馨の愛しい主の二人

敵を撃退する

咲哉はスーツを着ながら　携帯電話で虎龍に連絡していた。


・・・あ　虎龍？


どうした？


俺の屋敷の周り、囲まれてる。


馨狙いか。わかった。陸良達に連絡する。後　輝夜にも行かせる。


頼む。後　組長、若頭、補佐、ガキ、メスの方はそちらに頼む。


わかった。あ、組員は要らないからやっちまっていい。


りょーかい。



咲哉は携帯電話を切り、銃を懐に入れ、弾も入れていた。


・・・あ　馨　手間賃、頼んでいい？


んー。いいよ。俺の体で払っとくから。ま、二年後だけど。


ククッ　悪いな？


ふふ。終わったら孕ませてね？


ああ。いいこで待ってろよ？


ん。いってらっしゃい


咲哉は自室を出て鍵を閉めた。



さて、やるか


暁はため息を吐きながらついていった。


そして輝夜から電話があり、咲哉は歩きながら電話に出た。


咲哉　もうじき着く。馨は？


馨なら自室にいる。ま、鍵は俺と暁にしか開かねえしな。


そうか。あ、着いた。うわ。人数多いな。虎龍からの指示は？


組員は処理しちゃっていいってよ。組長、若頭、補佐、ガキ、メスは陸良達に引き渡し。で、注射は？


抜かり無く持ってきた。


じゃ、やりますか。


ああ。


咲哉は携帯電話を切り、目付きを変え　銃を持ち撃ち始めた


パンパンパンッ　ズドドンッ


その頃　由羽斗、由樹斗は　組長、若頭、補佐、ガキ、メスを眠らせ　スタッフに引き渡していた。


そして輝夜、咲哉、暁、夏輝とで組員を撃ち終え、息を吐いた


ふぃー終わった終わった。お　陸良。


こっちは終わったよ。檻に入れて運んでる。警察は黙認してる。この死体はこちらが片付けとくよ。


よろしく。あ。馨に会う？


是非。日数決めないと。


輝夜は？


遠慮しとくよ。順番待ちだし。


ククッ　ありがとな？


いいよー。じゃね。


輝夜、夏輝は帰っていき、咲哉、暁、陸良は屋敷に戻って自室に向かった。


自室に入ると馨が振り向いた


・・・あれ　陸良様？


陸良は馨に聞いた


手間賃は？


馨は陸良に話した


むぅ　４日間か５日間のどちらかでどう？


お。調教付きで？


ん。いいよ。


じゃ、５日間な？


わかりました。


じゃ、２年後にな？浣腸もするからな？


はい。


陸良は帰っていった。


咲哉は血まみれのスーツをゴミ箱に捨てていた。


馨　もう一回風呂入るぞ。暁もだ。


はいはい


咲哉、暁、馨はまた風呂場に入った