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番外編
〜オメガバース〜 許してください *
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寛也が陰茎を一気に挿れてきた為お腹に衝撃が襲い視界が点滅し息が詰まる。寛也に全てがバレてしまった時、酷く抱かれることなんて百も承知だった。予め心の準備はしていたのに度が過ぎた快楽に駿里は息を飲んだ。
「うっ、ぁ、やっ、んあっ、あぁあっ、」
苦しい。自分が怖い。辛い。なのに気持ちがいい。駿里は自我を保とうと必死になっていた。
「美味そうな顔しやがって。これ以上俺を興奮させてどうするつもりだ。」
獰猛な目をして寛也が見下ろしてきた。寛也にそんな目をされてしまえば動けなくなる。
「あか゛っ、ぅ、あ゛ぁ、んんっ、」
寛也が容赦なく奥を突いてくる。襲ってきたあまりにも強烈な快楽に駿里は意識が飛びそうになった。
「おい、俺の許可なく勝手に飛んでんじゃねぇ。まだ終わってねぇぞ。」
ギリギリまで抜いて一気に奥を突かれた為に暗転した景色に光が射した。駿里が意識を覚醒させたのを確認すると噛み付くようにキスをした。寛也の舌が縦横無尽に口内を暴れ回る。口内を掻き回され、歯列をなぞったり舌を吸われだんだんと息が苦しくなってくる。酸素を取り込もうと駿里が口を先程より大きく開ければさらに奥まで舌が入り込んできた。
「んふっ、ぅ、ん゛んっ、んっ、」
深い口付けをされている最中も寛也の容赦ない攻めは止まらない。その間駿里の性器からは白濁がこぼれ落ちてくる。自分が何度達したのかすら分からなくなっていた。これ以上は無理だ、と足をばたつかせて抵抗を試みるも寛也に簡単に抑え込まれてしまう。
「俺から逃げられると思うなよ。」
久しぶりに体を繋げたため頭が真っ白になるほど気持ちが良いことを駿里は忘れていた。寛也はその感覚を呼び起こすように駿里の身体を暴いて感じる所を重点的に攻める。
「あ゛ぁっ、まって、ちか、っや、ぁ、おねがいっ、」
「なんだ。」
「とまっ、て…っ、あぁ゛、いっ、かい、っだけ…!」
駿里は涙目で寛也の胸を叩いて懇願する。
「それは聞いてやれねぇな。」
「うぅ、っ、はんせいしたっ、からぁっ、おねがい、っやめて、」
「何を反省したんだ?」
腰の動きを止めずに駿里にそう聞いた。しかし寛也は駿里が反省をしたところで辞めてやるつもりなんてサラサラなかった。そんな事とは知らない駿里は必死に寛也に謝る。
「やっ、くそく…っん゛ぁ、やぶっ、て、ごめんな、っさいぃ、」
「それだけか?」
「ぇ、?あ゛ぁあっ、んん゛っ、う゛あっ、」
それだけってどういうこと?いや、俺は知らないうちに何かやらかしていたかもしれない。駿里はそう思い自分の行動を思い返した。だが、どれだけ考えようとも約束を破り内緒で病院へ行っていたことしか思い浮かばなかった。
「分からないようだな。それならやめてやれねぇ。でないとお仕置きの意味がねぇだろ?」
なんて言いながら寛也は意地悪く笑っていた。
「うっ、ぁ、やっ、んあっ、あぁあっ、」
苦しい。自分が怖い。辛い。なのに気持ちがいい。駿里は自我を保とうと必死になっていた。
「美味そうな顔しやがって。これ以上俺を興奮させてどうするつもりだ。」
獰猛な目をして寛也が見下ろしてきた。寛也にそんな目をされてしまえば動けなくなる。
「あか゛っ、ぅ、あ゛ぁ、んんっ、」
寛也が容赦なく奥を突いてくる。襲ってきたあまりにも強烈な快楽に駿里は意識が飛びそうになった。
「おい、俺の許可なく勝手に飛んでんじゃねぇ。まだ終わってねぇぞ。」
ギリギリまで抜いて一気に奥を突かれた為に暗転した景色に光が射した。駿里が意識を覚醒させたのを確認すると噛み付くようにキスをした。寛也の舌が縦横無尽に口内を暴れ回る。口内を掻き回され、歯列をなぞったり舌を吸われだんだんと息が苦しくなってくる。酸素を取り込もうと駿里が口を先程より大きく開ければさらに奥まで舌が入り込んできた。
「んふっ、ぅ、ん゛んっ、んっ、」
深い口付けをされている最中も寛也の容赦ない攻めは止まらない。その間駿里の性器からは白濁がこぼれ落ちてくる。自分が何度達したのかすら分からなくなっていた。これ以上は無理だ、と足をばたつかせて抵抗を試みるも寛也に簡単に抑え込まれてしまう。
「俺から逃げられると思うなよ。」
久しぶりに体を繋げたため頭が真っ白になるほど気持ちが良いことを駿里は忘れていた。寛也はその感覚を呼び起こすように駿里の身体を暴いて感じる所を重点的に攻める。
「あ゛ぁっ、まって、ちか、っや、ぁ、おねがいっ、」
「なんだ。」
「とまっ、て…っ、あぁ゛、いっ、かい、っだけ…!」
駿里は涙目で寛也の胸を叩いて懇願する。
「それは聞いてやれねぇな。」
「うぅ、っ、はんせいしたっ、からぁっ、おねがい、っやめて、」
「何を反省したんだ?」
腰の動きを止めずに駿里にそう聞いた。しかし寛也は駿里が反省をしたところで辞めてやるつもりなんてサラサラなかった。そんな事とは知らない駿里は必死に寛也に謝る。
「やっ、くそく…っん゛ぁ、やぶっ、て、ごめんな、っさいぃ、」
「それだけか?」
「ぇ、?あ゛ぁあっ、んん゛っ、う゛あっ、」
それだけってどういうこと?いや、俺は知らないうちに何かやらかしていたかもしれない。駿里はそう思い自分の行動を思い返した。だが、どれだけ考えようとも約束を破り内緒で病院へ行っていたことしか思い浮かばなかった。
「分からないようだな。それならやめてやれねぇ。でないとお仕置きの意味がねぇだろ?」
なんて言いながら寛也は意地悪く笑っていた。
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