2 / 15
第2話:日常が壊れたあの日
しおりを挟む
<次の日>
俺はいつも5時に起き自分で弁当を作ってから登校時間までダラダラとラノベなどを読んで過ごしている、そして登校時間になると「行ってきま~す」と誰もいない家に言ってから学校に向かう。
いつも俺の家からすぐの公園で美穂と待ち合わせをしている、美穂は朝に弱いのでいつも遅れてくるが今日はいくら待っても来る気配がなかった。
なので俺はメッセージアプリ, liningを使ってメッセージだけ送っておいた『『まだ~?先行っとくぞ』』と送っておいたが既読がつかなかったので、そのまま学校に向かった。
校門の前でもliningを確認したが(美穂からの返事はないか~)既読がついていなかった。
そのまま自分の席に座りいつも通り本を読んでるフリをしていた、そこから朝礼が終わって、本を読むふりをやめてトイレに行こうと廊下を歩いていたら。
美穂のクラスの女子が廊下でザワザワと話していた、通り越す時聞こえてしまった。
美穂の友達A「美穂ちゃん死んじゃったんだって~」
美穂の友達B「え~嘘」
美穂の友達A「自殺だってさ、学校の近くの橋から飛び込み自殺したらしいよ」
美穂の友達C「まあ、美穂には悪いけど私ちょっと嬉しいんだよね」
美穂の友達B「は~何言ってんの美穂が死んじゃったんだよ!」
美穂の友達C「だってさ~私に限らず好きな男子が全員美穂に告白して全員振られてるんだよ!」
美穂の友達B「確かに私も美穂に嫉妬してたかも・・・」
美穂の友達A「そもそも美穂って男子ふって優越感に浸ってたんじゃないの?」
美穂の友達C「元々私美穂のこと嫌いだったんだよね~」
(はっ?何言ってんだ?こいつらなんで美穂が死んだ?そんなわけないだろ!)
それにしても美穂をあんなにめちゃくちゃ言っているのに我慢ができなくなり思わず俺はその場で
彰人「お前たちは美穂の友達じゃなかったのか?」
すると美穂のクラスの女子は
美穂の友達C「こいつ誰?」
美穂の友達ABC「「「知らなーい」」」
美穂の友達A「あっ確かC組のえ~っと誰だっけ?」
美穂の友達C「多分樋川 秋人くんじゃない?」
とごちゃごちゃ言っているが(なんなんだこいつら?友達が死んだってのにこの態度・・・しかも俺、樋川 秋人じゃねーしそもそも樋川 秋人って誰よ!若干似てる気はするけど、、、)まあそんなことは置いといて目の前で美穂の事を好き勝手言われているのがものすごく許せなかった。
彰人「お前ら!そんなに死者を冒涜して楽しいか?」
美穂の友達C「はっ、、ぼっちインキャのくせに何言ってんの」
彰人「美穂が一度でもお前らに悪意を持って何かしたことはあったか?」
美穂の友達Aみほのともだちえー「なっないけど、、、」
彰人「そ~だよな!それなら美穂に何かをごちゃごちゃいう資格なんてお前らにはないんだよ!」
美穂の友達C「でっでも美穂のせいで狙ってた男子と付き合えなかったんだよ!それに限っては美穂が悪い!」
彰人「何言ってんだそれはただの逆恨みじゃねーか!」
彰人「お前らがその男子と付き合えなかったからって美穂のせいにするなそれは全部お前ら自身のせいだ責任転換をするな!」
美穂の友達ABC「「「うっごめん」」」
彰人「謝るんだったら美穂に直接謝れ! そもそも美穂が死んだってデマ流すなよ!」
美穂の友達A「えっでも美穂本当に死んじゃったよ」
彰人「は?・・・・そっそんなわけないだろ」
彰人「美穂が死んでるわけないだろ!」
でも彼女らは嘘をついているようには見えなかった、、、
美穂の友達A「そっそんなにいうなら証拠だってあるし!」
と女子生徒の1人が美穂の親とliningでつながっているらしく朝連絡が来たそうだ。
『朝早くから申し訳ございません、昨日に美穂が亡くなりました、今まで美穂がお世話になりました』
と書かれていた。
(確かに美穂の親のliningだった俺は美穂の親と繋がってはいなかったが親同士で繋がってるはずなのになんで親から連絡が来なかったんだ?それともあのメッセージは偽物なのか?、、、)など考えていると。
突然俺のスマホの電話が鳴り出した、見ると親だったのでいつもならスルーするが状況が状況なのですぐに出た。
源三『『あー知っていると思うが美穂ちゃんが死んだらしいぞ』』
彰人「うっ嘘だろ?」
源三『『残念ながら本当のことだ残念だったな』』
彰人「嘘だ嘘に決まっている!」
源三『『おおいつもと違って動揺しているな』』
彰人「そりゃそうだろ!美穂が死んだなんて聞いたら!」
源三『『じゃあ俺はいそがしいからこの話はこれでおしまいだ、あと美穂ちゃんが死んだから前言ってた見合いの話受けて貰うぞ』』
彰人「はっ?何言ってんだ受けるわけ、、」
(ちっ切りやがった)それにしても美穂が死んだって、、、(嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ)
俺はその場から勢いよく走り出し、泣きながら家に帰った。
その日初めて俺は学校を無断で帰った、、、、
俺はいつも5時に起き自分で弁当を作ってから登校時間までダラダラとラノベなどを読んで過ごしている、そして登校時間になると「行ってきま~す」と誰もいない家に言ってから学校に向かう。
いつも俺の家からすぐの公園で美穂と待ち合わせをしている、美穂は朝に弱いのでいつも遅れてくるが今日はいくら待っても来る気配がなかった。
なので俺はメッセージアプリ, liningを使ってメッセージだけ送っておいた『『まだ~?先行っとくぞ』』と送っておいたが既読がつかなかったので、そのまま学校に向かった。
校門の前でもliningを確認したが(美穂からの返事はないか~)既読がついていなかった。
そのまま自分の席に座りいつも通り本を読んでるフリをしていた、そこから朝礼が終わって、本を読むふりをやめてトイレに行こうと廊下を歩いていたら。
美穂のクラスの女子が廊下でザワザワと話していた、通り越す時聞こえてしまった。
美穂の友達A「美穂ちゃん死んじゃったんだって~」
美穂の友達B「え~嘘」
美穂の友達A「自殺だってさ、学校の近くの橋から飛び込み自殺したらしいよ」
美穂の友達C「まあ、美穂には悪いけど私ちょっと嬉しいんだよね」
美穂の友達B「は~何言ってんの美穂が死んじゃったんだよ!」
美穂の友達C「だってさ~私に限らず好きな男子が全員美穂に告白して全員振られてるんだよ!」
美穂の友達B「確かに私も美穂に嫉妬してたかも・・・」
美穂の友達A「そもそも美穂って男子ふって優越感に浸ってたんじゃないの?」
美穂の友達C「元々私美穂のこと嫌いだったんだよね~」
(はっ?何言ってんだ?こいつらなんで美穂が死んだ?そんなわけないだろ!)
それにしても美穂をあんなにめちゃくちゃ言っているのに我慢ができなくなり思わず俺はその場で
彰人「お前たちは美穂の友達じゃなかったのか?」
すると美穂のクラスの女子は
美穂の友達C「こいつ誰?」
美穂の友達ABC「「「知らなーい」」」
美穂の友達A「あっ確かC組のえ~っと誰だっけ?」
美穂の友達C「多分樋川 秋人くんじゃない?」
とごちゃごちゃ言っているが(なんなんだこいつら?友達が死んだってのにこの態度・・・しかも俺、樋川 秋人じゃねーしそもそも樋川 秋人って誰よ!若干似てる気はするけど、、、)まあそんなことは置いといて目の前で美穂の事を好き勝手言われているのがものすごく許せなかった。
彰人「お前ら!そんなに死者を冒涜して楽しいか?」
美穂の友達C「はっ、、ぼっちインキャのくせに何言ってんの」
彰人「美穂が一度でもお前らに悪意を持って何かしたことはあったか?」
美穂の友達Aみほのともだちえー「なっないけど、、、」
彰人「そ~だよな!それなら美穂に何かをごちゃごちゃいう資格なんてお前らにはないんだよ!」
美穂の友達C「でっでも美穂のせいで狙ってた男子と付き合えなかったんだよ!それに限っては美穂が悪い!」
彰人「何言ってんだそれはただの逆恨みじゃねーか!」
彰人「お前らがその男子と付き合えなかったからって美穂のせいにするなそれは全部お前ら自身のせいだ責任転換をするな!」
美穂の友達ABC「「「うっごめん」」」
彰人「謝るんだったら美穂に直接謝れ! そもそも美穂が死んだってデマ流すなよ!」
美穂の友達A「えっでも美穂本当に死んじゃったよ」
彰人「は?・・・・そっそんなわけないだろ」
彰人「美穂が死んでるわけないだろ!」
でも彼女らは嘘をついているようには見えなかった、、、
美穂の友達A「そっそんなにいうなら証拠だってあるし!」
と女子生徒の1人が美穂の親とliningでつながっているらしく朝連絡が来たそうだ。
『朝早くから申し訳ございません、昨日に美穂が亡くなりました、今まで美穂がお世話になりました』
と書かれていた。
(確かに美穂の親のliningだった俺は美穂の親と繋がってはいなかったが親同士で繋がってるはずなのになんで親から連絡が来なかったんだ?それともあのメッセージは偽物なのか?、、、)など考えていると。
突然俺のスマホの電話が鳴り出した、見ると親だったのでいつもならスルーするが状況が状況なのですぐに出た。
源三『『あー知っていると思うが美穂ちゃんが死んだらしいぞ』』
彰人「うっ嘘だろ?」
源三『『残念ながら本当のことだ残念だったな』』
彰人「嘘だ嘘に決まっている!」
源三『『おおいつもと違って動揺しているな』』
彰人「そりゃそうだろ!美穂が死んだなんて聞いたら!」
源三『『じゃあ俺はいそがしいからこの話はこれでおしまいだ、あと美穂ちゃんが死んだから前言ってた見合いの話受けて貰うぞ』』
彰人「はっ?何言ってんだ受けるわけ、、」
(ちっ切りやがった)それにしても美穂が死んだって、、、(嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ)
俺はその場から勢いよく走り出し、泣きながら家に帰った。
その日初めて俺は学校を無断で帰った、、、、
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
3年振りに帰ってきた地元で幼馴染が女の子とエッチしていた
ねんごろ
恋愛
3年ぶりに帰ってきた地元は、何かが違っていた。
俺が変わったのか……
地元が変わったのか……
主人公は倒錯した日常を過ごすことになる。
※他Web小説サイトで連載していた作品です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる