366 / 519
一息ついて
第328話:2年生 対 甲賀ショウ(猫) 決着
しおりを挟む
「お、俺達、勝ったのか?」
倒れるショウに目を向けていたシンが呟いていると、いつの間にかシンの元へ来ていたケンとノブが、シンへと頷いた。
そのままシンとケン、そしてノブは、無言でハイタッチをした。
シン「勝った!あのショウさんに勝ったぞ!?」
ノブ「はっはっは!!死ぬかと思ったぞ!」
ケン「・・・・疲れた」
シン達3人が、喜びあっている中、倒れるショウの元に駆けつけたアカを追ってショウの元へやって来た重清達が、シン達を見つめていた。
シゲ「すげー。ショウさんに勝っちゃったよ」
ソウ「だね。確かにあの連携は凄かったけど・・・」
ツネ「でもよぉ。最後のはショウさんの忍力切れだろ?ショウさん、あの白ローブも含めたら4連戦だぞ?」
「「「・・・・・・それはいいっこ無しってことで」」」
そう言い合って頷く重清たちであったが、その本心は違っていた。
確かに今回のショウの敗因は忍力切れであり、その原因はその前に行った戦闘も関係していない訳ではない。
では、重清達が同じ状況でショウと戦った場合、ショウを忍力切れに追い込むことが出来るかと問われると、答えは否、となる。
シン達の連携があってこそ、ショウを忍力切れになるまで追い詰めることが出来たのだ。
そもそもショウへとプレゼントされた『猫化の術』は、元々重清の発案とはいえ、ソウが作り上げた術である。
2中忍者部において、いや、中学生忍者の中にあっても群を抜いて忍力の高い、甲賀ソウが、である。
そのため『猫化の術』は、ソウの忍力に合わせて作られているのだ。
本来であれば、普通の中学生忍者だけでなく、その辺の大人忍者ですらも、すぐにショウ程の出力を出すことは難しいのだ。
それをその日のうちにこれ程までに使いこなしたショウが、異常なのである。
そしてそんなショウを、ここまで追い詰めたシン達の連携は、もはや中学生のレベルを超えるほどまでに成長しているのだ。
個々の力だけで言えば、1年生組と2年生組では1年生組に歩があるだろう。
特にソウにおいては、シン、ケン、ノブの誰と戦っても、1対1であれば勝てる程の実力を身に着けている。
しかしそれはあくまでも、個対個の場合のみである。
連携を取ったシン達には、重清達はまだまだ遠く及ばないのである。
それは、重清達自身が1番分かっていることであった。
だからこそ重清達は、負け惜しみの意味も込めてショウの忍力切れに触れたのだ。
彼らもまだまだ、負けず嫌いのお子様なのだ。
そんな重清達に、これまで沈黙していたチーノが声をかけた。
「それにしてもあなた達、本当に面白い術を作ったわね」
「面白い?『猫化の術』のこと?」
チーノの言葉に、重清はそう言って首を傾げた。
「確かに、あれは凄い術だったな。猫のポテンシャルの高さには、流石にびびったわ」
恒久は、そう言いながら頷いた。
「でもあれ、本当にただの猫の力なのかな?」
ソウだけは、不思議そうな目でチーノを見つめていた。
「あら、聡太も気付いていないのね」
チーノはそう言うと、まだ気絶しているショウへと目を向けた。
「ショウはさっき、息でシンの炎を消したでしょう?」
「あー、見た見た!すげー肺活量だよな!猫って、あんなに肺活量あるんだな」
重清が、ウンウンと頷いていた。
「んなわけあるかよっ!」
いつの間にか重清の頭に登っていたプレッソが、つっこんだ。
「あれって、忍力が込められてなかった?」
ショウを介抱をしながら、アカがそう言ってチーノを
見つめていた。
「あ、やっぱり?」
ソウもそれに同調して頷いていた。
「流石は茜と聡太ね。そのとおりよ。ショウはあの時、息に忍力を込めていたわ」
「すげぇ。忍力って、そんな風にも使えるんだな」
恒久が感心したように呟いていると、
「いや、普通の忍者では、あのようなことはそうそうできんよ。ましてや、お主らのような中学生ではのぉ」
プレッソの頭の上から、ロイがそう言うと、
「えぇ、ロイの言うとおりよ。あんなこと、忍者ならば平八くらいの者でないと、不可能よ」
チーノは頷きながらそう返した。
「ってことは、ショウさんってじいちゃん並の忍者
ってこと!?」
重清はそう言って、驚きの色を浮かべた。
「ふふふ。そうじゃないわ。確かにショウの才能もかなりのものだけどね」
チーノは微笑みながらそう言って、話を続ける。
「言ったでしょう?普通の忍者では、って」
「ん?どういうこと?ショウさん、忍者じゃなかったっていうの?」
チーノの言葉に混乱し始める重清の隣で、
「具現獣、か?」
恒久が呟いた。
「正解よ。あの『猫化の術』は、ただ猫の力を身に宿す術ではなく、猫の具現獣としての力を発現する術なのよ」
「なるほど。忍力と親和性の高い具現獣の力を持っていたからこそ、息に忍力を込めることも簡単に出来たんだね」
ソウは、チーノの言葉に納得したように頷いていた。
「ってことはショウのやつ、オイラみたいに心の力を浸かって足場を作ることも出来るのか?」
プレッソが、チーノへと問いかけると、
「そうじゃろうな。むしろショウのことじゃ。プレッソよりも上手くやるのではないかのぅ」
チーノに代わってロイが、そう答えて笑うと、プレッソは、
「ちぇっ。でもまぁ、ショウのことだからやりかねねーよな」
そう不貞腐れ気味に呟いていた。
「ショウさん、どんどん先に行っちゃうね」
ソウがそう言ってショウに目を向けると、
「・・・・だな」
重清は、ただそう答えてショウに目を向けていた。
「・・・・・・・」
そんなショウをアカはじっと見つめ続け、アカのその様子を、恒久はじっと見ていたのであった。
倒れるショウに目を向けていたシンが呟いていると、いつの間にかシンの元へ来ていたケンとノブが、シンへと頷いた。
そのままシンとケン、そしてノブは、無言でハイタッチをした。
シン「勝った!あのショウさんに勝ったぞ!?」
ノブ「はっはっは!!死ぬかと思ったぞ!」
ケン「・・・・疲れた」
シン達3人が、喜びあっている中、倒れるショウの元に駆けつけたアカを追ってショウの元へやって来た重清達が、シン達を見つめていた。
シゲ「すげー。ショウさんに勝っちゃったよ」
ソウ「だね。確かにあの連携は凄かったけど・・・」
ツネ「でもよぉ。最後のはショウさんの忍力切れだろ?ショウさん、あの白ローブも含めたら4連戦だぞ?」
「「「・・・・・・それはいいっこ無しってことで」」」
そう言い合って頷く重清たちであったが、その本心は違っていた。
確かに今回のショウの敗因は忍力切れであり、その原因はその前に行った戦闘も関係していない訳ではない。
では、重清達が同じ状況でショウと戦った場合、ショウを忍力切れに追い込むことが出来るかと問われると、答えは否、となる。
シン達の連携があってこそ、ショウを忍力切れになるまで追い詰めることが出来たのだ。
そもそもショウへとプレゼントされた『猫化の術』は、元々重清の発案とはいえ、ソウが作り上げた術である。
2中忍者部において、いや、中学生忍者の中にあっても群を抜いて忍力の高い、甲賀ソウが、である。
そのため『猫化の術』は、ソウの忍力に合わせて作られているのだ。
本来であれば、普通の中学生忍者だけでなく、その辺の大人忍者ですらも、すぐにショウ程の出力を出すことは難しいのだ。
それをその日のうちにこれ程までに使いこなしたショウが、異常なのである。
そしてそんなショウを、ここまで追い詰めたシン達の連携は、もはや中学生のレベルを超えるほどまでに成長しているのだ。
個々の力だけで言えば、1年生組と2年生組では1年生組に歩があるだろう。
特にソウにおいては、シン、ケン、ノブの誰と戦っても、1対1であれば勝てる程の実力を身に着けている。
しかしそれはあくまでも、個対個の場合のみである。
連携を取ったシン達には、重清達はまだまだ遠く及ばないのである。
それは、重清達自身が1番分かっていることであった。
だからこそ重清達は、負け惜しみの意味も込めてショウの忍力切れに触れたのだ。
彼らもまだまだ、負けず嫌いのお子様なのだ。
そんな重清達に、これまで沈黙していたチーノが声をかけた。
「それにしてもあなた達、本当に面白い術を作ったわね」
「面白い?『猫化の術』のこと?」
チーノの言葉に、重清はそう言って首を傾げた。
「確かに、あれは凄い術だったな。猫のポテンシャルの高さには、流石にびびったわ」
恒久は、そう言いながら頷いた。
「でもあれ、本当にただの猫の力なのかな?」
ソウだけは、不思議そうな目でチーノを見つめていた。
「あら、聡太も気付いていないのね」
チーノはそう言うと、まだ気絶しているショウへと目を向けた。
「ショウはさっき、息でシンの炎を消したでしょう?」
「あー、見た見た!すげー肺活量だよな!猫って、あんなに肺活量あるんだな」
重清が、ウンウンと頷いていた。
「んなわけあるかよっ!」
いつの間にか重清の頭に登っていたプレッソが、つっこんだ。
「あれって、忍力が込められてなかった?」
ショウを介抱をしながら、アカがそう言ってチーノを
見つめていた。
「あ、やっぱり?」
ソウもそれに同調して頷いていた。
