馨の愛しい主の二人

避難先のマンションでは？

双子と嵐山と一緒にマンションに来た

エレベーターで上がり最上階に向かった。


最上階に着きエレベーターのドアが開いた先には昴が待っていた。


馨　無事だったか。嵐山も無事でなにより。

さ、中に入ろう。


中に入ると　昴、双子の父達が座っていた


おや。馨、嵐山　ようこそ。ここのセキュリティは安全だからのんびりしなさい。



馨は　正座して話した


お手数お掛けします。


昴が馨に話しかけた


紹介し忘れてたが、この双子の名前が　由羽斗、由紀斗だよ。見分け方がシンプル。目の左右が違う。右目の青い目が由紀斗で、左目の青い目が由羽斗！だよ。



馨は由羽斗、由紀斗に話した


さっき、助けてくれてありがとうございます。


ふふ。間に合ってよかったよ。兄さんから早く行け！って言われたから特急で向かってよかったよ。



そう言えば・・・なんであの屑、俺に拘るんだろ？？


昴がその質問に答えてくれた


ああー。あの屑ねぇ？ヤクやってて頭がパー。実際はあの解体した組から追い出されたのが正解・・・かな。馨に拘りがあったのはあの屑組長だったよ。


えー。そんなバカな理由で俺を襲うつもりだったの・・・


そうだね。まぁ、ぶちギレしてる虎龍さん、華流さん、柚羽音、琉生に任せとけばいい。


すると馨の携帯電話が鳴った


・・・馨です。


俺だ。無事で良かった。当面はこっちは住めない。だから、組員全員が退院するまで　ホテル住まいになるから、明後日まで　マンションで待ってろ


うん。わかった。っつーか、手間賃はどうする？


その手間賃は組員が全員退院後、本家に戻ってからになる。セキュリティも強化するから。


あーうん。あ、昴様に変わるよ。


馨は昴に携帯電話を渡した


虎龍さん。


ああ。こちらでの予定をキャンセルして飛行機で戻る。

・・・で、あのヤク崩れのヤツ　昴かいさりかかがりのどちらかに任せたいんだが・・・明日。


じゃあ、いさりに言っとくよ。


後　かるーくお仕置きよろしく。俺達も明後日　ホテルでお仕置きするから。


・・・あー。ククッ　わかった。


嵐山は後で病院に向かうよう伝えてくれ。組員全員の状況を聞いて連絡を寄越すようにと。


わかった。伝える。


じゃ。


昴は携帯電話を馨に渡し、嵐山に話した