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王都でも渦中
068:面倒と嬉しい出会い。
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「はぁぁぁぁ!? 何でよ!」
俺が断ったことがよほど気に食わなかったようで、俺に詰め寄ってきた女の子。
いや、いきなりそんなことを言われても一目惚れ以外はなるやつはいないだろうし、俺は特に一目惚れはしていない。
「私はボールス家のご令嬢なのよ! その私の言うことをどうして聞けないのよ!?」
あー、こいつは面倒な奴だな。もう適当にあしらって無視したいくらいの気持ちにはなっている。
さっきのボールスさんとの会話的に、こいつがボールス家のご令嬢だとは思うが……それはそれでボールスさんとは大違いだな。
「何とか言いなさいよ!」
黙っているのはイジメになるから口を開くことにした。
でもこいつみたいに偉そうに喋ったり罵声を浴びせるのはあれだから、ここは公爵家の子息として恥じない言動を行う。
「はじめまして、僕はアーサー・ランスロットです。あなたのお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
完璧な所作で女の子にそう聞くと、少しだけ見惚れているような顔を見せたがすぐに自分が一番みたいな表情に戻った。
「ふん! 名前が知りたかったら私の前にひざまずくことね!」
えっ? マジで言ってんのこいつ? 俺とあなたは同じ公爵家の子息と令嬢ですよ? それなのにまるで自分が一番とか思っていらっしゃられる。
あちらがこういう態度を取るのならこちらもそれ相応の態度を取ることにした。
「いえ、それではあなたのお名前は結構です」
「はぁ!? この美しい私の名前が聞きたくないと言ってるの!?」
自分で美しいというとは、まあ美しいから痛くはないが面と向かって言われるとこいつ何言ってんだと思ってしまう。
「ひざまずいてまで知りたい名前ではないので。何ならあなたがリザ・ボールスだと分かっているのでその必要はないかと」
「知っているのなら聞かなくていいでしょ!」
「そうですねぇ」
俺は少し煽り気味でリザ・ボールスにそう返した。
「……こんなに、イライラとする顔は初めてだわ」
どうやら少女にその顔は効果てきめんらしく、すっごく眉間にしわを寄せている。
これなら普通に嫌われることができるのではないか? まだ相手から高圧的な態度を向けられているから、こうして言っても言い訳はできるか。
「ここに幼い頃からしわを寄せては、将来ここにしわができてしまいますよ? シワだらけになられたいと言うのなら、止めはしませんが」
「な、な、な……」
眉間を指当ててそう言ってやると、爆発寸前と言わんばかりの怒りの表情を浮かべていた。
「なんて失礼なことを言っているのあなたは!? この私にし、シワなど、あるわけがないわよ!」
「えっ? じゃあ今眉間にできてるものはなんですか?」
「こ、これは……元からよ!」
「へぇ……それは大変ですねぇ」
ガキを相手にするのは疲れる。こんなガキらしいガキは久しぶりに見たけどね。
「リザ、少し落ち着きなさい」
「で、でもお父様……!」
ボールスさんになだめられてボールスさんの方を見るリザさん。
「いきなり手下になれと言っても誰も手下にはなってくれない。まずは相手のことを理解して、何が弱点なのか理解しなければいけない」
普通になだめるかと思いきや、不穏なことを言っているなこのジジイ。
「何を言っているのか分からないわ」
「……そうか」
だがリザさんがそれを理解していないと意味がないわけか。
見た感じ、リザさんはかなり頭が悪そうだ。まあ頭が悪くてかわいくて、自分の地位で思い通りにするワガママご令嬢。マイナスだな。
「申し訳ない、アーサー殿。この子は頭が少し良くはないが、いい子ではあります」
俺的にはいい子の要素は全くないけどね。
というかあれだな、ボールスさんはリザさんに甘い感じがひしひしと伝わってくる。だからこんな性格になってしまっている気がする。
「気にしていません。むしろ少しだけ意地悪を言ってしまって、こちらこそ申し訳ないです」
「その対応をリザにもしてほしいのですな……」
ふっ、リザさんには悪いけどこの場は少なからず注目されているから、俺とリザさんの態度の違いで俺の株が上がっているだろうな。
……あれ? 何で株をあげていることをしているんだ俺は? 別に俺は株をあげる必要は……いやまあランスロット家の跡継ぎとして株を下げるよりかはましだけど。
……もうこのメスガキ嫌いだ。
ボールスさんとリザさんは俺たちから離れ、俺は一息ついた。
「僕、もうリザさんと会うの嫌なんだけど……」
「パトリス殿は優秀だけど、リザさんには甘いところがあるからね……」
「まぁ、アーサーと会うことも少ないと思うから心配しなくてもいいと思うわよ~」
「そうだといいんだけどね……」
何だか彼女とは変な縁がありそうで嫌なんだけど。それを切ろうとしても受け付けてはくれないらしい。
一息つく前に、他の貴族たちと挨拶していく。
もう何だろうか、色々なメンドウなことを経験したからか分からないが、貴族との挨拶とか全く気にならなくなった。
俺の全能のおかげで覚えることは全く問題ないし、公爵家だから偉そうにされることもない。あれ、楽じゃね。
一通り挨拶が終わったなと思ったところで、俺の目の前に天使が現れた。
「よぉ、アルノ!」
「久しぶり、エリオット」
お父上様とエリオットさんが言葉を交わしているが、そんなこと俺の視線を一点に集中していた。
地味ではあるが、それでも長い茶髪をアップスタイルにしている美しい女の子、クレアさんが恥ずかしながらそこにいた。
「あ、アーサーさま、お久しぶりです……」
「はい、お久しぶりです。クレアさん」
もうね、さっきの疲労どころか王都に来た時から蓄積されている疲労がすべて吹き飛んだよ。
「クレアさん、似合ってますよ。とても綺麗です」
「あ、ありがとう、ございます……」
俺にそう言われてすごく顔を赤くして恥じらっているクレアさん、マジ最高ぅ! もうこれだけで今後のことも頑張れるぅ!
