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快楽抽選箱2
番外編 約束 *
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「駿里、手が止まってんぞ。ちゃんと動かせ。」
なんて言いながら寛也は優雅に椅子に座りながら駿里の太ももを撫でている。寛也と出会い駿里は人に触られて絶頂を迎えることに慣れてしまったせいか我慢汁すら出ていない。それなのに駿里は寛也にそう言われた事でやけくそになり手荒にペニスを扱ぎだした。さすがにそれで気持ちよくなるはずがない。それどころか痛いはずだ。皮膚を力ずくで擦っているのと同じなのだから。そのため寛也はそれを見て直ぐに駿里の手を握った。
「おい、何してんだ馬鹿。そんな手を荒く動かすんじゃねぇ。」
「だっ、てぇ…っ、」
やり方がわからないんだ。いや分からない訳では無い。忘れてしまっているのだ。誰のせいかって?それはもう寛也に決まっている。ずっと自慰を禁止してたのは誰だよ。なんで今更こんなことしてくるんだ。もう、なんなんだよ。こうなっても仕方ないじゃんかと言わんばかりに駿里は寛也を見た。
「仕方ねぇな。俺が手本になってやるからよく覚えとくんだぞ?」
駿里があまりにも恨めしそうに自分のことを見てくるので寛也は微笑みながらそう言った。そして優しく駿里のペニスを掴んでゆっくりと手を動かす。初めは揉み込むように手を動かし段々と上下に動かしていく。亀頭や裏筋を刺激することも忘れずに駿里の顔色を伺いながら寛也は手を動かしていた。
「いいか?よく覚えてろよ。こんな風に優しく動かすんだ。」
「んっ、ぁ…んふっ、んん!」
「こことかお前特に好きだろ?ちゃんと弄ってやらねぇと。」
寛也は駿里が特に感じやすい亀頭をカリカリと指で刺激をした。そこを刺激されると駿里は案の定身体をビクつかせる。
「あと、こっちもな。お前は前より後ろの方が好きなんだから。」
「あぁっ、だめっ、ん!」
寛也の指がスルッと後孔に入ってきて駿里は後ずさりした。だが、直ぐに寛也に元の位置に引き戻されて快楽を叩き込まれる。先程まで我慢汁さえ漏れなかったのに寛也に触れられた途端、急に感じだした。そして駿里は直ぐに射精しそうになってしまった。
「イ、くぅ…っ、ぁ!」
「駄目だ。勝手にイこうとすんな。」
「なんっ、で…っ!」
寛也が手を止めたことで駿里はほんのもう少しというところで絶頂を迎えることが出来なくなった。その虚しさから腰を動かしてしまう。寛也はその駿里の動きを止めさせるために顔を掴んだ。
「忘れたとは言わせねぇぞ。お前は自慰をしてんだ。あくまで俺は手本を見せてるだけ。俺がイかせたら意味ねぇだろ。」
寛也は1度決めたことは中々曲げてくれない。それなら自分でやらなきゃ。寛也は絶対やってくれないんだから。駿里は渋々ではあったが自身のペニスをゆっくりと両手で掴んだ。
「良い子だ。ほらやってみろ。俺に触られていると思ってな。」
寛也が軽く抱きしめてくれた。今の駿里にとったらそれはご褒美でしかない。その気持ちが伝わったようで寛也は頭も優しく撫でてくれた。
「そうだ。ゆっくり、優しく触るんだ。」
「んっ…ふ、んん!」
寛也に身体を触れられていることもあり先程と違って我慢汁は出てきた。だがそこから先に進まない。一向に達せる傾向が見えてこないのだ。
「お前下手すぎだろ。」
駿里が涙目で自慰をする姿を見て寛也が笑ってきた。駿里は今自分自身に焦らされている感覚になっている。どれだけ扱いでも足りない。もっと刺激が欲しい。そう思って酷く扱げば当然ながら寛也止められる。そんなこともあって数十分ほど経ったのに1度も絶頂を迎えることが出来ていなかったのだ。
「イきたいか?」
「っ、おねがぃっ、イ、っかせて…、」
「なら俺の願いも1つ聞けよ。それが承諾できるならイかせてやる。」
駿里が寛也の目を見て頷いてきた。寛也の願いだ。ろくなものでは無いことは駿里も重々承知している。だが今はそれよりも達することしか頭になかった。どんな願いをされてもいい、とにかくイきたくて仕方がなかったのだ。そんな駿里につけ込んで寛也はとんでもない願いを駿里にしようとしていた。そして悪い笑みを浮かべながら駿里のペニスを掴んだ。
