520 / 688
第28章 日常13:夢なら醒めないで…
20
しおりを挟む
「俺の言い方も悪かったのかもしんないけど、厳密に言うと、俺は智樹が想像してる意味での童貞ではない…なか」
「えと……、どゆこと?」
翔真くんは頭が良いから、たまに僕には理解不能な言い方をして、その度に僕は首を傾げてしまう。
「俺が言いたかったのはつまり、女性とは経験があるけど、男性とは……って意味で……」
へ?
え、ちょっと待って?
それって、童貞とは言わないんじゃ……?
「あ、あのさ、女の子とセックスした時点で童貞じゃなくなるんだよ? 仮に男の子とセックスした経験があったとして、男の子相手の場合は童貞喪失とは言わないんだよ?」
あくまで腟内性交があって初めて童貞喪失ってことになるわけで、だから翔真くんの場合は……NO童貞ってことになる筈なんだけど?
「うん、だから俺も後から訂正しようと思ったんだけど、それも何だかな……って感じでさ」
まあ……、その気持ちは分からなくもないし、もし訂正されたとしても、今度はどう答えて良いのか分かんなくなるけどね?
ただ、翔真くんが童貞くんじゃなかったことは、僕的には少なからずショックで……
自分ではそうは思ってなくても、多分嫉妬してるんだと思う、翔くんの初めての人に対して……
だって、いつどんな人と、どんな風に……なんてさ、聞いたってどうにもならないようなことばっか気になっちゃうんだもん。
でもそれを僕が口にすることは出来ない。
理由はどうであれAVに出て、沢山の人達に抱かれて来たんだもん。
それに比べたら……ねぇ?
あ、でもこれであいこってことだよね?
都合よく考えすぎかもしれないけど、そう思ったらちょっぴり気が楽になったような気がして……
「じゃあ……、翔真くんの初めて、僕が貰っちゃって良いの?」
今までカメラの前で、あんな姿やこんな姿を見せて来たから、今更恥ずかしがることでもないのに、言いながら顔が熱くなってくのが分かる。
「え、あ、うん……、まあ……そうなるかな」
ってゆーか、翔真くんの顔もずっと赤いままだよ?
「えと……、どゆこと?」
翔真くんは頭が良いから、たまに僕には理解不能な言い方をして、その度に僕は首を傾げてしまう。
「俺が言いたかったのはつまり、女性とは経験があるけど、男性とは……って意味で……」
へ?
え、ちょっと待って?
それって、童貞とは言わないんじゃ……?
「あ、あのさ、女の子とセックスした時点で童貞じゃなくなるんだよ? 仮に男の子とセックスした経験があったとして、男の子相手の場合は童貞喪失とは言わないんだよ?」
あくまで腟内性交があって初めて童貞喪失ってことになるわけで、だから翔真くんの場合は……NO童貞ってことになる筈なんだけど?
「うん、だから俺も後から訂正しようと思ったんだけど、それも何だかな……って感じでさ」
まあ……、その気持ちは分からなくもないし、もし訂正されたとしても、今度はどう答えて良いのか分かんなくなるけどね?
ただ、翔真くんが童貞くんじゃなかったことは、僕的には少なからずショックで……
自分ではそうは思ってなくても、多分嫉妬してるんだと思う、翔くんの初めての人に対して……
だって、いつどんな人と、どんな風に……なんてさ、聞いたってどうにもならないようなことばっか気になっちゃうんだもん。
でもそれを僕が口にすることは出来ない。
理由はどうであれAVに出て、沢山の人達に抱かれて来たんだもん。
それに比べたら……ねぇ?
あ、でもこれであいこってことだよね?
都合よく考えすぎかもしれないけど、そう思ったらちょっぴり気が楽になったような気がして……
「じゃあ……、翔真くんの初めて、僕が貰っちゃって良いの?」
今までカメラの前で、あんな姿やこんな姿を見せて来たから、今更恥ずかしがることでもないのに、言いながら顔が熱くなってくのが分かる。
「え、あ、うん……、まあ……そうなるかな」
ってゆーか、翔真くんの顔もずっと赤いままだよ?
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる