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小さく窄んだ穴の周りを指でクルクル撫でてやると、智樹の足がオレを誘うように開いていく。
あ、でもちょっと待って?
えっと……、この場合、女の子とは身体の構造自体が違うんだから、やっぱ濡らすべきだよな?
ってことはローションとかあった方がいいのかな?
その方がきっと智樹も楽だろうし……
オレは智樹の口から中心を引き抜き、身体の向きを変えた。
そしてすっかり虚ろな智樹の頬っぺたをスルッと撫でると、「ベッド行こ? ね?」耳元に囁いた。
「ベッ……ド……?」
「うん。だってオレ、もっとちゃんと智樹のこと愛してあげたいんだもん。だからさ……」
こんな窮屈なソファーなんかじゃなくてさ、ちゃんとね?
「ふふ、じゃあ抱っこして?」
智樹の両手が伸びてきて、オレの肩に巻き付く。
普段の智樹からは想像も出来ない甘えた仕草に、思わず戸惑ってしまう。
だって……、可愛すぎなんだもん♡
「だめ?」
「全然! ダメなわけないでしょ? ちゃんと掴まっててね?」
「うん、落とさないでね?」
もぉっ、オレってば信用ないのね……
「よっ……」
オレは智樹を両手で抱き上げると、落っことさないように、足元に細心の注意を払いながら、寝室のベットへと運んだ。
お互い辛うじてTシャツは着てるものの、超元気な下半身は丸出しの、超微妙な格好でベッドに身体を投げ出し、視線を合わせると枕に顔を埋めた智樹がフンワリ笑った。
「ふふ、まーちゃんの匂いがする」
やべぇ……、その顔めちゃくちゃ可愛い♡
あ、でもちょっと待って?
えっと……、この場合、女の子とは身体の構造自体が違うんだから、やっぱ濡らすべきだよな?
ってことはローションとかあった方がいいのかな?
その方がきっと智樹も楽だろうし……
オレは智樹の口から中心を引き抜き、身体の向きを変えた。
そしてすっかり虚ろな智樹の頬っぺたをスルッと撫でると、「ベッド行こ? ね?」耳元に囁いた。
「ベッ……ド……?」
「うん。だってオレ、もっとちゃんと智樹のこと愛してあげたいんだもん。だからさ……」
こんな窮屈なソファーなんかじゃなくてさ、ちゃんとね?
「ふふ、じゃあ抱っこして?」
智樹の両手が伸びてきて、オレの肩に巻き付く。
普段の智樹からは想像も出来ない甘えた仕草に、思わず戸惑ってしまう。
だって……、可愛すぎなんだもん♡
「だめ?」
「全然! ダメなわけないでしょ? ちゃんと掴まっててね?」
「うん、落とさないでね?」
もぉっ、オレってば信用ないのね……
「よっ……」
オレは智樹を両手で抱き上げると、落っことさないように、足元に細心の注意を払いながら、寝室のベットへと運んだ。
お互い辛うじてTシャツは着てるものの、超元気な下半身は丸出しの、超微妙な格好でベッドに身体を投げ出し、視線を合わせると枕に顔を埋めた智樹がフンワリ笑った。
「ふふ、まーちゃんの匂いがする」
やべぇ……、その顔めちゃくちゃ可愛い♡
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