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メインストーリー
52.前触れの練習1
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※リアルでお出かけや次の話を粘ってたら、更新が遅れました。すみません。
「俺らが優勝……夢みたいだ!」
周りではクラスメイトが喜んでいた。今はとあるバイキング店を貸し出し状態にして皆で集まっている。勝利したご褒美と思って皆喜んだり、料理を美味しく食べていたりしていた。
俺らは頑張った。そして今の地位を獲得した。S組を倒すのには色々と策を用いたり、頭を色々と回転させてくれるいい試合だった。
このまま何もなく6月を迎えれば問題ない。
「よ、大将。お前がいなければ優勝なんて無理だったよ」
「潤よ。俺がいなくても決勝まではいけただろう」
潤が寄ってきて俺の肩に腕を置く。俺の言葉に言い返す。
「だろうな。だけど、優勝は無理だったかもしれねえ。お前の知恵がなければあんな勝負負けてた」
「だな。相手も誘導しやすい相手で助かった…、おっと失礼」
端末から着信音がなっていた。一回揺れて止まったのは多分メールだ。学園端末にメールが届くのは、
「完成したんだな。俺のユニットが」
メールを確認すると、思ってた通りにユニットの完成したメールだった。
『あなたが展示したユニットが完成しました。のでご連絡させて頂きました』
その下には完成したユニットのパーツをマネキンにスーツとともに組み立てられた写真が貼られていた。お金さえ払えば自作のユニットは作ってくれる。
家にもデザインと色が違うのがあるが、それは新しい環境に慣れる為に保管してある。学園側で貸し出ししてくれるが、買う人も多い。
まあ、20万前後する物を買う生徒は多いだろうなあ。
「お前、ユニットを買ったのか」
「放課後とか開発部に行っては自ら調節しながらやってたけどな」
その為、いつも夜遅くまでこのユニットの開発に専念していた。独自に設計したプログラムに軽量化、更にはユニットのパワーアップ、色々としていたら開発班の人々も驚いてたっけ。
多分だが、このユニットは俺ぐらいの者じゃないと扱えないだろう。更に強化パーツも一緒に製造しておいたから、武装によっては重武装も可能。
状況に応じて使いやすくしている。無論武装は切り捨てになるが、そういう戦術をとったユニットだからいいか。
「俺は帰るわ。また明後日な」
「おぅ、俺のユニットも楽しみにしておけよ!」
「覚えてたらな」
俺はその場を後に店を出た。明日は休日だからゆっくりと休みたいが、新たな設計図を完成したいから休めなさそうだ。
2日経った後、学校は再開した。この日からは普通科目とは別に実戦訓練が再開する。前まで練習していたあれも実戦訓練なのだが、今回から本格的にユニットを使用した訓練が始まる。
完成したユニットは昨日には学園へと届いていたので今回からこれを着用する事になる。取り付け武装も全て届いてたらしく、俺のユニットを入れるロッカーとは別に武器をしまうロッカー室には様々武器が置かれていた。
どの武器を使えばいいのか悩むが、背中には折りたたまれたレールキャノン砲、腰には剣が二本など、様々ところに武器を装備した。
とりあえず、レールキャノン砲とライフルでいいかな。レールガンは背中に装備しているが、展開すると腰右あたりに銃口が出て来て撃つ事が出来る。
「お前の装備って大丈夫か?」
「大丈夫だって、この装備との相性は良い方だからな」
接近戦に特化した作りにしてある。レールキャノン砲は遠距離としても使えるから非常に使いやすい。
「学園が支給する装備と一緒にしない方が良いぞ。この装備はちょいっと特殊な作りにしてあるから」
飛び道具はライフル二丁ハンドガン二丁とレーンキャノン砲だけ。あとは剣や隠し道具を用意しているから、長期戦も出来る。
「さてと、そろそろ授業が始まるし、行くか」
奥の部屋へと向かう。ワープ装置に乗ったらもう目的のところへとワープした。今回はランダムワープなのか、再生された都会のど真ん中に立っていた。
今回はモブも現れるって話だ。あとは死亡回数も数えるらしい。シールドが破壊されたら、カウントされる。構築までは約30秒程で復帰出来る。
「残り20秒で始まるか……」
ライフルを構え、足に装着されたブーストを展開、開始とともに一気に屋上へと上がる。まずはこんなところだろう。
カウントダウンは0となり、開始の音がなる。
「ブースト展開、ゴー」
足のブースト装置から勢いよく出る。ユニットは人の魔力が流れている。ブーストもその魔力から使用されている。あんまり消費しないのが良いところだが、慣れてないとコントロールが非常にやりづらい。
ブーストは壁走りにも応用出来たり、相手の懐に潜ったりなども可能だ。
屋上へと上がった後、いそうなポイントにライフルに装着されたグレネードランチャーを発射していく。
いない事を確認すると下へと降りる。
「ここら辺は一応安全か」
広いのでなかなか見つからないが、代わりにモブが大量にいる。ライフルを構え、モブへと撃つ。モブでもほぼ人の動きをするNPCだ。大抵の動きはしてくれる。
