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第十二話「想いの先へ」2
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ファミリアへアルバイトに来た私は舞と今日はシフトが被っていることを知っていたから、閉店後に話しかけようと決めていた。
(帰りにでも話しかければいいよね……、気は重いけど、稗田さんと舞のために早くなんとかしなきゃ)
休憩に入って、仕事中はオフにしていた通知を見ると浩二からメッセージが入っていた。タイミング的に嫌な予感を感じ、一体何だろうと思いながら私はスタッフルームの机に腰掛けメッセージを見ると、嫌な予感が的中した。
(唯花、最善は尽くしたが任務は失敗した、後は頼んだって……、あいつまた何か余計なことをしたわね……)
謝罪を示す絵文字まで入っていて、これは絶対余計なことをして、勝手に反省して、後の事は任せたってことに違いない……。
(はぁ……、もう、仕方ないんだから……、了解っと)
浩二へ軽く返事をして、舞のことは出来る限り私がどうにか説得するなり解決策を見出さなければならなければ改めて思った。私は休憩時間にどうしたらいいのか考えたがこれといった名案は浮かばず、時間通りシフトに戻った。
忙しさで、どう説得しようか考える暇もなく、クローズの時間になる。
店長は早々に上の階に上がってしまって戸締りは私たちに任されることになった。それ自体は最近珍しいことでもないんだけど。
私はオープニングスタッフで最初から店長とその奥さんと一緒に働いてきて、それからしばらくして舞がやってきた。
奥さんの方が病気で来られなくなってから、追加でスタッフの募集をかけて、何人かは入ってきたけど、その分、先輩としてトレーニングする立場にもなった私や舞は忙しい毎日になった。
そうしたことが一年以上続いて、私の方がネット活動で忙しくなってからは、舞がバイトリーダーのような立場になって、みんなのことを引っ張りながら、店長の手助けをしている。
気づけば舞なしでは考えられない、経営できないお店になってしまっているのが現実だった。頼られればやり甲斐もあるだろうから、それだけ頑張って働いている舞のことを責めるようなことはできない。
本当はもっと上手いやり方があったのかもしれないけど、ファミリアがずっと残ることを願うと、都合のいいことを言っていられないのが現実だった。
でも、私はもう少し周りを信用して、受け入れて、頼る方向に進んだ方が、舞のためになると思うようになっていた。
こう、考えてはいるけど、この気持ちを上手に伝えられる自信は実際ない。
後から入ってきた後輩だって責任を押し付けられたくはないと考えていて、そのことを舞だって気付いているから、率先して自分から店長を支えようとしているんだ。
舞だって必死だし、すぐに周りを信じられるわけじゃない。今までだって、何度も裏切られることだって経験している。急に辞めちゃったり、来なくなった子だっているし、心変わりなんて簡単に起こる、そんな理不尽な中で舞は舞なりに我慢して、ここまで頑張ってきたのだ。
その頑張りを、私は否定したいわけじゃなくて、否定するつもりはない。
何だか、考えていることがズレてるかもしれないけど、ずっと私が考えてきたことと繋ぎ合わせると、こういう話だ。
舞は閉店後、スタッフルームに戻ってずっと慣れた手つきで会計用のタブレット端末とノートパソコンを見比べながら、クローズ作業をしていた。
(私にできること……、上手くまとまらないなぁ……、ずっと過ごしてきたのに……)
願いとは裏腹に現実は厳しい、そのことも十分分かっているだけに無責任なことは舞には言えない。つまりは、私は私なりに思っていることを伝えるしかないのかなと思った。
「舞、終わりそう?」
私は舞が疲れていないか慎重に見極めながら話しかけた。
