109 / 134
第35章 現代の安田邸
12話
しおりを挟む
「ねえ、進ちゃん、しっかりしてーー」
進一は尚子の呼ぶ声を聞いて意識を覚醒した。体を動かそうとしたが、動かない。目を開けると、尚子の笑っている顔が目の前にあった。
「尚ちゃん……」
進一はやっと妄想が終わって、いつもの平穏な日常が始まったと確信した。それにしても、体が動かせないことが不思議だった。段々、意識がはっきりして行くに従って、周りの景色を見つめた。どうやら、尚子の部屋のような大きな空間にまだいることが分かった。少し、頭を持ち上げて周囲を見回し、尚子がいた。尚子を見て進一は驚いた。尚子が裸だったからだ。
(エェ?? 目を覚ましたのにまだ妄想の世界にいるよー どうなっているの?)
裸になっている尚子が、進一を見下ろしてにこにこしていた。
「フゥフフフゥーー 進ちゃんの心棒が東京スカイツリーみたいだねぇー 最高にかっこいいよぉー これからはいつも使っているドールと、進ちゃんが交代だよぉーー フフフゥフー」
そう言って、鼻歌を歌っている尚子の顔は楽しそうだ。仰向けに寝ている進一の胸の上に頬を近づけると、ほおを進一の胸にピタリとつけた。
「進ちゃんの肌ってぇー 超ぅー気持ちいいわぁーー」
胸に乗せた顔を進一に向けてうれしそうな顔をする。その尚子の行動を見た進一は、上半身の服がないことに気が付いた。頭を上げて、自分の体の状況を確認した。裸の尚子が顔を胸に乗せている。自分は服を着ていない。尚子が邪魔で、下半身がどうなっているのか見えない。でも、なんだか、下半身の風通しがとてもいい。見えないがジュニアに圧迫感がない感覚から服を着ていないようだ。
「うぅー 裸だぁー」
「そーよ、これでフェアな関係になったわぁー」
尚子は相変わらず胸に顔を乗せて鼻歌を歌いながら進一の顔を見つめ楽しそうだ。進一は尚子の顔をつかもうとしても、体が動かせない訳を探る。顔を上部に向けると、手を上げて万歳をしている腕は、手首を何か布のようなもので作業台の隅にくくりつけられていた。真っ赤な色の革ひもが一直線に作業台の角に向かって伸びていた。
「進ちゃんがあたしに意地悪するからよぉーー あたしも負けてないもんねぇーー」
きょうの尚子は本当に楽しそうに進一には見えた。尚子は胸に乗せた顔を進一に向けて甘えるように言った。尚子は人差し指を進一の乳首の先に持って行くと、ちょんと、指の先で突いた。
「あれれー 進ちゃん、なんか、すごくさっきより乳首がとがったみたいーー もしかして、進ちゃんもこういうの好きなのかしらぁ?」
そう言いながら尚子はすでに舌を大きく伸ばし、目の前の乳首をなめようとしてほおを移動させている。舌の先を移動させながら胸に触れるか触れないか、先端をヒクヒク震わせながら移動させている。ときどき、進一の肌に当たる舌の先が、なんとも言えない刺激を与え気持ちがいい。
「進ちゃん、さっき、あたしにドールにしていることを見せろって言ったわね。そんな回りくどいことなんかしないで、進ちゃんが最初からドールになればいいのよ、そのほうが尚子はいいわ。だって、ドールを進ちゃんと思っていつもしていたのよ。進ちゃんが目の前にいてくれているのに、ドールを使う必要ないでしょ? 進ちゃんが、そんな意地悪するなら…… あたしも進ちゃんにするもーーーん……」
尚子はそう言いながら、手のひらでそそり立ちへそに張り付くようにたぎった肉棒の裏筋に指の腹を乗せた。尚子の顔が邪魔で見えないが、指でこすっているのは間違いない。そのさわり方が、なんとも、中途半端で、もどかしくて、進一の肉棒が脈を激しく打ち、はち切れそうに固さを増すのが分かる。進一は、もっと強く触ってほしくて、ひくひく腰を動かしていた。尚子がその状態を眺めてから、進一の顔をのぞき込んできた。
「進ちゃんの…… ずいぶん固くなっちゃったねぇ。ほら、もう、かちんこちんよぉーー」
尚子は肉棒に乗せていた手のひらを先端に移動させ、くびれの部分に人差し指がさしかかると、手のひら全体でゆるく包んだ。
「あ? また、固くなったぁ? なんかぬるぬるしているものも、先っぽから出てるよぉーー」
尚子が進一の心棒の先端を指の腹でたたいた。
「わーー…… 何これ? まだまだ、いっぱい出てくるよぉー あっ、おなかに垂れたーー やだー まだ、まだー あぁーー いっぱい出てくるよぉーー」
そう言いながら尚子は指の腹で心棒をこねる。
進一は尚子の呼ぶ声を聞いて意識を覚醒した。体を動かそうとしたが、動かない。目を開けると、尚子の笑っている顔が目の前にあった。
「尚ちゃん……」
進一はやっと妄想が終わって、いつもの平穏な日常が始まったと確信した。それにしても、体が動かせないことが不思議だった。段々、意識がはっきりして行くに従って、周りの景色を見つめた。どうやら、尚子の部屋のような大きな空間にまだいることが分かった。少し、頭を持ち上げて周囲を見回し、尚子がいた。尚子を見て進一は驚いた。尚子が裸だったからだ。
(エェ?? 目を覚ましたのにまだ妄想の世界にいるよー どうなっているの?)
