350 / 519
一息ついて
第312話:試練の結果は?
しおりを挟む
「3人とも、そろそろ起きるにゃ!」
真備の声に、気を失っていた重清達は重い瞼を開いていった。
「あれ?おれ達どうしたんだっけ」
重清がそう言ってキョロキョロと辺りを見回していると、
「3人がたっぷり遊んでくれたお陰で、ウチの具現獣達も満足してくれたにゃ!」
真備は嬉しそうに重清達に笑みを向けた。
「じゃぁ・・・・」
聡太が真備の顔を覗き込むと、
「3人とも、『獣装の術』との契約を認めるにゃ!」
真備はそう言って3人の顔を見て笑った。
「「「よっしゃぁーーーっ!!」」」
真備の言葉を聞いた3人は、先程までの疲れを忘れたかのように飛び上がった。
「とはいえ、重清君以外の2人は、具現獣がいないにゃ?具現獣と契約するまでは、術は使えにゃいぞ?
それなのになんで2人とも、この術と契約したかったのにゃ?」
真備が不思議そうに聡太と恒久を見ていると、聡太が懐から卵を取り出し、これまでの経緯を話し始めた。
「にゃんと!?具現獣の卵にゃ!?
いや、それにも驚くけど、その先輩へのプレゼント、面白そうにゃ!私も欲しいにゃ!!」
聡太の話を聞いた真備が、興奮し始めた。
「あー。プレゼントのことは、えっと・・・・考えておくよ」
恒久は『行けたら行くね』くらい可能性の低い言葉を、真備へと返した。
「それより真備さん。おれ、プレッソ達と話が出来なくなっちゃってるんですけど・・・」
そんな中で重清は、真備へと言った。
「あ、そうだったにゃ!すっかり忘れていたにゃ!」
真備はそう言うと、パチリと指を鳴らした。
(おい重清っ!!いい加減、無視するなよっ!!)
「うわっ!びっくりした!!プレッソ、いきなり話しかけるなよ!」
突然頭に響き渡るプレッソの声に、重清は驚きの声を漏らした。
(何がいきなりだよ!オイラずっと話しかけてたんだぞ!?)
(あれ?そうなの!?ゴメンゴメン!)
「にゃっはっは!すまなかったにゃ!私がずっと、『獣妨害の術』を使ってたから、重清君は君の声が聞こえなかったのにゃ」
真備はそう言って、笑っていた。
「真備さん、プレッソの声が聞こえるの?」
重清は、真備の言葉に驚いて目を向けた。
「にゃっはっは。それよりもまず、重清君の具現獣達を出してあげた方がいいんじゃにゃいかにゃ?」
「あ、そうだね」
重清は真備の言葉に頷いて、プレッソとチーノ、そしてロイを具現化した。
「だぁーーっ!やっと出られたぞ!」
プレッソはそう言って重清に噛み付いた。
「おい重清っ!ずっと放っておくなんて、ひどいじゃねーか!」
「プレッソ、そう言わないの。重清のせいではないわ」
プレッソをなだめるようにそう言ったチーノは、じっと真備を見据えた。
「ふむ。根来家の者か。であれば、重清では術を破るのはまだ難しいじゃろうのぅ」
ロイも、プレッソの頭の上から真備を見据え、そう呟いていた。
「にゃはは。これでも一応、本家の血筋。そう簡単に術は破られないのにゃ」
真備はそう言ってチーノとロイに笑いかけた。
「え、なになに、どういうこと?」
チーノとロイの言葉に、重清は顔を向けた。
「根来家は元来、具現獣の扱いに長けているのよ。
そして今までその男が使っていたのは『獣妨害の術』、具現獣との会話を妨害し、術の練度によっては具現化すらもさせない術なのよ」
「そんな術まであんのかよ。もし真備さんが敵だったら、シゲ全然役に立たなかったな」
「え、おれそんなにプレッソ達に頼ってる?」
恒久の呟きに、重清は非難の目を向ける。
