がほしければ直接その者と交渉するが良い。」
「えっ!?」
(だよね~・・・・そうなるの知ってたよ。ゲーム通りだもん。)
「それにしてもユウキさん。あんなに世界樹の実を取って何に使うんですか?」
「それは秘密!でもヨルダンで必要になるからね。」
パルテ神殿で、ヨルダンに転移できる事になったので、すぐにヨルダンに向かうかと思えばユウキはヨルダンに向かわずに世界樹に向かった。
それは世界樹になる『世界樹の実』をゲットする為だ。
「それにしても世界樹の実はうまかったな。」
「そうですね。今まで食べたモノの中でもベスト3に入る程美味しかったわ。」
「俺も!俺なんかは今まで食べた中で一番うまかったよ。それを考えるといくつでも持って行きたくなるだろ?」
「それはまあ・・・そうですけど。」
(まさか世界樹の実があんなにおいしいとは。あれはゲームをしてるだけじゃわからないよ。まあ閻魔様も大喜びする訳だな。)
ヨルダンでは閻魔からある依頼を受ける。それが閻魔にユウキがいる世界の食料を届けるという依頼だ。閻魔は死者の国をまとめているのだが、死者達は食事を必要としない。
閻魔は死者ではないので、食料がないと飢え死にしてしまう。もちろん何日、何カ月、何年も食事をしなくても生きていけるが、何年かに一度食事をしないと死んでします。普段は耐えているが、死者の国は周りが死者だらけのマイナスオーラ全開の所だ。そんな中で閻魔は、死者の国に来る者に食料を要求している。自分で食料を取りに行くことができないから、数年に一度迷い込んでくる生者に食料を求めるのだ。
おいしければ褒美がもらえ、まずければ最悪殺されてしまう。
「それじゃ早速、ヨルダンの閻魔様に会いに行きますか。」
「閻魔様!?閻魔様ってあの閻魔様ですか?」
「どの閻魔様かはわからないけど、死者の国をまとめているのは閻魔様だよ。」
「え~っとうそつくと舌を抜かれるとか、死んだら閻魔様の審判を受けて地獄に落とされるとか・・・」
「う~ん。どうなんだろ?」
(たしかに死者を裁いているのかな?)
「まあ、食べもの持ってたら喜ばれる事はあっても怒られたり襲われたりすることはないから安心してよ。」
「食べ物ですか?私何も持ってきてないですよ。」
「いやいや世界樹の実たくさんとったじゃん。」
「あっ!たしかに。だからあんなに大量にとってたんですね。」
「そうゆう事。あとこの世界って負のイメージが蔓延してるからちょっとでも体調が悪くなったら世界樹の実を食べてね。それでだいたいは治るから。」
「!?負のイメージが蔓延!?大丈夫なんですか?」
「世界樹の実があればだいじょーぶ!!」
(世界樹の実は万能説!!!。世界樹の実様様だな。)
世界樹の実は体力を回復する効果とともに状態異常を回復する効果があった。
ユウキとジュリアはヨルダンの国を歩いていた。目指すは一番奥にある閻魔のいるお城だ。
「なんかすれ違う人すれ違う人こっちを見てるんですが?」
「そりゃここには死者しかいないからね。俺達みたいな死んでない人は珍しいんだろ。」
「だからみんなぼんやりとしか見えないんですね・・・って事は幽霊!?」
ジュリアは血の気が引いてユウキの腕を強く掴んだ。
「でも普通に話してるだろ?」
「それは・・・そうですが・・・」
(ゲームじゃ区別なんか付かなかったけど、実際に見てみるとジュリアの言うようにぼんやりしてるんだよな~。足はあるけど俗に言う幽霊って感じには見えるな・・・)
ユウキ達は周りの目を気にしながらも王城に入り、王座に座る閻魔の元にたどり着いた。
「何者だ?おや・・・死者ではない者がここに来るのは珍しいな!迷いこんだか?」
「初めまして。私は冒険者をしているユウキと申します。今日は閻魔様にお願いがあって参りました。」
「お願い!?だと???」
「はい。その為にパルテ神殿よりここに参りました。」
「ほぉ~。では死者の渦を通ってきたのだな。死者以外の者がここにきたのはいつぶりだろうか?ここ10年は儂の記憶にはないな。よかろう。お主の願いを聞いてやろう。だが聞くだけだ。」
「それでかまいません。ここに聖剣エックスカリバーがあると聞きました。それを頂きたいんです。」
「ちょっと!!ユウキさん。そんな簡単にくれるものなんですか?」
「その子の言う通りだ。たしかにここにその剣はある。だが、簡単に譲れるモノではない。」
「ほらー!!!」
「ではどうすれば譲って頂けますか?」
「そうだな~・・・・儂はここで長い事過ごしているが死者の国では毎日毎日死者の相手をするからすごく疲れておる。どうじゃ?何か旨いものを食わしてくれんか?それによってどうするか考えてやろう。」
「ユウキさん!?」
「ああ。」
「本当ですか!?ちょうど今、とてもおいしい果実を持っております。これならいかがでしょうか?」
「果実か・・・儂は果実にはうるさいぞ!!」
閻魔はユウキから世界樹の実を受け取り・・・一口かじる。
「これは!!??」
「どうでしょうか?」
「・・・うむ。ちなみにこれは何という果実なのだ?」
「はい。世界樹の実でございます。」
「これが・・・これが噂に聞く世界樹の果実か!うむ。とても美味だ。今まで食べたモノの中でもトップクラスじゃな。」
「喜んで頂きなによりです。たくさん取ってきましたのでまだまだありますよ。」
「本当か!?」
「はい。それで・・・聖剣の件はどうでしょうか?」
「うむ。よかろう。」
「ユウキさん。やりましたね。」
「ああ。」
「じゃが、聖剣の持ち主を紹介するだけじゃ。剣がほしければ直接その者と交渉するが良い。」
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