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第一章
第6話 報酬
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ワダさんに連れられて奥の部屋に通された。
応接室のような部屋で向かい合わせのソファーに座る。
ワダさんは少し怒っているみたいでいくつかの書類を机にどんどんと叩きつけてる。
「まずはなぜ本当のことを言ってくれなかったんですか? 私じゃなかったら大変なことになっていましたよ。ハンターが自分の利益のために嘘をついていたんですからね」
「はあ……すいません」
「ハンター登録した時点で国との信用問題になってしまいますので魔物の討伐はちゃんと申告してもらわないと……まあ、Sランクの魔物の討伐を初めて討伐に向かった人が倒したなんていっても国は信用してくれなかったと思いますがね」
ワダさんは大きなため息とともに話して、笑顔を作ってくれた。
ハンターはいわゆる公務員みたいな位置に属す。その為、嘘の申告は結構な罪になるんだよな。それでも俺は自分の強さを隠したかった。知られると色々と不利になりそうだったからね。例えば税金とかね。
「Aランクから上の魔物を討伐すると税金は通常の20%から5%に下がります。場合によっては一生減税されることもあるんです。申告したほうがタチカワさんにとっても得しかないんですよ」
「それでもSランクを倒したとなったら国に要請されて出動なんて言うのも増えて結構タダ働きさせられるって聞きましたよ」
俺って結構テレビっこだからSランクの人の取材を見たことがあるんだよな。その時にSランクの人が愚痴ってたんだよ。あんなことになるのはごめんこうむる。
「日本人唯一のSランクの方の事を言っているんですね……。あの取材は本当にこまったことになりましたよ。電話がいくつも来ましたからね。Sランクは大変なんだから仕事を増やすようなことをするな、とか税金泥棒とか。何も知らない人が言って来たんですから」
「じゃあ、違うんですか?」
「Sランクの人が狩るよりは確かに少ない報酬かも知れませんが狩った魔物の素材はそのままその方の物ですし、それほど損はしていないはずですよ」
なるほどね。じゃあ、狩る相手が選べないっていうところが気に食わないって感じかな?
Sランクのハンターはデスグローブなんかも一人で狩れるっていう人らしいからな。……俺も狩れるからSランクなのか。うむ、ポーターの下克上というやつかな。
「では本題に入りましょう。デスグローブの死骸は家ですか?」
「いえ、ここに」
「!? 無限収納というやつですか……恐れ入りました。あなたはSランクのハンターだったんですね」
無限収納を召喚してデスグローブの死骸を取り出すとワダさんはかなり焦って死骸をまじまじと見てる。
しばらく、観察していたワダさんは大きくため息をついて、書類に何か書き始めた。
「あの、いくらくらいになりますか?」
「……そうですね。まず、ですが」
ワダさんは額の汗を拭って大きく息を吸った。息を吐き出すと同時に話しだした。
「これはデスグローブではありません……」
「え?」
「正確にいうとデスグローブですが亜種と言われるものです」
亜種? それはどういったものなんだろう?
「いわば強い版です……」
「はぁ?」
「お分かりいただけないですよね。私も分かっていませんから……」
ワダさんはなおも汗が出てくるみたいでハンカチで拭っている。それだけすごい物ってことか?
「タチカワさんはこの亜種と戦ったんですよね?」
「は、はい……」
「では、青い炎は吐いてきましたか?」
「いえ、そういえば吐いてこなかったです」
「でしょう。この亜種は青い炎を吐けなくなった代わりに筋力が上がっているものです」
だから、炎を吐いてこなかったのか。それのおかげで戦いやすかったんだよな。
でも、それが強い版なのか……いろいろと複雑だな。
だって、炎が吐けたら負けていたかもしれないからな。
ゴーレムに組ませても炎で溶かされてすぐにゴーレムは死ぬ。オウルで攻めても同じことだ。
俺の盾だって炎にある程度強いかもしれないけど、ずっとやられたら壊れる。どう考えても勝てる見込みはなさそうだ。そういうことを考えても幸運のステータスは偉大だったのかもな。
「ということで……ざっと見積もると3億程になります」
「は?」
「だ、だから~……3億程になりますよ」
ワダさんが小切手に額を書いて見せてきた。3億って書いてあるけど、夢かなこれ?
