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三冊目 眠れない夜のジュークボックス ~不器用な少年を見守る大人たち
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木曜日はジャズ。ミッドナイトミュージック。このイベントの日はほぼ必ずと言っていいほどやってくる常連客を待っていたオーナーは、飴色のワインをグラスに注ぎながらその姿を見ていた。
「お兄ちゃん一人? 今夜空いてる?」
酔って絡んでくる客を値踏みするように見ては、「空いてないわ」と軽くあしらい、オーナーの待つカウンターへとやってくる。もう用意されていた白ワインに目を輝かせつつ、カウンターの隅に肘をついて夜の挨拶を交わす。なんだ、オーナーの女か、としけた面をしながら去って行く男に気づき、いいのかあんな勘違いされて、と呟けば、問題ないと素知らぬ顔を決め込んだ。
「お前、彼氏いるんだろ」
「今ここにはいないでしょ。何、オーナーは他にもたくさん彼氏彼女がいるから困るのかしら」
「いやそういうわけじゃないけれどな。……まあお前さんも性別不詳の美人だからな、おまけに尻が緩いし、変な虫に絡まれるよりはいいか」
「最後の一言は余計よ」
不貞腐れながらも置鮎保は早速目の前のワインを一口呷った。シャンパンワインだったらしく、しゅわっと弾ける微炭酸が口の中で甘く蕩けていく。
「思い切った決断を下したみたいだな。どうしてだ」
今日来たら一番に聞きたかったことを口にすると、保もその話をするつもりでいたらしく、仕方ないことよとグラスを置いた。
「こないだオーナーにも相談させてもらったけど、今のWINGSはお互いの希望と身体的な事情が一致してない。どっちもちぐはぐで、不安定。休むなら、今しかないのよ」
「なるほどね、完全にライブも仕事も活動休止を告げられたって、勝行はひどく落ち込んでいたが」
「あの子はああ見えて野心家だからね。もっとこの先のステージに一刻も早く進みたいんだろうけど、まだ時期じゃないわ」
「納得してるのか? あいつらは」
「今多分、勝行が病院で光に説明してる頃じゃないかしら。まあ、反抗はするでしょうね。でも今の情緒不安定な状況と、光の体調の感じでは、ビジネスチャンスがいくら転がっていても、それをダメにする可能性の方が大きすぎるわ」
冷静かつ懸命な決断を下したのだろうが、急なことすぎて多感な時期の高校生たちはそう簡単に納得できないだろう。
それよりも、と保はパン、と平手でテーブルを叩いた。
「こないだ、光がまた倒れて入院したの、ここで何かあったからなんだって? 俺は逆に、その話を聞きたかったんだけど」
「ああ……勝行から何か聞いてないのか」
「自分は現場にいなくて、オーナーが全部始末してくれた後だったって言ってたわ」
「なるほど」
「渋谷のライブを観にに行ったはずの光が、なぜかここで喧嘩を売られて大暴れして喘息発作起こしたって聞いただけ。真相を詳しく」
「まあ、あれは客が悪かったんだ。光を責めてくれるな」
オーナーは深いため息をつくと、自分もグラスに次いだ水を飲み干した。
「なに……どういう喧嘩だったわけ」
訝しげに尋ねる保も、もったいぶった言い方をする彼を見ながらワインを呷る。
カラリ、と綺麗な氷の音が空のグラスで一回りした。
「ただのモンスタークレーマーさ。無茶苦茶なリクエストしやがって。うちはジャズ喫茶でもなければお持ち帰り用のナンパな店でもねえってのに、無理やり光に演奏をせがんできてな。光もほっときゃいいのに、全部演奏してやったんだ。その、観に行ったライブとやらに触発されたんだろうなあ」
「へえ。なのに、クレーマー?」
難癖つけてくる客の要望に応えて、とことんピアノで返すあたりが光らしいが、事件には更にまだ続きがあるようだ。保は言いにくそうにしているオーナーに視線を泳がせつつ、話の続きを待った。
「ああ、今度は光を気に入りすぎて。絡んできたんだ。その……」
「肉体的に?」
「そうだ」
「なるほどね。あの子は元々自閉症の気があるし、先刻嫌な思いをしたばかりよ。他人に気安く抱かれたらそりゃ心底怖かったでしょうに」
「――みたいだな。急に殴り合いの喧嘩をおっ始めちまって大騒ぎさ。客は追い払ったものの、そのまま喘息の発作ぶり返して、ブッ倒れて病院行きだ」
