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第一章
第1話 ティル
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「これも解体しておけよ」
「はい」
僕は解体士のティル。日本で暮らしていたごくごく普通の社会人だった。そんな僕は不慮の事故で死んだらこの世界にやってきていた。いわゆる異世界転生というやつだ。中世ヨーロッパの世界で魔法と剣の世界。夢にまで見た世界だけど、現実は厳しい。
孤児だった僕はエイクテッドという街の孤児院で育って、14歳になった時冒険者ギルドに勤めることになった。
そして今、解体を担当しているから冒険者に解体をお願いされる。解体室はとても広いけど、今は僕しかいない。冒険者の口調が厳しいのは僕が解体しかできない役立たずだからだ。
この世界にダンジョンと言われる魔物の巣窟が出来るようになって長いときが流れた。人類はそれに合わせて進化してきたらしい。
レベルと言われる身体強化のすべを突然手に入れることになったんだ。そんな不思議な力に目覚めたものたちをみんなは冒険者と呼ぶ。
レベルが上がると綺麗な女性の声でレベルアップを告げてくれるらしい。
そこで僕が何で役立たずかがわかるってわけ。
「あれが有名なレベル上限5のガキか」
「ああ、冒険者なのに解体士をしてるんだよ」
「……」
解体の依頼に来た冒険者が僕を指さしてひそひそと話してる。
通常、冒険者のレベル上限は100と言われている。冒険者となると眼をつぶってステータスと心の中で叫ぶと自分のレベルやステータスが見える。こんな風に、
名前 ティル
職業 解体士
レベル 1/5
HP 7
MP 2
STR 6
DEF 7
DEX 7
AGI 10
INT 8
MND 8
スキル
【解体中級】
普通の人はレベルの欄に/が入ることはない。なので上限はゲームなんかでお馴染みの100と言われているんだ。
レベルが5にしかならない僕を育ててもしょうがないということで解体の仕事をさせられているんだ。させられていると言ってもギルドの人には良くしてもらってるけどね。
死なれたら冒険者を粗末にしたとかいうことで責任者が大変なことになるみたい。まあ、僕も死にたくはないので今の仕事に満足してる。
おかげでスキル解体が中級まで上がったしね。前までウルフの解体が十分かかっていたのが五分になって早く帰れるようになったんだよな~。歩合制の仕事なので解体すればするほどお金ももらえるしかなりウハウハだよ。
まあ、お金を多くもらっても使う予定はないけどね。
「さて、次で最後だな」
最後のウルフの解体をしようと冒険者が持ってきた袋を開ける。
普通の物とは違って三倍ほどの大きさ、真っ黒な体躯のウルフが姿を現した。まだ温かい、新鮮な死骸だな。
「さて、じゃんじゃんやっていこう」
大きいだけあって普通よりも時間がかかりそうだ。首からお腹へと短刀を差し込んでいく。魔物の毛皮はかなりの硬さ、冒険者になった人なら容易に切れるわけだけど一般人じゃかなり苦労する。
ナイフでは刃がたたないので短刀を使うんだけど、それでも苦労する。レベルが低いから致し方ない。
このウルフのレベルが僕をはるかに超えているせいでもあるだろうけどね。
「キャン……」
「わっ!? びっくりした……」
首からお腹へ刀を突き入れている最中、急にウルフが声をあげた。温かいと思っていたらまだ生きていたみたいだ。
たぶん、麻痺とかそういった毒を盛られていたんだろうね。それで僕の解体が最後の一撃になって絶命したんだろう。
「む、これは苦情を言わないとな。生きてて僕に襲い掛かってきたら確実に死んでいたからね
」
まったく、生きているか死んでいるかくらいちゃんと調べてほしいもんです。そんな愚痴をこぼしていると初めて聞く綺麗な声が聞こえてきた。
『レベルが5になりました』
「わっ!? び、びっくりした」
急に声が聞こえたから飛び上がって驚いてしまった。脳に直接聞こえてくる声、これが噂の神の声か、初めての事だからなんだか感動する。
「って! 驚いてる場合じゃない。上限の5レベルになったって言ってるぞ!」
