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番外編
2. 《ロータス~if~》
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※21話でヨースケがロータスから逃げなかった場合のifです。そしてヨースケがロータスのことを少なからず好いており、王家に行かなくてよくなったという前提です。
※クローブ×ヨースケが好きな方はおススメしません。
僕はお手洗いに行った後、再びロータスさんのところに戻った。
「(ロータスさん…こんなに僕のことを必死に探してくれてたなんて…僕…王家に行きたくないからってロータスさんのこと避けてた…きちんと話をすれば分かってもらえたかもしれないのに…。)」
ロータスさんは僕が戻ると、僕が居なくなった日からどういう風に過ごしていたか詳しく教えてくれた。
短い間だったが僕と一緒に過ごして幸せだったこと、僕を王家に保護してもらうと言ったが出来れば自分と共に過ごして欲しいこと、僕が居なくなって生きた心地がしなかったこと。
その言葉を聞いて「(僕はなんて馬鹿なことをしてしまったんだ…!)」と後悔する。
「…初めからきちんとお話すれば良かったんですね…僕、ロータスさんが最初に僕を王家に保護してもらう、って言った時からビクビクしてて…本当は王家に保護してもらうの、嫌だったんです…。」
…今ならロータスさんに素直な気持ちを伝えることが出来た。
「…そうだったのか…すまない…。しかし、王家に報告しなければならないのは変わらないんだ…。ヨースケを不安にさせるのは分かっているが俺が必ずどうにかする、だから俺と共に家に戻ってきてくれないか?」とロータスさんは僕の手を握り締め、懇願してくる。
僕は微笑みながら「はい。」と応えるとその足でロータスさんと共に僕達が暮らした街へと戻った。
「少し前までココにいたのに、凄く久しぶりな感じがします…。」と僕はソファーに座りながら呟く。
「…ヨースケ…お前には本当に辛い想いをさせたな…まさかお前が犯罪者に囲われていたなんて…。あの日、お前を追ってあの街まで追いかけたんだが、途中で匂いが消えてしまい行方が分からずにいた…。」
「(…ロータスさん…僕があの日、攫われたと思ってるんだ…きちんと説明しなきゃ…!)
あの…!ロータスさん…!」
と僕は事情を説明しようとしたが、ロータスさんに「今日はゆっくり休め。」と言われ、結局その日は説明出来ずに終えた。
次の日の朝食の席でのこと、僕はロータスさんに自分の部屋についてお礼を言う。
「ロータスさん、ありがとうございます。僕の部屋、まだ残してくれていたんですね。」
「当たり前だろう?ヨースケと一緒に暮らしたいと思った日から、あの部屋はずっと残していくと決めたんだ。」
「(僕は嬉しいけど…ロータスさん、今後好きな人が出来たらどうするんだろう…。)
そうですか…ありがとうございます…。あの、今日のお仕事はいいんですか?いつもの時間を過ぎてますが…。」
「ああ、大丈夫だ。しばらく休みをもらった、せっかくヨースケが戻ってきてくれたのにすぐに仕事に行くなんて勿体ない。」
「…いいんですか?僕、迷惑では…?」
「…ッ…そんなことない!俺が戻ってきて欲しいと頼んだんだ。だからヨースケは迷惑だなんて考えないでくれ。ヨースケが俺を面倒だと思わない限り俺はお前から離れないから…。」
とロータスさんは眉間に皺を寄せ、寂しそうに告げる。僕はロータスさんに「ありがとうございます。」と返しながら、自分がヒトであることで少なからずロータスさんに迷惑をかけることは分かっていた。
「あの…ロータスさん…僕がヒトであることで今後ロータスさんに迷惑をかけることがあれば、僕はココを出て行きます。僕、この世界に初めてきた時、ロータスさんに助けて頂いて本当に感謝しています。だから、そんなロータスさんに迷惑を掛けたくないんです…あの日、僕が居なくなったのは攫われたわけじゃなく、自分の意思でこの家を出ました。勿論、王家に保護されたくないのも理由ですが、ロータスさんに迷惑かけるかもしれないことが怖かったんです…ごめんなさい…僕と出会ったことで要らぬ負担をかけてしまって…。」
と僕は頭を下げる。
ロータスさんは僕の言葉に暫く返事をしなかった。
ロータスさんは考えをまとめる様に口を開く。
「…ヨースケ…俺はお前を不安にさせまいと努力していたつもりだったが、初めからお前がヒトであるというだけで不安にさせてしまっていたんだな…。すまない、配慮が足りなかった…。」
「いや!違うんです…!僕が自分のことしか考えてなかったから…!
