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高学院 1年生
47ー2 アコル、秘策を授ける(2)ー2
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現在この学院には、多くの領主の子息や子女が在学しているらしい。
他にも第五王子リーマス様が薬師コースに、王弟シーブル様の嫡男が魔法部の2年に在籍している。
そしてやっぱり、レイム公爵派とヘイズ侯爵派に分かれて対立しているようだ。
「それにしても、本当にアコルは他の学生に興味がないんだね。普通なら、最低でも王族とか領主の子供くらいは調べて覚えていると思うんだけど」(エイト)
「自分の将来に関係なさそうな人を覚えても、別段役にも立ちませんし」
……お金の匂いがしない人には、興味ないんですとは言えないしな。
「要注意人物くらいは覚えようよ。アコルの頭なら直ぐに覚えられるだろう?」
「それではラリエスさ……君、申し訳ないですけどヘイズ侯爵派や注意すべき人物を、教師も含めて書いて頂いてもいいですか? 俺は活字の方が頭に入るので」
……興味のない名前なんか、口頭じゃあ覚える気にならないもんな。
「いいなあ、僕なんか、活字だと全然頭に入らないんだ。話したことは記憶できるのに、本やノートなどの書面になるとサッパリだよ。何でだろう?」
は~っ、と特大の溜息を吐き、ルフナ王子は頭を抱える。
「えっ? それじゃぁ、口頭なら記憶できるんですか?
暗記ものは口頭でもある程度大丈夫ですが、数学は・・・待ってください、少し試してみてもいいですか?
トーマス王子から勉強が苦手だと聞いていますが、もしかしたら、勉強法を変えたら成績が上がるかもしれません」
「それは本当かいアコル! 是非、何でも試してくれ」
ルフナ王子は椅子から勢い良く立ち上がると、座っていた俺の両手を握って、それはそれは嬉しそうに目を輝かせた。ちょっとプレッシャーが・・・
そこから俺は、いくつかのテストというか実験をした。
実は妹のメイリも、最近まで活字を覚えるのが苦手で、母さんが教えるのに苦戦していたんだ。
算数でも簡単な問題なら暗算できるのに、活字になると時間が掛かってしまう。難しい歴史は物語として話せば覚えられるのに、同じようなことを活字で覚えようとすると覚えられなかった。
地頭はいいのに、記憶の仕方が下手というか、目で覚えることが下手なだけで、脳の中で文字を起こせば暗記できる、特異体質の一種と考えたら分かり易い。
俺は逆に、見たものをそのまま脳に焼き付ける感じで覚えるから、メイリの方が天才なんじゃないかと思ったりする。
「ルフナ王子、自分は目が見えないんだと考えて勉強したらいいですよ。
見て覚えるんじゃなくて、聞いたことを直接脳に記録する感じです。
ですから、講義中のノートは他の人にお願いして、自分は教授の話すことをそのまま暗記するようにしてください」
何通りかの実験を繰り返した結果、やっぱり妹のメイリと同じタイプだった。
慣れるまでに10日くらい必要だけど、ノートではなく直接脳に記録する感じが掴めたら大丈夫だ。最近のメイリは、脳に記録しなくても、目を閉じれば記憶したことが活字になって浮かび上がるらしい。
ルフナ王子のもう一つの特徴として、活字以外の絵や風景や人物などは、他の人間よりも鮮明に記憶できることが分かった。
結局、ルフナ王子たっての希望で、共通科目の講義の時は俺が隣に座ってノートを取り、放課後どれだけ暗記できているかを確かめたり、特殊な勉強法を覚えるまで、一週間は指導することが決まった。
たった一日の交流で、俺たちはすっかり仲良くなった。
三人からは、貴族の礼儀とかマナーは気にしなくていいとお墨付きをもらい、三人は俺のことをアコルと呼び捨てにして、俺は名前にくんを付けて呼ぶことになった。
◇◇ 学院長 ◇◇
アコルのとんでもない爆弾発言……いや、驚きの提案を聞いた私たちは、暫く会話さえままならず、気付けば自分の執務室で頭を抱え、何度も溜息を吐いていた。
「アコルを要注意人物だと思い注視していたつもりが、いつの間にかアコルのペースというか思考に巻き込まれてますよね」
トーマス王子は、こんなに思考が混乱したのは久し振りだと付け加えた。
「は~っ、あの発想は平民だから出てくるのか? もしも国の重臣が聞いていたら完全に投獄されるレベルだぞ」
私にはアコルの思考が理解できない。
貴族と平民の差……だけではない何か……とても危険な感じに身震いがする。
執務室の応接セットに座り、秘書が淹れてくれたお茶を飲むのも忘れ、ようやく言葉を絞り出すように話し始めた台詞がこれだ。
「大きく発想を変えなければ、この国は滅びますよって、いったいどの高さから物事を見ているんだアコルは?