「あっ、先輩、待ってくれてたんですか? 先に上がってもらってよかったのに」
舞の私を心配する言葉を聞くと、舞が稗田さんのことを傷つけるようなことを言ったとにわかに信じ難かったが、それは私の主観的な見方に過ぎないと自分に言い聞かせた。
「うん、久しぶりに話しがしたくって。あんまりゆっくり話す機会もしばらくなかったから」
私はなんとか話を取り付ける、私だけ無関係で知らないふりなんてしたくはない、本当に覚悟が必要な時だと思うから。
「そうですね、気付いたら新学期も始まってしまいましたから。あたしは先輩の活動を応援することしか出来ませんでしたが」
二人の会話は自然なもので、ファミリアで出会ってから長い付き合いならではのものだった。
しかし、最近は特に私が忙しくて非番が多かったことや、シフトの関係上、舞が休日の日に私が出勤することが多かった。そのため、二人がこうして揃ってシフトが重なったのは久しぶりだった。
「戸締りはあたし達の仕事ですし、それじゃあ少し話してから、戸締りしますか」
「うん、舞がそれでいいなら」
「はい、あたしも久々に先輩とは話したかったですから。その後のアイドル活動がどうなってるかとか、気になって気になって、ずっと聞きたかったですから」
気が滅入るようなこともある中で私の前では饒舌で上機嫌な舞の姿は少し儚いものに見えた。
私は今日くらいは気を紛らわせてあげるほうがいいのではと思ったが、それは稗田さんとの関係が修復出来る見通しが立ってからなのだろう。
「苦労話ばっかりで、あんまりおもしろい話はないんだけどね」
「そういうのも、先輩とは共有しておきたいんです」
「それならいいけど、舞も物好きね」
「だって、アイドルなんて、なろうと思ってなれるわけじゃないですからね。こんなに近くにアイドルがいたら、興味あるに決まってるじゃないですか」
「あんまりアイドルアイドル言われると、恥ずかしいんだけど。私、そこまで憧れがあったわけでもなくって、あんまり意識して活動してるわけじゃないから」
「確かに先輩を見ているとそうだろうなと思います。でも、そういうフラットなくらいが丁度いいんじゃないかと思いますよ」
「そうかな、必死にアイドル目指して頑張ってる子には悪いんだけど」
私のことに興味を持って話してくれる舞は悪い子ではないのだけど、その優しさをもう少し他の人にも分けて上げられればと思う。話し始めると自然とずっと会話のラリーが続いてしまって私は時間をつい忘れてしまう。
舞の私を応援してくれている気持ちは純粋に嬉しくて、でも、私は舞をちゃんと応援してあげたいと思っている。その気持ちが届けられればいいんだけど。
気持ちを整理しようと複雑な感情が私の中で渦巻いた。
応援するということ、それは正しい方向に導いてあげることなのだろうけど、私自身何が正しいかなんて偉そうなことを言えるほど賢くもない。
―――でも三つ子の姉弟で仲良く出来ない現状を放っておくわけにもいかないから。
「もうすぐ終わります」
デスクでノートパソコンと睨めっこする舞が私に言った。
「それじゃあ、コーヒー淹れてくるわね」
こういう夜の時間に集中するのにはコーヒーに限る、それにファミリアのコーヒーは私も舞も好きだから、こういう時にはよく飲んでいる。
「ありがとうございます、ミルクもお願いしていいです?」
「ええ、本当、仕事熱心ね」
「先輩のことを見習って、二人のお店を守りたいって思ってたらこうなっていただけですよ」
そう口にする舞は真っすぐで揺るぎないもので、舞の存在意義そのものだった。
私はスタッフルームを出て二人分のコーヒーを淹れながら考える。
舞を変えてしまった責任は私にもある、それはきっと私が考えていた以上に根深いものだ。
日々、頑張る舞の姿が頭の中から離れない。
最初に出会った日から可愛がってきたことの責任を強く感じた。
香り高いコーヒーの香りに心が安らぐ。厨房以外のフロアーの照明はすでに消してあり、店内BGMも切られた店舗内はとても静かで、あんなに賑わっていた時間のことさえ懐かしく感じさせる。
