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第一章 始まり
第十九話 ルークとモナーナのいない間に
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フォーハンドベアーを倒してモナーナさんの待つ洞窟に戻る。
モナーナさんは洞窟の前で心配そうに駆け寄ってきた。
「ルークさん!大丈夫だったんですか?」
「はい、もう終わりましたよ」
「狼の魔物とかだったんですか?」
「・・そうですよ。狼でしたよ」
僕はミスリーと分離して洞窟にはいって食事をし直しながら話した。
僕は嘘をついた。ここでCランクの魔物を倒した何て言ったらそれこそ怒られてしまう、ハッキリ言ってこれ以上モナーナさんに強いと思われたくない。
「・・・」
モナーナさんは僕の返答を聞いて無言で体育座りでうつむいた。
「嘘は言わないでください」
「え?」
「魔物はフォーハンドベアーですよね。私見たんです」
見られていたようで気まずい空気が流れる。しばらく沈黙が続いた。
「ルークさんは私の英雄なんです」
モナーナさんが沈黙を破り言葉をつないでいく。
「どんなお話しの英雄よりも強くてカッコよくて・・・でもルークさんが嫌がる事はしない事にしました。だから誰にも言いません。私とルークさんの秘密にします」
モナーナさんは体育座りのまま僕を見つめている。僕はドギマギしながら聞いていた。何だか告白みたいでドキドキです。
「でも私とパーティーを組んでもらいますよ」
「ええ」
「これは絶対です。これからはパーティーメンバーですからモナーナさんじゃなくてモナーナって呼んでください。私もルークって呼び捨てにしますから」
モナーナさんはそう言って寝袋に寝っ転がった。僕の反論は聞かないようです。
「にゃ~」
「何だよミスリー」
呆けているとミスリーが早く寝ろと言わんばかりに鳴きだした。僕も自分の寝袋にくるまって眠った。
夜が明けて僕らは目を覚ます。魔物もフォーハンドベアーしか来なかったので静かに過ごせた。
ミスリーは伸びをして先に外に出ていった。モナーナさんも起きて僕の出した食事を口に運んでいる。目が合うと凄い笑顔で昨日の俯いていた人と同一人物とは思えない。でも笑顔がとっても可愛いな~。
「どうしたんですか?私の顔に何かついてます?」
モナーナさんがそう言って首を傾げてる。
「えっと、薬草はもう少し行った所にあるんですよね?」
「あ・・・」
「え?」
薬草がどこにあるのか聞くとモナーナさんは何かを思い出すように声を上げて頬を赤く染めて俯いた。
「まさか・・・」
「えへへへ、ルークごめんね」
モナーナさんはお茶目に舌をだして謝る。
不覚にも僕はその表情にドキッとした。どうやら、モナーナさんは僕と話したいがために薬草を探しに行くという理由を作ったようです。つまり嘘をついていたようだ。
「モナーナさん・・」
「あ~ルーク!さんはダメだよ!」
「・・・」
モナーナはそう言って指さした。何ともお茶目だがここは許すべきか、僕に対しての周囲の反応が嫌だったからわざわざここまで一緒に来て話をしてくれたんだよね。でもそれなら僕の作った小屋でもよかったんじゃないのかな?なので少しだけ叱ろう。
「モナーナ!」
「ふふ」
僕が叱るために名前を呼ぶとモナーナは嬉しそうに笑った。叱るための言葉を失うほどの可愛い顔で笑うもんだから叱れなかった。
僕の意思とは別にモナーナが僕のパーティーメンバーに加わった。
「ニャ~ア」
ミスリーが欠伸をして洞窟の出口で待っている。
・・・帰ろう。
作った小屋は流石にアイテムバックに入りきらないだろうからそのままにしておこう、もしかしたら使う日が来るかもしれないしね。
それから一日かけて僕らはエリントスに帰った。
ルークとモナーナが街を離れていた時、モナーナ魔道具店にお客さんがやってきていた。
「ごめんくださ~い」
店の前でメイドが声を上げるが店には今だれもいないので応答はなかった。
「モナーナさんなら今日外へ素材を取りに行ったわよ」
「あ、そうですか。いつ帰ってくるとかわかりますか?」
「え~と確か三日ほどとか言っていたから明日には帰ってくるんじゃないかしら?」
「そうですか」
メイドはモナーナ魔道具店の隣の家のおばちゃんから言われて考え込んでいる。
このメイドの乗ってきた馬車から察するに貴族の使いだというのが分かる。馬車にはこのエリントスを統治している貴族、エリューザの旗がたてられていた。
「困ったわね。どうしましょ」
「あなた、クルシュ様の所のメイドさんよね?」
「そうです。今ちまたで人気の骨細工のお店って聞いて来たのですが。明後日までに装飾品が欲しかったのですがまた今度になりそうですね」
困ったように呟いたメイドは馬車に乗り帰ろうとしている。
おばちゃんは何か閃いたようにポンと手を叩くと家に入っていきあるものを持ってきた。
「必要なんでしょ、持っていって。モナーナさんの所の装飾品はとても良い物なんだから」
おばちゃんはモナーナの為を思ってメイドに首飾りと指輪を渡した。真珠のように輝くそれを見てメイドは生唾を飲み込む。
「凄い、こんなものクルシュ様もしていないわ」
「そうでしょそうでしょ。モナーナ魔道具店をクルシュ様に紹介してね」
