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全能の爆誕
005:全能?
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今日は珍しく一人で家の中を歩き回っている。
いつもならルーシー姉さんが時間を見つければ俺と一緒にいるのだが、パスカルにしごかれているようだ。しかもあの鍛錬、たまにお父上様が来るらしくシルヴィー姉さんもルーシー姉さんもボロボロになっている。
俺ももう少ししたらあれをするのかぁ……でも全能があれば別にやる必要はなくね? でもそれをすれば全能がバレてしまうかもしれないと考え……何とか誤魔化す方法を考えている。
全能だと周りに提示するメリットは何一つない。鍛錬がなくなるくらいで、それ以外は特には見当たらない。
全能だと分かっても、無駄にやることを増やされるだけだろう。
天才を貫けば楽なのではと考えたが、その後が地獄に決まっているから却下。まあそういうことを考えるのは後にしよう。
「おはようございます、アーサーさま」
「おはよう!」
「おはようございます、アーサーさま。今日はお一人ですか?」
「一人! お姉ちゃんは鍛錬だから!」
「アーサーさまどちらまで?」
「少し庭まで!」
道行くメイドやら執事に声をかけられ、元気よく言葉を帰していく。
今日の目的は俺のほぼ全能の性能を試したり、魔法がどこまでできるか、魔力についても鍛錬が始まる前に認識しておきたいところだ。
ただ、はたから見れば一人で歩き回っていると思われている様子だが、俺の近くには完璧メイドであるベラが潜んでいる。よくよく気配を探れば、常日頃から俺の近くに潜んでいるのだ。
本当に何者なんだよとつっこみたくなる隠密を見せつけてくる。
さて、全能のせいでこうしてベラが潜んでいることに困っているんだから、全能でいっちょベラを騙すとしよう。
ベラから逃れることは難しいことではない、一瞬でできる。瞬間移動をすれば一瞬だ。
だがそんなことをすればランスロット家一同による大捜索が行われることは分かり切っている。さすがに自身の立場を弁えている。
ならば俺自身を作り上げて、本物をそっちだと思わせて別行動をすれば俺は晴れて自由の身だ。
俺を守ってくれるベラには少し申し訳ないが、俺を誘拐や殺害できるのはたぶんいないから許してほしい。
ベラが俺から一切視線をそらさないのは分かっている。そらそうと何か仕掛けても絶対にそらさない。
だから別の空間に俺の行動をプログラムした人形を一体創成、そして俺の周りの空間に認識をずらす魔法を使用、最後に俺と人形を入れ替えれば完成だ。
魔法の使用と人形の入れ替えはベラの瞬きの間に終わらせた。試しにベラを千里眼で見ると、人形を俺だと疑っていない様子だった。
「よし! さすが全能!」
俺だけしかいない真っ白な空間で声を上げても問題ない。
人形は庭園に向かってお茶を嗜んでもらうとして、本体の俺は俺しかおらず、俺しか出入りできない空間でほぼ全能の力を使うことにした。
とりあえずは思いつく限りのことをしてみよう。
☆
あー、やべぇ、ものすごくやべぇよ……本当にあいつ魔神だったよ……。もはや邪神だよ。
前回俺が立証した仮説は、『考え得るすべての能力を使うことができる』というものだ。
今回でその仮説は否定されることとなった。もうほんっとうに嫌な形で。
まず魔法の動力源である魔力、これは無尽蔵ということが分かった。
本当に無尽蔵ではなく、どれだけ使おうとしても魔力回復量が多すぎて使い切れないと言った表現が正しい。
それはいいんだよ、だが次にやった魔法がとんでもなくやべぇ事実を突きつけてきた。
俺氏、力を抑えることができない。
国一つを燃やし尽くす業火。
国一つを浸水させる津波。
国一つを吹き飛ばす嵐。
国一つを焼き焦がす轟雷。
国一つを埋め尽くす土流。
本当に外でやらなくてよかったと思うくらいに酷かった。
ここから力を抑えるようにしたが、ある一定値まで来ると全く抑えれなくなった。
ただ何か標的を創造してそれに魔法を放とうとすれば、それを一回で壊すほどの威力にはできた。
考えられる縛りは、『一切の手加減ができない能力』ということになる。
ただ全能だからそれを抑えるための能力がないかと試してみたが、できなかった。
俺に与えられた能力は『全能だが全能の力を失うことができず、モブキャラ程度にも力を抑えることも隠すこともできない欠陥全能』ということになる。
……本当にとんでもないものを俺に与えてくれたものだ、あの邪神。
これじゃあ俺の『ちょっと……この子は公爵家として相応しくないから追放する』計画ができないじゃないか!
