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第七章 異変

第十七話 見なかったことにならない?

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「では手はず通りに」
「「「「了解!」」」」

 とうとうダンジョンに潜入です。

 みんなの戦闘訓練になっているので僕は後衛で支援します。といっても支援魔法を使うとみんなが超絶強くなっちゃうので控えます。

 ちなみに今の僕のレベルはこんな感じ

LV 3300

 HP 370000 [13005倍(秘匿)4811850000]
 MP 3300000 [13005倍(秘匿) 42916500000]

 STR33000 [13005倍(秘匿)429165000]
 VIT31000 [13005倍(秘匿)403155000]
 DEX31000 [13005倍(秘匿)403155000]
 AGI32000 [13005倍(秘匿)416160000]
 INT30000 [13005倍(秘匿)390150000]
 MND30000 [13005倍(秘匿)390150000]


 スキル [神眼(秘匿)][超早熟][超大器晩成][匍匐の達人][格闘術極][空中散歩][魔法全集][MP吸収][炎の魔術師][風の魔術師][土の魔術師][水の魔術師][新魔法][気]

 称号 [小さくても力持ち][ハイハイ世界記録][一歳で熊を仕留めた][一歳で世界最強][救急救命士][暗殺家業][ダイヤモンドヘッド][クッション][罠をあざ笑う者][格闘術を極めし者][永遠の体現者][深淵の森の主][新魔法発案者][二歳で女ったらし][義賊][解放者][見守る勇気][神に見初められた][海の覇者][一人で世界を賄える魔力を持つ][トレントの友][ドラゴンの友][天然][【NEW】グリード討伐][【NEW】レジー討伐][【NEW】語り継がれる者][【NEW】神の領域]

 ああ、間違えました~。倍率にレベルを変換する前の数値でした。見なかったことにしてね~。

 という事でこれが僕のステータス

LV 4

 HP 35 [16301倍(秘匿)570535]
 MP 25000 [16301倍(秘匿) 407525000]

 STR23 [16301倍(秘匿)374923]
 VIT21 [16301倍(秘匿)342321]
 DEX21 [16301倍(秘匿)342321]
 AGI20 [16301倍(秘匿)326020]
 INT19 [16301倍(秘匿)309719]
 MND19 [16301倍(秘匿)309719]



 コホンッではでは称号の説明を~。

 [【NEW】グリード討伐] グリードを倒した者に贈られる 効果はなし
 [【NEW】レジー討伐] レジーを倒した者に贈られる 効果なし
 [【NEW】語り継がれる者] 多くの人の記憶に残った者に贈られる 魅力アップ++
 [【NEW】神の領域] 神の領域へと足を踏み入れた者 神界で体を保つことができる

 とこんな感じですが神の領域の称号はレベルを倍率の方に変換したら無くなったのでステータスによって得られるみたい。語り継がれて魅力がアップってこれ以上アップしないよ、上限いっぱいさ~。

「おい、ジーニ行くぞ。隊を乱すな」
「わあ、すいません」

 エンカ先輩に怒られちゃった。そそくさとみんなの後ろにはしる。







 僕らは4人程が横並びで進めるほどの通路を進んでいく、しばらくみんなで歩いていると通路が広くなって部屋のようなエリアにつく。

「何もいないな」
「油断するな。初っ端で安全地帯が現れるはずがないからな」
「そうなんですか?」

 エンカ先輩の調べでは安全地帯は5階刻みであるみたい。という事は5階以上あるんだね~。

「安心しろ。今回の遠征は5階で終わりにする。別の学年もいるからな、そんなに時間をかけられない」

 僕は一安心、だってその間シリカさん達に会えないんだよ。一種の拷問ですよそれ。

「全くジーニは顔に出やすいな。しかし俺もエアリアに会えないのは...」
「なんか言いました?」
「いや何でもない」
「?」

 エンカ先輩がなんか言ったみたいなんだけど言わないんだったら気にしないでおこう。

「エンカ!」
「モイ!どうした?」

 モイが叫んでます。先輩だけどタスク君の事を謝ってないから呼び捨てです。

「魔物が来た。ただのゴブリンだ」
「だが量が多いな」
「よし、前衛と後衛に列を作れ、後方に下がって通路で迎え撃つぞ」

 エンカ先輩はみんなを通路に引かせる。通路の先は来た道だから敵に挟まれる心配もないのでそうしたんだろうね。

 敵はゴブリン10匹、それでも全力で狩ろうとするのは流石エンカ先輩。

「ゴブリンだからと侮るな。しっかりと仕留めていくんだ」
「「「「了解」」」」

 こちらの士気が高いのを見てゴブリンは戸惑ってる。流石にゴブリンレベルじゃ相手にならないよね。

 後衛のリムアさんの[フレアランス]を皮切りに戦闘が始まった。ダンジョン生まれのゴブリンのくせに通路での戦闘は苦手みたいで振りかざすこん棒が天井や横の壁に遮られて狼狽えてる。

 危なげなくゴブリン達を倒した僕たちは更に進んでいく。

「一階であの量のゴブリンか。これは下に行けば行くほど強い個体になるわけだが、大変なダンジョンのようだな」

 エンカ先輩はうなだれてる。だけどレベルアップ目的なら丁度よさそうだけどね。

 この階ではあの戦闘の他に二度戦闘になった。コブリンとオークがいたけど数は両方5匹で合計10匹。魔法は抑えて戦ったけど難なく倒せました。

 そして階段を見つけたので次の階層へ下ります。

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