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第1章

87. *

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兄様は僕の秘部を中指で撫でると入口の襞(ひだ)の部分を中指の腹で繰り返しなぞるように回し、ある程度柔らかくなったところで中指の先を秘部に挿入する。

「あっ…んんっ…。」

と挿れられる度に喘ぎ声が漏れる。

「ん…?フェルの…濡れてる?凄い…まるで私を受け入れようとしてるみたいだ…。」

兄様は前回、触った時はお風呂の中だったので気付かなかったが今回は濡れていることに気付き感動していた。

それに気を良くした兄様は僕の下に回り込み僕をうつ伏せに動かした。

そして僕のお尻を高く上げ、お尻を左右に割り開くと襞の部分に舌を這わせ始める。




ぴちゃ…れろ…ぴちゃ…じゅる…




兄様の舌が入り口を舐め、舌先が秘部に入ってくる感覚が伝わってくる。

「あんっ…にいさま…きたな…んんっ!」

こちらが恥ずかしさから訴えるも兄様は構わずに舐めてくる。

僕は枕に顔を埋め、その恥ずかしさに必死に耐えていた。

暫くそのまま舐められていると兄様の舌が秘部から離れる。

その後、グッと強い圧迫感と共に兄様の指が挿れられた。

「あっ…あっ…くるし…!」

と思わず声を上げてしまう。

「フェル…少し我慢してね…?もうすぐ気持ち良くなるから。」

兄様はそう言うと指を奥まで差し込んだ。

「ああっ!ん~…ハァ…ハァ…。」

そのまま指を掻き回されるとお尻の中の違和感は凄いが、それだけではない快感が身体中を駆け巡る。

兄様は指をグリグリと回し、何かを探すように中を掻き混ぜてくる。

「(あっ…まさか…。)」

と思った時には、ある一点をグッと押され「ああんっ!」とまた1人イッてしまった。

そのまま力が入らず崩れ落ちそうなる。

しかし兄様が腰を支え、変わらずお尻を高く持ち上げてくる。

「フェルのいいところはココだね?」

と兄様は笑うとそこから僕の感じるところばかり重点的に攻めてくる。

「あっ…あっ…にいさま…そこばっかり…!」

僕は涙目で後ろを振り返ると、兄様はそんな僕の反応を楽しんでるようだった。

「ああ…ゴメン。フェルの反応が可愛くて弄りすぎちゃった…でも…。」

と言うと兄様は僕の秘部から勢い良く指を引き抜く。

「ああんっ!ハァ…ハァ…にいさま…?」と僕が見つめると、兄様は困った顔になりながら「難しいとは思ってたけど、やっぱりフェルの中に私のは入りそうにないかな…ほら。」と兄様は僕の腰を掴み、ゆっくり起こしながら座らせた。

僕はおもむろに勃ち上がってる兄様のモノを見て目を見開いた。




「(デカッッ!)」




僕は暫く固まってしまい、兄様の顔とモノを交互に見る。

「(お風呂に入った時もデカイとは思ってたけど勃つとこんな大きくなるの!?無理だよ…!こんなの絶対裂けちゃう…!)」

兄様は僕のその顔に気付いたのか、「ね?」という顔をして、

「コッチはもう暫く我慢かな…。流石にコレを挿れたらフェルのこと傷付けてしまいそうだしね。もう少しフェルが大きくなってからにするよ…。でも…コッチは使わせてね。」

と兄様は再び僕をうつ伏せにして先程と同じ体勢に戻した。

兄様は僕の脚をピタッと閉じると脚の間に自分のモノを割り込ませ、そのまま僕の背中に覆い被さると前後に緩急をつけながら腰を動かし始める。




ズッ…ズッ…ズッ…ズッ…




僕の脚の間で兄様のモノが動く。

僕は挿れられているわけじゃないのに挿れられているように感じ、兄様の揺れに合わせて「あっ…あっ…。」と声を上げた。

兄様は腰を揺らしながら僕の頰にキスをしてくる。

「フェル…愛してるよ。まだコレは挿れられないけど…いずれは…ね?今はまだコレで我慢するから早く私を受け入れて…?」

と耳元で囁いた。

僕は「んっ…んんっ。」と返事をしたつもりだったが兄様に届いていたかどうかは分からない。

その後、腰を動かしていた兄様の動きが早くなり「フェル…そろそろイきそうだ…!」と言うとパンッパンッと激しい律動と共に兄様は僕の脚の間から自分のモノを抜き取った。

そして、自分のモノを掴むと扱きながら僕のお尻から秘部にかけて白濁を擦り付ける様にイッた。

僕はお尻に感じた暖かい熱に、これで終わったと気を抜いていた。

しかし、兄様は自分の出したモノを指で掬うと、僕の秘部に塗り込み出す。

僕は予想をしてなかった展開に「ああっ!な…んでぇ?」と思わず叫び、兄様を見上げる。

すると兄様は「マーキング。私のモノだって匂いをつけとかないとね。」と笑うと指をグリグリと秘部に擦り付ける。入りきらないものはタオルで拭かれたが、僕はその行為にグッタリとしていた。






やっとその行為も終わり、ゆっくりと休もうとした矢先、兄様は僕をまた持ち上げた。

僕が「(えぇっ?)」と驚いていると自分に跨らせ、またしても脚の間に自分のモノを挟み込んだ。

僕が驚いて兄様のモノを見ると一度射精したにもかかわらず全く萎えておらず、兄様は「もう一回。」と笑って僕をそのまま押し倒した。
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