極道の密にされる健気少年

安達

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*松下視点





「まっ、ぁ…ふっ、ぅ、や…だっ、」

「嫌?お前がイキ過ぎるの嫌って言ったから寸止めしてやってんだぞ。それでも嫌がんのか?」



そうそう。組長の言う通りだ。まぁつっても寸止めもキツイよな。イキすぎるのとどっちが辛いかなんて比べられないぐらいにはな。



「ちかっ、や…っ、」

「駿里。組長に甘えても駄目だ。して欲しいことがあるなら言ってみろ。」

「…ふっ、ぅ……っ。」



恥ずかしがり屋のこいつがちゃんとそれを言葉に出来るかどうかは分かんねぇけどそれを言葉にできたとしたら俺と組長は駿里の言う通りにするつもりだ。今日は俺たちのわがままを駿里はちゃんと聞いてくれたからな。



「ほら駿里、言ってみろ。叶えてやるから。」



組長も優しく駿里にそう言った。けど駿里は今俺にちんこ扱がれてっからな。それどころじゃねぇかもそれねぇけど一応これはお仕置きでもあるからちんこいじるのはやめねぇよ。



「あぁっ、いっ、ちゃ…っ、」

「それは駄目だ。」



俺は駿里がイキそうになると手を止めた。それももう何度目になるか分かんねぇな。ま、きついのは今のうちだけだ。正直になればお前の望通りにしてやるよ駿里。



「…うぅ、康二さんのいじわる…っ、」

「だからどうして欲しいか言ってみろって。組長も俺もお前のして欲しいことしてやるから。」

「…うそだっ、」

「嘘じゃねぇよ駿里。して欲しいこと言ったらその通りにしてやる。もう意地悪は終わりだ。」



組長がそういうと駿里は迷ったような顔をした。お、これは恥ずかしがり屋の駿里が正直に言うパターンか…?



「…いじわる、なし?」

「ああ。しねぇよ。」



と、組長。だから俺も…




「しねぇに決まってんだろ。お前が何して欲しいか言ってくれればの話だがな。」



と、言った。俺達としても駿里が本音で話してくれるのは嬉しいことだ。まぁ駿里が本音を話さないほとんどの原因は俺達だけどな。あまりにも駿里が可愛すぎて俺達がいじめるから。けどそれは今日はなしだ。それをしたら可愛い駿里が見れなくなるからな。



「…………っ。」

「駿里。言ってみろって。そろそろキツイだろ?」



俺が寸止めいっぱいしたからよ。だからな駿里、言ってみろ。俺はその通りにしてやるから。



「……………ぃ、」

「ん?」



俺は駿里が何か言ったのか聞き取れなかった。まぁ言わなくても大体察しは着くけどな。けど駿里に言わせたい。それは組長も同じのようで俺と同じように待ってた。だから俺は組長に場所を譲った。今組長は駿里を後ろから抱きしめてたからな。だから位置を交代して駿里と組長が向かい合えるようにした。



「もう1回言ってくれ駿里。」



と、組長が駿里の頭を撫でながら言った。するとあの恥ずかしがり屋の駿里が…



「………いき、たいっ、おねがい…っ、」



って言ったんだ。そうやって駿里が頑張って言ってくれたんだ。そうなりゃ俺達も駿里のその叶いを叶えてやるしかねぇよな。



「よく言ってくれた。いい子だ駿里。ちゃんとイカせてやるよ。」

「…………っ。」



組長にそう言われて嬉しかったのか駿里は顔を真っ赤に染めた。それだけじゃない。耳まで真っ赤にしてやがった。マジでこいつ可愛いな。後ろからこうして駿里を見るのも悪くはねぇな。



「っ、ぁ、うっ、」

「気持ちいいな駿里。組長はお前の体のこと全部知ってっからもうイっちまいそうになってんじゃねぇか。」



駿里は焦らされていた分組長にちんこ触られて腰をヘコヘコさせてた。可愛ったりゃありゃしねぇ。あー今すぐに抱きてぇ…が我慢だ。俺は今日こいつを抱けない。見るだけ…だからな。見るだけ…。



「康二の言う通りだな。イキそうか駿里。いいぞ。イけ。」

「あっ、ぁあっ、あ、いっ、ちゃ、ぁ!」
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