夢の中の雪
僕こと平坂真は県立七夕高校の一年生だ。嵌められて入部することになった文芸部で、毎日のごとくトリッキィな部長の、実験と称した悪質な悪戯に付き合わされている。今日も今日とて部室に呼び出されたわけだが、いつもとは違い、同じ文芸部の深谷彩花さんが伝えに来てくれた。高校生活にも慣れてきた六月下旬のある日のこと、呼ばれるがまま訪れた校舎の端に位置する文芸部の部室では、僕の日常を変える出来事が待っていた。
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こんばんは。初めておたよりします。
(返信はどうぞお気になさらずに)
このたびは、投稿作品初完結とキャラ文芸大賞の参加、お疲れさまでした。毎晩ほぼ同じ時間に更新されていて、感服していました。
お話は甘酸っぱい学園ものかと思ったら、予想外の展開に驚き、そして、雪に気の遠くなるような重さと美しさを感じながら拝見していました。タイトルに納得です。→的外れだったらごめんなさい。
去年、作家の小手鞠るいさんと、翻訳家の金原瑞人さん(作家の金原ひとみさんのお父さん)のトークイベントを下北沢で観覧したとき、金原さんが、「これでいいのかと思いながらも、ひとつの小説を書き上げるのは大事なこと」というようなことをおっしゃっていて、大いにうなずきました。その言葉を思い出したので、東さんにそのまま差し上げます。
東さんはファンタジーでも、日常からあまり離れていないところが、私はいいなと思います。→的外れだったらごめんなさい。
これからも、読ませていただきます。
おがたさわ
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