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異世界の人との出会い?
似てるけど別人?
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あの後、俺達1年は前半で下げらた。
後半戦をベンチから応援しながら眺め、俺は大事なリベンジ戦なのに後輩育成の為に譲ってくれる先輩達の優しさが嬉しかったな。
夢だったのかもしれないけど、あの勇者として1人で挑まなければいけなかったから。あの時、偶然じゃなかったけど、いく先々で会った優しい人達と先輩の優しさが嬉しかったんだ、だから勝ちたい勝たせたいって思って…やり過ぎたかも?
過去を懐かしんでいた間に試合は終わっていて、4対2で俺達の学校の勝ちだった。
試合後のミーティングで、俺の行動は異色だったからと、高校からサッカーを始めたとはいえドリブルが下手すぎると…GKでもサッカーやるならボールに慣れろと言われた。
俺は、試合には勝てたけど…サッカーの基本的なルールというか、一般的な力量を忘れていたんだよな。異世界での生活に慣れたんだよな…俺がこの世界で生きてきた以上に長く生活したから。
でも、この世界でも生きてきたはずだから出来る…!
そう思っても、平凡なはずなおれが平凡になる為に悩むなんて思わなかったんだよな。
そうして、俺は手持ち金のある限り電車を乗り遠くにいくことにした。
遠くにというか、山を目指してたんだよな…山は鍛練でよく行った、慣れ親しんだ所で…あの四天王と鍛練の為に赴いた先で会えたから。
俺は、この世界で生きてきたはずなのに…転移した異世界を懐かしんでるなんて、馬鹿だよな。
「帰りたい…」
無意識に呟いた言葉に俺は1人笑った。異世界でも帰りたいって思ったのに、今は異世界に帰りたいなんて思うなんてな。
四天王にも会いたいけど、魔王に一番会いたいって思う。強さなら誰にも負けないくせに心弱くて、いつも1人で悔やみ悲しんでたあの魔王に…魔王は、俺に側にいて欲しいって望んで、俺も討伐すべき魔王なのに、魔王が悪ではないと世界に訴え続けて魔王と共に…魔王の側にいる事を望んだんだよな…。
それなのに、何で魔族で寿命の永い魔王を残して人間だから天寿を全うしたのに…何で。
会いたい。
会いたいよ。
「レオ、ヒカル、ゴウキ、カゲ。魔王…戻りたい、会いたい」
そう呟いた俺のスマホが通知音を鳴らした。
気づかなかったけど、チームメイトや親からの通知だった。
チームメイトには返信する気にもなれなくて、親にだけ…友達宅に泊まるからと偽りの連絡を入れた。
そして、スマホの電源オフにした。
誰もいなかった公園のベンチから山を見上げていた。俺は今日は帰らない事を決めて公園から続く夕闇の山に向かい山ごもりして精神統一をしようと思ったが、馴染み深い聞き覚えのある声に呼び止められた。
「日も暮れてから山に入るのは危ないからな!」
悲壮感漂っていたからなのか?
こんな時間に山に入ろうとしたからか?
優しい気づかいの出来る武道家のヒカルだった。あっちでも、ヒカルは一人でいた俺に、いつも笑顔で話しかけてくれた。
俺は嬉しいのに涙流しヒカルの名を呼んで嬉しくて抱きついていた。
「ヒカル…会えて嬉しい」
泣きながら抱きついたからヒカルが困惑したのに気付かなかった。
「洸、いきなり走って行くから驚いたじゃない。あれ、泣かしたの?」
「腹減って泣いてんじゃねぇ?」
俺はヒカルの背後から聞こえた声に驚きと嬉しさから号泣した。
「俺が泣かしたんじゃないよ。知らないヤツなのに俺の名前呼んで泣き出したんだよ」
ヒカルに知らない奴と言われて、俺は悲しくなってヒカルに抱きついて離さなかった。
「洸が虐めたんじゃないのか?」
「理由は落ち着いてから、聞かせてもらうわ」
「違う。ヒカルに意地悪はされてない…知らない奴って言われたのは悲しいけど。ゴウキとレオにも会えて嬉しいよ」
ゴウキとレオも名を呼んだら困惑してた。
あれ?もしかして、俺の事知らないのかな?
「おい。さっさと帰って寝ろ。ソイツは青春高校サッカー部1年、橋本光一GKだ。インターハイ予選決勝で人間離れした活躍した。何故、こんな所にいる?今日が試合だったはずだが?」
「えっと…カゲは俺の事を知ってるって事であってる?」
「情報として知ってはいる。サッカーの情報は集める様にしているからな」
四天王とそっくりなのに、誰も俺の事知らないんだな。俺は4人に頭を下げて再び山に向かおうとした。
「待ちなさい。こんな時間に山は危ないよ」
レオが俺を引き止めた。
「お前ら、落ち着け。一つ聞きたいんだがいいか?」
カゲにも呼び止められて、頷いた。
「俺を含め、こいつらもお前を知らない。だが、何故お前は俺らの名を親しげに呼んでいる?」
「名前も同じなんだな。俺の知り合いと名前も外見も同じなだけ…だと思う?」
「なるほどな。俺は、西影 透、秋桜高校サッカー部所属の三年だ」
「僕も、名乗るわ。南野 玲桜、秋桜高校サッカー部所属二年」
「なに?名乗る流れなの?俺は東山 洸、秋桜高校サッカー部所属二年だ」
「俺もか?北 豪騎、秋桜高校サッカー部二年だ」
異世界に行ってた、俺でも忘れてないサッカー名門の秋桜?