裸になっている尚子が、進一を見下ろしてにこにこしていた。
「フゥフフフゥーー 進ちゃんの心棒が東京スカイツリーみたいだねぇー 最高にかっこいいよぉー これからはいつも使っているドールと、進ちゃんが交代だよぉーー フフフゥフー」
そう言って、鼻歌を歌っている尚子の顔は楽しそうだ。仰向けに寝ている進一の胸の上に頬を近づけると、ほおを進一の胸にピタリとつけた。
「進ちゃんの肌ってぇー 超ぅー気持ちいいわぁーー」
胸に乗せた顔を進一に向けてうれしそうな顔をする。その尚子の行動を見た進一は、上半身の服がないことに気が付いた。頭を上げて、自分の体の状況を確認した。裸の尚子が顔を胸に乗せている。自分は服を着ていない。尚子が邪魔で、下半身がどうなっているのか見えない。でも、なんだか、下半身の風通しがとてもいい。見えないがジュニアに圧迫感がない感覚から服を着ていないようだ。
「うぅー 裸だぁー」
「そーよ、これでフェアな関係になったわぁー」
尚子は相変わらず胸に顔を乗せて鼻歌を歌いながら進一の顔を見つめ楽しそうだ。進一は尚子の顔をつかもうとしても、体が動かせない訳を探る。顔を上部に向けると、手を上げて万歳をしている腕は、手首を何か布のようなもので作業台の隅にくくりつけられていた。真っ赤な色の革ひもが一直線に作業台の角に向かって伸びていた。
「進ちゃんがあたしに意地悪するからよぉーー あたしも負けてないもんねぇーー」
きょうの尚子は本当に楽しそうに進一には見えた。尚子は胸に乗せた顔を進一に向けて甘えるように言った。尚子は人差し指を進一の乳首の先に持って行くと、ちょんと、指の先で突いた。
「あれれー 進ちゃん、なんか、すごくさっきより乳首がとがったみたいーー もしかして、進ちゃんもこういうの好きなのかしらぁ?」
そう言いながら尚子はすでに舌を大きく伸ばし、目の前の乳首をなめようとしてほおを移動させている。舌の先を移動させながら胸に触れるか触れないか、先端をヒクヒク震わせながら移動させている。ときどき、進一の肌に当たる舌の先が、なんとも言えない刺激を与え気持ちがいい。
「進ちゃん、さっき、あたしにドールにしていることを見せろって言ったわね。そんな回りくどいことなんかしないで、進ちゃんが最初からドールになればいいのよ、そのほうが尚子はいいわ。だって、ドールを進ちゃんと思っていつもしていたのよ。進ちゃんが目の前にいてくれているのに、ドールを使う必要ないでしょ? 進ちゃんが、そんな意地悪するなら…… あたしも進ちゃんにするもーーーん……」
尚子はそう言いながら、手のひらでそそり立ちへそに張り付くようにたぎった肉棒の裏筋に指の腹を乗せた。尚子の顔が邪魔で見えないが、指でこすっているのは間違いない。そのさわり方が、なんとも、中途半端で、もどかしくて、進一の肉棒が脈を激しく打ち、はち切れそうに固さを増すのが分かる。進一は、もっと強く触ってほしくて、ひくひく腰を動かしていた。尚子がその状態を眺めてから、進一の顔をのぞき込んできた。
「進ちゃんの…… ずいぶん固くなっちゃったねぇ。ほら、もう、かちんこちんよぉーー」
尚子は肉棒に乗せていた手のひらを先端に移動させ、くびれの部分に人差し指がさしかかると、手のひら全体でゆるく包んだ。
「あ? また、固くなったぁ? なんかぬるぬるしているものも、先っぽから出てるよぉーー」
尚子が進一の心棒の先端を指の腹でたたいた。
「わーー…… 何これ? まだまだ、いっぱい出てくるよぉー あっ、おなかに垂れたーー やだー まだ、まだー あぁーー いっぱい出てくるよぉーー」
そう言いながら尚子は指の腹で心棒をこねる。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
窓野枠 短編傑作集 5
窓野枠
大衆娯楽
日常、何処にでもありそうな、なさそうな、そんなショートショートを書き綴りました。窓野枠 オリジナル作品となります。「クスッ」と笑える作風に仕上げているつもりです。この本の作品20編をお読みになりましたら、次巻も、閲覧のほど、よろしくお願いいたします。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる