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番外編
秘密の3P お仕置編 後編
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「駿里。」
あれから寛也に意識が飛ぶまで抱き潰さた駿里は目が覚めると家の大きなベットの上にいた。汚れていたはずの体も綺麗になっており寛也が介護してくれたことが理解できた。しかし…。
「起きれそうか?」
「…まだ寝る。」
駿里は怒っていた。なぜなら体を起こすことが出来ないからだ。痛すぎるのだ。腰も腕も首も身体中が痛い。誰のせいか…。寛也だ。その寛也にいくら優しく介護されたからといってもこの怒りは治まらなかった。そのため駿里は自分に優しく話しかけてきた寛也に素っ気なく返事をした。
「怒ってんのか?それとも反省してねぇのか?」
寛也が低く怖い声を出してきた。駿里は堪らず痛みを押し殺して反省していることを伝えようとしたが体を起こす途中で激痛に耐えられなくなり動けなくなってしまった。その様子を見て寛也が駿里をベットに寝かせようと肩を強く押し返した。
「馬鹿なにしてんだ。急に起き上がるんじゃねぇ。」
「ちゃんと反省してる…!」
「分かってるから寝とけ。ちょっと揶揄っただけだ。」
悪いな、と寛也が謝りながら駿里の頭を撫でる。駿里は怒っていたはずなのに寛也に撫でられてそれが心地よく感じられた。
「腹減ってねぇか?」
「…少しだけ。」
「はは、そうか。ならこっちに来い。連れて行ってやるから。」
怒っているのにそこは正直に言うのが面白くて寛也は思わず笑みがこぼれた。動けない駿里を抱きかかえてリビングまで行き椅子に座らせると先程駿里のために作った手料理を出した。それを駿里は自分で食べようとしたが寛也はそれを制して箸を奪い去った。そしてそれを寛也は手に持ち駿里の口まで運ぶ。
「美味いか?」
「…これ寛也が作ったの?」
「ああ、そうだ。美味いだろ?」
「…美味しいかも、っしれない…。」
怒っている時に美味しいと言うぐらいなのだからよほど美味しかったのであろう。だが駿里にもプライドがあるらしく正直に美味しい、そういうことが出来なかった。それがまた可愛くて仕方がない。
「生意気だ。」
「んんっ…ぅ、ぷはっ、今はだめっ!」
駿里は寛也に後頭部を掴まれて舌を口の中に入れられた。このままでは流されてしまう。それはまずいと思い顔を勢いよく横に向けて口を手でおおった。
「後でならいいんだな。」
「そういうことじゃない!」
「分かってるからそう喚くな。今日はちゃんと休ませてやるから安心しろ。」
今日は…?今日だけなの?明日からは抱き潰されるということだろうか。だがお仕置きは既にもうされている。どういうことだ。色々引っかかるところがあり駿里は無言で寛也のことを見つめた。
「あんまりそういう目をすんなら襲うぞ。」
「な…っ!」
「それとお前はしばらく外出禁止だからな。」
「なんでよ。」
「あたりめぇだろ。1ヶ月はこの家から1歩もでるな。まぁでも安心しろ。俺が片時も離れずそばにいてやるからな。」
そう言って自分のことを見てきた寛也に駿里はゾッとした。1ヶ月も外に出れないのは良いが体がもつかどうか心配になったからだ。その心配は的中し寛也は毎晩毎晩襲ってきた。それだけではない。朝も昼も夜も時間さえあれば襲ってくる。長い長いお仕置きが駿里に待ち受けていた。そんなこんなあったこともあり駿里は自分だけがお仕置きを受けたことがやはりどうしても納得がいかなかった。なので駿里は寛也に詰め寄った。松下にもそれなりの仕置をしろ…と。だが予想外にも寛也は既に松下に罰を与えていた。松下だけでなく志方もだ。彼らに重労働をかして寛也は2人を反省させていたらしい。
「これでアイツらも懲りだろうからお前に暫くはちょっかいを出してこないだろうよ。」
「安心だね。」
「この状況でお前安心してんのか。」
寛也が駿里のペニスを服越しに揉み始めた。逃げようとしたがすかさず寛也に腕で拘束され駿里は望まない快楽を逃がすことが叶わなくなる。
「もう無理だって、俺限界なの寛也が1番わかってるでしょ…!」
「うるせぇ。お前に拒否権なんぞねぇんだよ。」
そう言われ駿里は再び服を脱がされ寛也に陰茎を挿れられた。いつも通り意識が飛ぶまで抱き潰されると起きて介護される。そして朝目が覚めると再び抱かれる。それに耐え続けているといつの間にか1ヶ月経っていたようで駿里の禁足が解けた。駿里はこれまで以上に幹部達を警戒していこうと決心したものの駿里がそんなことを決めたところで相手に捕まれば全部チャラだ。力の差があるのだから。そこまで考えが至らなかった駿里はただ警戒心マックスで歩いていた。松下たちへの対策をせずに…。そして案の定禁足が解けた1日目にして松下に捕まってしまいその様子を運悪く見ていた志方と島袋にも悪ノリされ駿里は再び松下の部屋に連行されてしまった。松下らも1ヶ月の間駿里に会うことが叶わず溜まってしまっていたようだ。その性欲を爆発させるように3人は駿里のことを抱き潰した。勿論寛也に隠し通せる訳もなく今回よりも酷いお仕置きをされたのは言うまでもない。
