親に捨てられた高校生の真澄

真澄の両親が逃げる

真澄が高校に居る間ー・・・


自宅では話していた


ねぇ？あなた　返済遅れてるわよ・・不味くない？


ああ。不味いな。真澄はまだ高校２年。まだ金がかかるガキだ。


逃げた方が良くない？


ああ。逃げるしか方法はない。俺達が逃げれば借金は真澄に押し付けられる。


ええ。今まで金がかかったんだもの！真澄に返して貰わなきゃ！


そうと決まれば　逃げるぞ。その前に金目の物を纏めるぞ！


話しは纏まり、両親は金目の物を鞄に入れていき、紙に書き置きを残し　両親は逃げた。


紙には　『借金はお前が働いて返せ　俺達は逃げる』　と書き残されていた・・


それを知らない真澄はいつも通り授業を受け終え、帰り道を歩いていた・・・・