「承諾したな?もう俺から逃げられねぇと思えよ。」
なんて言いながら寛也は優雅に椅子に座りながら駿里の太ももを撫でている。寛也と出会い駿里は人に触られて絶頂を迎えることに慣れてしまったせいか我慢汁すら出ていない。それなのに駿里は寛也にそう言われた事でやけくそになり手荒にペニスを扱ぎだした。さすがにそれで気持ちよくなるはずがない。それどころか痛いはずだ。皮膚を力ずくで擦っているのと同じなのだから。そのため寛也はそれを見て直ぐに駿里の手を握った。
「おい、何してんだ馬鹿。そんな手を荒く動かすんじゃねぇ。」
「だっ、てぇ…っ、」
やり方がわからないんだ。いや分からない訳では無い。忘れてしまっているのだ。誰のせいかって?それはもう寛也に決まっている。ずっと自慰を禁止してたのは誰だよ。なんで今更こんなことしてくるんだ。もう、なんなんだよ。こうなっても仕方ないじゃんかと言わんばかりに駿里は寛也を見た。
「仕方ねぇな。俺が手本になってやるからよく覚えとくんだぞ?」
駿里があまりにも恨めしそうに自分のことを見てくるので寛也は微笑みながらそう言った。そして優しく駿里のペニスを掴んでゆっくりと手を動かす。初めは揉み込むように手を動かし段々と上下に動かしていく。亀頭や裏筋を刺激することも忘れずに駿里の顔色を伺いながら寛也は手を動かしていた。
「いいか?よく覚えてろよ。こんな風に優しく動かすんだ。」
「んっ、ぁ…んふっ、んん!」
「こことかお前特に好きだろ?ちゃんと弄ってやらねぇと。」
寛也は駿里が特に感じやすい亀頭をカリカリと指で刺激をした。そこを刺激されると駿里は案の定身体をビクつかせる。
「あと、こっちもな。お前は前より後ろの方が好きなんだから。」
「あぁっ、だめっ、ん!」
寛也の指がスルッと後孔に入ってきて駿里は後ずさりした。だが、直ぐに寛也に元の位置に引き戻されて快楽を叩き込まれる。先程まで我慢汁さえ漏れなかったのに寛也に触れられた途端、急に感じだした。そして駿里は直ぐに射精しそうになってしまった。
「イ、くぅ…っ、ぁ!」
「駄目だ。勝手にイこうとすんな。」
「なんっ、で…っ!」
寛也が手を止めたことで駿里はほんのもう少しというところで絶頂を迎えることが出来なくなった。その虚しさから腰を動かしてしまう。寛也はその駿里の動きを止めさせるために顔を掴んだ。
「忘れたとは言わせねぇぞ。お前は自慰をしてんだ。あくまで俺は手本を見せてるだけ。俺がイかせたら意味ねぇだろ。」
寛也は1度決めたことは中々曲げてくれない。それなら自分でやらなきゃ。寛也は絶対やってくれないんだから。駿里は渋々ではあったが自身のペニスをゆっくりと両手で掴んだ。
「良い子だ。ほらやってみろ。俺に触られていると思ってな。」
寛也が軽く抱きしめてくれた。今の駿里にとったらそれはご褒美でしかない。その気持ちが伝わったようで寛也は頭も優しく撫でてくれた。
「そうだ。ゆっくり、優しく触るんだ。」
「んっ…ふ、んん!」
寛也に身体を触れられていることもあり先程と違って我慢汁は出てきた。だがそこから先に進まない。一向に達せる傾向が見えてこないのだ。
「お前下手すぎだろ。」
駿里が涙目で自慰をする姿を見て寛也が笑ってきた。駿里は今自分自身に焦らされている感覚になっている。どれだけ扱いでも足りない。もっと刺激が欲しい。そう思って酷く扱げば当然ながら寛也止められる。そんなこともあって数十分ほど経ったのに1度も絶頂を迎えることが出来ていなかったのだ。
「イきたいか?」
「っ、おねがぃっ、イ、っかせて…、」
「なら俺の願いも1つ聞けよ。それが承諾できるならイかせてやる。」
駿里が寛也の目を見て頷いてきた。寛也の願いだ。ろくなものでは無いことは駿里も重々承知している。だが今はそれよりも達することしか頭になかった。どんな願いをされてもいい、とにかくイきたくて仕方がなかったのだ。そんな駿里につけ込んで寛也はとんでもない願いを駿里にしようとしていた。そして悪い笑みを浮かべながら駿里のペニスを掴んだ。
「承諾したな?もう俺から逃げられねぇと思えよ。」
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