馬車は動き出しおばちゃんはメイドを見送った。
これにより、エリントスの領主にもモナーナ魔道具店、ルークの装飾品が知られるようになった。
モナーナさんは洞窟の前で心配そうに駆け寄ってきた。
「ルークさん!大丈夫だったんですか?」
「はい、もう終わりましたよ」
「狼の魔物とかだったんですか?」
「・・そうですよ。狼でしたよ」
僕はミスリーと分離して洞窟にはいって食事をし直しながら話した。
僕は嘘をついた。ここでCランクの魔物を倒した何て言ったらそれこそ怒られてしまう、ハッキリ言ってこれ以上モナーナさんに強いと思われたくない。
「・・・」
モナーナさんは僕の返答を聞いて無言で体育座りでうつむいた。
「嘘は言わないでください」
「え?」
「魔物はフォーハンドベアーですよね。私見たんです」
見られていたようで気まずい空気が流れる。しばらく沈黙が続いた。
「ルークさんは私の英雄なんです」
モナーナさんが沈黙を破り言葉をつないでいく。
「どんなお話しの英雄よりも強くてカッコよくて・・・でもルークさんが嫌がる事はしない事にしました。だから誰にも言いません。私とルークさんの秘密にします」
モナーナさんは体育座りのまま僕を見つめている。僕はドギマギしながら聞いていた。何だか告白みたいでドキドキです。
「でも私とパーティーを組んでもらいますよ」
「ええ」
「これは絶対です。これからはパーティーメンバーですからモナーナさんじゃなくてモナーナって呼んでください。私もルークって呼び捨てにしますから」
モナーナさんはそう言って寝袋に寝っ転がった。僕の反論は聞かないようです。
「にゃ~」
「何だよミスリー」
呆けているとミスリーが早く寝ろと言わんばかりに鳴きだした。僕も自分の寝袋にくるまって眠った。
夜が明けて僕らは目を覚ます。魔物もフォーハンドベアーしか来なかったので静かに過ごせた。
ミスリーは伸びをして先に外に出ていった。モナーナさんも起きて僕の出した食事を口に運んでいる。目が合うと凄い笑顔で昨日の俯いていた人と同一人物とは思えない。でも笑顔がとっても可愛いな~。
「どうしたんですか?私の顔に何かついてます?」
モナーナさんがそう言って首を傾げてる。
「えっと、薬草はもう少し行った所にあるんですよね?」
「あ・・・」
「え?」
薬草がどこにあるのか聞くとモナーナさんは何かを思い出すように声を上げて頬を赤く染めて俯いた。
「まさか・・・」
「えへへへ、ルークごめんね」
モナーナさんはお茶目に舌をだして謝る。
不覚にも僕はその表情にドキッとした。どうやら、モナーナさんは僕と話したいがために薬草を探しに行くという理由を作ったようです。つまり嘘をついていたようだ。
「モナーナさん・・」
「あ~ルーク!さんはダメだよ!」
「・・・」
モナーナはそう言って指さした。何ともお茶目だがここは許すべきか、僕に対しての周囲の反応が嫌だったからわざわざここまで一緒に来て話をしてくれたんだよね。でもそれなら僕の作った小屋でもよかったんじゃないのかな?なので少しだけ叱ろう。
「モナーナ!」
「ふふ」
僕が叱るために名前を呼ぶとモナーナは嬉しそうに笑った。叱るための言葉を失うほどの可愛い顔で笑うもんだから叱れなかった。
僕の意思とは別にモナーナが僕のパーティーメンバーに加わった。
「ニャ~ア」
ミスリーが欠伸をして洞窟の出口で待っている。
・・・帰ろう。
作った小屋は流石にアイテムバックに入りきらないだろうからそのままにしておこう、もしかしたら使う日が来るかもしれないしね。
それから一日かけて僕らはエリントスに帰った。
ルークとモナーナが街を離れていた時、モナーナ魔道具店にお客さんがやってきていた。
「ごめんくださ~い」
店の前でメイドが声を上げるが店には今だれもいないので応答はなかった。
「モナーナさんなら今日外へ素材を取りに行ったわよ」
「あ、そうですか。いつ帰ってくるとかわかりますか?」
「え~と確か三日ほどとか言っていたから明日には帰ってくるんじゃないかしら?」
「そうですか」
メイドはモナーナ魔道具店の隣の家のおばちゃんから言われて考え込んでいる。
このメイドの乗ってきた馬車から察するに貴族の使いだというのが分かる。馬車にはこのエリントスを統治している貴族、エリューザの旗がたてられていた。
「困ったわね。どうしましょ」
「あなた、クルシュ様の所のメイドさんよね?」
「そうです。今ちまたで人気の骨細工のお店って聞いて来たのですが。明後日までに装飾品が欲しかったのですがまた今度になりそうですね」
困ったように呟いたメイドは馬車に乗り帰ろうとしている。
おばちゃんは何か閃いたようにポンと手を叩くと家に入っていきあるものを持ってきた。
「必要なんでしょ、持っていって。モナーナさんの所の装飾品はとても良い物なんだから」
おばちゃんはモナーナの為を思ってメイドに首飾りと指輪を渡した。真珠のように輝くそれを見てメイドは生唾を飲み込む。
「凄い、こんなものクルシュ様もしていないわ」
「そうでしょそうでしょ。モナーナ魔道具店をクルシュ様に紹介してね」
馬車は動き出しおばちゃんはメイドを見送った。
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