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第33章 再生細胞移植術後
3話
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「進ちゃん、きょうもいっぱい出してくれたね? 気持ちよかったんだね?」
尚子は、進一に能力を使ってレイプできたことに満足した。毎夜、尚子は能力者であるゆえ、能力を使って進一をいかせたと、勘違いを繰り返していた。尚子の超能力は進一に働かなかった。進一に能力が効かないのは、進一を心から愛していたからだが、尚子には分からない。恋は、能力者を闇に押し込み、無能力者にすることを。自分の母・ナルミも安田仁を愛したがゆえに、ほぼ、無能力者に成り下がっていた。
*
安田尚子が性女学園3年生に進級してから、毎日、児玉進一に家庭教師として自宅で学習を見てもらうようになった。尚子は学園から帰宅すると、同じ部屋に進一と二人きりになる。隣の家から見ていた進一とは違い、毎日、隣で肩を寄せる。ときどき、尚子は進一の腕が尚子の腕に当たるように体をなにげに寄せた。腕が少しだけ触れる。
「あっ、進ちゃんの腕が当たったよー」
尚子は心の中でうれしくて叫んだ。尚子の超魔性能力は進一には通じない。昔から同じ。だから、仕方なく、尚子は、念じて、妄想するだけ。
「ねえ、尚ちゃんさ、東大入試、このままなら、いけるぞ、がんばろ!」
隣に座る進一が尚子に激励する言葉は、彼の日課になり、呪文となった。尚子はこの進一の発する呪文を毎日浴びる。
「ウヮーーー 進ちゃんのいつもの応援、ありがとう。もちろん、がんばるよ!」
勇気づけようとする進一をうれしく思う尚子は、脳内で、進一の顔をまだ発達していない乳房を使って抱きしめる。進一は苦しそうに口をパクパクしている。抱きしめられ、動けない進一のズボンの上に、尚子は手のひらを静かに置く。進一が驚いて腰をわずかに動かす。
「ええ? それって、尚ちゃんの手なの?」
尚子はそれに答えず、ジュニアを覆った手のひらを、ゆっくり上下に移動させる。少しずつ移動する手のひらの圧力を強くしていく。
「アアァーー 尚ちゃん…… そんな…… だめだよーー そんなーーーことーー」
進一は声を途切れ途切れにしながら言う。
「進ちゃん、どう? 直接の方がいい?」
「アアアァー 」
尚子は進一の許可も受けず、抱きしめた進一から片手を外し、体をかがめた。進一のズボンのファスナーを素早く下ろし、パンツからジュニアを引っ張り出すと、急いで口に含んだ。その直後、尚子の口の中に、進一の精がすぐに放出された。きょうも、尚子は妄想の中で進一をもてあそび、レイプした。
「進ちゃん、満足した?」
尚子が進一のジュニアを口から外し、進一の顔を見ようと顔を上げた。進一の顔はいつもの真面目な顔に戻っていた。
「尚ちゃん、次、この問題をやろうか?」
その進一の声にはっとし、正気に戻る尚子。尚子はすっかりパンティーが湿っているのを感じていた。その後も、尚子の妄想の中で、進一のシンボルは尚子に刺激を加えられ、何度も射精させられた。
そんな妄想をする尚子の影響であるのか、進一の脳にも、尚子の妄想が現れるようになっていた。いや、尚子の妄想が現ると言うより、進一もまた、尚子に対し、妄想をしていたからである。家庭教師として尚子のそばに座る。勉強を教えようとすると、思春期の尚子が言い寄ってくるという設定で、進一は尚子を毎日犯していた。
「尚ちゃん、きょうも僕が気持ちよくしてやるからね」
進一が尚子の両足首を大きく広げながら言う。尚子は苦しそうな顔をして、首を上下に動かし、うなずく。
「尚ちゃん、いい子だよ」
そうやって、尚子を妄想の中でレイプしていた。二人はそういう似たもの同士だった。お互いが妄想の中で相手に愛情を注いだ。