戦いを避ければ、俺の実力を見せなくてよくなるが……公爵家だからそういうわけにもいかないな。そうなれば俺は天才として通らなければならない。うん、最悪。
どうする……? そうだ、ここで欠陥全能を使おう!
最適解を導くための能力が備わっているから、それに俺が安全にモブキャラになる方法を……あぁ、そうか。
俺の能力はすべて俺がモブキャラになることを拒否してくる。これはもはや呪いだな。
もう分かったよ! のびのびとスローライフを送るくらいで満足してやる! 公爵家でそれは無理そうだけど、どんな手を使ってでも目立たない公爵家になってやる!
それがたとえかなり有力なランスロット公爵家でもな!
何か矛盾しているけど仕方がない!
☆
さて、庭園で寝転がっていた人形を難なく入れ替わって、寝転がりながら今後どうするかを考える。
ベラにも気が付かれていないからいいとして、この公爵家にのんびりと生きる、公爵家に人生が縛られない程度に自由に生きることを第一目標とする。
まずは前世の現代のように便利な生活にしたいところだ。
前世の現代と比べるのは失礼なところではあるが、水道や電気は当たり前だが通っていない。
ただこの世界は魔法がある世界だから、魔法使いや魔道具の存在があるから現代より前の時代よりかは不便なわけではない。
だが生活に必要な水を生み出すとなれば、できる人は少ない。
魔法があるから、中世ヨーロッパと比べれば幼いうちに死んだり病気で死んだり栄養失調で若く死ぬことは低いが、それでも現代に比べればかなり多いと言える。
「うーん……」
つまるところ、俺が便利、俺が食べたい、俺が欲しいと思うものを作り上げれば、現代様式になって周りが寿命以外の何かしらの要因で死ぬことは少なくとも公爵家ではなくなるというわけだ。
「あれだな……目指すはネット環境が整った快適な部屋でダラダラ過ごそう……」
最終目的はそこということで。
ただな、ネットということはユーザーが俺一人だと意味がないということだ。他にもいないとな。
それに電気、俺の全能の力の創造があれば蓄電池や太陽光パネルを何個も生み出すことはできて電気には困らないが、どうせなら電気の代わりに魔力を使いたい。
それに第一の目標は水回り、水道を通すことだ。水洗トイレも設置したい。
一番手っ取り早いのは……魔道具か。魔力を水に変換する魔道具があれば最高だ。
まあ、そこは俺の全能で作れる。これは推測ではなく断定だ。
俺の大体の人生設計は立てることはできた。だけど問題はそれを俺の全能頼りでやっているということだ。
この全能の動力源がどこから来ているか分からないが、この世界の全地域を前世の日本のように作り変えることは可能なくらいにヤバいから、全能を使うことが問題ではない。
全能がバレることはたぶんかなりの問題になる。だってそれは神さまだもん。
だけど公爵家の次期当主という立場の俺ならば、多少のことならば家がどうにかしてくれる。
それが完全であるかどうかは定かではないし、それならば全能の力を使えばいいだけの話だが、それを言い出したら世界征服した方が簡単そうだ。
よって、俺の固有魔法を『創造』にすればいいと考える。
だいぶ神さまみたいな能力だが、全能よりかはマシだ。
とりあえずスマホを作り出した件を創造の能力だと言えば創造のことは信じてくれるだろ。
四歳、それくらいで創造の能力を披露するとしよう。
それまではこの公爵家を楽しもうじゃないか。もうほぼ時間はないけどね。
いつもならルーシー姉さんが時間を見つければ俺と一緒にいるのだが、パスカルにしごかれているようだ。しかもあの鍛錬、たまにお父上様が来るらしくシルヴィー姉さんもルーシー姉さんもボロボロになっている。
俺ももう少ししたらあれをするのかぁ……でも全能があれば別にやる必要はなくね? でもそれをすれば全能がバレてしまうかもしれないと考え……何とか誤魔化す方法を考えている。
