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第三章 王都リナージュ
第十七話 プレゼント
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カテジナ叔母さんの料理を堪能して僕らはくつろいだ。
まさか、カテジナ叔母さんの料理があんなにおいしいなんて思わなかったので驚いていると、「ユアンもルークも小さいときには私が料理を作っていたんだよ。うまいに決まっているだろ」と言われてそれもそうかと納得した。
この宮殿は僕が建てた孤児院よりも大きい、120坪ほどの広さがあるだろうか。更に二階と地下が二階と流石の建造物です。地下には貯蔵庫の一階と二階はワイン蔵のようなものになっていた。また、お風呂が大浴場で男女で順番にはいろうとユアンと一緒に向かうとモナーナにユアンを取られてしまって仕方なく一人で入ることになってしまった。大浴場に一人ってなんだかさみしい、シクシクと一人で体を洗っていると背後に人の気配が。
「お背中、流しますよ」
「・・・ええっ」
ルナさんが湯煙の中から現れて僕の背中を流し始めた。もちろん全裸です。時折、触れるルナさんの肌がとても柔らかい。
「緊張していますね。大丈夫ですよ。何もしません。ただ今日あった人を私は見ていたのです」
「ああ、夢見のスキルですか、でも今じゃなくちゃダメなんですか?」
そうだった。ルナさんにはそういったスキルがあったんだね。そして、僕の疑問はスルーされました。
「ゴルインといった騎士とその取り巻きの記憶を探ってみたのですがアルテナ様の言っていた旅芸人の団長と会っているようでした」
「えっ、てことは寄生されていたってこと?」
「いえ、ノーブルローズの種は貴重なもののようです。あの者たちにつけられていたのは一部の感情を大きくする。魔蟲と言われるものです。たぶん、プライドを強くする類の命令を課せられていたのでしょう。それでティリス様の言葉に過剰に反応してあなたを殺そうとしてしまったのです」
ふむふむ、プライドで人を殺せるのか、なんだか感慨深い。僕は14歳まで侮辱され続けてたからプライドなんて微塵もありません。だから、そういう人の考えはわからないんだよね。でも、ノーブルローズだけじゃなくてそう言ったものもあるとなるとお城にいる人、全員が操られる危険があるんじゃ?
「まさか!カテジナ叔母さんは?」
「彼女は大丈夫ですよ。それにユアンさんは心眼のスキルを持っていますでしょ。心眼ならば蟲の方に気付くことはできます」
そうか、ユアンは心眼を持っている。クコの変装を見破ったほどのスキルなら蟲くらいわかるよね。ということは今のカテジナさんはやっぱり本物なんだね。よかったよかった。
「偶々、あの騎士たちと会うことがなかったのでしょう。心眼のスキルは効果範囲が狭いですからね」
ルナさんは頷きながら話している。
「そんなに見つめないでください。流石に恥ずかしいです」
「ああっ、ごめんなさい!」
別にルナさんを見ていたわけではないんだけど、そう言われると意識してしまう。僕は急いで体についた泡を流して湯船に浸かった。
「話はそれだけですが、私も堪能させていただきますね」
「ええ」
「ご自分だけ洗われて、すぐに湯につかってしまい、さらに私には湯船にはいるなと?」
「あ、いえ、ごめんなさい」
ルナさんが湯船に入ってきて僕は引き留めようと思って声を上げたんだけどルナさんに論破されてしまいました。僕は口まで湯船に浸かった。
「気持ちいいですね。全身の血行が良くなるようなそんな感じです」
「ブクブクッ」
ルナさんは見せつけるように両手を伸ばして声を上げた。流石のエルフというかなんというか、綺麗な白い肌はまるでシルクのように滑らかで水をはじいている。ミドリの髪も水を含むと光を反射して輝きを放っていてとても綺麗です。
「じゃ、じゃあ、先に上がるね」
「もうですか?では私がお体をお拭きしますよ」
「いや、いいです。お構いなく~」
「これも世界樹様からの命令ですから」
「ええっ・・・・ってそんなわけないでしょ。レインはそんな空気の読めない子じゃありません」