四天王の4人だと思ってたからため口で話してたけど、年上…ここは、謝って帰らないと駄目だよな?
俺が土下座する勢いで謝ろうとしたら、聞き覚えのある馴染み深い声よりもハスキーな声が声が聞こえて、声の方を見た。
「真っ直ぐ帰れと言ったはずですが?洸だけではなく全員いるとは思いませんでした」
「魔王?男???」
魔王そっくりなのに、髪短く、声も少し低く、四天王の秋桜高校の制服と同じ、男子学生服を着た。魔王がいた。
「君は、透が言っていた青春サッカー部の人だね?何故、こんな所にいる?…俺の名を知ってるいるのか、わからないが。俺は春風 舞桜だ。先程、魔王?と呼んだな、そう呼ばれるのは好まない二度と呼ばないで欲しい」
魔王も俺を知らないで、しかも男で…あっちとは違うんだなって改めて認識した。
「ごめんなさい、まおう?君。俺の知り合いに似ていたので。俺はこれで失礼します」
俺は頭を下げて、山に再び向かおうとした、が。カゲに引き止められた。えっと…西影だったな。
「待て。何故、こんな時間に山に入る?サッカーの訓練か?気になるから、今夜は俺の家に来て泊まって詳しく話せ。山に入ろうとする理由と俺らの名を親しげに呼んだ本当の理由もだ」
カゲにそっくりなのに、カゲと違ってよく話すんだな。カゲは黙って見守って観察してたんだよな。
あー、でも。同じなのかな?見守って観察してわかる事なら、黙って観察なのかもな。
「俺を知らないって言ってたのに家に泊めるんですか?」
「気になるからな。今更、敬語じゃなくていい。その方が話しやすいんだろ?色々聞きたいから、話しやすい様に話せ」
俺は西影宅に泊まる事になったんだけど、何故か他の四天王と魔王も詳しく説明聞くからと、西影宅に強引に泊まる事になった。
後半戦をベンチから応援しながら眺め、俺は大事なリベンジ戦なのに後輩育成の為に譲ってくれる先輩達の優しさが嬉しかったな。
夢だったのかもしれないけど、あの勇者として1人で挑まなければいけなかったから。あの時、偶然じゃなかったけど、いく先々で会った優しい人達と先輩の優しさが嬉しかったんだ、だから勝ちたい勝たせたいって思って…やり過ぎたかも?
過去を懐かしんでいた間に試合は終わっていて、4対2で俺達の学校の勝ちだった。
試合後のミーティングで、俺の行動は異色だったからと、高校からサッカーを始めたとはいえドリブルが下手すぎると…GKでもサッカーやるならボールに慣れろと言われた。
俺は、試合には勝てたけど…サッカーの基本的なルールというか、一般的な力量を忘れていたんだよな。異世界での生活に慣れたんだよな…俺がこの世界で生きてきた以上に長く生活したから。
でも、この世界でも生きてきたはずだから出来る…!
そう思っても、平凡なはずなおれが平凡になる為に悩むなんて思わなかったんだよな。
そうして、俺は手持ち金のある限り電車を乗り遠くにいくことにした。
遠くにというか、山を目指してたんだよな…山は鍛練でよく行った、慣れ親しんだ所で…あの四天王と鍛練の為に赴いた先で会えたから。
俺は、この世界で生きてきたはずなのに…転移した異世界を懐かしんでるなんて、馬鹿だよな。
「帰りたい…」
無意識に呟いた言葉に俺は1人笑った。異世界でも帰りたいって思ったのに、今は異世界に帰りたいなんて思うなんてな。
四天王にも会いたいけど、魔王に一番会いたいって思う。強さなら誰にも負けないくせに心弱くて、いつも1人で悔やみ悲しんでたあの魔王に…魔王は、俺に側にいて欲しいって望んで、俺も討伐すべき魔王なのに、魔王が悪ではないと世界に訴え続けて魔王と共に…魔王の側にいる事を望んだんだよな…。
それなのに、何で魔族で寿命の永い魔王を残して人間だから天寿を全うしたのに…何で。
会いたい。
会いたいよ。
「レオ、ヒカル、ゴウキ、カゲ。魔王…戻りたい、会いたい」
そう呟いた俺のスマホが通知音を鳴らした。
気づかなかったけど、チームメイトや親からの通知だった。
チームメイトには返信する気にもなれなくて、親にだけ…友達宅に泊まるからと偽りの連絡を入れた。
そして、スマホの電源オフにした。
誰もいなかった公園のベンチから山を見上げていた。俺は今日は帰らない事を決めて公園から続く夕闇の山に向かい山ごもりして精神統一をしようと思ったが、馴染み深い聞き覚えのある声に呼び止められた。
「日も暮れてから山に入るのは危ないからな!」
悲壮感漂っていたからなのか?