ーーー秘密の3P お仕置き編end
あれから寛也に意識が飛ぶまで抱き潰さた駿里は目が覚めると家の大きなベットの上にいた。汚れていたはずの体も綺麗になっており寛也が介護してくれたことが理解できた。しかし…。
「起きれそうか?」
「…まだ寝る。」
駿里は怒っていた。なぜなら体を起こすことが出来ないからだ。痛すぎるのだ。腰も腕も首も身体中が痛い。誰のせいか…。寛也だ。その寛也にいくら優しく介護されたからといってもこの怒りは治まらなかった。そのため駿里は自分に優しく話しかけてきた寛也に素っ気なく返事をした。
「怒ってんのか?それとも反省してねぇのか?」
寛也が低く怖い声を出してきた。駿里は堪らず痛みを押し殺して反省していることを伝えようとしたが体を起こす途中で激痛に耐えられなくなり動けなくなってしまった。その様子を見て寛也が駿里をベットに寝かせようと肩を強く押し返した。
「馬鹿なにしてんだ。急に起き上がるんじゃねぇ。」
「ちゃんと反省してる…!」
「分かってるから寝とけ。ちょっと揶揄っただけだ。」
悪いな、と寛也が謝りながら駿里の頭を撫でる。駿里は怒っていたはずなのに寛也に撫でられてそれが心地よく感じられた。
「腹減ってねぇか?」
「…少しだけ。」
「はは、そうか。ならこっちに来い。連れて行ってやるから。」
怒っているのにそこは正直に言うのが面白くて寛也は思わず笑みがこぼれた。動けない駿里を抱きかかえてリビングまで行き椅子に座らせると先程駿里のために作った手料理を出した。それを駿里は自分で食べようとしたが寛也はそれを制して箸を奪い去った。そしてそれを寛也は手に持ち駿里の口まで運ぶ。
「美味いか?」
「…これ寛也が作ったの?」
「ああ、そうだ。美味いだろ?」
「…美味しいかも、っしれない…。」
怒っている時に美味しいと言うぐらいなのだからよほど美味しかったのであろう。だが駿里にもプライドがあるらしく正直に美味しい、そういうことが出来なかった。それがまた可愛くて仕方がない。
「生意気だ。」
「んんっ…ぅ、ぷはっ、今はだめっ!」
駿里は寛也に後頭部を掴まれて舌を口の中に入れられた。このままでは流されてしまう。それはまずいと思い顔を勢いよく横に向けて口を手でおおった。
「後でならいいんだな。」
「そういうことじゃない!」
「分かってるからそう喚くな。今日はちゃんと休ませてやるから安心しろ。」
今日は…?今日だけなの?明日からは抱き潰されるということだろうか。だがお仕置きは既にもうされている。どういうことだ。色々引っかかるところがあり駿里は無言で寛也のことを見つめた。
「あんまりそういう目をすんなら襲うぞ。」
「な…っ!」
「それとお前はしばらく外出禁止だからな。」
「なんでよ。」
「あたりめぇだろ。1ヶ月はこの家から1歩もでるな。まぁでも安心しろ。俺が片時も離れずそばにいてやるからな。」
そう言って自分のことを見てきた寛也に駿里はゾッとした。1ヶ月も外に出れないのは良いが体がもつかどうか心配になったからだ。その心配は的中し寛也は毎晩毎晩襲ってきた。それだけではない。朝も昼も夜も時間さえあれば襲ってくる。長い長いお仕置きが駿里に待ち受けていた。そんなこんなあったこともあり駿里は自分だけがお仕置きを受けたことがやはりどうしても納得がいかなかった。なので駿里は寛也に詰め寄った。松下にもそれなりの仕置をしろ…と。だが予想外にも寛也は既に松下に罰を与えていた。松下だけでなく志方もだ。彼らに重労働をかして寛也は2人を反省させていたらしい。
「これでアイツらも懲りだろうからお前に暫くはちょっかいを出してこないだろうよ。」
「安心だね。」
「この状況でお前安心してんのか。」
寛也が駿里のペニスを服越しに揉み始めた。逃げようとしたがすかさず寛也に腕で拘束され駿里は望まない快楽を逃がすことが叶わなくなる。
「もう無理だって、俺限界なの寛也が1番わかってるでしょ…!」
「うるせぇ。お前に拒否権なんぞねぇんだよ。」
そう言われ駿里は再び服を脱がされ寛也に陰茎を挿れられた。いつも通り意識が飛ぶまで抱き潰されると起きて介護される。そして朝目が覚めると再び抱かれる。それに耐え続けているといつの間にか1ヶ月経っていたようで駿里の禁足が解けた。駿里はこれまで以上に幹部達を警戒していこうと決心したものの駿里がそんなことを決めたところで相手に捕まれば全部チャラだ。力の差があるのだから。そこまで考えが至らなかった駿里はただ警戒心マックスで歩いていた。松下たちへの対策をせずに…。そして案の定禁足が解けた1日目にして松下に捕まってしまいその様子を運悪く見ていた志方と島袋にも悪ノリされ駿里は再び松下の部屋に連行されてしまった。松下らも1ヶ月の間駿里に会うことが叶わず溜まってしまっていたようだ。その性欲を爆発させるように3人は駿里のことを抱き潰した。勿論寛也に隠し通せる訳もなく今回よりも酷いお仕置きをされたのは言うまでもない。
ーーー秘密の3P お仕置き編end
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