極道の密にされる健気少年

安達

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快楽抽選箱2

番外編 火照る身体 *

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中に入っている指は執拗に前立腺を擦ってくる。そして心なしか動かし方が優しい。間違いないこれは…。


「うぁっ、ん、康二さんっ、ぁ!」

「正解。」

「間違えると思ったんだけどな。」



志方はどこか残念そうにそう言ってくる。まだこれを続けたかったようだ。



「正解したご褒美だ。」

「あ゛ぁあっ、いらっ、なぃ、んあっ、」

「正直になれよ。イケなくて虚しかったろ?」



3人が指の動きを激しくする。寛也は裏筋や亀頭をカリカリと刺激し、松下は前立腺を摘んだり擦ったりと駿里の弱い所を中心に攻める。志方は片方の乳首は舐めたり吸ったりして、もう片方はくりくりと指で弄っていた。



「あっ、あぁっ、ん、やぁっ、んあ、むりぃっ!」



駿里は近くにあった寛也の手を掴んで握りしめ、猛烈な快楽に耐えていた。



「んあっ、ぁ、おかしくっ、なる、ぅ、あぁ゛っ、」

「なっちまえよ。」

「やだっ、んんっ、ぁ、」



松下の指が器用に前立腺を擦りながらどんどん奥にくる。



「イっ、ちゃ、ぅ、っんあ、あぁっ、ぁ!」



駿里がそう言うと3人は指の動きを先程よりも激しくした。それもあって駿里はあっけなく達してしまう。射精後息を整えていると寛也に体勢を変えられた。膝の上に座っていた状態から仰向けに寝かされ、頭は松下に膝の上に預ける形になった。



「まだだぞ。」



駿里は達したばかりで敏感になっておりまだ体の痙攣も治まっていない。それなのに寛也に容赦なく陰茎を奥まで一気に挿れられ再び絶頂を迎えた。



「っーーー!!」

「イキまくってんじゃねぇか。」

「気持ちいいな、駿里。」



ただでさえ達したばかりで奥を突かれてかなり辛いのに松下と志方の2人は再びペニスと乳首をいたぶり始めた。それよってより辛くなる。



「やだっ、ぁ、んっ、みないっ、で、ぁ、あぁっ!」

「何今更恥ずかしがってんだ。」



志方にペニスを刺激され続けられ、耐えられなくなった駿里は彼の腕を掴み辞めさせようとしたがその時気づいた。自分だけ乱れている。横になって寛也に突かれている自分を悪い顔をしてみんなが見下ろしている。急激に恥ずかしくなり、駿里は顔を手で覆った。



「顔隠すなって。」



頭上にいる松下がそれを許さず駿里が顔を覆っていた手をソファに縫い付けられる。



「あぁ゛っ、ぅ、いやっ、やめっ、ぁ、ちかっ、ゃ、んっ、」



松下に掴まれた腕を解こうと力を入れていると寛也が結腸辺りまで陰茎を挿れてきた。駿里はその衝撃に背をのけぞらせる。



「ならこっちにも集中しろ。こいつらばっかり見てんじゃねぇ。」

「組長容赦ないですね。」

「お前らもな。」



松下は駿里の腕を足で拘束した。そしてそのおかげで手を使えるようになった為、乳首の先っぽを擦り始める。その様子を見て寛也が悪い笑みを浮かべながらそう言った。



「し゛ぬっ、ぁ、んあっ、あぁあっ」

「締めすぎだ。」



寛也がピストンを速める。これは射精近い時の合図だ。



「出すぞ。」



その一言の後寛也は駿里の腰を鷲掴んで奥に出した。それと同時に駿里も体を大きく痙攣させながら達した。



「よく頑張ったな。」

「偉いぞ駿里。」



みんなが褒めてくれて駿里はなんだか嬉しくなった。でも褒めてくれたと言うことは終わりの合図。松下や志方の陰茎はギンギンに勃っているというのに。駿里がそう思っていたのが2人に伝わったらしく松下が微笑んで口を開いた。



「俺らはいいの。」

「康二の言う通りだ。俺らの事は気にすんな。後で出してくるからよ。」

「でも…っ。」



2人は寸止め状態だ。駿里はその辛さを身にしめて知っている。だから心配になったのだ。



「優しいなお前は。でも今は自分の体の心配をしろ。明日もあるんだからな。」

「え……嘘だよね。」

「嘘じゃねぇよ。毎日すんぞ。」

「絶対やだ!」



駿里は心配したことを後悔した。とんでもない奴らだ。どうせここで駿里がどれだけ拒否しようとも今日のように結局やられてしまうのが目に見えている。それならばこっちからも反撃してやると駿里は思った。成功する確率は少なくともちょっとばかり懲らしめてやる、と。
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