「流石は茜と聡太ね。そのとおりよ。ショウはあの時、息に忍力を込めていたわ」
「すげぇ。忍力って、そんな風にも使えるんだな」
恒久が感心したように呟いていると、
「いや、普通の忍者では、あのようなことはそうそうできんよ。ましてや、お主らのような中学生ではのぉ」
プレッソの頭の上から、ロイがそう言うと、
「えぇ、ロイの言うとおりよ。あんなこと、忍者ならば平八くらいの者でないと、不可能よ」
チーノは頷きながらそう返した。
「ってことは、ショウさんってじいちゃん並の忍者
ってこと!?」
重清はそう言って、驚きの色を浮かべた。
「ふふふ。そうじゃないわ。確かにショウの才能もかなりのものだけどね」
チーノは微笑みながらそう言って、話を続ける。
「言ったでしょう?普通の忍者では、って」
「ん?どういうこと?ショウさん、忍者じゃなかったっていうの?」
チーノの言葉に混乱し始める重清の隣で、
「具現獣、か?」
恒久が呟いた。
「正解よ。あの『猫化の術』は、ただ猫の力を身に宿す術ではなく、猫の具現獣としての力を発現する術なのよ」
「なるほど。忍力と親和性の高い具現獣の力を持っていたからこそ、息に忍力を込めることも簡単に出来たんだね」
ソウは、チーノの言葉に納得したように頷いていた。
「ってことはショウのやつ、オイラみたいに心の力を浸かって足場を作ることも出来るのか?」
プレッソが、チーノへと問いかけると、
「そうじゃろうな。むしろショウのことじゃ。プレッソよりも上手くやるのではないかのぅ」
チーノに代わってロイが、そう答えて笑うと、プレッソは、
「ちぇっ。でもまぁ、ショウのことだからやりかねねーよな」
そう不貞腐れ気味に呟いていた。
「ショウさん、どんどん先に行っちゃうね」
ソウがそう言ってショウに目を向けると、
「・・・・だな」
重清は、ただそう答えてショウに目を向けていた。
「・・・・・・・」
そんなショウをアカはじっと見つめ続け、アカのその様子を、恒久はじっと見ていたのであった。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
片翼を君にあげる③
☆リサーナ☆
ファンタジー
毎週金曜日更新です(^^)
主人公ツバサは18歳の誕生日1週間前に不思議な夢を見る。
それは10年前に別れた幼馴染み、レノアと「将来夢の配達人になって必ず会いに行く」と約束した時の夢。
だが、約束と異なり彼は現在ただの学生。
15歳の時父の死を境に、夢の配達人への夢を遮られてしまった為だ。
しかし、レノアの20歳の誕生日パーティーで二人は再会。
それをキッカケに本当の気持ちに目覚め、再びあの日の約束と自分の夢を叶える為に動き出す。
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
2022.9.2(金)
連載開始予定
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
西園寺わかば
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
異世界転移~治癒師の日常
コリモ
ファンタジー
ある日看護師の真琴は仕事場からの帰り道、地面が陥没する事故に巻き込まれた。しかし、いつまでたっても衝撃が来ない。それどころか自分の下に草の感触が…
こちらでは初投稿です。誤字脱字のご指摘ご感想お願いします
なるだけ1日1話UP以上を目指していますが、用事がある時は間に合わないこともありますご了承ください(2017/12/18)
すいません少し並びを変えております。(2017/12/25)
カリエの過去編を削除して別なお話にしました(2018/01/15)
エドとの話は「気が付いたら異世界領主〜ドラゴンが降り立つ平原を管理なんてムリだよ」にて掲載させてもらっています。(2018/08/19)
悪夢で視る人――それは俺だけが視ることのできる、酷く残酷で凄惨な個人的ホラー映画。
されど電波おやぢは妄想を騙る
ホラー
彼女居ない歴イコール、生きた歳の俺は二十歳。
仕事が休みになると、当然、することもないので、決まって部屋に引き篭もる悪い癖を持っている。
何をしているかって言うとナニではなく、ひたすらに大好物なホラー映画を鑑賞しているってわけ。
怪奇物にスプラッター、パンデミックに猟奇物まで、ホラーと名のつく物ならなんでもバッチ来いの大概な雑食である。
めっさリアルに臓物が飛び出す映画でも、観ながら平気で食事が喉を通るって言うんだから大概だろ?