「スザンヌ! 久しぶりね!」
「えぇ、久しぶりねぇ。でもこうして会うのが久しぶりなだけでしょ~?」
「こうして会った方がやっぱり会った感じがするのよ」
さすがにこの場で百合百合しないゾーイさんだが、お母上様の手を握って嬉しそうにしているところはすでに百合百合しているな。
いや、そんなことはどうでもいいんだよ。
俺もクレアさんに近づいていくと、クレアさんは少しだけ身構えていたがすぐに諦めて俺と距離が近くなった。
「クレアさん、会いたかったです。寂しかったです」
「あ、アーサーさまには素敵な婚約者さまが、他にもおられるのですから、そんなわけが……」
「いいえ、クレアさんがいいんですよ。僕はクレアさんを愛していますから」
「うっ……うぅ……」
もうこれ以上ないくらいに顔を真っ赤にしているクレアさんを見て、鼻血が出そうになるくらいに内心興奮してしまっていた。
この場が社交界じゃなければもうクレアさんに抱き着いているくらいには興奮している。クレアさんの可愛さは限界突破しているぞ!
はっ! これではゾーイさんみたいだぞ……! いやその発言も失礼だな。
「で、ですが、やはり私では……」
どうしてここで落ち込んでいるのかと考えて、俺が他の公爵家と婚約しているからだと考えた。
他の公爵家のご令嬢は、血筋と言うか美人だ。今まで会っている公爵家の全員がすべて美形だ。
だからそこでクレアさんはコンプレックスに陥っているのか? そんなこと思わなくていいと思ったが、それは俺の口から言うべきだ。
「クレアさん。前にも言った通り、僕はクレアさんがいいんですよ。もうそんなに心配なら、僕にも考えがあります」
「……何だか少しだけ心配ですが、どのようなものですか?」
「社交界の場にて、僕がどれだけクレアさんが好きなのかを懇切丁寧に貴族の皆さんの前で演説します!」
「そ……そんなことは絶対にやめてください絶対に」
俺の言葉にハッキリとした拒絶をしてきたクレアさんだが、少しだけ傷ついたが想定内!
