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魔王城への進行
283.襲い掛かってくる魔王軍
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「予想以上の攻めね。上空からの奇襲は予想以上の数なんてね」
リーネはそんな事を呟いていた。近くまで兵士と騎士達の戦闘が始まっていた。
今では砦の中まで攻めてきている。上空から無数に現れた翼竜から兵士達が次々と着地している。
砦の中では既に複数の場所で戦闘が始まっていた。俺も休むことなく、聖剣を生成した後に襲って来た兵士達の相手をする。
「防衛を急げ!我々だけでもここを死守するんだ!」
騎士達は次々と走り、兵士達と交戦する。翼竜も次々と落とされていく。
魔法が飛び交い、翼竜と地上からの魔法対決が行われている。
今の俺でさえも上空の翼竜を落とすことと攻めてくる兵士を足止めする程度しかない。
「大魔導師だ!追い詰めろ!」
「今日は客が多いわね」
こっちが兵士の相手をしてる時、リーネへと兵士達が向かう。それを見たとしても彼女は動揺せずに何も行動を起こさない。
兵士達が彼女へと近付こうとした時、突如と止まった。すると、突如として地面に倒れ込む。
「な・・・なんなんだ」
「そうそう、そこにはとある魔法を仕掛けておいたから」
周囲範囲の重力磁場とでも言うべきだろう。彼女は重力系、いわゆる継続で使用する。それを同時に扱えるのは3つまで扱える。今ので1つの枠を使っているため、残り2つを扱える。
その後に、周りに氷の球体を作った後、動けない兵士達へと攻撃を仕掛けていく。それにより、兵士達は当たることにより、後ろへと飛ばされる。
「さて、そろそろ兵器が出来上がった頃だろうね。上空の翼竜を一掃出来るだろうね」
その時、後方で防衛を気付くかのように多くの騎士達と後方には何やら木や石などで作られた台車運ばれてくる。指定通りの4機である。それを広い陣地に配置した時、1人の騎士がこちらへと向かってくる。
「準備完了しました!いつでも発射出来ます!」
「なら、今すぐ上空の翼竜を撃破しなさい。マナポーションもフルに使用して!」
それを聞いた後、彼らはすぐに上空へと発射口を向ける。マナポを設置した時、台車は光り出した。そして上空に向かって引き金を引いた。
発射口から発射されたのは無数のニードル。魔法で作られているため、上空にいる翼竜へと次々と当たり、地面へと落下していく。
その姿はまるで対空砲だ。上空にいる兵器を地上から叩き落とす為だけに作られた。3台はニードルでもあとの1台はチャージしてからの魔導砲だ。
いつの間にこんな兵器を作ったんだ。あんな対抗手段があるなら、この砦の上空侵入は難しいだろう。
「さあ、祭りは始まってるんだ。そこら辺の兵士を片付けるより、門の外にいる兵士を片付けに行きましょう」
あんなことがあったとしても、彼女は騎士達とともに魔王城へと続く北門へと向かう。
先程から侵入していた兵士を片付けた後、俺は彼女の後ろを追いかけた。
リーネはそんな事を呟いていた。近くまで兵士と騎士達の戦闘が始まっていた。
今では砦の中まで攻めてきている。上空から無数に現れた翼竜から兵士達が次々と着地している。
砦の中では既に複数の場所で戦闘が始まっていた。俺も休むことなく、聖剣を生成した後に襲って来た兵士達の相手をする。
「防衛を急げ!我々だけでもここを死守するんだ!」
騎士達は次々と走り、兵士達と交戦する。翼竜も次々と落とされていく。
魔法が飛び交い、翼竜と地上からの魔法対決が行われている。
今の俺でさえも上空の翼竜を落とすことと攻めてくる兵士を足止めする程度しかない。
「大魔導師だ!追い詰めろ!」
「今日は客が多いわね」
こっちが兵士の相手をしてる時、リーネへと兵士達が向かう。それを見たとしても彼女は動揺せずに何も行動を起こさない。
兵士達が彼女へと近付こうとした時、突如と止まった。すると、突如として地面に倒れ込む。
「な・・・なんなんだ」
「そうそう、そこにはとある魔法を仕掛けておいたから」
周囲範囲の重力磁場とでも言うべきだろう。彼女は重力系、いわゆる継続で使用する。それを同時に扱えるのは3つまで扱える。今ので1つの枠を使っているため、残り2つを扱える。
その後に、周りに氷の球体を作った後、動けない兵士達へと攻撃を仕掛けていく。それにより、兵士達は当たることにより、後ろへと飛ばされる。
「さて、そろそろ兵器が出来上がった頃だろうね。上空の翼竜を一掃出来るだろうね」
その時、後方で防衛を気付くかのように多くの騎士達と後方には何やら木や石などで作られた台車運ばれてくる。指定通りの4機である。それを広い陣地に配置した時、1人の騎士がこちらへと向かってくる。
「準備完了しました!いつでも発射出来ます!」
「なら、今すぐ上空の翼竜を撃破しなさい。マナポーションもフルに使用して!」
それを聞いた後、彼らはすぐに上空へと発射口を向ける。マナポを設置した時、台車は光り出した。そして上空に向かって引き金を引いた。
発射口から発射されたのは無数のニードル。魔法で作られているため、上空にいる翼竜へと次々と当たり、地面へと落下していく。
その姿はまるで対空砲だ。上空にいる兵器を地上から叩き落とす為だけに作られた。3台はニードルでもあとの1台はチャージしてからの魔導砲だ。
いつの間にこんな兵器を作ったんだ。あんな対抗手段があるなら、この砦の上空侵入は難しいだろう。
「さあ、祭りは始まってるんだ。そこら辺の兵士を片付けるより、門の外にいる兵士を片付けに行きましょう」
あんなことがあったとしても、彼女は騎士達とともに魔王城へと続く北門へと向かう。
先程から侵入していた兵士を片付けた後、俺は彼女の後ろを追いかけた。
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