上限いっぱいにレベルが上がるほどの魔物だったってことか……って5レベルなんてたいしたことじゃないか。
『上限いっぱいまでレベルが上がりました』
「は~、やっぱりあれは上限なのか」
今までレべルをあげる気が起きなかったのはこれなんだよね。本当に上限だったらどうしようって思っていたからなんだ。
成長出来ないなんて最低なRPGだもんな。ゲームが好きな僕としては本当に残念なことだよ。
『上限に達したので転生が可能です。転生しますか?』
「へ? 転生?」
聞きなじみのある言葉に首を傾げる。転生ってまた生まれ変わってしまうの? 上限行ったら別の体に生まれ変わるなんてめんどくさすぎるよ。
「あれ? 転生って言っているけど、選択肢がある?」
目を瞑りなおすと選べるカーソルみたいのが見える。視線をずらすようにするだけで動かせる。
選択肢には俗にいう職業と言われるものの名前が見える。
「【戦士】【剣士】【魔法使い】【武闘家】【僧侶】。なるほど、ゲームの転生か」
転生って言うのは新しい才能を得られるってことなのかな。冒険者が名乗る時や冒険者ギルドに職業を言うんだけど、その時の職業の種類が記載されてるね。
じゃあ、手始めに。
「剣士!」
やっぱり僕も男の子だ。剣を自由に扱えるようになれたらカッコいいよね。
戦士もいいけど、やっぱり最初は使いやすそうな片手剣でしょ。ちなみに戦士は両手斧が有名だね
『剣士が選択されました。あなたの新しい才能が授与されました』
「わあ。体が軽くなった」
体が軽くなってステータスが気になったので
名前 ティル
レベル 1/5
HP 48
MP 20
STR 30
DEF 35
DEX 35
AGI 41
INT 37
MND 37
スキル
【解体中級】【剣士下級】
ステータスも上がっていてスキルも増えた。
冒険者のみんなはこんなに体が軽いのか。なんだか僕ももっとレベルをあげたくなっちゃったな。ってレベルが1に戻ってる。転生すると1になるのか、これって俗にいうチートなんじゃないのかな?
5レベルになる程度の経験値を得れば職業のスキルを手に入れられるってことでしょ。
なんだか楽しくなってきた。
「はい」
僕は解体士のティル。日本で暮らしていたごくごく普通の社会人だった。そんな僕は不慮の事故で死んだらこの世界にやってきていた。いわゆる異世界転生というやつだ。中世ヨーロッパの世界で魔法と剣の世界。夢にまで見た世界だけど、現実は厳しい。
孤児だった僕はエイクテッドという街の孤児院で育って、14歳になった時冒険者ギルドに勤めることになった。
そして今、解体を担当しているから冒険者に解体をお願いされる。解体室はとても広いけど、今は僕しかいない。冒険者の口調が厳しいのは僕が解体しかできない役立たずだからだ。
この世界にダンジョンと言われる魔物の巣窟が出来るようになって長いときが流れた。人類はそれに合わせて進化してきたらしい。
レベルと言われる身体強化のすべを突然手に入れることになったんだ。そんな不思議な力に目覚めたものたちをみんなは冒険者と呼ぶ。
レベルが上がると綺麗な女性の声でレベルアップを告げてくれるらしい。
そこで僕が何で役立たずかがわかるってわけ。
「あれが有名なレベル上限5のガキか」
「ああ、冒険者なのに解体士をしてるんだよ」
「……」
解体の依頼に来た冒険者が僕を指さしてひそひそと話してる。
通常、冒険者のレベル上限は100と言われている。冒険者となると眼をつぶってステータスと心の中で叫ぶと自分のレベルやステータスが見える。こんな風に、
名前 ティル
職業 解体士
レベル 1/5
HP 7
MP 2
STR 6
DEF 7
DEX 7
AGI 10
INT 8
MND 8
スキル
【解体中級】
普通の人はレベルの欄に/が入ることはない。なので上限はゲームなんかでお馴染みの100と言われているんだ。
レベルが5にしかならない僕を育ててもしょうがないということで解体の仕事をさせられているんだ。させられていると言ってもギルドの人には良くしてもらってるけどね。
死なれたら冒険者を粗末にしたとかいうことで責任者が大変なことになるみたい。まあ、僕も死にたくはないので今の仕事に満足してる。