「大丈夫よ。重清は、私達がいなくてもしっかりしているわ。それに、いざとなったら、私とロイならば中からでも術を破ることは可能だから安心しなさい」
そんな重清に、チーノはそう言って笑いかけた。
「にゃっはっは。さすがは雑賀平八殿の元具現獣。力の扱いには自信がおありのようだにゃ」
真備はそう言って、プレッソへと笑いかけた。
「あら、覚えていたのね」
「昔とお姿は違っても、力の流れは変わっておりませんからにゃ。ちなみにそちらは、雑賀本家にいた具現獣、ゴロウ殿ですにゃ?」
「いかにも。今はロイという名じゃがな。それにしてもお主、いつまで術を使っておるつもりじゃ?」
ロイはそう言って、真備を見つめた。
「やはり、バレておりましたかにゃ」
「え?どういうこと?」
真備が笑って答えると、重清がロイに目を向けた。
「こ奴は始めから、『獣装の術』を使っておったのじゃ」
「あぁ、だからそんな恰好してたのかよ」
恒久は安心したようにそう声を漏らしていた。
「にゃはは。先ほどの犬たちはみな、我が根来家に引き継がれておる具現獣たちなのにゃ。そして今私が獣装の術で纏っている具現獣こそ、私の忍力より生まれた具現獣なのにゃ。さぁ、我が友、シアンよ。皆さんに挨拶しにゃさい!」
真備はそう言うと、獣装の術を解いた。
すると重清達の目の前には、一頭の綺麗な猫が姿を現した。
ロシアンブルー種に似た、綺麗な猫であった。
「我が友、シアンだにゃ!」
真備はそう言いながら、術を解いたことでなくなった猫耳に代わり、猫耳のカチューシャを頭へと装着しながら一同を見渡していた。
「いやその姿と言葉使いは元々なのかよっ!!」
術を解いたにもかかわらず変わらない言葉使いとその姿につっこむのであった。
そしてそんな中プレッソは、
(き、綺麗だな・・・)
目の前のシアンに、じっと見惚れるのであった。
真備の声に、気を失っていた重清達は重い瞼を開いていった。
「あれ?おれ達どうしたんだっけ」
重清がそう言ってキョロキョロと辺りを見回していると、
「3人がたっぷり遊んでくれたお陰で、ウチの具現獣達も満足してくれたにゃ!」
真備は嬉しそうに重清達に笑みを向けた。
「じゃぁ・・・・」
聡太が真備の顔を覗き込むと、
「3人とも、『獣装の術』との契約を認めるにゃ!」
真備はそう言って3人の顔を見て笑った。
「「「よっしゃぁーーーっ!!」」」
真備の言葉を聞いた3人は、先程までの疲れを忘れたかのように飛び上がった。
「とはいえ、重清君以外の2人は、具現獣がいないにゃ?具現獣と契約するまでは、術は使えにゃいぞ?
それなのになんで2人とも、この術と契約したかったのにゃ?」
真備が不思議そうに聡太と恒久を見ていると、聡太が懐から卵を取り出し、これまでの経緯を話し始めた。
「にゃんと!?具現獣の卵にゃ!?
いや、それにも驚くけど、その先輩へのプレゼント、面白そうにゃ!私も欲しいにゃ!!」
聡太の話を聞いた真備が、興奮し始めた。
「あー。プレゼントのことは、えっと・・・・考えておくよ」
恒久は『行けたら行くね』くらい可能性の低い言葉を、真備へと返した。
「それより真備さん。おれ、プレッソ達と話が出来なくなっちゃってるんですけど・・・」
そんな中で重清は、真備へと言った。
「あ、そうだったにゃ!すっかり忘れていたにゃ!」
真備はそう言うと、パチリと指を鳴らした。
(おい重清っ!!いい加減、無視するなよっ!!)
「うわっ!びっくりした!!プレッソ、いきなり話しかけるなよ!」
突然頭に響き渡るプレッソの声に、重清は驚きの声を漏らした。
(何がいきなりだよ!オイラずっと話しかけてたんだぞ!?)
(あれ?そうなの!?ゴメンゴメン!)
「にゃっはっは!すまなかったにゃ!私がずっと、『獣妨害の術』を使ってたから、重清君は君の声が聞こえなかったのにゃ」
真備はそう言って、笑っていた。
「真備さん、プレッソの声が聞こえるの?」
重清は、真備の言葉に驚いて目を向けた。
「にゃっはっは。それよりもまず、重清君の具現獣達を出してあげた方がいいんじゃにゃいかにゃ?」
「あ、そうだね」
重清は真備の言葉に頷いて、プレッソとチーノ、そしてロイを具現化した。
「だぁーーっ!やっと出られたぞ!」
プレッソはそう言って重清に噛み付いた。
「おい重清っ!ずっと放っておくなんて、ひどいじゃねーか!」
「プレッソ、そう言わないの。重清のせいではないわ」
プレッソをなだめるようにそう言ったチーノは、じっと真備を見据えた。
「ふむ。根来家の者か。であれば、重清では術を破るのはまだ難しいじゃろうのぅ」
ロイも、プレッソの頭の上から真備を見据え、そう呟いていた。
「にゃはは。これでも一応、本家の血筋。そう簡単に術は破られないのにゃ」
真備はそう言ってチーノとロイに笑いかけた。
「え、なになに、どういうこと?」
チーノとロイの言葉に、重清は顔を向けた。
「根来家は元来、具現獣の扱いに長けているのよ。
そして今までその男が使っていたのは『獣妨害の術』、具現獣との会話を妨害し、術の練度によっては具現化すらもさせない術なのよ」
「そんな術まであんのかよ。もし真備さんが敵だったら、シゲ全然役に立たなかったな」
「え、おれそんなにプレッソ達に頼ってる?」
恒久の呟きに、重清は非難の目を向ける。
「大丈夫よ。重清は、私達がいなくてもしっかりしているわ。それに、いざとなったら、私とロイならば中からでも術を破ることは可能だから安心しなさい」
そんな重清に、チーノはそう言って笑いかけた。
「にゃっはっは。さすがは雑賀平八殿の元具現獣。力の扱いには自信がおありのようだにゃ」
真備はそう言って、プレッソへと笑いかけた。
「あら、覚えていたのね」
「昔とお姿は違っても、力の流れは変わっておりませんからにゃ。ちなみにそちらは、雑賀本家にいた具現獣、ゴロウ殿ですにゃ?」
「いかにも。今はロイという名じゃがな。それにしてもお主、いつまで術を使っておるつもりじゃ?」
ロイはそう言って、真備を見つめた。
「やはり、バレておりましたかにゃ」
「え?どういうこと?」
真備が笑って答えると、重清がロイに目を向けた。
「こ奴は始めから、『獣装の術』を使っておったのじゃ」
「あぁ、だからそんな恰好してたのかよ」
恒久は安心したようにそう声を漏らしていた。
「にゃはは。先ほどの犬たちはみな、我が根来家に引き継がれておる具現獣たちなのにゃ。そして今私が獣装の術で纏っている具現獣こそ、私の忍力より生まれた具現獣なのにゃ。さぁ、我が友、シアンよ。皆さんに挨拶しにゃさい!」
真備はそう言うと、獣装の術を解いた。
すると重清達の目の前には、一頭の綺麗な猫が姿を現した。
ロシアンブルー種に似た、綺麗な猫であった。
「我が友、シアンだにゃ!」
真備はそう言いながら、術を解いたことでなくなった猫耳に代わり、猫耳のカチューシャを頭へと装着しながら一同を見渡していた。
「いやその姿と言葉使いは元々なのかよっ!!」
術を解いたにもかかわらず変わらない言葉使いとその姿につっこむのであった。
そしてそんな中プレッソは、
(き、綺麗だな・・・)
目の前のシアンに、じっと見惚れるのであった。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
前世の祖母に強い憧れを持ったまま生まれ変わったら、家族と婚約者に嫌われましたが、思いがけない面々から物凄く好かれているようです
珠宮さくら
ファンタジー
前世の祖母にように花に囲まれた生活を送りたかったが、その時は母にお金にもならないことはするなと言われながら成長したことで、母の言う通りにお金になる仕事に就くために大学で勉強していたが、彼女の側には常に花があった。
老後は、祖母のように暮らせたらと思っていたが、そんな日常が一変する。別の世界に子爵家の長女フィオレンティーナ・アルタヴィッラとして生まれ変わっても、前世の祖母のようになりたいという強い憧れがあったせいか、前世のことを忘れることなく転生した。前世をよく覚えている分、新しい人生を悔いなく過ごそうとする思いが、フィオレンティーナには強かった。
そのせいで、貴族らしくないことばかりをして、家族や婚約者に物凄く嫌われてしまうが、思わぬ方面には物凄く好かれていたようだ。
眠り姫な私は王女の地位を剥奪されました。実は眠りながらこの国を護っていたのですけれどね
たつき
ファンタジー
「おまえは王族に相応しくない!今日限りで追放する!」
「お父様!何故ですの!」
「分かり切ってるだろ!おまえがいつも寝ているからだ!」
「お兄様!それは!」
「もういい!今すぐ出て行け!王族の権威を傷つけるな!」
こうして私は王女の身分を剥奪されました。
眠りの世界でこの国を魔物とかから護っていただけですのに。
転生してギルドの社畜になったけど、S級冒険者の女辺境伯にスカウトされたので退職して領地開拓します。今更戻って来いって言われてももう婿です
途上の土
ファンタジー
『ブラック企業の社畜」ならぬ『ブラックギルドのギル畜』 ハルトはふとしたきっかけで前世の記憶を取り戻す。
ギルドにこき使われ、碌に評価もされず、虐げられる毎日に必死に耐えていたが、憧れのS 級冒険者マリアに逆プロポーズされ、ハルトは寿退社(?)することに。
前世の記憶と鑑定チートを頼りにハルトは領地開拓に動き出す。
ハルトはただの官僚としてスカウトされただけと思っていたのに、いきなり両親に紹介されて——
一方、ハルトが抜けて彼の仕事をカバーできる者がおらず冒険者ギルドは大慌て。ハルトを脅して戻って来させようとするが——
ハルトの笑顔が人々を動かし、それが発展に繋がっていく。
色々問題はあるけれど、きっと大丈夫! だって、うちの妻、人類最強ですから!
※中世ヨーロッパの村落、都市、制度等を参考にしておりますが、当然そのまんまではないので、史実とは差異があります。ご了承ください
※カクヨムにも掲載しています。現在【異世界ファンタジー週間18位】
目が覚めたら異世界でした!~病弱だけど、心優しい人達に出会えました。なので現代の知識で恩返ししながら元気に頑張って生きていきます!〜
楠ノ木雫
恋愛
病院に入院中だった私、奥村菖は知らず知らずに異世界へ続く穴に落っこちていたらしく、目が覚めたら知らない屋敷のベッドにいた。倒れていた菖を保護してくれたのはこの国の公爵家。彼女達からは、地球には帰れないと言われてしまった。
病気を患っている私はこのままでは死んでしまうのではないだろうかと悟ってしまったその時、いきなり目の前に〝妖精〟が現れた。その妖精達が持っていたものは幻の薬草と呼ばれるもので、自分の病気が治る事が発覚。治療を始めてどんどん元気になった。
元気になり、この国の公爵家にも歓迎されて。だから、恩返しの為に現代の知識をフル活用して頑張って元気に生きたいと思います!
でも、あれ? この世界には私の知る食材はないはずなのに、どうして食事にこの四角くて白い〝コレ〟が出てきたの……!?
※他の投稿サイトにも掲載しています。
錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。
いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成!
この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。
戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。
これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。
彼の行く先は天国か?それとも...?
誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中!
現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
片翼を君にあげる③
☆リサーナ☆
ファンタジー
毎週金曜日更新です(^^)
主人公ツバサは18歳の誕生日1週間前に不思議な夢を見る。
それは10年前に別れた幼馴染み、レノアと「将来夢の配達人になって必ず会いに行く」と約束した時の夢。
だが、約束と異なり彼は現在ただの学生。
15歳の時父の死を境に、夢の配達人への夢を遮られてしまった為だ。
しかし、レノアの20歳の誕生日パーティーで二人は再会。
それをキッカケに本当の気持ちに目覚め、再びあの日の約束と自分の夢を叶える為に動き出す。
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
2022.9.2(金)
連載開始予定
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる