110 / 113
第3章 ルインズ
第17話 帰ろう
しおりを挟む
「返せ!」
「やだよ~。べ~」
ヘルナがさっきとは打って変わって、その場で圧のある声をあげた。ルキアはサンとトラの影に隠れてる。サンとトラも威嚇してるな。
奥の手がなくなったから日和ったかな。
「打つ手なしだろ。もうどっかへ行け」
「ぐっ……。いいのかな~。ルインズの王は私のしもべになりつつあるのよ。このままにしていいのかな~」
「あの人が?」
ヘルナの声に船にいたリステアさんが声をあげた。おかしくなったのがヘルナのせいだってわかってから気にしていたみたいなんだよな。
「お母様! どうでもいいじゃない、あんな人!」
「でも」
「お姉さま、私情で判断してはいけません。これは世界のバランスに関わることです。国が一つあの人のものになると考えると見過ごせません」
アルがリステアさんを否定しているとエスラル君が声をあげた。彼は本当に賢い、冷静に世界を考えてるな。
「じゃあよ! こいつを捕まえておいて王を回復させればいいんじゃねえか?」
「な、なによ。あんたたち」
いろいろと待たせていたダイロさん達がぞろぞろと船から出てきてヘルナを囲んでいく。ヘルナはかなり怯えてるな。
ヘルナも抵抗してきたが屈強な海の男達には勝てず、縄で縛られていった。
「この~。私にこんなことしてタダで済むと思っているの!」
「ああ、思ってるね」
「ぐぬぬ」
ヘルナがダイロさん達へと脅しをかけている。ダイロさん達は何も感じていないようだ。脅しなんて海の男には効かないよな。
「ヘルナ様!」
「やっと来たわね!」
縛り終わって少しすると馬の兵士達が現れて剣を引き抜いて近づいてきた。
「皆やめろ! これ以上この方々に迷惑をかけるな!」
エスラル君が兵士達の前にでて声を荒らげる。
驚いてみているとアルも前に出てきて兵士の前に立ちふさがる。
「エスラルは生きてる! みんなもう戻ろう」
「早く私を助けなさい。王からオラストロの王子と姫を連れ戻すようにいわれているんだからね」
アルの言葉にかぶせるようにヘルナが声をあげた。兵士達は近づいてくる。仕方ない、戦うしかないか。
「確かにエスラル様……。帰りましょう城へ」
「へ?」
兵士がそういって剣を納めた。ヘルナが呆気にとられた声をあげてあぶら汗をかいている。
「ちょ、ちょっと! 私を」
「いっかいの冒険者を雇っていただけだ。ルインズの兵士を束ねているのは私だ。勘違いするな」
兵士の人がそういうとバッサリと切るように兵士が告げた。どうやら、この兵士さんが本物の隊長さんみたい。少し怒っているように思える。
「私はバルバス。兵士長を務めています。王女様、姫、王子。さあ、帰りましょう」
バルバスさんは馬車も連れてきていたみたいだ。装飾されている豪華な馬車。
「お姉さま、お母様行きましょう。僕らで終わらせなくちゃ」
「……。そうね。エスラルが生きていたって教えればあの人も」
エスラル君の言葉にリステアさんが肯定する。アルも考え込んでるな。信じていいのかって感じか。
「そう、だね。タツミさんにも迷惑かかってるし、逃げて長引くより。それにヘルナが虫を使ってお父様を操っているみたいだし。タツミさんに治してもらえば元に戻れるはずだよ」
そうか、最初からそうすればよかったのか。
まあ、あの時は敵対していたからしょうがないよな。
「じゃあ、戻るか。ジュダインさん達には本当に申し訳なかったな~。あとで謝らないと」
「タツミさんは悪くないよ。僕らが謝るから気にしないで」
「でも、一国の姫や王女様が謝るんはやばいんじゃないか?」
「そんなの関係ないよ。とにかく、タツミさんは気にしないで」
「……。ふふ」
アルと話すとリステアさんが笑い出した。どうしたんだろうとアルと彼女を見ると、
「なんだか夫婦みたいね。懐かしいわ」
「「ええ!」」
リステアさんの言葉に二人して顔を赤くしてしまう。そんなに仲良さそうだったか?
「城に帰ったら結婚式でもしましょうか」
「ちょ、ちょっとお母様! 揶揄わないでください。タツミさんとはその……。そういう関係じゃ」
「はいはい、前回聞いたわ。じゃあ、帰りましょう。皆さん本当にすいませんでした。他の皆さんにもお伝えください。お騒がせしてすみませんと」
揶揄ってきたリステアさんが真剣な顔でみんなに謝った。みんな、笑いながら聞いてくれた。
なんだかわちゃわちゃしただけだったな。まだ終わってんないけど。
「あの……私は?」
「あ~? おまえが元凶だろ! このままこの船でこき使ってやるよ。覚悟しろよ!」
「ええ! そんな!」
「丁度雑用係が欲しかったんだ! 宿屋の仕事もいそがしくなるだろうからな。ガ~ッハッハッハ」
ダイロさんが豪快に笑った。ヘルナを召使としてこき使おうらしい。
まあ、ルキアが奪った魔石がなければ何もできないだろう。冒険者としても低レベルっぽいからな。別に大丈夫かな?
でも、一応リステアさんに聞いたほうがいいか。あいつって犯罪者だもんな。
「あれはいいんですか? 一応犯罪者ですよね」
「ん~、そうですね。国家転覆ですから普通は死刑です。でも、ならなかった。迷惑をおかけしましたしダイロジック様にあげていいと思います」
「え?」
「ふふ。(海から来たと言ってでしょ。あの方は私の英雄ですから。知っているんです)」
大海賊ダイロジック。ダイロさんの本当の姿を知っているのは俺だけじゃないみたいだ。
クスクスと笑いながらエスラル君とアルの手をとって馬車に乗っていく。俺達も続いて入るとアスベルがシルバさんと別れてついてきた。
お父さんと一緒にいればいいのにアスベルは律儀に俺についてきてくれた。シルバさんも嬉しそうに見送ってるよ。息子の成長を嬉しく思ってるのかな。俺もルキアがひとり立ちしたらあんな嬉しそうにできるだろうか。娘だちしないといけないなんて泣いてしまうだろうな。
「やだよ~。べ~」
ヘルナがさっきとは打って変わって、その場で圧のある声をあげた。ルキアはサンとトラの影に隠れてる。サンとトラも威嚇してるな。
奥の手がなくなったから日和ったかな。
「打つ手なしだろ。もうどっかへ行け」
「ぐっ……。いいのかな~。ルインズの王は私のしもべになりつつあるのよ。このままにしていいのかな~」
「あの人が?」
ヘルナの声に船にいたリステアさんが声をあげた。おかしくなったのがヘルナのせいだってわかってから気にしていたみたいなんだよな。
「お母様! どうでもいいじゃない、あんな人!」
「でも」
「お姉さま、私情で判断してはいけません。これは世界のバランスに関わることです。国が一つあの人のものになると考えると見過ごせません」
アルがリステアさんを否定しているとエスラル君が声をあげた。彼は本当に賢い、冷静に世界を考えてるな。
「じゃあよ! こいつを捕まえておいて王を回復させればいいんじゃねえか?」
「な、なによ。あんたたち」
いろいろと待たせていたダイロさん達がぞろぞろと船から出てきてヘルナを囲んでいく。ヘルナはかなり怯えてるな。
ヘルナも抵抗してきたが屈強な海の男達には勝てず、縄で縛られていった。
「この~。私にこんなことしてタダで済むと思っているの!」
「ああ、思ってるね」
「ぐぬぬ」
ヘルナがダイロさん達へと脅しをかけている。ダイロさん達は何も感じていないようだ。脅しなんて海の男には効かないよな。
「ヘルナ様!」
「やっと来たわね!」
縛り終わって少しすると馬の兵士達が現れて剣を引き抜いて近づいてきた。
「皆やめろ! これ以上この方々に迷惑をかけるな!」
エスラル君が兵士達の前にでて声を荒らげる。
驚いてみているとアルも前に出てきて兵士の前に立ちふさがる。
「エスラルは生きてる! みんなもう戻ろう」
「早く私を助けなさい。王からオラストロの王子と姫を連れ戻すようにいわれているんだからね」
アルの言葉にかぶせるようにヘルナが声をあげた。兵士達は近づいてくる。仕方ない、戦うしかないか。
「確かにエスラル様……。帰りましょう城へ」
「へ?」
兵士がそういって剣を納めた。ヘルナが呆気にとられた声をあげてあぶら汗をかいている。
「ちょ、ちょっと! 私を」
「いっかいの冒険者を雇っていただけだ。ルインズの兵士を束ねているのは私だ。勘違いするな」
兵士の人がそういうとバッサリと切るように兵士が告げた。どうやら、この兵士さんが本物の隊長さんみたい。少し怒っているように思える。
「私はバルバス。兵士長を務めています。王女様、姫、王子。さあ、帰りましょう」
バルバスさんは馬車も連れてきていたみたいだ。装飾されている豪華な馬車。
「お姉さま、お母様行きましょう。僕らで終わらせなくちゃ」
「……。そうね。エスラルが生きていたって教えればあの人も」
エスラル君の言葉にリステアさんが肯定する。アルも考え込んでるな。信じていいのかって感じか。
「そう、だね。タツミさんにも迷惑かかってるし、逃げて長引くより。それにヘルナが虫を使ってお父様を操っているみたいだし。タツミさんに治してもらえば元に戻れるはずだよ」
そうか、最初からそうすればよかったのか。
まあ、あの時は敵対していたからしょうがないよな。
「じゃあ、戻るか。ジュダインさん達には本当に申し訳なかったな~。あとで謝らないと」
「タツミさんは悪くないよ。僕らが謝るから気にしないで」
「でも、一国の姫や王女様が謝るんはやばいんじゃないか?」
「そんなの関係ないよ。とにかく、タツミさんは気にしないで」
「……。ふふ」
アルと話すとリステアさんが笑い出した。どうしたんだろうとアルと彼女を見ると、
「なんだか夫婦みたいね。懐かしいわ」
「「ええ!」」
リステアさんの言葉に二人して顔を赤くしてしまう。そんなに仲良さそうだったか?
「城に帰ったら結婚式でもしましょうか」
「ちょ、ちょっとお母様! 揶揄わないでください。タツミさんとはその……。そういう関係じゃ」
「はいはい、前回聞いたわ。じゃあ、帰りましょう。皆さん本当にすいませんでした。他の皆さんにもお伝えください。お騒がせしてすみませんと」
揶揄ってきたリステアさんが真剣な顔でみんなに謝った。みんな、笑いながら聞いてくれた。
なんだかわちゃわちゃしただけだったな。まだ終わってんないけど。
「あの……私は?」
「あ~? おまえが元凶だろ! このままこの船でこき使ってやるよ。覚悟しろよ!」
「ええ! そんな!」
「丁度雑用係が欲しかったんだ! 宿屋の仕事もいそがしくなるだろうからな。ガ~ッハッハッハ」
ダイロさんが豪快に笑った。ヘルナを召使としてこき使おうらしい。
まあ、ルキアが奪った魔石がなければ何もできないだろう。冒険者としても低レベルっぽいからな。別に大丈夫かな?
でも、一応リステアさんに聞いたほうがいいか。あいつって犯罪者だもんな。
「あれはいいんですか? 一応犯罪者ですよね」
「ん~、そうですね。国家転覆ですから普通は死刑です。でも、ならなかった。迷惑をおかけしましたしダイロジック様にあげていいと思います」
「え?」
「ふふ。(海から来たと言ってでしょ。あの方は私の英雄ですから。知っているんです)」
大海賊ダイロジック。ダイロさんの本当の姿を知っているのは俺だけじゃないみたいだ。
クスクスと笑いながらエスラル君とアルの手をとって馬車に乗っていく。俺達も続いて入るとアスベルがシルバさんと別れてついてきた。
お父さんと一緒にいればいいのにアスベルは律儀に俺についてきてくれた。シルバさんも嬉しそうに見送ってるよ。息子の成長を嬉しく思ってるのかな。俺もルキアがひとり立ちしたらあんな嬉しそうにできるだろうか。娘だちしないといけないなんて泣いてしまうだろうな。
3
お気に入りに追加
837
あなたにおすすめの小説
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
スキル【僕だけの農場】はチートでした~辺境領地を世界で一番住みやすい国にします~
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
旧題:スキル【僕だけの農場】はチートでした なのでお父様の領地を改造していきます!!
僕は異世界転生してしまう
大好きな農場ゲームで、やっと大好きな女の子と結婚まで行ったら過労で死んでしまった
仕事とゲームで過労になってしまったようだ
とても可哀そうだと神様が僕だけの農場というスキル、チートを授けてくれた
転生先は貴族と恵まれていると思ったら砂漠と海の領地で作物も育たないダメな領地だった
住民はとてもいい人達で両親もいい人、僕はこの領地をチートの力で一番にしてみせる
◇
HOTランキング一位獲得!
皆さま本当にありがとうございます!
無事に書籍化となり絶賛発売中です
よかったら手に取っていただけると嬉しいです
これからも日々勉強していきたいと思います
◇
僕だけの農場二巻発売ということで少しだけウィンたちが前へと進むこととなりました
毎日投稿とはいきませんが少しずつ進んでいきます
エルティモエルフォ ―最後のエルフ―
ポリ 外丸
ファンタジー
普通の高校生、松田啓18歳が、夏休みに海で溺れていた少年を救って命を落としてしまう。
海の底に沈んで死んだはずの啓が、次に意識を取り戻した時には小さな少年に転生していた。
その少年の記憶を呼び起こすと、どうやらここは異世界のようだ。
もう一度もらった命。
啓は生き抜くことを第一に考え、今いる地で1人生活を始めた。
前世の知識を持った生き残りエルフの気まぐれ人生物語り。
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバ、ツギクルにも載せています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる