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高学院 1年生
64ー2 疑惑と可能性(1)ー2
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その瞬間から、目の前で流れる時間は、私の常識や価値観をも全て塗り替え……いや、全て捨て去るべきだと思い知らされる時間になった。
領主の子息の画策した闇討ちは、責任ある立場である高位貴族、いや、王族や領主一族(上位貴族)の今の実態だと思わせるように見せつけ、上位貴族なら何をしても罪にならないのなら、闇討ちに応じると平民の学生は……いや、彼は笑って言った。
その言葉は、闇討ちを仕掛けた学生に言っているようで、実は領主でもある私に向けられているのだと分かった。
何が正義で何が悪なのか、私の思考は混乱していく。
闇討ちを仕掛けた学生を卑怯だと思ったが「生意気な口を塞ぐことこそが正義なのだ」という言葉を聞いた瞬間、自分の思考も同じく卑怯なのではという疑念が跳ね返ってきた。
上位貴族なら、何をしても罪にならない? そんなことはない! この国はそんな国ではないと心の中で弁解している自分が居た。
彼は私やモーマットに微笑んで、呼び出しに応じ堂々と部屋を出ていった。
魔法部の学生や貴族部の学生から攻撃を受けたら、平民の学生など生きていられるかどうかも分からない。
何故学院長でもあるモーマットは止めないのだ? と、責めるようにモーマットを見ると、スーゥっと妖精が現れた。
『モーマット、アコル様が、少ししたら建物の陰から様子をみてねって』
なんだこれは! どうして弟は妖精と話を普通にしているんだ?と、目を見開き驚いたが、そんなことさえ、そこから始まる驚愕の出来事の数々の序章にしか過ぎなかった。
闇討ちから逃れ姿を現した彼は、デミル公爵の子息であり、首謀者であるイスデンとポーランに向かって「だから夜の演習場は危険だって注意したのに」と、息も乱さず何事もなかったかのように言った。
……なんだこの違和感は? どうして彼がここに居る?
私は魔法による攻撃の目撃者になったことで、闇討ちをした学生たちに、言い逃れは出来ないと強く告げた。
間違っていることは間違っていると言わねば、この国の高位貴族は腐っているという彼の認識を変えることはできない。私は怒気を込めた声で罰を与えると断言した。
……正義を行わなければならないという気持ちに、この私が追い込まれた?
私の叱咤に納得できなかったのか、闇討ち失敗が納得できなかったのか、イスデンは憎々しそうに彼を睨み付けた。
すると信じられないことに、平民であるはずの彼は、A級魔法師程度の魔力がなければ放てない威圧を放ってイスデンを黙らせた。
……器が、人間としての器の大きさが違いすぎる・・・
その後話し合いは学院長の執務室に移動して行われた。
トーマス王子もやって来て、当たり前のように彼の淹れたお茶を飲む。
私の常識は、以後その場で通用することはなかった。
冒険者ギルドが発行したブラックカードに始まり、妖精と契約していたことに絶句し、彼の、アコルの指導で妖精と契約ができたとモーマットは自慢した。
おまけに、サナへ侯爵家でもレイム公爵家の血族でもないトーマス王子も、これから妖精と契約する予定だと言う。
極め付きが、私も望めば契約できると、アコルの妖精に言われてしまった。
そこからアコルによる、妖精についての講義が始まった。
魔法省や我々が考えていた妖精に関する常識は、全くの的外れであり、妖精を使役して魔獣を倒すと考えていた自分が恥ずかしくなった。
最大の驚きが、光適性さえあれば妖精と契約することが可能であることだった。
適性があるだけでは妖精と出会うことは出来ないけど、意識して訓練したり呼びかけることで、妖精が認めてくれれば、妖精はアクションを起こしてくれるらしい。
王族は必ず光適性を持って生まれる。
でも、それは王族や高位貴族だけの特権ではなく、平民だって適性を持っているが、魔力量が少ないと妖精と契約が出来ないだけで、魔力量を増やせれば平民だって契約できるそうだ。
アコルの思考の原点は、魔獣の大氾濫に打ち勝つという目標から始まっていた。
そのためには何をすべきか、今何ができるかを考えて行動する。それを実現していかねば、この国は滅びるとアコルは言った。
アコルは冒険者として、変異種やアースドラゴンと戦ったことがあるそうで、今の軍ではただの上位種さえも倒せないだろうと断言した。
「何故倒せないのか、……それは、倒し方を知らないからであり、教える者がいないからで、兵士が悪いわけではありません。
もしも明日、この高学院がドラゴンに襲撃されたら、半数の学生はドラゴンの餌となり、建物の大部分が壊滅状態になるでしょう。
ドラゴンは高い建物に着地し、餌である人間を食べるために邪魔な建物を破壊します。それは、今回の襲撃現場を見れば分かることです」
アコルの話を聞いた私は恐怖したが、実際に被災地に行ったモーマットとトーマス王子は、同意するように頷いていた。
一国の大臣であり王族である私が、王宮の中だけ見ていた時、アコルはこの国の民の命を守ることを考えていた。
……この子供は、いったい何者なのだろう?
「アコル、君はいったい何者だ?」と、気付いたら言葉が出てしまっていた。
「先日トーマス王子にも同じことを訊かれました。私の答えは伝えてありますので、トーマス王子から聞いてください。
今夜はもう遅いので、申し訳ありませんが下がらせてください」
「ああ、今日もずっと被災者のために働いていたんだ。疲れているだろう。闇討ちもされたし、気を付けて部屋に戻りなさい」
モーマットは学院長らしくアコルを気遣い、下がってもいいと許可した。
アコルが部屋を去ってから、本当の意味での私の長い夜が始まった。
当然だが、話の中心はアコルはいったい何者なのかということだった。
「アコルが妖精使いということは、モーマットが言っていた学生はアコルだったんだな?」
「はい、ナスタチウム兄上。アコルは捨て子だったそうです。アコルが言うように、平民でも妖精と契約はできるのでしょうが、100を超える魔力量は、平民ではあり得ません」
「は、はあ? 13歳のアコルの魔力量は、100を超えているのか!」
そんなこと信じられない。どれだけ努力して魔獣を倒したら、13歳で100を超えるというんだ?
領主の子息の画策した闇討ちは、責任ある立場である高位貴族、いや、王族や領主一族(上位貴族)の今の実態だと思わせるように見せつけ、上位貴族なら何をしても罪にならないのなら、闇討ちに応じると平民の学生は……いや、彼は笑って言った。
その言葉は、闇討ちを仕掛けた学生に言っているようで、実は領主でもある私に向けられているのだと分かった。
何が正義で何が悪なのか、私の思考は混乱していく。
闇討ちを仕掛けた学生を卑怯だと思ったが「生意気な口を塞ぐことこそが正義なのだ」という言葉を聞いた瞬間、自分の思考も同じく卑怯なのではという疑念が跳ね返ってきた。
上位貴族なら、何をしても罪にならない? そんなことはない! この国はそんな国ではないと心の中で弁解している自分が居た。
彼は私やモーマットに微笑んで、呼び出しに応じ堂々と部屋を出ていった。
魔法部の学生や貴族部の学生から攻撃を受けたら、平民の学生など生きていられるかどうかも分からない。
何故学院長でもあるモーマットは止めないのだ? と、責めるようにモーマットを見ると、スーゥっと妖精が現れた。
『モーマット、アコル様が、少ししたら建物の陰から様子をみてねって』
なんだこれは! どうして弟は妖精と話を普通にしているんだ?と、目を見開き驚いたが、そんなことさえ、そこから始まる驚愕の出来事の数々の序章にしか過ぎなかった。
闇討ちから逃れ姿を現した彼は、デミル公爵の子息であり、首謀者であるイスデンとポーランに向かって「だから夜の演習場は危険だって注意したのに」と、息も乱さず何事もなかったかのように言った。
……なんだこの違和感は? どうして彼がここに居る?
私は魔法による攻撃の目撃者になったことで、闇討ちをした学生たちに、言い逃れは出来ないと強く告げた。
間違っていることは間違っていると言わねば、この国の高位貴族は腐っているという彼の認識を変えることはできない。私は怒気を込めた声で罰を与えると断言した。
……正義を行わなければならないという気持ちに、この私が追い込まれた?