変なヤツだと後ろ指を刺されるわ、あの人とはお話ししてはダメよと付き添いの親に陰口を叩かれるくらいのな?
そんな俺が例の如くホラー映画を鑑賞中、有り得ないことが俺の身に起きた。
そこを境に聴くも悍しい体験をしていくこととなる――。
人生負け組のスローライフ
雪那 由多
青春
バアちゃんが体調を悪くした!
俺は長男だからバアちゃんの面倒みなくては!!
ある日オヤジの叫びと共に突如引越しが決まって隣の家まで車で十分以上、ライフラインはあれどメインは湧水、ぼっとん便所に鍵のない家。
じゃあバアちゃんを頼むなと言って一人単身赴任で東京に帰るオヤジと新しいパート見つけたから実家から通うけど高校受験をすててまで来た俺に高校生なら一人でも大丈夫よね?と言って育児拒否をするオフクロ。
ほぼ病院生活となったバアちゃんが他界してから築百年以上の古民家で一人引きこもる俺の日常。
――――――――――――――――――――――
第12回ドリーム小説大賞 読者賞を頂きました!
皆様の応援ありがとうございます!
――――――――――――――――――――――
虚弱高校生が世界最強となるまでの異世界武者修行日誌
力水
ファンタジー
楠恭弥は優秀な兄の凍夜、お転婆だが体が弱い妹の沙耶、寡黙な父の利徳と何気ない日常を送ってきたが、兄の婚約者であり幼馴染の倖月朱花に裏切られ、兄は失踪し、父は心労で急死する。
妹の沙耶と共にひっそり暮そうとするが、倖月朱花の父、竜弦の戯れである条件を飲まされる。それは竜弦が理事長を務める高校で卒業までに首席をとること。
倖月家は世界でも有数の財閥であり、日本では圧倒的な権勢を誇る。沙耶の将来の件まで仄めかされれば断ることなどできようもない。
こうして学園生活が始まるが日常的に生徒、教師から過激ないびりにあう。
ついに《体術》の実習の参加の拒否を宣告され途方に暮れていたところ、自宅の地下にある門を発見する。その門は異世界アリウスと地球とをつなぐ門だった。
恭弥はこの異世界アリウスで鍛錬することを決意し冒険の門をくぐる。
主人公は高い技術の地球と資源の豊富な異世界アリウスを往来し力と資本を蓄えて世界一を目指します。
不幸のどん底にある人達を仲間に引き入れて世界でも最強クラスの存在にしたり、会社を立ち上げて地球で荒稼ぎしたりする内政パートが結構出てきます。ハーレム話も大好きなので頑張って書きたいと思います。また最強タグはマジなので嫌いな人はご注意を!
書籍化のため1~19話に該当する箇所は試し読みに差し換えております。ご了承いただければ幸いです。
一人でも読んでいただければ嬉しいです。
プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています
転生してギルドの社畜になったけど、S級冒険者の女辺境伯にスカウトされたので退職して領地開拓します。今更戻って来いって言われてももう婿です
途上の土
ファンタジー
『ブラック企業の社畜」ならぬ『ブラックギルドのギル畜』 ハルトはふとしたきっかけで前世の記憶を取り戻す。
ギルドにこき使われ、碌に評価もされず、虐げられる毎日に必死に耐えていたが、憧れのS 級冒険者マリアに逆プロポーズされ、ハルトは寿退社(?)することに。
前世の記憶と鑑定チートを頼りにハルトは領地開拓に動き出す。
ハルトはただの官僚としてスカウトされただけと思っていたのに、いきなり両親に紹介されて——
一方、ハルトが抜けて彼の仕事をカバーできる者がおらず冒険者ギルドは大慌て。ハルトを脅して戻って来させようとするが——
ハルトの笑顔が人々を動かし、それが発展に繋がっていく。
色々問題はあるけれど、きっと大丈夫! だって、うちの妻、人類最強ですから!
※中世ヨーロッパの村落、都市、制度等を参考にしておりますが、当然そのまんまではないので、史実とは差異があります。ご了承ください
※カクヨムにも掲載しています。現在【異世界ファンタジー週間18位】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる