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◇登場人物紹介(2021.3.22更新)

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エリカ(18)
茶色の髪と瞳の、あらゆる面で平均値を超えられない少女。臆病で気が弱く、昔はよく泣いていた。
早くに両親を亡くし、二つ年上の兄リアードと共に孤児院で育つが、幼少期に吸血鬼のフォンベッシュバルト公に兄を奪われる。
兄を失ってから聖職者になることを目標に生きてきたのだが、ある日、孤児院の前で瀕死ひんしの重症を負って倒れていたフォンベッシュバルト公を助けようとしたのがきっかけで、聖女として覚醒してしまう。
弱気なエリカを助けてくれる、相棒バディでペットのアヒルちゃんをこよなく愛している。
流行はやり物好きの義兄弟姉妹の間で育ったため、ちょっぴりミーハー気質なところがある。



セオドア・フォンベッシュバルト公(500)
銀髪碧眼の美青年。吸血鬼ヴァンパイアでありながら聖騎士の印象を与える大陸一の美貌びぼうの持ち主。五百歳を越える吸血鬼ヴァンパイアと噂されているが、真偽のほどは確かではない。
自身の後継者として、エリカの兄で神童のリアードに目をつけた。見た目の問題から、養子ではなく養弟としてリアードを引き取ることに。その際、一緒に引き取ることのなかったエリカに「基準を満たしていない」とこっぴどく言い放ち、孤児院に置き去りにした過去を持つ。
生まれながらの貴族といった様相ようそうの、淡白な物言いをする、エリカにとっての怖い人。
エリカとは一応、リアードつながりで義兄妹ともいえる関係にはあるのだが……



アヒルちゃん(14)
エリカの相棒バディでペット。エリカが大好きで、ヒヨコの頃からほとんど一緒にいる。好きな食べ物はお芋とミミズと虫。基本なんでも食べる。



※イラストは松田トキ様、無断転載禁止。
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