おかげでスキル解体が中級まで上がったしね。前までウルフの解体が十分かかっていたのが五分になって早く帰れるようになったんだよな~。歩合制の仕事なので解体すればするほどお金ももらえるしかなりウハウハだよ。
まあ、お金を多くもらっても使う予定はないけどね。
「さて、次で最後だな」
最後のウルフの解体をしようと冒険者が持ってきた袋を開ける。
普通の物とは違って三倍ほどの大きさ、真っ黒な体躯のウルフが姿を現した。まだ温かい、新鮮な死骸だな。
「さて、じゃんじゃんやっていこう」
大きいだけあって普通よりも時間がかかりそうだ。首からお腹へと短刀を差し込んでいく。魔物の毛皮はかなりの硬さ、冒険者になった人なら容易に切れるわけだけど一般人じゃかなり苦労する。
ナイフでは刃がたたないので短刀を使うんだけど、それでも苦労する。レベルが低いから致し方ない。
このウルフのレベルが僕をはるかに超えているせいでもあるだろうけどね。
「キャン……」
「わっ!? びっくりした……」
首からお腹へ刀を突き入れている最中、急にウルフが声をあげた。温かいと思っていたらまだ生きていたみたいだ。
たぶん、麻痺とかそういった毒を盛られていたんだろうね。それで僕の解体が最後の一撃になって絶命したんだろう。
「む、これは苦情を言わないとな。生きてて僕に襲い掛かってきたら確実に死んでいたからね
」
まったく、生きているか死んでいるかくらいちゃんと調べてほしいもんです。そんな愚痴をこぼしていると初めて聞く綺麗な声が聞こえてきた。
『レベルが5になりました』
「わっ!? び、びっくりした」
急に声が聞こえたから飛び上がって驚いてしまった。脳に直接聞こえてくる声、これが噂の神の声か、初めての事だからなんだか感動する。
「って! 驚いてる場合じゃない。上限の5レベルになったって言ってるぞ!」
上限いっぱいにレベルが上がるほどの魔物だったってことか……って5レベルなんてたいしたことじゃないか。
『上限いっぱいまでレベルが上がりました』
「は~、やっぱりあれは上限なのか」
今までレべルをあげる気が起きなかったのはこれなんだよね。本当に上限だったらどうしようって思っていたからなんだ。
成長出来ないなんて最低なRPGだもんな。ゲームが好きな僕としては本当に残念なことだよ。
『上限に達したので転生が可能です。転生しますか?』
「へ? 転生?」
聞きなじみのある言葉に首を傾げる。転生ってまた生まれ変わってしまうの? 上限行ったら別の体に生まれ変わるなんてめんどくさすぎるよ。
「あれ? 転生って言っているけど、選択肢がある?」
目を瞑りなおすと選べるカーソルみたいのが見える。視線をずらすようにするだけで動かせる。
選択肢には俗にいう職業と言われるものの名前が見える。
「【戦士】【剣士】【魔法使い】【武闘家】【僧侶】。なるほど、ゲームの転生か」
転生って言うのは新しい才能を得られるってことなのかな。冒険者が名乗る時や冒険者ギルドに職業を言うんだけど、その時の職業の種類が記載されてるね。
じゃあ、手始めに。
「剣士!」
やっぱり僕も男の子だ。剣を自由に扱えるようになれたらカッコいいよね。
戦士もいいけど、やっぱり最初は使いやすそうな片手剣でしょ。ちなみに戦士は両手斧が有名だね
『剣士が選択されました。あなたの新しい才能が授与されました』
「わあ。体が軽くなった」
体が軽くなってステータスが気になったので
名前 ティル
レベル 1/5
HP 48
MP 20
STR 30
DEF 35
DEX 35
AGI 41
INT 37
MND 37
スキル
【解体中級】【剣士下級】
ステータスも上がっていてスキルも増えた。
冒険者のみんなはこんなに体が軽いのか。なんだか僕ももっとレベルをあげたくなっちゃったな。ってレベルが1に戻ってる。転生すると1になるのか、これって俗にいうチートなんじゃないのかな?
5レベルになる程度の経験値を得れば職業のスキルを手に入れられるってことでしょ。
なんだか楽しくなってきた。
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