確かに我々にも似たような危機感はある。あるからこそ変革を求めた……だよなあ?」
マキアート教授は、首を捻りながら私に問う。
「そうだ。でもアコルは、我らが変革という言葉の意味を理解していないかのような発言をした。アコルは、王族である我々が怖くないのだろうか」
「叔父上、私はアコルほど危険な人物に会ったことがありません。
アコルほど……恐ろしいと思った人物を知りません。次元が違いすぎる。
アコルが商人ではなく政治を目指したら、民衆はアコルを・・・フーッ、何を考えているんだ私は」
完全に混乱している様子のトーマスの言葉に、胸がざわりとする。
……怖がっているのは我々の方? そんなバカな。それは認められない。
ふと、王家に代々伝わる【覇王伝説】の一節が頭に浮かび、直ぐに頭を振って打ち消した。そんなバカなことと。
*** 民心を惹きつける話術と、圧倒的な魔力量、そして【覇王】の思考は、いつも遥か高みから降りてくる。
その存在は神に近く、正しきものは【覇王】に跪き、愚者は平伏して従うのみ ***
他にも第五王子リーマス様が薬師コースに、王弟シーブル様の嫡男が魔法部の2年に在籍している。
そしてやっぱり、レイム公爵派とヘイズ侯爵派に分かれて対立しているようだ。
「それにしても、本当にアコルは他の学生に興味がないんだね。普通なら、最低でも王族とか領主の子供くらいは調べて覚えていると思うんだけど」(エイト)
「自分の将来に関係なさそうな人を覚えても、別段役にも立ちませんし」
……お金の匂いがしない人には、興味ないんですとは言えないしな。
「要注意人物くらいは覚えようよ。アコルの頭なら直ぐに覚えられるだろう?」
「それではラリエスさ……君、申し訳ないですけどヘイズ侯爵派や注意すべき人物を、教師も含めて書いて頂いてもいいですか? 俺は活字の方が頭に入るので」
……興味のない名前なんか、口頭じゃあ覚える気にならないもんな。
「いいなあ、僕なんか、活字だと全然頭に入らないんだ。話したことは記憶できるのに、本やノートなどの書面になるとサッパリだよ。何でだろう?」
は~っ、と特大の溜息を吐き、ルフナ王子は頭を抱える。
「えっ? それじゃぁ、口頭なら記憶できるんですか?
暗記ものは口頭でもある程度大丈夫ですが、数学は・・・待ってください、少し試してみてもいいですか?