この空間で、どこまでやれるかは知らないが、とりあえず成績1位を目指してみるか。
モブを一掃した後、前方へと走り出した。
「俺らが優勝……夢みたいだ!」
周りではクラスメイトが喜んでいた。今はとあるバイキング店を貸し出し状態にして皆で集まっている。勝利したご褒美と思って皆喜んだり、料理を美味しく食べていたりしていた。
俺らは頑張った。そして今の地位を獲得した。S組を倒すのには色々と策を用いたり、頭を色々と回転させてくれるいい試合だった。
このまま何もなく6月を迎えれば問題ない。
「よ、大将。お前がいなければ優勝なんて無理だったよ」
「潤よ。俺がいなくても決勝まではいけただろう」
潤が寄ってきて俺の肩に腕を置く。俺の言葉に言い返す。
「だろうな。だけど、優勝は無理だったかもしれねえ。お前の知恵がなければあんな勝負負けてた」
「だな。相手も誘導しやすい相手で助かった…、おっと失礼」
端末から着信音がなっていた。一回揺れて止まったのは多分メールだ。学園端末にメールが届くのは、
「完成したんだな。俺のユニットが」
メールを確認すると、思ってた通りにユニットの完成したメールだった。
『あなたが展示したユニットが完成しました。のでご連絡させて頂きました』
その下には完成したユニットのパーツをマネキンにスーツとともに組み立てられた写真が貼られていた。お金さえ払えば自作のユニットは作ってくれる。
家にもデザインと色が違うのがあるが、それは新しい環境に慣れる為に保管してある。学園側で貸し出ししてくれるが、買う人も多い。
まあ、20万前後する物を買う生徒は多いだろうなあ。
「お前、ユニットを買ったのか」
「放課後とか開発部に行っては自ら調節しながらやってたけどな」
その為、いつも夜遅くまでこのユニットの開発に専念していた。独自に設計したプログラムに軽量化、更にはユニットのパワーアップ、色々としていたら開発班の人々も驚いてたっけ。
多分だが、このユニットは俺ぐらいの者じゃないと扱えないだろう。更に強化パーツも一緒に製造しておいたから、武装によっては重武装も可能。
状況に応じて使いやすくしている。無論武装は切り捨てになるが、そういう戦術をとったユニットだからいいか。
「俺は帰るわ。また明後日な」
「おぅ、俺のユニットも楽しみにしておけよ!」
「覚えてたらな」
俺はその場を後に店を出た。明日は休日だからゆっくりと休みたいが、新たな設計図を完成したいから休めなさそうだ。
2日経った後、学校は再開した。この日からは普通科目とは別に実戦訓練が再開する。前まで練習していたあれも実戦訓練なのだが、今回から本格的にユニットを使用した訓練が始まる。
完成したユニットは昨日には学園へと届いていたので今回からこれを着用する事になる。取り付け武装も全て届いてたらしく、俺のユニットを入れるロッカーとは別に武器をしまうロッカー室には様々武器が置かれていた。
どの武器を使えばいいのか悩むが、背中には折りたたまれたレールキャノン砲、腰には剣が二本など、様々ところに武器を装備した。
とりあえず、レールキャノン砲とライフルでいいかな。レールガンは背中に装備しているが、展開すると腰右あたりに銃口が出て来て撃つ事が出来る。
「お前の装備って大丈夫か?」
「大丈夫だって、この装備との相性は良い方だからな」
接近戦に特化した作りにしてある。レールキャノン砲は遠距離としても使えるから非常に使いやすい。
「学園が支給する装備と一緒にしない方が良いぞ。この装備はちょいっと特殊な作りにしてあるから」
飛び道具はライフル二丁ハンドガン二丁とレーンキャノン砲だけ。あとは剣や隠し道具を用意しているから、長期戦も出来る。
「さてと、そろそろ授業が始まるし、行くか」
奥の部屋へと向かう。ワープ装置に乗ったらもう目的のところへとワープした。今回はランダムワープなのか、再生された都会のど真ん中に立っていた。
今回はモブも現れるって話だ。あとは死亡回数も数えるらしい。シールドが破壊されたら、カウントされる。構築までは約30秒程で復帰出来る。
「残り20秒で始まるか……」
ライフルを構え、足に装着されたブーストを展開、開始とともに一気に屋上へと上がる。まずはこんなところだろう。
カウントダウンは0となり、開始の音がなる。
「ブースト展開、ゴー」
足のブースト装置から勢いよく出る。ユニットは人の魔力が流れている。ブーストもその魔力から使用されている。あんまり消費しないのが良いところだが、慣れてないとコントロールが非常にやりづらい。
ブーストは壁走りにも応用出来たり、相手の懐に潜ったりなども可能だ。
屋上へと上がった後、いそうなポイントにライフルに装着されたグレネードランチャーを発射していく。
いない事を確認すると下へと降りる。
「ここら辺は一応安全か」
広いのでなかなか見つからないが、代わりにモブが大量にいる。ライフルを構え、モブへと撃つ。モブでもほぼ人の動きをするNPCだ。大抵の動きはしてくれる。
この空間で、どこまでやれるかは知らないが、とりあえず成績1位を目指してみるか。
モブを一掃した後、前方へと走り出した。
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