小さなカップに冷蔵庫から取り出したミルクを入れて、私は疲労と眠気を我慢しながら舞が待つスタッフルームに戻った。
(帰りにでも話しかければいいよね……、気は重いけど、稗田さんと舞のために早くなんとかしなきゃ)
休憩に入って、仕事中はオフにしていた通知を見ると浩二からメッセージが入っていた。タイミング的に嫌な予感を感じ、一体何だろうと思いながら私はスタッフルームの机に腰掛けメッセージを見ると、嫌な予感が的中した。
(唯花、最善は尽くしたが任務は失敗した、後は頼んだって……、あいつまた何か余計なことをしたわね……)
謝罪を示す絵文字まで入っていて、これは絶対余計なことをして、勝手に反省して、後の事は任せたってことに違いない……。
(はぁ……、もう、仕方ないんだから……、了解っと)
浩二へ軽く返事をして、舞のことは出来る限り私がどうにか説得するなり解決策を見出さなければならなければ改めて思った。私は休憩時間にどうしたらいいのか考えたがこれといった名案は浮かばず、時間通りシフトに戻った。
忙しさで、どう説得しようか考える暇もなく、クローズの時間になる。
店長は早々に上の階に上がってしまって戸締りは私たちに任されることになった。それ自体は最近珍しいことでもないんだけど。
私はオープニングスタッフで最初から店長とその奥さんと一緒に働いてきて、それからしばらくして舞がやってきた。
奥さんの方が病気で来られなくなってから、追加でスタッフの募集をかけて、何人かは入ってきたけど、その分、先輩としてトレーニングする立場にもなった私や舞は忙しい毎日になった。
そうしたことが一年以上続いて、私の方がネット活動で忙しくなってからは、舞がバイトリーダーのような立場になって、みんなのことを引っ張りながら、店長の手助けをしている。
気づけば舞なしでは考えられない、経営できないお店になってしまっているのが現実だった。頼られればやり甲斐もあるだろうから、それだけ頑張って働いている舞のことを責めるようなことはできない。
本当はもっと上手いやり方があったのかもしれないけど、ファミリアがずっと残ることを願うと、都合のいいことを言っていられないのが現実だった。
でも、私はもう少し周りを信用して、受け入れて、頼る方向に進んだ方が、舞のためになると思うようになっていた。
こう、考えてはいるけど、この気持ちを上手に伝えられる自信は実際ない。
後から入ってきた後輩だって責任を押し付けられたくはないと考えていて、そのことを舞だって気付いているから、率先して自分から店長を支えようとしているんだ。
舞だって必死だし、すぐに周りを信じられるわけじゃない。今までだって、何度も裏切られることだって経験している。急に辞めちゃったり、来なくなった子だっているし、心変わりなんて簡単に起こる、そんな理不尽な中で舞は舞なりに我慢して、ここまで頑張ってきたのだ。
その頑張りを、私は否定したいわけじゃなくて、否定するつもりはない。
何だか、考えていることがズレてるかもしれないけど、ずっと私が考えてきたことと繋ぎ合わせると、こういう話だ。
舞は閉店後、スタッフルームに戻ってずっと慣れた手つきで会計用のタブレット端末とノートパソコンを見比べながら、クローズ作業をしていた。
(私にできること……、上手くまとまらないなぁ……、ずっと過ごしてきたのに……)
願いとは裏腹に現実は厳しい、そのことも十分分かっているだけに無責任なことは舞には言えない。つまりは、私は私なりに思っていることを伝えるしかないのかなと思った。
「舞、終わりそう?」
私は舞が疲れていないか慎重に見極めながら話しかけた。
「あっ、先輩、待ってくれてたんですか? 先に上がってもらってよかったのに」
舞の私を心配する言葉を聞くと、舞が稗田さんのことを傷つけるようなことを言ったとにわかに信じ難かったが、それは私の主観的な見方に過ぎないと自分に言い聞かせた。
