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一章

久しぶり

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「ありがと、愁汰」

「なにが?」

「やっぱなんでもなーい」

「ははっ、なんだそれ」

「これでいーのー」

「そうか、あ、んじゃ俺ちょっと部屋行くけ店先に行っとって」

「おっけ、あとでね」

「おう、」

~~~店~~~~

カランカランッ

「こんにちはー」

「はーい」
「あら、舞麗雅ちゃんじゃないの」

「お久しぶりです」

「久しぶりねー元気にしてた?」

「はい!愁汰とも今まで通り仲良くさせてもらってます」

「そう、よかった あの子私には何も話さないから心配してたのよ」

「そうだったんですか、」

「あの子、舞麗雅ちゃんの前ではちゃんと話すのかしら?」

「ちゃんと相談ものってくれますししょうもない話もちゃんと聞いてくれますし」
「お母さんの中にあるイメージと何一つ変わってませんよ」

「そうなのね、そこまでちゃんと見てくれてたんだ、嬉しいわ」

「仲良い友達よりも一緒に居る時間前より少なくなったのに、それでもなお仲良くてお互いのことお互い以上に知ってる それだけで私は嬉しくて、愁汰もそうだと嬉しいんですけどね笑」

「あの子も同じだと思うわよ、舞麗雅ちゃんの気持ちいつか届くといいわね」

「そうですね」

「わり、遅くなった」

「大丈夫だよ、お母さんと話してたの久しぶりにね」

「そうなのよー小さい頃から可愛いけどもっと可愛くなったよねー」

「いえ、そんなことは、、」

「あるわよー」

「なんか変なこと言われたか?」

「んーん特に何も」

「そうか、ならいーや」
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