こんな時間に山に入ろうとしたからか?
優しい気づかいの出来る武道家のヒカルだった。あっちでも、ヒカルは一人でいた俺に、いつも笑顔で話しかけてくれた。
俺は嬉しいのに涙流しヒカルの名を呼んで嬉しくて抱きついていた。
「ヒカル…会えて嬉しい」
泣きながら抱きついたからヒカルが困惑したのに気付かなかった。
「洸、いきなり走って行くから驚いたじゃない。あれ、泣かしたの?」
「腹減って泣いてんじゃねぇ?」
俺はヒカルの背後から聞こえた声に驚きと嬉しさから号泣した。
「俺が泣かしたんじゃないよ。知らないヤツなのに俺の名前呼んで泣き出したんだよ」
ヒカルに知らない奴と言われて、俺は悲しくなってヒカルに抱きついて離さなかった。
「洸が虐めたんじゃないのか?」
「理由は落ち着いてから、聞かせてもらうわ」
「違う。ヒカルに意地悪はされてない…知らない奴って言われたのは悲しいけど。ゴウキとレオにも会えて嬉しいよ」
ゴウキとレオも名を呼んだら困惑してた。
あれ?もしかして、俺の事知らないのかな?
「おい。さっさと帰って寝ろ。ソイツは青春高校サッカー部1年、橋本光一GKだ。インターハイ予選決勝で人間離れした活躍した。何故、こんな所にいる?今日が試合だったはずだが?」
「えっと…カゲは俺の事を知ってるって事であってる?」
「情報として知ってはいる。サッカーの情報は集める様にしているからな」
四天王とそっくりなのに、誰も俺の事知らないんだな。俺は4人に頭を下げて再び山に向かおうとした。
「待ちなさい。こんな時間に山は危ないよ」
レオが俺を引き止めた。
「お前ら、落ち着け。一つ聞きたいんだがいいか?」
カゲにも呼び止められて、頷いた。
「俺を含め、こいつらもお前を知らない。だが、何故お前は俺らの名を親しげに呼んでいる?」
「名前も同じなんだな。俺の知り合いと名前も外見も同じなだけ…だと思う?」
「なるほどな。俺は、西影 透、秋桜高校サッカー部所属の三年だ」
「僕も、名乗るわ。南野 玲桜、秋桜高校サッカー部所属二年」
「なに?名乗る流れなの?俺は東山 洸、秋桜高校サッカー部所属二年だ」
「俺もか?北 豪騎、秋桜高校サッカー部二年だ」
異世界に行ってた、俺でも忘れてないサッカー名門の秋桜?
四天王の4人だと思ってたからため口で話してたけど、年上…ここは、謝って帰らないと駄目だよな?
俺が土下座する勢いで謝ろうとしたら、聞き覚えのある馴染み深い声よりもハスキーな声が声が聞こえて、声の方を見た。
「真っ直ぐ帰れと言ったはずですが?洸だけではなく全員いるとは思いませんでした」
「魔王?男???」
魔王そっくりなのに、髪短く、声も少し低く、四天王の秋桜高校の制服と同じ、男子学生服を着た。魔王がいた。
「君は、透が言っていた青春サッカー部の人だね?何故、こんな所にいる?…俺の名を知ってるいるのか、わからないが。俺は春風 舞桜だ。先程、魔王?と呼んだな、そう呼ばれるのは好まない二度と呼ばないで欲しい」
魔王も俺を知らないで、しかも男で…あっちとは違うんだなって改めて認識した。
「ごめんなさい、まおう?君。俺の知り合いに似ていたので。俺はこれで失礼します」
俺は頭を下げて、山に再び向かおうとした、が。カゲに引き止められた。えっと…西影だったな。
「待て。何故、こんな時間に山に入る?サッカーの訓練か?気になるから、今夜は俺の家に来て泊まって詳しく話せ。山に入ろうとする理由と俺らの名を親しげに呼んだ本当の理由もだ」
カゲにそっくりなのに、カゲと違ってよく話すんだな。カゲは黙って見守って観察してたんだよな。
あー、でも。同じなのかな?見守って観察してわかる事なら、黙って観察なのかもな。
「俺を知らないって言ってたのに家に泊めるんですか?」
「気になるからな。今更、敬語じゃなくていい。その方が話しやすいんだろ?色々聞きたいから、話しやすい様に話せ」
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