「うん、久しぶりに話しがしたくって。あんまりゆっくり話す機会もしばらくなかったから」
私はなんとか話を取り付ける、私だけ無関係で知らないふりなんてしたくはない、本当に覚悟が必要な時だと思うから。
「そうですね、気付いたら新学期も始まってしまいましたから。あたしは先輩の活動を応援することしか出来ませんでしたが」
二人の会話は自然なもので、ファミリアで出会ってから長い付き合いならではのものだった。
しかし、最近は特に私が忙しくて非番が多かったことや、シフトの関係上、舞が休日の日に私が出勤することが多かった。そのため、二人がこうして揃ってシフトが重なったのは久しぶりだった。
「戸締りはあたし達の仕事ですし、それじゃあ少し話してから、戸締りしますか」
「うん、舞がそれでいいなら」
「はい、あたしも久々に先輩とは話したかったですから。その後のアイドル活動がどうなってるかとか、気になって気になって、ずっと聞きたかったですから」
気が滅入るようなこともある中で私の前では饒舌で上機嫌な舞の姿は少し儚いものに見えた。
私は今日くらいは気を紛らわせてあげるほうがいいのではと思ったが、それは稗田さんとの関係が修復出来る見通しが立ってからなのだろう。
「苦労話ばっかりで、あんまりおもしろい話はないんだけどね」
「そういうのも、先輩とは共有しておきたいんです」
「それならいいけど、舞も物好きね」
「だって、アイドルなんて、なろうと思ってなれるわけじゃないですからね。こんなに近くにアイドルがいたら、興味あるに決まってるじゃないですか」
「あんまりアイドルアイドル言われると、恥ずかしいんだけど。私、そこまで憧れがあったわけでもなくって、あんまり意識して活動してるわけじゃないから」
「確かに先輩を見ているとそうだろうなと思います。でも、そういうフラットなくらいが丁度いいんじゃないかと思いますよ」
「そうかな、必死にアイドル目指して頑張ってる子には悪いんだけど」
私のことに興味を持って話してくれる舞は悪い子ではないのだけど、その優しさをもう少し他の人にも分けて上げられればと思う。話し始めると自然とずっと会話のラリーが続いてしまって私は時間をつい忘れてしまう。
舞の私を応援してくれている気持ちは純粋に嬉しくて、でも、私は舞をちゃんと応援してあげたいと思っている。その気持ちが届けられればいいんだけど。
気持ちを整理しようと複雑な感情が私の中で渦巻いた。
応援するということ、それは正しい方向に導いてあげることなのだろうけど、私自身何が正しいかなんて偉そうなことを言えるほど賢くもない。
―――でも三つ子の姉弟で仲良く出来ない現状を放っておくわけにもいかないから。
「もうすぐ終わります」
デスクでノートパソコンと睨めっこする舞が私に言った。
「それじゃあ、コーヒー淹れてくるわね」
こういう夜の時間に集中するのにはコーヒーに限る、それにファミリアのコーヒーは私も舞も好きだから、こういう時にはよく飲んでいる。
「ありがとうございます、ミルクもお願いしていいです?」
「ええ、本当、仕事熱心ね」
「先輩のことを見習って、二人のお店を守りたいって思ってたらこうなっていただけですよ」
そう口にする舞は真っすぐで揺るぎないもので、舞の存在意義そのものだった。
私はスタッフルームを出て二人分のコーヒーを淹れながら考える。
舞を変えてしまった責任は私にもある、それはきっと私が考えていた以上に根深いものだ。
日々、頑張る舞の姿が頭の中から離れない。
最初に出会った日から可愛がってきたことの責任を強く感じた。
香り高いコーヒーの香りに心が安らぐ。厨房以外のフロアーの照明はすでに消してあり、店内BGMも切られた店舗内はとても静かで、あんなに賑わっていた時間のことさえ懐かしく感じさせる。
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