「は~。この支部では初めての億超えの報酬ですよ。タチカワさんのランクも上げないといけなくなりますが目立たないようにCランクにしておきます。これでも凄いことですがこれ以上下げてしまうと税金の問題で半分くらい持って行かないといけなくなってしまうので」
「税金ですか……Cランクだとどのくらい持っていかれるんですか?」
「5千万ですね。Cランク以下だと、2億はもらわないといけなくなるかもしれませんからここくらいが丁度いいと思います」
凄い数字がワダさんの口から放たれる。
どんどんこちらも金額に緊張してきた。
「カードをこちらに」
「あ、はい……」
カードを手渡すとワダさんはカードに書き込んでいく。手書きなのかと思ったらカードが輝いていって帰ってきたカードを見ると名前の上のランクの文字がCランクに変わっていた。
「では改めまして、Sランク以上の実力を持つタチカワ様、今後ともハンター協会をよろしくお願いいたします」
「こ、こちらこそよろしくお願いします」
小切手と共にお辞儀をしたワダさん。なんだか調子が狂いながらも受け取ってお辞儀をかえした。
「すぐに現金にいたしますか?」
「あ、出来れば」
「では1億程持ってまいりましょう」
部屋から出ていったワダさんはすぐにアタッシュケースに入った1億円を持ってきてくれた。
やっぱり、この建物造幣局じゃないか? そんなにすぐに用意できるものではないだろうに。
「お金は手に入ったことですし、クエストは?」
「えっと、家を確保したらになると思うので明日に……」
「そうですよね。ではまたのお越しをお待ちしております」
ワダさんは深くお辞儀をした。
ペコペコとお辞儀で答えて協会を後にする俺。なんだかお金の重みを感じて申し訳ないような気分になったよ。
でもまあ、これで妹と住む家を買えるお金が手に入った。
どうせなら、大家さんに話して、アパートを増築とかしてもらうか? 今まで安くしてもらったり、滞納させてもらったりしたしね。うん、話してみよう。
アタッシュケースを抱え込みながら帰路に発つ。初めての高額報酬にオドオドしまくりだ。これじゃ大金持っていますって言っているようなもんだな。
もっとお金を稼ぐ予定だから慣れて行かないとな。
慣れようと思いながらも体が硬直する俺。小市民なので仕方ないよな。
応接室のような部屋で向かい合わせのソファーに座る。
ワダさんは少し怒っているみたいでいくつかの書類を机にどんどんと叩きつけてる。
「まずはなぜ本当のことを言ってくれなかったんですか? 私じゃなかったら大変なことになっていましたよ。ハンターが自分の利益のために嘘をついていたんですからね」
「はあ……すいません」
「ハンター登録した時点で国との信用問題になってしまいますので魔物の討伐はちゃんと申告してもらわないと……まあ、Sランクの魔物の討伐を初めて討伐に向かった人が倒したなんていっても国は信用してくれなかったと思いますがね」
ワダさんは大きなため息とともに話して、笑顔を作ってくれた。
ハンターはいわゆる公務員みたいな位置に属す。その為、嘘の申告は結構な罪になるんだよな。それでも俺は自分の強さを隠したかった。知られると色々と不利になりそうだったからね。例えば税金とかね。
「Aランクから上の魔物を討伐すると税金は通常の20%から5%に下がります。場合によっては一生減税されることもあるんです。申告したほうがタチカワさんにとっても得しかないんですよ」
「それでもSランクを倒したとなったら国に要請されて出動なんて言うのも増えて結構タダ働きさせられるって聞きましたよ」
俺って結構テレビっこだからSランクの人の取材を見たことがあるんだよな。その時にSランクの人が愚痴ってたんだよ。あんなことになるのはごめんこうむる。
「日本人唯一のSランクの方の事を言っているんですね……。あの取材は本当にこまったことになりましたよ。電話がいくつも来ましたからね。Sランクは大変なんだから仕事を増やすようなことをするな、とか税金泥棒とか。何も知らない人が言って来たんですから」
「じゃあ、違うんですか?」
「Sランクの人が狩るよりは確かに少ない報酬かも知れませんが狩った魔物の素材はそのままその方の物ですし、それほど損はしていないはずですよ」
なるほどね。じゃあ、狩る相手が選べないっていうところが気に食わないって感じかな?
