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第二章

クリスマスの終わり

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昼食の準備をしている美少女の後ろから迫る影。



「きゃっ ! まだ料理中 ! できてないわよっ ! 」

「キッチンで 料理しているカノジョを後ろから襲う !

このミッションも大事なんだ……」



「なに、それ ! また……シたいの ?」

「一回だけっ!!」

「ダメ !」

「そんな……一回だけだよ……」

「……はぁっ ……」



料理の少女は火を止め、

「……じゃあ、ベッドに……」

「嫌だ ! ここでスルから意味があるんだ !

料理中の嫌がるカノジョと立ちバック ! やがてカノジョも……」



「もうっ、ヘンタイ ! 何それ ? ……あっ、やぁん !」



既に友介の手は秘所を押さえ、更にはスカートをまくって、

ショーツの中に入ろうとしていた。



怒ろうとしたミナの振り向きざまに唇を奪った。

うふんっ、くちゅっ、くちゅっ。

キスをはずすと

「友介さん、歯を磨いた ? 臭いよ」

「磨いたけど……あぁ、タバコの臭いか」

「やめたんじゃ?」



片方の手で胸を揉みつつ答える

「あぁ、そうだったんだけど……

イブの夜にむしゃくしゃして、また吸ったんだ」

「……そっ、そう……」

それ以上は言わずに、美奈子はキスに応えた。

(臭いのに、実はそんなに気にならなくなっちゃった……)



既に、ショーツの中では、太い指が膣孔を穿とうとしていた。

「あれ ? もう結構濡れてるね。もしかして……期待してた ? 」

「……そんなはず……ないっ !」



午前中、まったりしながらも、

前夜の友介とのエッチを思い出していたのは、内緒だ。



(あんな、あんなにセックスで感じさせられたの、

思い出さないわけない……)

友介が後ろに立って、お尻にガチガチのペニスを押し付けられた時点で、

一気に、身体がその記憶に巻き戻っていった。



「もう、スルって入るね」

友介の太い指が、膣内をかき回す。

「熱くて、ぐちょぐちょだ。やけどしそう……」

美奈子は、台所に手をつき、耐えているが、

膣内はその指をぐいぐい締め付ける。

「もう、身体は待ちきれなさそうだね ?」



「なに言って……あっ、ねえ、ちゃんと付けて」

「おやぁ、急かさなくても大丈夫、ほら」

片手をペニスに触らせる。

既にコンドームは装着済みだ。



「えっ、もう……?」

「ミナの炊事姿見てたときに、もう付けた」

と、得意げに告げる友介だが、美奈子はその堅さと熱さに気を取られてしまう。



「もう、こんなにかたくて……あつい……」



思わず、ギュっと握りしめてしまう。

「気に入ってくれて何より」

友介は、ショーツを太ももまでずり下げると、一気に挿入した。

「はぅっ……い、いきなり……」

「強すぎた ?」

「だ……だいじょうぶ……みたい」



(入ってきた。あぁ、何だか今朝は全然痛くない……

それどころか……やぁ~っ)

立ちバックのため、ただでさえきつい美奈子の中は、

更にぎゅうぎゅう友介を締め付けるが、愛液のおかげで、ズブズブと進んでいく。



「はあ、ぜんぶ入ったぁ。きんもちい~ ! 」

両手は、前を開いて、ナマ乳を取り出し、ぐにぐにと揉みながらピストンを開始する。

「あっ、あっ、あっ、やん。いっ、いっ、いっ……」



リズミカルに突きながら、膣内の背中側をぞりぞりする。

カリが引っかかってキモチ良い。

「あーっ、ぞりぞりされると……」

「されると ?」

「…………」

美奈子は唇を噛みしめて俯くしかない。

(ダメ、これ。気持ち良すぎる……なんて、言えるわけない)



その沈黙も、更にペースアップすると脆くも崩れる。

「いっ、いっ、いっ、やだ。くっ、くっ、ぐっ。あん。

もう……ひぁっ、それぇ……」

友介の指が、昨夜同様クリトリス周辺を動き回る。

「これがお気に入りだよね ?」

そっと、自己主張の激しいクリトリスを摘まむ。



「あん ! ダメぇ~~~……」

ビクンビクンと、美奈子の身体がクリの刺激に合わせて、

揺れ、同時に膣がキュッと締まる。

「おほっ、こりゃいい」

更に、摘まんだり離したりが続くと、美奈子の息は荒く、嬌声が高まる。

「いやぁ、それダメ。それ……イぃっ……あっ、あっ、あっ、やだ……」

友介は、ここぞとばかりに力強く腰を振りつつ、右手は乳首を摘まみつつ、

左手はクリをいぢめる。



更に、

「ミナ、ベロ出して」

と、指示まで出す。

頬を真っ赤に紅潮させた美少女は、逡巡したのは、つかの間で、

小さく可愛らしい舌を精一杯つき出す。

すかさず中年男の分厚くて長い舌が巻き付く。

ぴちゃぴちゃ、べろべろ、上の粘膜がつながると、下の粘膜の勢いが増す。

ピン ! 愛らしい舌が真っすぐに伸びた瞬間、下半身が少し痙攣する。

美奈子がイくのを察知した友介も、自身を解き放つ。

実は、もう我慢の限界でもあったのだ。

「で、出るぅ !」

どっくーん ! どっぴゅーん ! どく、どく、どく………

「いゃあ~~~、うん、あん、あん……」



ハアハア、二人は台所のシンクの前で荒い息をしばらくつく。

友介は、ペニスを抜き去ると、美奈子の身体をくるりと向けて、

あらためてぎゅっと抱きしめ、深いキスをする。



美奈子も、ディープキスに情熱的に応え、暫くぴちゃぴちゃと舌を絡め合った。



「気持ちよかったよ。ミナは ?」

「べ、別に……痛くはなかったわ……

少し……気持ちよかった……かも」

「ふーん ? よかった。痛いだけじゃなくて」

「い、痛くは……なかったわ……」

コツン、おでこに頭をぶつけ

「無理言ってごめんね。でもよかったぁ、それなら……」



「さ、さあ料理の続きするわ。冷めちゃったから、

や、やり直ししないと……

友介さんは、そのブラブラしてるものとか、自分で何とかして」

ペニスから、ぶらーんと、コンドームの前が垂れ下がっている。

「おう、ごめんごめん」

友介はそう言って、トイレの方に去る。



(あの溜まっているのが精液 ? あんな風になるんだ……

あれを昨日は出されちっゃたの ? わたしの膣内に……)

色々な思いが湧き上がりそうになるが、美奈子は料理に没頭することにした。



「ごちそうさまでした ! 家のパスタでも、こんなに美味しいんだ ! 感激 !」

「ふつうのカルボナーラよ……でも、ありがとう」







「ところで、その、年末の予定って……」

「あぁ、まだボクは明日と明後日は学校あるからね。明日は忙しそうだし。

明後日28日の夜にでも会いたいな。お正月の予定とかは、その時決めよう」

「……わかったわ」



こうして、友介と美奈子の長い長い一連のクリスマスが終わった……
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