全能だと周りに提示するメリットは何一つない。鍛錬がなくなるくらいで、それ以外は特には見当たらない。
全能だと分かっても、無駄にやることを増やされるだけだろう。
天才を貫けば楽なのではと考えたが、その後が地獄に決まっているから却下。まあそういうことを考えるのは後にしよう。
「おはようございます、アーサーさま」
「おはよう!」
「おはようございます、アーサーさま。今日はお一人ですか?」
「一人! お姉ちゃんは鍛錬だから!」
「アーサーさまどちらまで?」
「少し庭まで!」
道行くメイドやら執事に声をかけられ、元気よく言葉を帰していく。
今日の目的は俺のほぼ全能の性能を試したり、魔法がどこまでできるか、魔力についても鍛錬が始まる前に認識しておきたいところだ。
ただ、はたから見れば一人で歩き回っていると思われている様子だが、俺の近くには完璧メイドであるベラが潜んでいる。よくよく気配を探れば、常日頃から俺の近くに潜んでいるのだ。
本当に何者なんだよとつっこみたくなる隠密を見せつけてくる。
さて、全能のせいでこうしてベラが潜んでいることに困っているんだから、全能でいっちょベラを騙すとしよう。
ベラから逃れることは難しいことではない、一瞬でできる。瞬間移動をすれば一瞬だ。
だがそんなことをすればランスロット家一同による大捜索が行われることは分かり切っている。さすがに自身の立場を弁えている。
ならば俺自身を作り上げて、本物をそっちだと思わせて別行動をすれば俺は晴れて自由の身だ。
俺を守ってくれるベラには少し申し訳ないが、俺を誘拐や殺害できるのはたぶんいないから許してほしい。
ベラが俺から一切視線をそらさないのは分かっている。そらそうと何か仕掛けても絶対にそらさない。
だから別の空間に俺の行動をプログラムした人形を一体創成、そして俺の周りの空間に認識をずらす魔法を使用、最後に俺と人形を入れ替えれば完成だ。
魔法の使用と人形の入れ替えはベラの瞬きの間に終わらせた。試しにベラを千里眼で見ると、人形を俺だと疑っていない様子だった。
「よし! さすが全能!」
俺だけしかいない真っ白な空間で声を上げても問題ない。
人形は庭園に向かってお茶を嗜んでもらうとして、本体の俺は俺しかおらず、俺しか出入りできない空間でほぼ全能の力を使うことにした。
とりあえずは思いつく限りのことをしてみよう。
☆
あー、やべぇ、ものすごくやべぇよ……本当にあいつ魔神だったよ……。もはや邪神だよ。
前回俺が立証した仮説は、『考え得るすべての能力を使うことができる』というものだ。
今回でその仮説は否定されることとなった。もうほんっとうに嫌な形で。
まず魔法の動力源である魔力、これは無尽蔵ということが分かった。
本当に無尽蔵ではなく、どれだけ使おうとしても魔力回復量が多すぎて使い切れないと言った表現が正しい。
それはいいんだよ、だが次にやった魔法がとんでもなくやべぇ事実を突きつけてきた。
俺氏、力を抑えることができない。
国一つを燃やし尽くす業火。
国一つを浸水させる津波。
国一つを吹き飛ばす嵐。
国一つを焼き焦がす轟雷。
国一つを埋め尽くす土流。
本当に外でやらなくてよかったと思うくらいに酷かった。
ここから力を抑えるようにしたが、ある一定値まで来ると全く抑えれなくなった。
ただ何か標的を創造してそれに魔法を放とうとすれば、それを一回で壊すほどの威力にはできた。
考えられる縛りは、『一切の手加減ができない能力』ということになる。
ただ全能だからそれを抑えるための能力がないかと試してみたが、できなかった。
俺に与えられた能力は『全能だが全能の力を失うことができず、モブキャラ程度にも力を抑えることも隠すこともできない欠陥全能』ということになる。
……本当にとんでもないものを俺に与えてくれたものだ、あの邪神。
これじゃあ俺の『ちょっと……この子は公爵家として相応しくないから追放する』計画ができないじゃないか!
