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創始
162話 あっさりバレました *
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「むりぃっ、あぁ、あっ…んあっ、ぁ、いくっ、」
「今度はちゃんとイかせてやるよ。」
「ああっ、んぁっ、ぁ、なんでっ…もう、いらなっ、ぃ、ん゛んっ、」
3人は駿里が達した後も手を止めなかった。体力が落ちている今の駿里には相当堪えるお仕置きだったようで涙を流していた。駿里は必死に身を捩って松下らの手から逃れようとするが酒が回って思うように動けない。
「遠慮すんなよ。待ちに待った射精じゃねぇか。」
「サービスでもう一回だけイかせてやる。」
松下の提案によって要らないサービスが課せられる。
「やだっ、ぁ…はなせっ、あ゛、んっ、んん、うっ、ぁあ、」
「お仕置きだからなぁ。俺らもやりたくてやってる訳じゃねぇんだぞ。全ては駿里の為なんだ。」
なのになんで楽しそうに笑ってんだよ、と駿里はそう言った松下を睨んだ。涙目で睨まれても松下にとっては興奮材料にしかならないと言うのに。案の定松下はいくら駿里に睨まれても悪い笑みを浮かべるだけ。
「それっ、なら、…うぁっ、あっ、はなせっ…!」
「口悪すぎだろ。お前いつからそんな口聞くようになったんだ。」
圷が酒が入ってるからか?と言った。いい子でいつもニコニコした駿里しか見てこなかった為、離せなんて言った事に圷は驚いたのだ。
「あ゛っ、だめ、あ゛ぁっーーー!」
「よく頑張ったな。」
「今日はこんぐらいで許してやるよ。今日は、な。」
開放された駿里はゆっくりと呼吸をしていた。そんな駿里の頭を撫でながら松下は腕を縛っていたネクタイを解き脱がせた服を着せた。
「寒くねぇか?」
「うん、大丈夫。お酒ってどのくらいで抜けるの?」
駿里は体の力が抜けて松下の胸に背中を預ける体勢になっているので顔だけ松下の方を向いてそう聞いた。
「だいぶ時間経たねぇと抜けねぇだろうな。」
「そんなっ…」
「自分で飲んだんだろうが。」
そう言われては言い返す言葉がない。でも普段あまり怒らない圷でさえ、こんなに怒ったのだ。寛也が怒らないわけが無い。
「ちゃんと謝って許して貰え。」
「圷さんたちが言わなかったら全部解決するのに。」
3人が内緒にしてくれたら何もかも事が上手く運ぶ。なのに寛也に嘘がつけない圷達は言わないという選択肢はない。そのことに駿里はムスッとしていた。
「組長に嘘つけって言うのかよ。」
「おねがいっ、じゃなかったら海斗に言いつけてやるっ、圷さんが浮気してたって!」
「何言ってんだ。俺は浮気なんてしねぇだろ。」
酔っ払いの駿里なので何を言っても適当に返事をしていた圷だが、海斗の名前を出した途端動揺を見せる。
「嘘言ってやる。」
「おいおいさすがにそれは勘弁してくれ。」
「じゃあ俺のことも言わないでっ!」
「酔っ払いは大変だな。分かった。約束しよう。」
酔いが覚めればいつもの駿里に戻る。普段の駿里に戻れば海斗に嘘なんてつかないが、酒はそう簡単に抜けるものでは無い。海斗が傷つくぐらいなら駿里に協力してやるか、と圷は駿里の頭を撫でながらそう答えた。
「ありがとう。それとごめんなさい。」
「なんで謝んだよ。」
「海斗と圷さんを傷つけるようなこと言ったから。」
駿里は少し怒り気味だった表情から泣きそうな顔になる。我に返り2人の中を引き裂くような発言をしたことを悔やんだのだ。
「気にすんな。それだけ焦ってたんだよな。組長は怒ると怖いから仕方ねぇよ。お前らも言わねぇだろ?」
「ああ。」
「駿里はお仕置き頑張ったからな。いいぜ。約束してやる。」
「みんなありがとう。」
自分たちが言わなくても寛也が気づかないわけが無い。それがわかっている3人は駿里が酒を飲んだ事実を寛也に伝えない、そう約束をした。
「そういえばお仕置きって増やされてたのにされたの1個だけだ。」
「されてぇの?」
松下が駿里の頬にキスをして悪い顔をする。
「ちがう!」
「へぇ、期待してんのかと思ったわ。」