「どうしてですか!? 信じられないのなら主張するしかありません! 僕が逃げきれないくらいに、他国にまで伝わるように『アーサー・ランスロットはクレア・サグラモールに惚れている』ということを!」
「や、やめてください、恥ずかしさで死んでしまいます。も、もうアーサーさまが私のことを愛しているのは伝わりましたから……!」
「それなら良かったです! 僕がクレアさんを愛していることだけは覚えていてください」
「はぃ……」
とても顔を真っ赤にして、少し汗をかいているクレアさんを見て、とても写真を撮りたくなるが、この場ではできない。
次の日、は用事があるから、明後日にでも俺が泊まっている宿に来てもらって可愛い責めをして写真を撮ろう。
そんなことをしていると、お母上様とゾーイさんはニヤニヤとしており、お父上様とエリオットさんは周りにチラリと視線を向けながら少し気まずそうにしている。
何かと思えば周りの貴族の人たちがこちらを見ていたのだ。
「ッッッ!?」
それに気づいたクレアさんは顔を両手で覆って恥ずかしさを隠せないようであった。
もうこれは俺がさっき言った状態になっているよな。少し目立つ場所で言ってしまったなぁ。ごめんねクレアさん。
わざとじゃないんだよ? 半分。
俺が断ったことがよほど気に食わなかったようで、俺に詰め寄ってきた女の子。
いや、いきなりそんなことを言われても一目惚れ以外はなるやつはいないだろうし、俺は特に一目惚れはしていない。
「私はボールス家のご令嬢なのよ! その私の言うことをどうして聞けないのよ!?」
あー、こいつは面倒な奴だな。もう適当にあしらって無視したいくらいの気持ちにはなっている。
さっきのボールスさんとの会話的に、こいつがボールス家のご令嬢だとは思うが……それはそれでボールスさんとは大違いだな。
「何とか言いなさいよ!」
黙っているのはイジメになるから口を開くことにした。
でもこいつみたいに偉そうに喋ったり罵声を浴びせるのはあれだから、ここは公爵家の子息として恥じない言動を行う。
「はじめまして、僕はアーサー・ランスロットです。あなたのお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
完璧な所作で女の子にそう聞くと、少しだけ見惚れているような顔を見せたがすぐに自分が一番みたいな表情に戻った。
「ふん! 名前が知りたかったら私の前にひざまずくことね!」
えっ? マジで言ってんのこいつ? 俺とあなたは同じ公爵家の子息と令嬢ですよ? それなのにまるで自分が一番とか思っていらっしゃられる。
あちらがこういう態度を取るのならこちらもそれ相応の態度を取ることにした。
「いえ、それではあなたのお名前は結構です」
「はぁ!? この美しい私の名前が聞きたくないと言ってるの!?」
自分で美しいというとは、まあ美しいから痛くはないが面と向かって言われるとこいつ何言ってんだと思ってしまう。
「ひざまずいてまで知りたい名前ではないので。何ならあなたがリザ・ボールスだと分かっているのでその必要はないかと」
「知っているのなら聞かなくていいでしょ!」
「そうですねぇ」
俺は少し煽り気味でリザ・ボールスにそう返した。
「……こんなに、イライラとする顔は初めてだわ」
どうやら少女にその顔は効果てきめんらしく、すっごく眉間にしわを寄せている。
これなら普通に嫌われることができるのではないか? まだ相手から高圧的な態度を向けられているから、こうして言っても言い訳はできるか。
「ここに幼い頃からしわを寄せては、将来ここにしわができてしまいますよ? シワだらけになられたいと言うのなら、止めはしませんが」
「な、な、な……」
眉間を指当ててそう言ってやると、爆発寸前と言わんばかりの怒りの表情を浮かべていた。
「なんて失礼なことを言っているのあなたは!? この私にし、シワなど、あるわけがないわよ!」
「えっ? じゃあ今眉間にできてるものはなんですか?」
「こ、これは……元からよ!」
「へぇ……それは大変ですねぇ」
ガキを相手にするのは疲れる。こんなガキらしいガキは久しぶりに見たけどね。
「リザ、少し落ち着きなさい」
「で、でもお父様……!」
ボールスさんになだめられてボールスさんの方を見るリザさん。
「いきなり手下になれと言っても誰も手下にはなってくれない。まずは相手のことを理解して、何が弱点なのか理解しなければいけない」
普通になだめるかと思いきや、不穏なことを言っているなこのジジイ。
「何を言っているのか分からないわ」
「……そうか」
だがリザさんがそれを理解していないと意味がないわけか。
見た感じ、リザさんはかなり頭が悪そうだ。まあ頭が悪くてかわいくて、自分の地位で思い通りにするワガママご令嬢。マイナスだな。
「申し訳ない、アーサー殿。この子は頭が少し良くはないが、いい子ではあります」
俺的にはいい子の要素は全くないけどね。
というかあれだな、ボールスさんはリザさんに甘い感じがひしひしと伝わってくる。だからこんな性格になってしまっている気がする。
「気にしていません。むしろ少しだけ意地悪を言ってしまって、こちらこそ申し訳ないです」
「その対応をリザにもしてほしいのですな……」
ふっ、リザさんには悪いけどこの場は少なからず注目されているから、俺とリザさんの態度の違いで俺の株が上がっているだろうな。
……あれ? 何で株をあげていることをしているんだ俺は? 別に俺は株をあげる必要は……いやまあランスロット家の跡継ぎとして株を下げるよりかはましだけど。
……もうこのメスガキ嫌いだ。
ボールスさんとリザさんは俺たちから離れ、俺は一息ついた。
「僕、もうリザさんと会うの嫌なんだけど……」
「パトリス殿は優秀だけど、リザさんには甘いところがあるからね……」
「まぁ、アーサーと会うことも少ないと思うから心配しなくてもいいと思うわよ~」
「そうだといいんだけどね……」
何だか彼女とは変な縁がありそうで嫌なんだけど。それを切ろうとしても受け付けてはくれないらしい。
一息つく前に、他の貴族たちと挨拶していく。
もう何だろうか、色々なメンドウなことを経験したからか分からないが、貴族との挨拶とか全く気にならなくなった。
俺の全能のおかげで覚えることは全く問題ないし、公爵家だから偉そうにされることもない。あれ、楽じゃね。
一通り挨拶が終わったなと思ったところで、俺の目の前に天使が現れた。
「よぉ、アルノ!」
「久しぶり、エリオット」
お父上様とエリオットさんが言葉を交わしているが、そんなこと俺の視線を一点に集中していた。
地味ではあるが、それでも長い茶髪をアップスタイルにしている美しい女の子、クレアさんが恥ずかしながらそこにいた。
「あ、アーサーさま、お久しぶりです……」
「はい、お久しぶりです。クレアさん」
もうね、さっきの疲労どころか王都に来た時から蓄積されている疲労がすべて吹き飛んだよ。
「クレアさん、似合ってますよ。とても綺麗です」
「あ、ありがとう、ございます……」
俺にそう言われてすごく顔を赤くして恥じらっているクレアさん、マジ最高ぅ! もうこれだけで今後のことも頑張れるぅ!