戦いを避ければ、俺の実力を見せなくてよくなるが……公爵家だからそういうわけにもいかないな。そうなれば俺は天才として通らなければならない。うん、最悪。
どうする……? そうだ、ここで欠陥全能を使おう!
最適解を導くための能力が備わっているから、それに俺が安全にモブキャラになる方法を……あぁ、そうか。
俺の能力はすべて俺がモブキャラになることを拒否してくる。これはもはや呪いだな。
もう分かったよ! のびのびとスローライフを送るくらいで満足してやる! 公爵家でそれは無理そうだけど、どんな手を使ってでも目立たない公爵家になってやる!
それがたとえかなり有力なランスロット公爵家でもな!
何か矛盾しているけど仕方がない!
☆
さて、庭園で寝転がっていた人形を難なく入れ替わって、寝転がりながら今後どうするかを考える。
ベラにも気が付かれていないからいいとして、この公爵家にのんびりと生きる、公爵家に人生が縛られない程度に自由に生きることを第一目標とする。
まずは前世の現代のように便利な生活にしたいところだ。
前世の現代と比べるのは失礼なところではあるが、水道や電気は当たり前だが通っていない。
ただこの世界は魔法がある世界だから、魔法使いや魔道具の存在があるから現代より前の時代よりかは不便なわけではない。
だが生活に必要な水を生み出すとなれば、できる人は少ない。
魔法があるから、中世ヨーロッパと比べれば幼いうちに死んだり病気で死んだり栄養失調で若く死ぬことは低いが、それでも現代に比べればかなり多いと言える。
「うーん……」
つまるところ、俺が便利、俺が食べたい、俺が欲しいと思うものを作り上げれば、現代様式になって周りが寿命以外の何かしらの要因で死ぬことは少なくとも公爵家ではなくなるというわけだ。
「あれだな……目指すはネット環境が整った快適な部屋でダラダラ過ごそう……」
最終目的はそこということで。
ただな、ネットということはユーザーが俺一人だと意味がないということだ。他にもいないとな。
それに電気、俺の全能の力の創造があれば蓄電池や太陽光パネルを何個も生み出すことはできて電気には困らないが、どうせなら電気の代わりに魔力を使いたい。
それに第一の目標は水回り、水道を通すことだ。水洗トイレも設置したい。
一番手っ取り早いのは……魔道具か。魔力を水に変換する魔道具があれば最高だ。
まあ、そこは俺の全能で作れる。これは推測ではなく断定だ。
俺の大体の人生設計は立てることはできた。だけど問題はそれを俺の全能頼りでやっているということだ。
この全能の動力源がどこから来ているか分からないが、この世界の全地域を前世の日本のように作り変えることは可能なくらいにヤバいから、全能を使うことが問題ではない。
全能がバレることはたぶんかなりの問題になる。だってそれは神さまだもん。
だけど公爵家の次期当主という立場の俺ならば、多少のことならば家がどうにかしてくれる。
それが完全であるかどうかは定かではないし、それならば全能の力を使えばいいだけの話だが、それを言い出したら世界征服した方が簡単そうだ。
よって、俺の固有魔法を『創造』にすればいいと考える。
だいぶ神さまみたいな能力だが、全能よりかはマシだ。
とりあえずスマホを作り出した件を創造の能力だと言えば創造のことは信じてくれるだろ。
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