ルナさんが僕の体を拭くと言ってきたので驚いて遠慮するとレインが命令したとか言って強行しようとしてきました。だけど、レインがそんな命令をするわけがないので僕は騙されない。思惑通りにいかなかったのかルナさんは頬を膨らませて怒っていました。こんなところモナーナに見られたらたまったものじゃないよ。
「ルーク・・・」
「兄さん!」
モナーナとユアンが一緒になってお風呂場に来てしまいました。
「ルナさんを探していて、まさかと思ったら・・・」
「兄さん、このエルフは要るものなの?」
モナーナとユアンが恐ろしい顔で迫ってきた。ユアンの眼は虚ろで本当に剣をちらつかせている。
「別に何もないよ。ああ~そうだ。ユアンにプレゼントがあるんだ~。はい、これ」
「も~兄さん、そんなことじゃごまかされないよ。僕はもう大人なんだから」
誤魔化そうと思ってユアンに作っておいた剣を渡した。その剣はクコの鱗から作った極上品。夜の漆黒よりも黒い剣でユアンには似合わないかもしれないけどとっても強いんだ。
「綺麗な黒だね。それに、今まで見たどの剣よりも力強さを感じる」
「ユアンの事を想って作ったんだよ」
「兄さん・・・大好き」
「ははは、ユアンは甘えん坊だね」
僕の言葉にユアンは涙して喜んでくれた。ハグまでしてくれて大好きだってさ、そう言うことは女の子に言わないと駄目なのにね。
モナーナもルナさんも羨ましそうにみてきていたので二人にもちょっとしたものをプレゼントすることにしました。制作欲は豊富だったので色々作ってはいたんだよね。
モナーナには魔法使いの帽子、素材はもちろん、クコの鱗。とっても丈夫で魔力も纏いやすいからさらにモナーナは強くなりました。ルナさんは狩人だから弓だね。骨細工で作ったものもまだいくつかあったんだけど折角なのでクコの鱗から作ってみた。すべてを包み込んでしまうかのような、真っ黒な弓で矢は魔力で作り出すことができる。エルフである、ルナさんなら無限に近いほど撃てるだろうね。
何とか三人の機嫌を取りつつ僕は寝床についた。カテジナ叔母さんが親子で寝ようと言ってくれて僕とユアンは叔母さんを挟んでキングサイズのベッドで眠りに入った。この日、僕の夢の中にリバーハブ村の家で仲良くする僕らがいたのが見えて枕を濡らした。
まさか、カテジナ叔母さんの料理があんなにおいしいなんて思わなかったので驚いていると、「ユアンもルークも小さいときには私が料理を作っていたんだよ。うまいに決まっているだろ」と言われてそれもそうかと納得した。
この宮殿は僕が建てた孤児院よりも大きい、120坪ほどの広さがあるだろうか。更に二階と地下が二階と流石の建造物です。地下には貯蔵庫の一階と二階はワイン蔵のようなものになっていた。また、お風呂が大浴場で男女で順番にはいろうとユアンと一緒に向かうとモナーナにユアンを取られてしまって仕方なく一人で入ることになってしまった。大浴場に一人ってなんだかさみしい、シクシクと一人で体を洗っていると背後に人の気配が。
「お背中、流しますよ」
「・・・ええっ」
ルナさんが湯煙の中から現れて僕の背中を流し始めた。もちろん全裸です。時折、触れるルナさんの肌がとても柔らかい。
「緊張していますね。大丈夫ですよ。何もしません。ただ今日あった人を私は見ていたのです」
「ああ、夢見のスキルですか、でも今じゃなくちゃダメなんですか?」
そうだった。ルナさんにはそういったスキルがあったんだね。そして、僕の疑問はスルーされました。
「ゴルインといった騎士とその取り巻きの記憶を探ってみたのですがアルテナ様の言っていた旅芸人の団長と会っているようでした」
「えっ、てことは寄生されていたってこと?」
「いえ、ノーブルローズの種は貴重なもののようです。あの者たちにつけられていたのは一部の感情を大きくする。魔蟲と言われるものです。たぶん、プライドを強くする類の命令を課せられていたのでしょう。それでティリス様の言葉に過剰に反応してあなたを殺そうとしてしまったのです」
ふむふむ、プライドで人を殺せるのか、なんだか感慨深い。僕は14歳まで侮辱され続けてたからプライドなんて微塵もありません。だから、そういう人の考えはわからないんだよね。でも、ノーブルローズだけじゃなくてそう言ったものもあるとなるとお城にいる人、全員が操られる危険があるんじゃ?