「スザンヌ! 久しぶりね!」
「えぇ、久しぶりねぇ。でもこうして会うのが久しぶりなだけでしょ~?」
「こうして会った方がやっぱり会った感じがするのよ」
さすがにこの場で百合百合しないゾーイさんだが、お母上様の手を握って嬉しそうにしているところはすでに百合百合しているな。
いや、そんなことはどうでもいいんだよ。
俺もクレアさんに近づいていくと、クレアさんは少しだけ身構えていたがすぐに諦めて俺と距離が近くなった。
「クレアさん、会いたかったです。寂しかったです」
「あ、アーサーさまには素敵な婚約者さまが、他にもおられるのですから、そんなわけが……」
「いいえ、クレアさんがいいんですよ。僕はクレアさんを愛していますから」
「うっ……うぅ……」
もうこれ以上ないくらいに顔を真っ赤にしているクレアさんを見て、鼻血が出そうになるくらいに内心興奮してしまっていた。
この場が社交界じゃなければもうクレアさんに抱き着いているくらいには興奮している。クレアさんの可愛さは限界突破しているぞ!
はっ! これではゾーイさんみたいだぞ……! いやその発言も失礼だな。
「で、ですが、やはり私では……」
どうしてここで落ち込んでいるのかと考えて、俺が他の公爵家と婚約しているからだと考えた。
他の公爵家のご令嬢は、血筋と言うか美人だ。今まで会っている公爵家の全員がすべて美形だ。
だからそこでクレアさんはコンプレックスに陥っているのか? そんなこと思わなくていいと思ったが、それは俺の口から言うべきだ。
「クレアさん。前にも言った通り、僕はクレアさんがいいんですよ。もうそんなに心配なら、僕にも考えがあります」
「……何だか少しだけ心配ですが、どのようなものですか?」
「社交界の場にて、僕がどれだけクレアさんが好きなのかを懇切丁寧に貴族の皆さんの前で演説します!」
「そ……そんなことは絶対にやめてください絶対に」
俺の言葉にハッキリとした拒絶をしてきたクレアさんだが、少しだけ傷ついたが想定内!
「どうしてですか!? 信じられないのなら主張するしかありません! 僕が逃げきれないくらいに、他国にまで伝わるように『アーサー・ランスロットはクレア・サグラモールに惚れている』ということを!」
「や、やめてください、恥ずかしさで死んでしまいます。も、もうアーサーさまが私のことを愛しているのは伝わりましたから……!」
「それなら良かったです! 僕がクレアさんを愛していることだけは覚えていてください」
「はぃ……」
とても顔を真っ赤にして、少し汗をかいているクレアさんを見て、とても写真を撮りたくなるが、この場ではできない。
次の日、は用事があるから、明後日にでも俺が泊まっている宿に来てもらって可愛い責めをして写真を撮ろう。
そんなことをしていると、お母上様とゾーイさんはニヤニヤとしており、お父上様とエリオットさんは周りにチラリと視線を向けながら少し気まずそうにしている。
何かと思えば周りの貴族の人たちがこちらを見ていたのだ。
「ッッッ!?」
それに気づいたクレアさんは顔を両手で覆って恥ずかしさを隠せないようであった。
もうこれは俺がさっき言った状態になっているよな。少し目立つ場所で言ってしまったなぁ。ごめんねクレアさん。
わざとじゃないんだよ? 半分。
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