暴れ出した光を引き留めつつ、セクハラ行為をしてきた客には迷惑料までしっかりいただいて表で若い連中に制裁してもらった。その間、勝行が騒ぎに気づいて光を引き取りに来るまで、光はずっと震えていた。オーナーも発作を起こしながら暴れ狂う彼を押さえつけてただ抱きしめるだけしかできなかったが、彼の心はきっとこちらの想像以上に傷ついたのだろう。
納得のいく結果に相槌を打ちながら、保は残りのカクテルを飲み干した。
「で、その時勝行は別の仕事のせいで現場におらず、仲裁に間に合わなかったってわけね。あの子は活動休止の件は納得してくれたけど、自分が至らないせいだってすごく己を責めてて。何があったのか気になってたんだけど、謎が解けた」
活動休止にしてよかった、と保は独り言ちた。
「今はちょうどいい充電期間だと割り切って、一度ライブ断ちさせようと思ってね」
「……」
「体力も精神も不安定だけど、好きだから音楽に浸っていたい光。もっと先に進みたくて気持ちばかりが焦る勝行。ギターの弦がそれをよく証明していたわ」
ピン、ときつく張られた強い弦。柔らかい音楽に包まれて眠る光。
あの日ジュークボックスの前にいた二人を見た時から、保はずっとこの決断を下すべきか否か、悩んでいたらしい。閉店後まで呑みながらその相談に付き合っていたオーナーは、それもそうかもしれないなと呟き、うっすら生える顎の無精ひげに手をやった。
「WINGSがライブに出ない、バイトにも来ないとなると、うちの商売あがったりだなあ」
「何言ってんの、看板息子は出し惜しみするもんでしょ」
保はそういうと、にやり楽し気に笑みを零した。
ビジネスの世界ではどんなにその腕が優れていても、安定した楽曲提供の確約、先方の求める条件に否応なしに左右される。金を積んだ客が曲を選び、同じ音質で流れ続けるあの機械のように。だが保は、その世界の中で潰されて普通に染まっていく活動だけはさせたくないと思っていた。
「緩急つけて、WINGSのショータイムを演出するのが俺の仕事。あの子たちは、金を払って安定の音楽を奏でるジュークボックスなんじゃないわ。今をがむしゃらに駆け抜ける、生きた人間なんだから」
そう告げる保の自信に満ち溢れた姿を見て、オーナーは目尻を下げて苦笑した。
「しょうがねえな。天才美人プロデューサー様のお考えとあらば」
「ねえオーナー。それよりあいつらが復活してからのことを色々模索しておきたいのよ。今夜も、相手してくれる?」
色っぽくおねだりすると、保はワインのおかわりを要求した。
「お勘定は近い未来のWINGSに、ツケといてね」
木曜日はジャズ。ミッドナイトミュージック。このイベントの日はほぼ必ずと言っていいほどやってくる常連客を待っていたオーナーは、飴色のワインをグラスに注ぎながらその姿を見ていた。
「お兄ちゃん一人? 今夜空いてる?」
酔って絡んでくる客を値踏みするように見ては、「空いてないわ」と軽くあしらい、オーナーの待つカウンターへとやってくる。もう用意されていた白ワインに目を輝かせつつ、カウンターの隅に肘をついて夜の挨拶を交わす。なんだ、オーナーの女か、としけた面をしながら去って行く男に気づき、いいのかあんな勘違いされて、と呟けば、問題ないと素知らぬ顔を決め込んだ。
「お前、彼氏いるんだろ」
「今ここにはいないでしょ。何、オーナーは他にもたくさん彼氏彼女がいるから困るのかしら」
「いやそういうわけじゃないけれどな。……まあお前さんも性別不詳の美人だからな、おまけに尻が緩いし、変な虫に絡まれるよりはいいか」
「最後の一言は余計よ」
不貞腐れながらも置鮎保は早速目の前のワインを一口呷った。シャンパンワインだったらしく、しゅわっと弾ける微炭酸が口の中で甘く蕩けていく。
「思い切った決断を下したみたいだな。どうしてだ」
今日来たら一番に聞きたかったことを口にすると、保もその話をするつもりでいたらしく、仕方ないことよとグラスを置いた。
「こないだオーナーにも相談させてもらったけど、今のWINGSはお互いの希望と身体的な事情が一致してない。どっちもちぐはぐで、不安定。休むなら、今しかないのよ」
「なるほどね、完全にライブも仕事も活動休止を告げられたって、勝行はひどく落ち込んでいたが」
「あの子はああ見えて野心家だからね。もっとこの先のステージに一刻も早く進みたいんだろうけど、まだ時期じゃないわ」
「納得してるのか? あいつらは」
「今多分、勝行が病院で光に説明してる頃じゃないかしら。まあ、反抗はするでしょうね。でも今の情緒不安定な状況と、光の体調の感じでは、ビジネスチャンスがいくら転がっていても、それをダメにする可能性の方が大きすぎるわ」