「康二さんってこういう時俺の事甘やかさないから意外だなって思ってだけ。まさか減らしてくれるとは思わなかった。」
駿里は病み上がりとは言え、ほぼ全回復をした。それを松下が見抜いていないはずがない。それなのに此度は優しかった松下を不思議がった。
「減らした訳じゃねぇよ。ただそのお仕置きは俺らからしないってだけだ。」
「え?どういうっ…」
何を言っているのかわからず駿里は松下に聞き返そうとした時玄関の方で物音がした。
「組長帰って来たみたいだな。」
「そんな顔すんなって。言わねぇから。」
「絶対だよ。」
「ああ。」
松下達が言わなくてもバレるであろう事は駿里も勘づいていた。だが、少しでも寛也にそれを知られる可能性が低い道を行きたかったのだ。
「おかえり寛也。」
「ただいま。元気そうだな。」
駿里は寛也がリビングに入ってくると松下の膝から飛び降り抱きつきに行った。
「うん。寛也のおかげだよ。」
「何言ってんだ。駿里、結構こいつらと遊んだのか?」
「えっ」
「汗かいてんじゃねぇか。走り回ったりでもしたのかよ。」
汗拭かねぇと風邪ひいちまうぞ、と寛也が心配そうに言ってきた。
「そうなんだっ、楽しくなっちゃって。」
駿里は嘘をつく時分かりやすく顔に出てしまう。だから寛也に抱きつき顔が見られないようにして言った。下を向いているので確実ではないが、駿里は松下達がニヤニヤしているのが感じとれた。
「一緒に志方の所に行こうとしたんだが先に風呂入るか。」
「そうする!」
駿里は寛也の後を追って歩き始めた時ある事を思い出した。松下と島袋によって大量にキスマークをつけられたことを。お酒のことしか頭になく、こっちのことを忘れていた。
「あ…っ」
「どうした?」
「やっぱり悪いから1人で入ってくるね!」
「待て。なに今更遠慮してんだよ。」
寛也が1人で浴室に行こうとした駿里の腕を掴んだ。
「うわっ!」
そして軽々と寛也は駿里を抱き上げた。駿里は2人が上書きでキスマークをつけたことを知らない。だから焦りまくっているのだ。
「組長、俺らはこの辺で失礼しますね。」
「ああ、ありがとな。」
「はい。失礼します。」
圷は少し申し訳なさそうに駿里を見ていた。そんな圷とは裏腹にすれ違いざまに悪い顔をして松下と島袋
が通って行った。
「体痛いところあるか?」
あっという間に浴室に連れていかれ、駿里は寛也に優しく話しかけられていた。
「もう大丈夫だよ。」
「そうか、良かった。俺が脱がせてやる。」
ここまで来れば潔く諦めるのが男だ、と駿里は大人しく寛也に服を脱がされた。服が脱がされ肌があらわになるにつれ心臓の鼓動が早まる。そしてついにキスマークを寛也に見られてしまう。寛也の顔を見るのも怖くて駿里は俯いてしまった。
「ごめん…。」
「なんで謝んだよ。駿里は何も悪くねぇだろ。」
ーーーあ、そうか。このキスマークは康二さんと島袋さんがつけたってこと寛也は知らないんだ。このまま隠し通せばいける。
「風呂入るか。」
「うん。」
寛也に頭を撫でられて駿里は嬉しそうに微笑んだ。その足でお風呂場の中に入ろうとするが何故か寛也がその場から動かない。
「寛也?」
「お前なんか隠してんな。」
あんなことがあったあとだから寛也はあまり深くは考えなかったが良く考えればおかしい。薬を見た時はあんなに震えだして怯えていた。なのにキスマークを見られた時は体が全く震えていなかった上に駿里は焦った顔をしていた。ここまで来ればさすがにおかしいと思うのが普通だ。
「っ…!」
「これは康二達がつけたってところか。まぁそれはいいとして、お前まだ隠してることがあんだろ。今すぐに言え。伸ばせば伸ばすほど俺は怒るぞ。……だが、このままだとお前が風邪ひいちまうな。」
ただでさえ汗をかいているので裸のままでは寒いからと寛也はとりあえずに浴室に入り、体を何度かお湯で流した後湯船に浸かった。
「さぁ、駿里。話の続きをしようか。」
「今度はちゃんとイかせてやるよ。」
「ああっ、んぁっ、ぁ、なんでっ…もう、いらなっ、ぃ、ん゛んっ、」
3人は駿里が達した後も手を止めなかった。体力が落ちている今の駿里には相当堪えるお仕置きだったようで涙を流していた。駿里は必死に身を捩って松下らの手から逃れようとするが酒が回って思うように動けない。