Sランクのハンターはデスグローブなんかも一人で狩れるっていう人らしいからな。……俺も狩れるからSランクなのか。うむ、ポーターの下克上というやつかな。
「では本題に入りましょう。デスグローブの死骸は家ですか?」
「いえ、ここに」
「!? 無限収納というやつですか……恐れ入りました。あなたはSランクのハンターだったんですね」
無限収納を召喚してデスグローブの死骸を取り出すとワダさんはかなり焦って死骸をまじまじと見てる。
しばらく、観察していたワダさんは大きくため息をついて、書類に何か書き始めた。
「あの、いくらくらいになりますか?」
「……そうですね。まず、ですが」
ワダさんは額の汗を拭って大きく息を吸った。息を吐き出すと同時に話しだした。
「これはデスグローブではありません……」
「え?」
「正確にいうとデスグローブですが亜種と言われるものです」
亜種? それはどういったものなんだろう?
「いわば強い版です……」
「はぁ?」
「お分かりいただけないですよね。私も分かっていませんから……」
ワダさんはなおも汗が出てくるみたいでハンカチで拭っている。それだけすごい物ってことか?
「タチカワさんはこの亜種と戦ったんですよね?」
「は、はい……」
「では、青い炎は吐いてきましたか?」
「いえ、そういえば吐いてこなかったです」
「でしょう。この亜種は青い炎を吐けなくなった代わりに筋力が上がっているものです」
だから、炎を吐いてこなかったのか。それのおかげで戦いやすかったんだよな。
でも、それが強い版なのか……いろいろと複雑だな。
だって、炎が吐けたら負けていたかもしれないからな。
ゴーレムに組ませても炎で溶かされてすぐにゴーレムは死ぬ。オウルで攻めても同じことだ。
俺の盾だって炎にある程度強いかもしれないけど、ずっとやられたら壊れる。どう考えても勝てる見込みはなさそうだ。そういうことを考えても幸運のステータスは偉大だったのかもな。
「ということで……ざっと見積もると3億程になります」
「は?」
「だ、だから~……3億程になりますよ」
ワダさんが小切手に額を書いて見せてきた。3億って書いてあるけど、夢かなこれ?
「は~。この支部では初めての億超えの報酬ですよ。タチカワさんのランクも上げないといけなくなりますが目立たないようにCランクにしておきます。これでも凄いことですがこれ以上下げてしまうと税金の問題で半分くらい持って行かないといけなくなってしまうので」
「税金ですか……Cランクだとどのくらい持っていかれるんですか?」
「5千万ですね。Cランク以下だと、2億はもらわないといけなくなるかもしれませんからここくらいが丁度いいと思います」
凄い数字がワダさんの口から放たれる。
どんどんこちらも金額に緊張してきた。
「カードをこちらに」
「あ、はい……」
カードを手渡すとワダさんはカードに書き込んでいく。手書きなのかと思ったらカードが輝いていって帰ってきたカードを見ると名前の上のランクの文字がCランクに変わっていた。
「では改めまして、Sランク以上の実力を持つタチカワ様、今後ともハンター協会をよろしくお願いいたします」
「こ、こちらこそよろしくお願いします」
小切手と共にお辞儀をしたワダさん。なんだか調子が狂いながらも受け取ってお辞儀をかえした。
「すぐに現金にいたしますか?」
「あ、出来れば」
「では1億程持ってまいりましょう」
部屋から出ていったワダさんはすぐにアタッシュケースに入った1億円を持ってきてくれた。
やっぱり、この建物造幣局じゃないか? そんなにすぐに用意できるものではないだろうに。
「お金は手に入ったことですし、クエストは?」
「えっと、家を確保したらになると思うので明日に……」
「そうですよね。ではまたのお越しをお待ちしております」
ワダさんは深くお辞儀をした。
ペコペコとお辞儀で答えて協会を後にする俺。なんだかお金の重みを感じて申し訳ないような気分になったよ。
でもまあ、これで妹と住む家を買えるお金が手に入った。
どうせなら、大家さんに話して、アパートを増築とかしてもらうか? 今まで安くしてもらったり、滞納させてもらったりしたしね。うん、話してみよう。
アタッシュケースを抱え込みながら帰路に発つ。初めての高額報酬にオドオドしまくりだ。これじゃ大金持っていますって言っているようなもんだな。
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