冷静かつ懸命な決断を下したのだろうが、急なことすぎて多感な時期の高校生たちはそう簡単に納得できないだろう。
それよりも、と保はパン、と平手でテーブルを叩いた。
「こないだ、光がまた倒れて入院したの、ここで何かあったからなんだって? 俺は逆に、その話を聞きたかったんだけど」
「ああ……勝行から何か聞いてないのか」
「自分は現場にいなくて、オーナーが全部始末してくれた後だったって言ってたわ」
「なるほど」
「渋谷のライブを観にに行ったはずの光が、なぜかここで喧嘩を売られて大暴れして喘息発作起こしたって聞いただけ。真相を詳しく」
「まあ、あれは客が悪かったんだ。光を責めてくれるな」
オーナーは深いため息をつくと、自分もグラスに次いだ水を飲み干した。
「なに……どういう喧嘩だったわけ」
訝しげに尋ねる保も、もったいぶった言い方をする彼を見ながらワインを呷る。
カラリ、と綺麗な氷の音が空のグラスで一回りした。
「ただのモンスタークレーマーさ。無茶苦茶なリクエストしやがって。うちはジャズ喫茶でもなければお持ち帰り用のナンパな店でもねえってのに、無理やり光に演奏をせがんできてな。光もほっときゃいいのに、全部演奏してやったんだ。その、観に行ったライブとやらに触発されたんだろうなあ」
「へえ。なのに、クレーマー?」
難癖つけてくる客の要望に応えて、とことんピアノで返すあたりが光らしいが、事件には更にまだ続きがあるようだ。保は言いにくそうにしているオーナーに視線を泳がせつつ、話の続きを待った。
「ああ、今度は光を気に入りすぎて。絡んできたんだ。その……」
「肉体的に?」
「そうだ」
「なるほどね。あの子は元々自閉症の気があるし、先刻嫌な思いをしたばかりよ。他人に気安く抱かれたらそりゃ心底怖かったでしょうに」
「――みたいだな。急に殴り合いの喧嘩をおっ始めちまって大騒ぎさ。客は追い払ったものの、そのまま喘息の発作ぶり返して、ブッ倒れて病院行きだ」
暴れ出した光を引き留めつつ、セクハラ行為をしてきた客には迷惑料までしっかりいただいて表で若い連中に制裁してもらった。その間、勝行が騒ぎに気づいて光を引き取りに来るまで、光はずっと震えていた。オーナーも発作を起こしながら暴れ狂う彼を押さえつけてただ抱きしめるだけしかできなかったが、彼の心はきっとこちらの想像以上に傷ついたのだろう。
納得のいく結果に相槌を打ちながら、保は残りのカクテルを飲み干した。
「で、その時勝行は別の仕事のせいで現場におらず、仲裁に間に合わなかったってわけね。あの子は活動休止の件は納得してくれたけど、自分が至らないせいだってすごく己を責めてて。何があったのか気になってたんだけど、謎が解けた」
活動休止にしてよかった、と保は独り言ちた。
「今はちょうどいい充電期間だと割り切って、一度ライブ断ちさせようと思ってね」
「……」
「体力も精神も不安定だけど、好きだから音楽に浸っていたい光。もっと先に進みたくて気持ちばかりが焦る勝行。ギターの弦がそれをよく証明していたわ」
ピン、ときつく張られた強い弦。柔らかい音楽に包まれて眠る光。
あの日ジュークボックスの前にいた二人を見た時から、保はずっとこの決断を下すべきか否か、悩んでいたらしい。閉店後まで呑みながらその相談に付き合っていたオーナーは、それもそうかもしれないなと呟き、うっすら生える顎の無精ひげに手をやった。
「WINGSがライブに出ない、バイトにも来ないとなると、うちの商売あがったりだなあ」
「何言ってんの、看板息子は出し惜しみするもんでしょ」
保はそういうと、にやり楽し気に笑みを零した。
ビジネスの世界ではどんなにその腕が優れていても、安定した楽曲提供の確約、先方の求める条件に否応なしに左右される。金を積んだ客が曲を選び、同じ音質で流れ続けるあの機械のように。だが保は、その世界の中で潰されて普通に染まっていく活動だけはさせたくないと思っていた。
「緩急つけて、WINGSのショータイムを演出するのが俺の仕事。あの子たちは、金を払って安定の音楽を奏でるジュークボックスなんじゃないわ。今をがむしゃらに駆け抜ける、生きた人間なんだから」
そう告げる保の自信に満ち溢れた姿を見て、オーナーは目尻を下げて苦笑した。
「しょうがねえな。天才美人プロデューサー様のお考えとあらば」
「ねえオーナー。それよりあいつらが復活してからのことを色々模索しておきたいのよ。今夜も、相手してくれる?」
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