「まさか!カテジナ叔母さんは?」
「彼女は大丈夫ですよ。それにユアンさんは心眼のスキルを持っていますでしょ。心眼ならば蟲の方に気付くことはできます」
そうか、ユアンは心眼を持っている。クコの変装を見破ったほどのスキルなら蟲くらいわかるよね。ということは今のカテジナさんはやっぱり本物なんだね。よかったよかった。
「偶々、あの騎士たちと会うことがなかったのでしょう。心眼のスキルは効果範囲が狭いですからね」
ルナさんは頷きながら話している。
「そんなに見つめないでください。流石に恥ずかしいです」
「ああっ、ごめんなさい!」
別にルナさんを見ていたわけではないんだけど、そう言われると意識してしまう。僕は急いで体についた泡を流して湯船に浸かった。
「話はそれだけですが、私も堪能させていただきますね」
「ええ」
「ご自分だけ洗われて、すぐに湯につかってしまい、さらに私には湯船にはいるなと?」
「あ、いえ、ごめんなさい」
ルナさんが湯船に入ってきて僕は引き留めようと思って声を上げたんだけどルナさんに論破されてしまいました。僕は口まで湯船に浸かった。
「気持ちいいですね。全身の血行が良くなるようなそんな感じです」
「ブクブクッ」
ルナさんは見せつけるように両手を伸ばして声を上げた。流石のエルフというかなんというか、綺麗な白い肌はまるでシルクのように滑らかで水をはじいている。ミドリの髪も水を含むと光を反射して輝きを放っていてとても綺麗です。
「じゃ、じゃあ、先に上がるね」
「もうですか?では私がお体をお拭きしますよ」
「いや、いいです。お構いなく~」
「これも世界樹様からの命令ですから」
「ええっ・・・・ってそんなわけないでしょ。レインはそんな空気の読めない子じゃありません」
ルナさんが僕の体を拭くと言ってきたので驚いて遠慮するとレインが命令したとか言って強行しようとしてきました。だけど、レインがそんな命令をするわけがないので僕は騙されない。思惑通りにいかなかったのかルナさんは頬を膨らませて怒っていました。こんなところモナーナに見られたらたまったものじゃないよ。
「ルーク・・・」
「兄さん!」
モナーナとユアンが一緒になってお風呂場に来てしまいました。
「ルナさんを探していて、まさかと思ったら・・・」
「兄さん、このエルフは要るものなの?」
モナーナとユアンが恐ろしい顔で迫ってきた。ユアンの眼は虚ろで本当に剣をちらつかせている。
「別に何もないよ。ああ~そうだ。ユアンにプレゼントがあるんだ~。はい、これ」
「も~兄さん、そんなことじゃごまかされないよ。僕はもう大人なんだから」
誤魔化そうと思ってユアンに作っておいた剣を渡した。その剣はクコの鱗から作った極上品。夜の漆黒よりも黒い剣でユアンには似合わないかもしれないけどとっても強いんだ。
「綺麗な黒だね。それに、今まで見たどの剣よりも力強さを感じる」
「ユアンの事を想って作ったんだよ」
「兄さん・・・大好き」
「ははは、ユアンは甘えん坊だね」
僕の言葉にユアンは涙して喜んでくれた。ハグまでしてくれて大好きだってさ、そう言うことは女の子に言わないと駄目なのにね。
モナーナもルナさんも羨ましそうにみてきていたので二人にもちょっとしたものをプレゼントすることにしました。制作欲は豊富だったので色々作ってはいたんだよね。
モナーナには魔法使いの帽子、素材はもちろん、クコの鱗。とっても丈夫で魔力も纏いやすいからさらにモナーナは強くなりました。ルナさんは狩人だから弓だね。骨細工で作ったものもまだいくつかあったんだけど折角なのでクコの鱗から作ってみた。すべてを包み込んでしまうかのような、真っ黒な弓で矢は魔力で作り出すことができる。エルフである、ルナさんなら無限に近いほど撃てるだろうね。
何とか三人の機嫌を取りつつ僕は寝床についた。カテジナ叔母さんが親子で寝ようと言ってくれて僕とユアンは叔母さんを挟んでキングサイズのベッドで眠りに入った。この日、僕の夢の中にリバーハブ村の家で仲良くする僕らがいたのが見えて枕を濡らした。
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