尚子は、進一に能力を使ってレイプできたことに満足した。毎夜、尚子は能力者であるゆえ、能力を使って進一をいかせたと、勘違いを繰り返していた。尚子の超能力は進一に働かなかった。進一に能力が効かないのは、進一を心から愛していたからだが、尚子には分からない。恋は、能力者を闇に押し込み、無能力者にすることを。自分の母・ナルミも安田仁を愛したがゆえに、ほぼ、無能力者に成り下がっていた。
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安田尚子が性女学園3年生に進級してから、毎日、児玉進一に家庭教師として自宅で学習を見てもらうようになった。尚子は学園から帰宅すると、同じ部屋に進一と二人きりになる。隣の家から見ていた進一とは違い、毎日、隣で肩を寄せる。ときどき、尚子は進一の腕が尚子の腕に当たるように体をなにげに寄せた。腕が少しだけ触れる。
「あっ、進ちゃんの腕が当たったよー」
尚子は心の中でうれしくて叫んだ。尚子の超魔性能力は進一には通じない。昔から同じ。だから、仕方なく、尚子は、念じて、妄想するだけ。
「ねえ、尚ちゃんさ、東大入試、このままなら、いけるぞ、がんばろ!」
隣に座る進一が尚子に激励する言葉は、彼の日課になり、呪文となった。尚子はこの進一の発する呪文を毎日浴びる。
「ウヮーーー 進ちゃんのいつもの応援、ありがとう。もちろん、がんばるよ!」
勇気づけようとする進一をうれしく思う尚子は、脳内で、進一の顔をまだ発達していない乳房を使って抱きしめる。進一は苦しそうに口をパクパクしている。抱きしめられ、動けない進一のズボンの上に、尚子は手のひらを静かに置く。進一が驚いて腰をわずかに動かす。
「ええ? それって、尚ちゃんの手なの?」
尚子はそれに答えず、ジュニアを覆った手のひらを、ゆっくり上下に移動させる。少しずつ移動する手のひらの圧力を強くしていく。
「アアァーー 尚ちゃん…… そんな…… だめだよーー そんなーーーことーー」
進一は声を途切れ途切れにしながら言う。
「進ちゃん、どう? 直接の方がいい?」
「アアアァー 」
尚子は進一の許可も受けず、抱きしめた進一から片手を外し、体をかがめた。進一のズボンのファスナーを素早く下ろし、パンツからジュニアを引っ張り出すと、急いで口に含んだ。その直後、尚子の口の中に、進一の精がすぐに放出された。きょうも、尚子は妄想の中で進一をもてあそび、レイプした。
「進ちゃん、満足した?」
尚子が進一のジュニアを口から外し、進一の顔を見ようと顔を上げた。進一の顔はいつもの真面目な顔に戻っていた。
「尚ちゃん、次、この問題をやろうか?」
その進一の声にはっとし、正気に戻る尚子。尚子はすっかりパンティーが湿っているのを感じていた。その後も、尚子の妄想の中で、進一のシンボルは尚子に刺激を加えられ、何度も射精させられた。
そんな妄想をする尚子の影響であるのか、進一の脳にも、尚子の妄想が現れるようになっていた。いや、尚子の妄想が現ると言うより、進一もまた、尚子に対し、妄想をしていたからである。家庭教師として尚子のそばに座る。勉強を教えようとすると、思春期の尚子が言い寄ってくるという設定で、進一は尚子を毎日犯していた。
「尚ちゃん、きょうも僕が気持ちよくしてやるからね」
進一が尚子の両足首を大きく広げながら言う。尚子は苦しそうな顔をして、首を上下に動かし、うなずく。
「尚ちゃん、いい子だよ」
そうやって、尚子を妄想の中でレイプしていた。二人はそういう似たもの同士だった。お互いが妄想の中で相手に愛情を注いだ。
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