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都市開発本格始動
109:料理の本。
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昨日は秘密基地に訪れて、秘密基地にダンジョンを作って、アヤとグレゴリーの仲を悪くした、ような気がする。
でもアリスの話ではこれは日常茶飯事だと言われたから、俺がいなくてもアヤとグレゴリーはこんなことをしているのかと思うと、俺が気にすることではないと思った。
そんな姿を見たら腐れ縁で、なんやかんや言って結婚するような関係なのかなぁと前世のマンガで読んだ知識を思い出す。
……これで次行ってもまだ仲が直ってなかったら俺が尽力しよう。
ただそれがお互いのためなら俺は何もしないのが正解かもしれない。だって遅かれ早かれというやつだし。
それはさておき、昨日の一件でベラが屋敷中をくまなく探している。
その前に昨日のヘルちゃんをベラの姿でやってって頼んだら無視して探しに行った。これはお仕置きが必要だな。
俺はと言えば、『叛逆の英雄』の本編をすべてかき終えたから、『叛逆の英雄』でクレアの好きなキャラであるアニェスを主人公とした番外編をかいているところだ。
アニェスは本編ではその国に訪れた時と神と決別する時しか出てこなかったから、全体から見ればあまり出てきていないキャラだ。
でもアニェスは服装がエロい。
繋げ方が意味不明だが、あまり出てきていないけどエロいからかきたいキャラだったということだ。
これで精通する男の子たちが出て来るんじゃないのか? それはありがたいことだ。
それにアニェスのことを見ていたら、政治のことを知れるから色々と勉強になる。
こういうところで読者に勉強させるのはいいことだとは思う。
ただ、識字率の方をどうにかしないとな……。あぁ、今後作ろうとしている『現代都市』で学校を作ればいいのか。
そこでどれだけの人を呼び出せるかという問題になるから、アニェスの番外編をかきながら、現代都市を舞台にした恋愛マンガかファンタジーマンガをかこう。
ハァ、やることが無限にあるな。
これ、いつになったら俺の目標を達成できるのかと思ってしまう。
ただスマホやパソコンについては、現代都市にて販売、現代都市のみでしか使うことができないという風にしておこう。
俺が信じている人たちはどこでも繋がるけどね。
「アーサーさま」
「ん? どうしたの?」
ベラが部屋の扉をノックして問いかけてきたから俺が答えるとベラが部屋に入ってきた。
地下室を見つけたのかと思ったが、その手にある本で全く違うものを見つけてきたと分かった。
「これは何でしょうか?」
「料理の本」
俺は屋敷を改造した。
色々な物を変えたし、無駄な物を取り除いたりそこに新しいものを付け加えたり、ベラに何か言われない程度にやった。
そして付け加えた本棚の中に、分かりやすく料理の本を仕込んでおいた。だからベラはまんまと罠にはまってくれたのだ。
「これはアーサーさまが置かれた本ということですか?」
「そうだよ。何となく作った本だよ」
「……道理で。こんな分かりやすい本はアーサーさましかお作りになれません」
前世の世界で売られている料理本を全く真似して作ったから、カラーだったり手順を分かりやすく説明している。
「これを何となくでお作りになられたのですか? それにしては美味しくできそうですが……知らない名前の食材もありますね」
この世界の食材に合わせて本を作ったが、この世界のどこかには中華の料理が発展しているところがあるかもしれないけど、この国にはない調味料やら加工されていない食材は多くある。
「それは他の本に載っているはずだよ。見に行こうか」
「はい」
俺が料理の本を置いた場所は居間やらキッチンやら少しでも隙があれば置いている。
食事と睡眠は人類にとっては切っても切り離せない行動で、美味しいものが食べられれば気持ちに余裕が持てるようになるし、気持ちよく寝ることもできる。
俺の目標は前世の生活以上にすることが目標だからな。いや少し違うけど。
「あっ、これだね」
「少しお借りします」
居間にあった食材の説明する本を手に取ってベラに渡すと、ベラはそれを熱心に読み始めた。
ぶっちゃけ、ベラの料理はかなり美味しい。料理長でいてもおかしくはないくらいには美味しい。
ランスロット家の料理長もかなり美味しいが、まだ料理長に軍配が上がる。
