極道の密にされる健気少年

駿里がお仕置きされた話

悪魔 ＊

｢な、なんでっ、怒ってないって、いったのにっ！！｣

｢だから怒ってねぇって。｣



怒ってないだと？ならなんでこんなことをするんだと駿里は大暴れだ。寛也は確かに玩具を全て外してくれた。拘束具も全部外してくれた。しかし駿里が解放されることは無かったのだ。解放されるどころか寛也にホールドされ逃げられなくなる。そして今駿里は寛也に後孔に指を挿れられているのだ。



｢やめっ、ぅ、じゃあっ、ぁ、なんでよっ、もう、つかれたっ、から、うぁっ、お、おわってよ…っ！！｣



寛也に後孔に指を挿れられて前立腺を擦られている駿里は大騒ぎだ。終わりだと思い込んでいたのだから当然だろう。それなのに今駿里は寛也に前立腺を容赦なく擦られている。暴れないはずがなかった。なのに寛也ときたら…。



｢それは無理だろ。お前があまりにも可愛いから俺の下半身が元気になっちまったんだからよ。やった事にはちゃんと責任を取れ。｣

｢あぁっ、やめっ、ぅ、り、ふじっ、んっ、だ！！｣

｢なんとでも言えよ。｣



どうせ文句を言ったところで何も結果は変わらない。なのに寛也はそう言ってきた。もちろん駿里はそれに反論しようとした。だがそれよりも先に寛也が陰茎を後孔にあててきたが為に余裕をなくした駿里は暴れまくった。



｢だめっ、ぁうっ、いれないでっーー！！｣

｢馬鹿かお前は。この状況でやめるわけねぇだろ。｣

｢やだっ、だめなのっ、やめて！！｣

｢そうか？ならなんでお前のここは吸い付いてくるんだろうな。｣



そんなの寛也が無理やり挿れてきたからに決まってる。寛也は意地悪く先っぽだけを駿里の後孔に挿れていたのだ。そのためまるで寛也の陰茎を離したくないと吸い付く形になっていたのだ。だがそれは駿里が意図してしたものでは無い。生理現象なのだから。もちろんそれを寛也は分かっている。しかし駿里を揶揄うのが楽しくて寛也はそう言わずにはいられなかったのだ。



｢やだっ、ぬいてっ！！｣

｢まだ全部挿れてもねぇのに抜くわけねぇだろうが。ほら、全部挿れるからしっかり締めとけよ。｣

｢いや゛っ、ぁ！｣



駿里は逃げようと必死でもがいた。しかし寛也に抑えられているため当たり前に逃げれるはずがない。そんな駿里の後孔に寛也はゆっくりと陰茎を挿れていった。嫌がる駿里の反応を楽しむかのようにして。



｢いぅっ、やだっ、ち、っ、ちっちゃく、してっ、ぁ！｣



寛也の陰茎のあまりの大きさに駿里はそう言った。しかしそれは寛也を煽る行為になってしまう。そりゃ当然だろう。寛也は大胆な話逃げようともがいている駿里を見るだけで興奮する。それなのにそんなことを駿里に言われてはさらに興奮するに決まっていた。



｢おい駿里。あんま可愛い事を言うな。止まれなくなっちまうだろ。｣

｢い、ぁっ、う、やだっ、ぬけ…っ！！｣



興奮した寛也により駿里はさらに苦しむことになる。先程よりも寛也の陰茎が大きくなったのだ。その大きな陰茎を奥まで挿れられてしまい今は圧迫感に苦しんでいる。その上ゆっくりと寛也に陰茎を挿れられてしまったことで焦らされている感覚にも陥っていた。



｢ぬ゛い、ぅ、ぬいて゛っ！｣

｢そういう割にはここゆるゆるじゃねぇか。｣

｢やっ、だめっ、まだっ、ふっ、ぅ、うごかな、いでっ…っ、｣



挿れられているだけでこんなに苦しいのだ。もし動かれでもしたらとんでもないことになる。なんなら１回突かれただけで達してしまうかもしれない。そう思った駿里は腰を動かそうとしてきた寛也に必死でそう言った。そんな駿里をみて寛也は意外にも動きを止めてくれた。



｢仕方ねぇな。待っててやるから息整えろ。ほら、ゆっくり息をするんだ。｣

｢うぁっ、ふっ、うごかないでってばっ！｣

｢止まってやってんだからちょっとぐらい許せ。｣



寛也が僅かに体を動かしただけでも感じてしまう駿里は寛也から離れようとシーツを掴んだ。しかし寛也はそれさえも許さない。まるで寛也は駿里にシーツではなく自分を掴めと言うように駿里の腕をぐいっと引いてきた。そんな寛也を駿里は無視した。いや無視したと言うよりは余裕がなかった為に構ってられなかったのだ。今は必死に息を整えることを最優先にしているから。



｢ふぅ…っ、まだ、うごいたらっ、だめだらっ、ね、｣



駿里は寛也に念の為そう言った。今は止まってくれているけどもしかしたら急に動き出すかもしれないから。だからそういったのだ。しかし寛也にも我慢の限界というものがある。そしてそれは駿里が思っているよりも早く来てしまった。



｢…すまない駿里。これ以上は待てねぇ。｣

｢え…っ、ぁ、やだっ、だめだっ、てば！！｣

｢悪い駿里。俺にも限界があるんだ。それに少し待ってやったんだからもう十分だろ？｣



まだまだ十分じゃない。休憩が欲しかった駿里は寛也から逃げようと全身で暴れた。これから激しいピストンが始まってしまうから。しかし寛也にホールドされている今、逃げられることは愚か足や手を自由に動かすことすらもできなかった。その状態での寛也からの容赦ないピストンに駿里はただただ耐えるしか無かった。



｢いやっ、ぁ゛っ、とま、って゛っ、た゛めっ、ぁ゛！！｣