(だって僕ヤルことしか考えてなかったし…。)」
「いいんだ、ヨースケ。ヨースケの様な幼い子にそこまで気を遣わせてしまった俺の責任だ…。」
「あの!それも違うんです!ロータスさん、僕のこと20歳だと思ってますよね?僕は確かに20歳ですが、それはヒトでの年齢です!だから、こちらでは40歳なんです!」
と僕が言った瞬間、ロータスさんは目を見開いた。
「…なら、ヨースケはもう成人しているということか…?」
「はい…始めに訂正しなかった僕が悪いんです…正直、こんなにロータスさんにお世話になると思ってなかったので…。僕は始めからロータスさんの家を出るつもりでいました…騙してしまってすみません…!」
「…そうか…いや…いいんだ。俺が始めに王家に保護すると言わなかったら、ヨースケが家を出ることも逃げることもなかった…。」
「でも!それは騎士団として当たり前の判断です!ロータスさんが悪いわけじゃありません…!」
「ああ…それはわかっている。ただ、今回のことで良かったこともある。この数ヶ月、ヨースケを探していく中で俺にとって、ヨースケがかけがえのない存在だと認識することができた。元々あの7日間で俺はヨースケに惹かれ、共にいたいと思うようになったのも事実だが、今回のことがなければ今のように必死になることもなかっただろう…俺達はお互いに言葉が足りなかったようだな…ヨースケ…今更かもしれないが…これからは俺と共に生きて欲しい…そして俺の番になってくれ。」
そうロータスさんは真剣な表情で告げると僕の目の前に跪き、手を差し伸べる。
僕は驚きと嬉しさで一瞬、身体を竦ませたが直ぐにその手を取りロータスさんに抱き着く。
「はい!宜しくお願いします。」
僕がそう答えるとロータスさんは僕を抱き締め、ゆっくりと僕に口付けた。
数ヶ月後ー。
「ロータスさん、僕、当たり前のようにこの家に住まわせてもらってるんですが…王家に保護されなくて済んだんですか…?」
と僕は心配になり聞いてみる。
するとロータスさんはニヤッと笑い「問題ない。」と言う。僕はその反応に若干、恐怖を感じたがこれ以上聞いてはいけないと判断し、口を紡ぐ。
「…あっ…あの…問題なければいいんです…。この子のことが心配だったので…。」と僕は話を逸らすように膨らんだお腹を摩る。
その様子にロータスさんは僕とお腹の子を慈しむように撫でると「王家になど行かせるはずがない、ヨースケはこれからもずっと俺のモノだ。」と微笑んだ。
※クローブ×ヨースケが好きな方はおススメしません。
僕はお手洗いに行った後、再びロータスさんのところに戻った。
「(ロータスさん…こんなに僕のことを必死に探してくれてたなんて…僕…王家に行きたくないからってロータスさんのこと避けてた…きちんと話をすれば分かってもらえたかもしれないのに…。)」
ロータスさんは僕が戻ると、僕が居なくなった日からどういう風に過ごしていたか詳しく教えてくれた。
短い間だったが僕と一緒に過ごして幸せだったこと、僕を王家に保護してもらうと言ったが出来れば自分と共に過ごして欲しいこと、僕が居なくなって生きた心地がしなかったこと。
その言葉を聞いて「(僕はなんて馬鹿なことをしてしまったんだ…!)」と後悔する。
「…初めからきちんとお話すれば良かったんですね…僕、ロータスさんが最初に僕を王家に保護してもらう、って言った時からビクビクしてて…本当は王家に保護してもらうの、嫌だったんです…。」
…今ならロータスさんに素直な気持ちを伝えることが出来た。
「…そうだったのか…すまない…。しかし、王家に報告しなければならないのは変わらないんだ…。ヨースケを不安にさせるのは分かっているが俺が必ずどうにかする、だから俺と共に家に戻ってきてくれないか?」とロータスさんは僕の手を握り締め、懇願してくる。
僕は微笑みながら「はい。」と応えるとその足でロータスさんと共に僕達が暮らした街へと戻った。
「少し前までココにいたのに、凄く久しぶりな感じがします…。」と僕はソファーに座りながら呟く。
「…ヨースケ…お前には本当に辛い想いをさせたな…まさかお前が犯罪者に囲われていたなんて…。あの日、お前を追ってあの街まで追いかけたんだが、途中で匂いが消えてしまい行方が分からずにいた…。」
「(…ロータスさん…僕があの日、攫われたと思ってるんだ…きちんと説明しなきゃ…!)