「ベラ、紅茶を用意しようか?」
「いえ、結構です。私のことはお気になさらず」
「うん、分かった」
これなら今日中に覚えてくれそうだ。
でもアリスの話ではこれは日常茶飯事だと言われたから、俺がいなくてもアヤとグレゴリーはこんなことをしているのかと思うと、俺が気にすることではないと思った。
そんな姿を見たら腐れ縁で、なんやかんや言って結婚するような関係なのかなぁと前世のマンガで読んだ知識を思い出す。
……これで次行ってもまだ仲が直ってなかったら俺が尽力しよう。
ただそれがお互いのためなら俺は何もしないのが正解かもしれない。だって遅かれ早かれというやつだし。
それはさておき、昨日の一件でベラが屋敷中をくまなく探している。
その前に昨日のヘルちゃんをベラの姿でやってって頼んだら無視して探しに行った。これはお仕置きが必要だな。
俺はと言えば、『叛逆の英雄』の本編をすべてかき終えたから、『叛逆の英雄』でクレアの好きなキャラであるアニェスを主人公とした番外編をかいているところだ。
アニェスは本編ではその国に訪れた時と神と決別する時しか出てこなかったから、全体から見ればあまり出てきていないキャラだ。
でもアニェスは服装がエロい。
繋げ方が意味不明だが、あまり出てきていないけどエロいからかきたいキャラだったということだ。
これで精通する男の子たちが出て来るんじゃないのか? それはありがたいことだ。
それにアニェスのことを見ていたら、政治のことを知れるから色々と勉強になる。
こういうところで読者に勉強させるのはいいことだとは思う。
ただ、識字率の方をどうにかしないとな……。あぁ、今後作ろうとしている『現代都市』で学校を作ればいいのか。
そこでどれだけの人を呼び出せるかという問題になるから、アニェスの番外編をかきながら、現代都市を舞台にした恋愛マンガかファンタジーマンガをかこう。
ハァ、やることが無限にあるな。
これ、いつになったら俺の目標を達成できるのかと思ってしまう。
ただスマホやパソコンについては、現代都市にて販売、現代都市のみでしか使うことができないという風にしておこう。
俺が信じている人たちはどこでも繋がるけどね。
「アーサーさま」
「ん? どうしたの?」
ベラが部屋の扉をノックして問いかけてきたから俺が答えるとベラが部屋に入ってきた。
地下室を見つけたのかと思ったが、その手にある本で全く違うものを見つけてきたと分かった。
「これは何でしょうか?」
「料理の本」
俺は屋敷を改造した。
色々な物を変えたし、無駄な物を取り除いたりそこに新しいものを付け加えたり、ベラに何か言われない程度にやった。
そして付け加えた本棚の中に、分かりやすく料理の本を仕込んでおいた。だからベラはまんまと罠にはまってくれたのだ。
「これはアーサーさまが置かれた本ということですか?」
「そうだよ。何となく作った本だよ」
「……道理で。こんな分かりやすい本はアーサーさましかお作りになれません」
前世の世界で売られている料理本を全く真似して作ったから、カラーだったり手順を分かりやすく説明している。
「これを何となくでお作りになられたのですか? それにしては美味しくできそうですが……知らない名前の食材もありますね」
この世界の食材に合わせて本を作ったが、この世界のどこかには中華の料理が発展しているところがあるかもしれないけど、この国にはない調味料やら加工されていない食材は多くある。
「それは他の本に載っているはずだよ。見に行こうか」
「はい」
俺が料理の本を置いた場所は居間やらキッチンやら少しでも隙があれば置いている。
食事と睡眠は人類にとっては切っても切り離せない行動で、美味しいものが食べられれば気持ちに余裕が持てるようになるし、気持ちよく寝ることもできる。
俺の目標は前世の生活以上にすることが目標だからな。いや少し違うけど。
「あっ、これだね」
「少しお借りします」
居間にあった食材の説明する本を手に取ってベラに渡すと、ベラはそれを熱心に読み始めた。
ぶっちゃけ、ベラの料理はかなり美味しい。料理長でいてもおかしくはないくらいには美味しい。
ランスロット家の料理長もかなり美味しいが、まだ料理長に軍配が上がる。
「ベラ、紅茶を用意しようか?」
「いえ、結構です。私のことはお気になさらず」
「うん、分かった」
これなら今日中に覚えてくれそうだ。
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