トーマス王子から勉強が苦手だと聞いていますが、もしかしたら、勉強法を変えたら成績が上がるかもしれません」
「それは本当かいアコル! 是非、何でも試してくれ」
ルフナ王子は椅子から勢い良く立ち上がると、座っていた俺の両手を握って、それはそれは嬉しそうに目を輝かせた。ちょっとプレッシャーが・・・
そこから俺は、いくつかのテストというか実験をした。
実は妹のメイリも、最近まで活字を覚えるのが苦手で、母さんが教えるのに苦戦していたんだ。
算数でも簡単な問題なら暗算できるのに、活字になると時間が掛かってしまう。難しい歴史は物語として話せば覚えられるのに、同じようなことを活字で覚えようとすると覚えられなかった。
地頭はいいのに、記憶の仕方が下手というか、目で覚えることが下手なだけで、脳の中で文字を起こせば暗記できる、特異体質の一種と考えたら分かり易い。
俺は逆に、見たものをそのまま脳に焼き付ける感じで覚えるから、メイリの方が天才なんじゃないかと思ったりする。
「ルフナ王子、自分は目が見えないんだと考えて勉強したらいいですよ。
見て覚えるんじゃなくて、聞いたことを直接脳に記録する感じです。
ですから、講義中のノートは他の人にお願いして、自分は教授の話すことをそのまま暗記するようにしてください」
何通りかの実験を繰り返した結果、やっぱり妹のメイリと同じタイプだった。
慣れるまでに10日くらい必要だけど、ノートではなく直接脳に記録する感じが掴めたら大丈夫だ。最近のメイリは、脳に記録しなくても、目を閉じれば記憶したことが活字になって浮かび上がるらしい。
ルフナ王子のもう一つの特徴として、活字以外の絵や風景や人物などは、他の人間よりも鮮明に記憶できることが分かった。
結局、ルフナ王子たっての希望で、共通科目の講義の時は俺が隣に座ってノートを取り、放課後どれだけ暗記できているかを確かめたり、特殊な勉強法を覚えるまで、一週間は指導することが決まった。
たった一日の交流で、俺たちはすっかり仲良くなった。
三人からは、貴族の礼儀とかマナーは気にしなくていいとお墨付きをもらい、三人は俺のことをアコルと呼び捨てにして、俺は名前にくんを付けて呼ぶことになった。
◇◇ 学院長 ◇◇
アコルのとんでもない爆弾発言……いや、驚きの提案を聞いた私たちは、暫く会話さえままならず、気付けば自分の執務室で頭を抱え、何度も溜息を吐いていた。
「アコルを要注意人物だと思い注視していたつもりが、いつの間にかアコルのペースというか思考に巻き込まれてますよね」
トーマス王子は、こんなに思考が混乱したのは久し振りだと付け加えた。
「は~っ、あの発想は平民だから出てくるのか? もしも国の重臣が聞いていたら完全に投獄されるレベルだぞ」
私にはアコルの思考が理解できない。
貴族と平民の差……だけではない何か……とても危険な感じに身震いがする。
執務室の応接セットに座り、秘書が淹れてくれたお茶を飲むのも忘れ、ようやく言葉を絞り出すように話し始めた台詞がこれだ。
「大きく発想を変えなければ、この国は滅びますよって、いったいどの高さから物事を見ているんだアコルは?
確かに我々にも似たような危機感はある。あるからこそ変革を求めた……だよなあ?」
マキアート教授は、首を捻りながら私に問う。
「そうだ。でもアコルは、我らが変革という言葉の意味を理解していないかのような発言をした。アコルは、王族である我々が怖くないのだろうか」
「叔父上、私はアコルほど危険な人物に会ったことがありません。
アコルほど……恐ろしいと思った人物を知りません。次元が違いすぎる。
アコルが商人ではなく政治を目指したら、民衆はアコルを・・・フーッ、何を考えているんだ私は」
完全に混乱している様子のトーマスの言葉に、胸がざわりとする。
……怖がっているのは我々の方? そんなバカな。それは認められない。
ふと、王家に代々伝わる【覇王伝説】の一節が頭に浮かび、直ぐに頭を振って打ち消した。そんなバカなことと。
*** 民心を惹きつける話術と、圧倒的な魔力量、そして【覇王】の思考は、いつも遥か高みから降りてくる。
その存在は神に近く、正しきものは【覇王】に跪き、愚者は平伏して従うのみ ***
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