あの…!ロータスさん…!」
と僕は事情を説明しようとしたが、ロータスさんに「今日はゆっくり休め。」と言われ、結局その日は説明出来ずに終えた。
次の日の朝食の席でのこと、僕はロータスさんに自分の部屋についてお礼を言う。
「ロータスさん、ありがとうございます。僕の部屋、まだ残してくれていたんですね。」
「当たり前だろう?ヨースケと一緒に暮らしたいと思った日から、あの部屋はずっと残していくと決めたんだ。」
「(僕は嬉しいけど…ロータスさん、今後好きな人が出来たらどうするんだろう…。)
そうですか…ありがとうございます…。あの、今日のお仕事はいいんですか?いつもの時間を過ぎてますが…。」
「ああ、大丈夫だ。しばらく休みをもらった、せっかくヨースケが戻ってきてくれたのにすぐに仕事に行くなんて勿体ない。」
「…いいんですか?僕、迷惑では…?」
「…ッ…そんなことない!俺が戻ってきて欲しいと頼んだんだ。だからヨースケは迷惑だなんて考えないでくれ。ヨースケが俺を面倒だと思わない限り俺はお前から離れないから…。」
とロータスさんは眉間に皺を寄せ、寂しそうに告げる。僕はロータスさんに「ありがとうございます。」と返しながら、自分がヒトであることで少なからずロータスさんに迷惑をかけることは分かっていた。
「あの…ロータスさん…僕がヒトであることで今後ロータスさんに迷惑をかけることがあれば、僕はココを出て行きます。僕、この世界に初めてきた時、ロータスさんに助けて頂いて本当に感謝しています。だから、そんなロータスさんに迷惑を掛けたくないんです…あの日、僕が居なくなったのは攫われたわけじゃなく、自分の意思でこの家を出ました。勿論、王家に保護されたくないのも理由ですが、ロータスさんに迷惑かけるかもしれないことが怖かったんです…ごめんなさい…僕と出会ったことで要らぬ負担をかけてしまって…。」
と僕は頭を下げる。
ロータスさんは僕の言葉に暫く返事をしなかった。
ロータスさんは考えをまとめる様に口を開く。
「…ヨースケ…俺はお前を不安にさせまいと努力していたつもりだったが、初めからお前がヒトであるというだけで不安にさせてしまっていたんだな…。すまない、配慮が足りなかった…。」
「いや!違うんです…!僕が自分のことしか考えてなかったから…!
(だって僕ヤルことしか考えてなかったし…。)」
「いいんだ、ヨースケ。ヨースケの様な幼い子にそこまで気を遣わせてしまった俺の責任だ…。」
「あの!それも違うんです!ロータスさん、僕のこと20歳だと思ってますよね?僕は確かに20歳ですが、それはヒトでの年齢です!だから、こちらでは40歳なんです!」
と僕が言った瞬間、ロータスさんは目を見開いた。
「…なら、ヨースケはもう成人しているということか…?」
「はい…始めに訂正しなかった僕が悪いんです…正直、こんなにロータスさんにお世話になると思ってなかったので…。僕は始めからロータスさんの家を出るつもりでいました…騙してしまってすみません…!」
「…そうか…いや…いいんだ。俺が始めに王家に保護すると言わなかったら、ヨースケが家を出ることも逃げることもなかった…。」
「でも!それは騎士団として当たり前の判断です!ロータスさんが悪いわけじゃありません…!」
「ああ…それはわかっている。ただ、今回のことで良かったこともある。この数ヶ月、ヨースケを探していく中で俺にとって、ヨースケがかけがえのない存在だと認識することができた。元々あの7日間で俺はヨースケに惹かれ、共にいたいと思うようになったのも事実だが、今回のことがなければ今のように必死になることもなかっただろう…俺達はお互いに言葉が足りなかったようだな…ヨースケ…今更かもしれないが…これからは俺と共に生きて欲しい…そして俺の番になってくれ。」
そうロータスさんは真剣な表情で告げると僕の目の前に跪き、手を差し伸べる。
僕は驚きと嬉しさで一瞬、身体を竦ませたが直ぐにその手を取りロータスさんに抱き着く。
「はい!宜しくお願いします。」
僕がそう答えるとロータスさんは僕を抱き締め、ゆっくりと僕に口付けた。
数ヶ月後ー。
「ロータスさん、僕、当たり前のようにこの家に住まわせてもらってるんですが…王家に保護されなくて済んだんですか…?」
と僕は心配になり聞いてみる。
するとロータスさんはニヤッと笑い「問題ない。」と言う。僕はその反応に若干、恐怖を感じたがこれ以上聞いてはいけないと判断し、口を紡ぐ。
「…あっ…あの…問題なければいいんです…。この子のことが心配だったので…。」と僕は話を逸らすように膨らんだお腹を摩る。
その様子にロータスさんは僕とお腹の子を慈しむように撫でると「王家になど行かせるはずがない、ヨースケはこれからもずっと俺のモノだ。」と微笑んだ。
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