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最後の砦攻略
263.魔物の撃破
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次々と魔導砲が襲ってくる。そして、近くまで来ると2匹が接近して来ては、ランスで攻撃だ。
補助魔法で対魔法シールドを展開した。対魔法反射だと攻撃は反射されない。
魔法だと大抵は反射するのだが、あういうレーザーみたいな攻撃はほぼ無意味に近く、反射出来ない。
理由だと魔力を一直線に飛ばし、当たればそれをいくつのルートへと別れていく。その為、Uターンせずに一直線へと突き進んでいく。
その為に身体中にプロテクトとして出す事によって、あれくらいの攻撃は防げる。
あとはどれだけ魔力を残しながら戦えるかになる。魔力もほとんどない状態だ。どこかで補充しない限り、あの女性には勝てないだろう。
「シャアアア!」
魔物はこちらへと寄ってくる。聖剣でも普通に斬るだけでは貫通しない。
魔力を込めない限りでは攻撃は届かないくらいの装甲だ。
ランスでの攻撃を避けながら、俺は聖剣で足を攻撃する。
切断した足を補佐するかのように残っていた足を広げていた。俺はそこを狙い、動きが止まった瞬間に首を斬った。頭は吹っ飛び、胴体は地面へと倒れ込んだ。
残り6体となったが、魔導砲とランス以外の攻撃はないようだ。前みたいに変形する事もない為に、意外と倒しやすいのかもしれない。
近くにいたもう1体が俺に向けてランスで攻撃してくるが、他の者が放っていた魔導砲へと誘い、背中へと当てる。
前へとよろめいた時、俺は体を切断した。そしてそのまま魔物は地面へと倒れ込んだ。
「残り5体か・・・。早めに片付けるか」
5体が固まりながら、順に魔導砲を口から発射していく。俺はそれを避けながら、前へと進み、聖剣に魔力の刃を作り出す。
一回り大きくなった聖剣で、5体一気に斬った。そして、その場に倒れていった。
「お前の傑作品とやらは全部倒した。あとはお前だけだぞ」
幹部と思われる彼女がいる所へと顔を向ける。彼女は全てを見ていたが、顔色一つ変えてない。
逆に笑っていた。
「ハハハ、ハハハハハハ」
まるで壊れたかのような笑い方だ。何であんなに笑えるかは知らないが、彼女は何かを感じたのかもしれない。
「良いわね良いわね。そうじゃないとつまんないじゃない」
俺はマナポを飲みながら、彼女を警戒する。名も分からないが、俺には警戒する程の何かを感じていた。
彼女は高台から見物していたが、そのままこちらへとジャンプし降りた。
着地した後、彼女はこちらへと視線を向ける。
「さあ、次は私『アーメイヤ・アストロン』がお相手してあげますよ」
彼女は腰から剣を抜き、抜刀するかのようにそらを胸へと当てながら、刃を真っ直ぐにした。
2本目のマナポを飲み終わった時、俺は聖剣でどんな状況でも攻防出来るように構えた。
補助魔法で対魔法シールドを展開した。対魔法反射だと攻撃は反射されない。
魔法だと大抵は反射するのだが、あういうレーザーみたいな攻撃はほぼ無意味に近く、反射出来ない。
理由だと魔力を一直線に飛ばし、当たればそれをいくつのルートへと別れていく。その為、Uターンせずに一直線へと突き進んでいく。
その為に身体中にプロテクトとして出す事によって、あれくらいの攻撃は防げる。
あとはどれだけ魔力を残しながら戦えるかになる。魔力もほとんどない状態だ。どこかで補充しない限り、あの女性には勝てないだろう。
「シャアアア!」
魔物はこちらへと寄ってくる。聖剣でも普通に斬るだけでは貫通しない。
魔力を込めない限りでは攻撃は届かないくらいの装甲だ。
ランスでの攻撃を避けながら、俺は聖剣で足を攻撃する。
切断した足を補佐するかのように残っていた足を広げていた。俺はそこを狙い、動きが止まった瞬間に首を斬った。頭は吹っ飛び、胴体は地面へと倒れ込んだ。
残り6体となったが、魔導砲とランス以外の攻撃はないようだ。前みたいに変形する事もない為に、意外と倒しやすいのかもしれない。
近くにいたもう1体が俺に向けてランスで攻撃してくるが、他の者が放っていた魔導砲へと誘い、背中へと当てる。
前へとよろめいた時、俺は体を切断した。そしてそのまま魔物は地面へと倒れ込んだ。
「残り5体か・・・。早めに片付けるか」
5体が固まりながら、順に魔導砲を口から発射していく。俺はそれを避けながら、前へと進み、聖剣に魔力の刃を作り出す。
一回り大きくなった聖剣で、5体一気に斬った。そして、その場に倒れていった。
「お前の傑作品とやらは全部倒した。あとはお前だけだぞ」
幹部と思われる彼女がいる所へと顔を向ける。彼女は全てを見ていたが、顔色一つ変えてない。
逆に笑っていた。
「ハハハ、ハハハハハハ」
まるで壊れたかのような笑い方だ。何であんなに笑えるかは知らないが、彼女は何かを感じたのかもしれない。
「良いわね良いわね。そうじゃないとつまんないじゃない」
俺はマナポを飲みながら、彼女を警戒する。名も分からないが、俺には警戒する程の何かを感じていた。
彼女は高台から見物していたが、そのままこちらへとジャンプし降りた。
着地した後、彼女はこちらへと視線を向ける。
「さあ、次は私『アーメイヤ・アストロン』がお相手してあげますよ」
彼女は腰から剣を抜き、抜刀するかのようにそらを胸へと当てながら、刃を真っ直ぐにした。
2本目のマナポを飲み終わった時、俺は聖剣でどんな状況でも攻防出来るように構えた。
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