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第1章
22. 火竜
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「…わかった。
(それは本気でグレンって人がそんな人なのか僕に近づけたくないのか、どっちなんだろう…?)」
僕はそう思いながらもそれ以上、何も言わずに大人しく答えた。
その後、僕は話を変えるために火竜の話を振る。
「あと兄様。火竜って乗ったことある?」
「あるよ。実は火竜に乗って家と騎士団とを往復してるんだ。馬車だとかなりの時間がかかってしまうからね。」
「そうなの!?凄い!僕も見てみたいな。」
「じゃあ外に行こうか。フェルが見てみたいなら火竜を呼ぶよ。」と僕を外に連れ出す。
「(えっ!?そんなすぐ用意できるのものなの?)」
若干不安になりつつ、家の裏手にある庭に来た僕達は火竜が降りてこれるスペースを確保しながら、火竜を待つ事にした。兄様が火竜を呼ぶための笛を吹くと、ものの30秒程で火竜が飛んで来る。
「普段は自由に遊ばせてるんだ。勿論キチンと訓練をした上でね。」
そう兄様は話していたが、僕はあまりの大きさに口をあんぐりと開け固まった。
「(うわ~!本物ってこんなに大きいの!?この世界の人って凄いな。日本じゃ恐竜みたいなもんだし。)」
「フェル、紹介するね。火竜のウッドだ。大丈夫だよ、噛んだりしないから。」
兄様は僕が固まってるのを恐がってると思い、火竜の顔を撫でながらそう言う。
僕は恐る恐る近付き、火竜に手を伸ばした。ウッドは僕の手が届きやすいように屈んでくれ、竜独特のザラザラとした感触を味わうことができた。
「おぉ~!凄い!ザラザラしてる!」
と僕は初めての感触と実際に見れたことに感動ししていた。
その後は僕を背に乗せて家の上空を少し飛行する。
「ふぅ~、ありがとう兄様。堪能できたよ。」
と僕は火竜から降ろしてもらいながらお礼を言う。
「これぐらいお安い御用だよ。また乗りたくなったらいつでも言ってね?」
「うん。でも兄様のお仕事の邪魔にならない…?」
「家に帰ってからなら大丈夫。それに火竜の上なら誰にも邪魔されずフェルのこと、いっぱい抱き締めておけるしね。」と微笑む。
「うっ…うん。
(もう!兄様はいちいち甘いセリフ言うんだから恥ずかしい!)」
と僕はまた1人悶絶していた。
家に戻ってくるとエリーが「フェンネル様、探しましたよ。旦那様がお戻りになられました。」と教えてくれる。
「(あっ!忘れてた!)
ありがとう、エリー。じゃあ父様のところに行ってくるね。」
兄様にもお礼を言い、父様の部屋へと向かう。
「お帰りなさい、父様。少しお話があるんだけど…。」と切り出す。
「ただいま、フェル。何か学校であったのかい?」
と兄様と同じ返事をされた。
「うん…。さっきタジェット兄様にも話をしたんだけど、従者について聞きたいんだ。」
僕がそう言うと「あぁ!」と思い出したかのような顔をする。
「今日言われたのかい?」も父様は少し笑っていた。
「うん。いきなり言われてビックリしたよ。今、僕には従者は必要ないとも思うし、どう返事をしたらいいかわからなくって。」
「そうか…。フェルの先輩であるタジェットは何て言ってた?」
「今、必要なかったら途中から頼んだら?って言われた。」
「そうだね…。私は従者がいなかったからその立場はわからないけど、フェルが思うようにしたらいいと思うよ。その代わり、断ろうと思ってるならスプルース家に失礼のないように断らないといけないよ。フェルは頭がいいから心配してないけど、一応言っておくね。」
「うん…。兄様に言われた通りにしようかなって思ってるから一度断らないといけないんだ。相手を泣かせないようにしないと…。」
と最後は父様に聞こえないように呟く。
僕は父様にお礼を言い部屋を後にした。
「はぁ~…明日、副会長に言わないと~…
(凄く憂鬱だ…多分、どんな言葉を選んだところで泣かせちゃうんだろうな…けど、なんであそこまで僕に思い入れがあるんだろ…?副会長とは初対面だし…?うーん…明日聞けたら聞いてみよ。)」
そう結論付けた僕は食事をするために移動する。
夕食時には全員揃っており、恒例行事となっている"今日の出来事"を話していた。他の家族はいつも通りということだったが、僕だけはいつも通りではなかったのでその場は僕の従者についての話で持ちきりだった。心配していたタジェット兄様の機嫌は先に話していたお陰で特に下がることもなく、むしろ上機嫌である。
ロザリーナ姉様とディル兄様はスプルース家に水の能力者がいることは知っていたみたいで、後に僕の従者になるだろう、ということは知っていた。
ロザリーナ姉様は「どんな人なの!?」と興味津々で、ディル兄様は相変わらず淡々としている。どんな人と聞かれても僕には"よく泣く人"としか答えようがなかったが、流石にそれは言えないので「とても優しそうな人だよ。」と答えておいた。
夕食後の廊下で又してもディル兄様に話し掛けられる。
「フェル。」
「ディル兄様、どうしたの?」
「従者の件、大丈夫?」
ディル兄様は僕がロザリーナ姉様にどんな人?と聞かれた時の表情の変化に気付いたようだ。
「うん、大丈夫だよ。心配してくれてありがとう。」
と笑顔で返事をする。
ディル兄様はそれでも心配なようで「私が近くにいれたらいいんだけど…。」と言ってくれた。
「大丈夫だよ、ディル兄様。明日はとりあえず断ろうと思ってるし。ちょっと言葉を選ばないといけないけど、心配なのはそれだけだから。」
と僕の言葉を聞いた兄様は大きく頷いて僕の頭を撫で、額にキスして去っていった。
僕はその後ろ姿を眺めながら「(2回目のデコチュー!!!)」と身悶えていた。
(それは本気でグレンって人がそんな人なのか僕に近づけたくないのか、どっちなんだろう…?)」
僕はそう思いながらもそれ以上、何も言わずに大人しく答えた。
その後、僕は話を変えるために火竜の話を振る。
「あと兄様。火竜って乗ったことある?」
「あるよ。実は火竜に乗って家と騎士団とを往復してるんだ。馬車だとかなりの時間がかかってしまうからね。」
「そうなの!?凄い!僕も見てみたいな。」
「じゃあ外に行こうか。フェルが見てみたいなら火竜を呼ぶよ。」と僕を外に連れ出す。
「(えっ!?そんなすぐ用意できるのものなの?)」
若干不安になりつつ、家の裏手にある庭に来た僕達は火竜が降りてこれるスペースを確保しながら、火竜を待つ事にした。兄様が火竜を呼ぶための笛を吹くと、ものの30秒程で火竜が飛んで来る。
「普段は自由に遊ばせてるんだ。勿論キチンと訓練をした上でね。」
そう兄様は話していたが、僕はあまりの大きさに口をあんぐりと開け固まった。
「(うわ~!本物ってこんなに大きいの!?この世界の人って凄いな。日本じゃ恐竜みたいなもんだし。)」
「フェル、紹介するね。火竜のウッドだ。大丈夫だよ、噛んだりしないから。」
兄様は僕が固まってるのを恐がってると思い、火竜の顔を撫でながらそう言う。
僕は恐る恐る近付き、火竜に手を伸ばした。ウッドは僕の手が届きやすいように屈んでくれ、竜独特のザラザラとした感触を味わうことができた。
「おぉ~!凄い!ザラザラしてる!」
と僕は初めての感触と実際に見れたことに感動ししていた。
その後は僕を背に乗せて家の上空を少し飛行する。
「ふぅ~、ありがとう兄様。堪能できたよ。」
と僕は火竜から降ろしてもらいながらお礼を言う。
「これぐらいお安い御用だよ。また乗りたくなったらいつでも言ってね?」
「うん。でも兄様のお仕事の邪魔にならない…?」
「家に帰ってからなら大丈夫。それに火竜の上なら誰にも邪魔されずフェルのこと、いっぱい抱き締めておけるしね。」と微笑む。
「うっ…うん。
(もう!兄様はいちいち甘いセリフ言うんだから恥ずかしい!)」
と僕はまた1人悶絶していた。
家に戻ってくるとエリーが「フェンネル様、探しましたよ。旦那様がお戻りになられました。」と教えてくれる。
「(あっ!忘れてた!)
ありがとう、エリー。じゃあ父様のところに行ってくるね。」
兄様にもお礼を言い、父様の部屋へと向かう。
「お帰りなさい、父様。少しお話があるんだけど…。」と切り出す。
「ただいま、フェル。何か学校であったのかい?」
と兄様と同じ返事をされた。
「うん…。さっきタジェット兄様にも話をしたんだけど、従者について聞きたいんだ。」
僕がそう言うと「あぁ!」と思い出したかのような顔をする。
「今日言われたのかい?」も父様は少し笑っていた。
「うん。いきなり言われてビックリしたよ。今、僕には従者は必要ないとも思うし、どう返事をしたらいいかわからなくって。」
「そうか…。フェルの先輩であるタジェットは何て言ってた?」
「今、必要なかったら途中から頼んだら?って言われた。」
「そうだね…。私は従者がいなかったからその立場はわからないけど、フェルが思うようにしたらいいと思うよ。その代わり、断ろうと思ってるならスプルース家に失礼のないように断らないといけないよ。フェルは頭がいいから心配してないけど、一応言っておくね。」
「うん…。兄様に言われた通りにしようかなって思ってるから一度断らないといけないんだ。相手を泣かせないようにしないと…。」
と最後は父様に聞こえないように呟く。
僕は父様にお礼を言い部屋を後にした。
「はぁ~…明日、副会長に言わないと~…
(凄く憂鬱だ…多分、どんな言葉を選んだところで泣かせちゃうんだろうな…けど、なんであそこまで僕に思い入れがあるんだろ…?副会長とは初対面だし…?うーん…明日聞けたら聞いてみよ。)」
そう結論付けた僕は食事をするために移動する。
夕食時には全員揃っており、恒例行事となっている"今日の出来事"を話していた。他の家族はいつも通りということだったが、僕だけはいつも通りではなかったのでその場は僕の従者についての話で持ちきりだった。心配していたタジェット兄様の機嫌は先に話していたお陰で特に下がることもなく、むしろ上機嫌である。
ロザリーナ姉様とディル兄様はスプルース家に水の能力者がいることは知っていたみたいで、後に僕の従者になるだろう、ということは知っていた。
ロザリーナ姉様は「どんな人なの!?」と興味津々で、ディル兄様は相変わらず淡々としている。どんな人と聞かれても僕には"よく泣く人"としか答えようがなかったが、流石にそれは言えないので「とても優しそうな人だよ。」と答えておいた。
夕食後の廊下で又してもディル兄様に話し掛けられる。
「フェル。」
「ディル兄様、どうしたの?」
「従者の件、大丈夫?」
ディル兄様は僕がロザリーナ姉様にどんな人?と聞かれた時の表情の変化に気付いたようだ。
「うん、大丈夫だよ。心配してくれてありがとう。」
と笑顔で返事をする。
ディル兄様はそれでも心配なようで「私が近くにいれたらいいんだけど…。」と言ってくれた。
「大丈夫だよ、ディル兄様。明日はとりあえず断ろうと思ってるし。ちょっと言葉を選ばないといけないけど、心配なのはそれだけだから。」
と僕の言葉を聞いた兄様は大きく頷いて僕の頭を撫で、額にキスして去っていった。
僕はその後ろ姿を眺めながら「(2回目のデコチュー!!!)」と身悶えていた。
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