私の叱咤に納得できなかったのか、闇討ち失敗が納得できなかったのか、イスデンは憎々しそうに彼を睨み付けた。
すると信じられないことに、平民であるはずの彼は、A級魔法師程度の魔力がなければ放てない威圧を放ってイスデンを黙らせた。
……器が、人間としての器の大きさが違いすぎる・・・
その後話し合いは学院長の執務室に移動して行われた。
トーマス王子もやって来て、当たり前のように彼の淹れたお茶を飲む。
私の常識は、以後その場で通用することはなかった。
冒険者ギルドが発行したブラックカードに始まり、妖精と契約していたことに絶句し、彼の、アコルの指導で妖精と契約ができたとモーマットは自慢した。
おまけに、サナへ侯爵家でもレイム公爵家の血族でもないトーマス王子も、これから妖精と契約する予定だと言う。
極め付きが、私も望めば契約できると、アコルの妖精に言われてしまった。
そこからアコルによる、妖精についての講義が始まった。
魔法省や我々が考えていた妖精に関する常識は、全くの的外れであり、妖精を使役して魔獣を倒すと考えていた自分が恥ずかしくなった。
最大の驚きが、光適性さえあれば妖精と契約することが可能であることだった。
適性があるだけでは妖精と出会うことは出来ないけど、意識して訓練したり呼びかけることで、妖精が認めてくれれば、妖精はアクションを起こしてくれるらしい。
王族は必ず光適性を持って生まれる。
でも、それは王族や高位貴族だけの特権ではなく、平民だって適性を持っているが、魔力量が少ないと妖精と契約が出来ないだけで、魔力量を増やせれば平民だって契約できるそうだ。
アコルの思考の原点は、魔獣の大氾濫に打ち勝つという目標から始まっていた。
そのためには何をすべきか、今何ができるかを考えて行動する。それを実現していかねば、この国は滅びるとアコルは言った。
アコルは冒険者として、変異種やアースドラゴンと戦ったことがあるそうで、今の軍ではただの上位種さえも倒せないだろうと断言した。
「何故倒せないのか、……それは、倒し方を知らないからであり、教える者がいないからで、兵士が悪いわけではありません。
もしも明日、この高学院がドラゴンに襲撃されたら、半数の学生はドラゴンの餌となり、建物の大部分が壊滅状態になるでしょう。
ドラゴンは高い建物に着地し、餌である人間を食べるために邪魔な建物を破壊します。それは、今回の襲撃現場を見れば分かることです」
アコルの話を聞いた私は恐怖したが、実際に被災地に行ったモーマットとトーマス王子は、同意するように頷いていた。
一国の大臣であり王族である私が、王宮の中だけ見ていた時、アコルはこの国の民の命を守ることを考えていた。
……この子供は、いったい何者なのだろう?
「アコル、君はいったい何者だ?」と、気付いたら言葉が出てしまっていた。
「先日トーマス王子にも同じことを訊かれました。私の答えは伝えてありますので、トーマス王子から聞いてください。
今夜はもう遅いので、申し訳ありませんが下がらせてください」
「ああ、今日もずっと被災者のために働いていたんだ。疲れているだろう。闇討ちもされたし、気を付けて部屋に戻りなさい」
モーマットは学院長らしくアコルを気遣い、下がってもいいと許可した。
アコルが部屋を去ってから、本当の意味での私の長い夜が始まった。
当然だが、話の中心はアコルはいったい何者なのかということだった。
「アコルが妖精使いということは、モーマットが言っていた学生はアコルだったんだな?」
「はい、ナスタチウム兄上。アコルは捨て子だったそうです。アコルが言うように、平民でも妖精と契約はできるのでしょうが、100を超える魔力量は、平民ではあり得ません」
「は、はあ? 13歳のアコルの魔力量は、100を超えているのか!」
そんなこと信じられない。どれだけ努力して魔獣を倒したら、13歳で100を超えるというんだ?
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