「遠慮すんなよ。待ちに待った射精じゃねぇか。」
「サービスでもう一回だけイかせてやる。」
松下の提案によって要らないサービスが課せられる。
「やだっ、ぁ…はなせっ、あ゛、んっ、んん、うっ、ぁあ、」
「お仕置きだからなぁ。俺らもやりたくてやってる訳じゃねぇんだぞ。全ては駿里の為なんだ。」
なのになんで楽しそうに笑ってんだよ、と駿里はそう言った松下を睨んだ。涙目で睨まれても松下にとっては興奮材料にしかならないと言うのに。案の定松下はいくら駿里に睨まれても悪い笑みを浮かべるだけ。
「それっ、なら、…うぁっ、あっ、はなせっ…!」
「口悪すぎだろ。お前いつからそんな口聞くようになったんだ。」
圷が酒が入ってるからか?と言った。いい子でいつもニコニコした駿里しか見てこなかった為、離せなんて言った事に圷は驚いたのだ。
「あ゛っ、だめ、あ゛ぁっーーー!」
「よく頑張ったな。」
「今日はこんぐらいで許してやるよ。今日は、な。」
開放された駿里はゆっくりと呼吸をしていた。そんな駿里の頭を撫でながら松下は腕を縛っていたネクタイを解き脱がせた服を着せた。
「寒くねぇか?」
「うん、大丈夫。お酒ってどのくらいで抜けるの?」
駿里は体の力が抜けて松下の胸に背中を預ける体勢になっているので顔だけ松下の方を向いてそう聞いた。
「だいぶ時間経たねぇと抜けねぇだろうな。」
「そんなっ…」
「自分で飲んだんだろうが。」
そう言われては言い返す言葉がない。でも普段あまり怒らない圷でさえ、こんなに怒ったのだ。寛也が怒らないわけが無い。
「ちゃんと謝って許して貰え。」
「圷さんたちが言わなかったら全部解決するのに。」
3人が内緒にしてくれたら何もかも事が上手く運ぶ。なのに寛也に嘘がつけない圷達は言わないという選択肢はない。そのことに駿里はムスッとしていた。
「組長に嘘つけって言うのかよ。」
「おねがいっ、じゃなかったら海斗に言いつけてやるっ、圷さんが浮気してたって!」
「何言ってんだ。俺は浮気なんてしねぇだろ。」
酔っ払いの駿里なので何を言っても適当に返事をしていた圷だが、海斗の名前を出した途端動揺を見せる。
「嘘言ってやる。」
「おいおいさすがにそれは勘弁してくれ。」
「じゃあ俺のことも言わないでっ!」
「酔っ払いは大変だな。分かった。約束しよう。」
酔いが覚めればいつもの駿里に戻る。普段の駿里に戻れば海斗に嘘なんてつかないが、酒はそう簡単に抜けるものでは無い。海斗が傷つくぐらいなら駿里に協力してやるか、と圷は駿里の頭を撫でながらそう答えた。
「ありがとう。それとごめんなさい。」
「なんで謝んだよ。」
「海斗と圷さんを傷つけるようなこと言ったから。」
駿里は少し怒り気味だった表情から泣きそうな顔になる。我に返り2人の中を引き裂くような発言をしたことを悔やんだのだ。
「気にすんな。それだけ焦ってたんだよな。組長は怒ると怖いから仕方ねぇよ。お前らも言わねぇだろ?」
「ああ。」
「駿里はお仕置き頑張ったからな。いいぜ。約束してやる。」
「みんなありがとう。」
自分たちが言わなくても寛也が気づかないわけが無い。それがわかっている3人は駿里が酒を飲んだ事実を寛也に伝えない、そう約束をした。
「そういえばお仕置きって増やされてたのにされたの1個だけだ。」
「されてぇの?」
松下が駿里の頬にキスをして悪い顔をする。
「ちがう!」
「へぇ、期待してんのかと思ったわ。」
「康二さんってこういう時俺の事甘やかさないから意外だなって思ってだけ。まさか減らしてくれるとは思わなかった。」
駿里は病み上がりとは言え、ほぼ全回復をした。それを松下が見抜いていないはずがない。それなのに此度は優しかった松下を不思議がった。
「減らした訳じゃねぇよ。ただそのお仕置きは俺らからしないってだけだ。」
「え?どういうっ…」
何を言っているのかわからず駿里は松下に聞き返そうとした時玄関の方で物音がした。
「組長帰って来たみたいだな。」
「そんな顔すんなって。言わねぇから。」
「絶対だよ。」
「ああ。」
松下達が言わなくてもバレるであろう事は駿里も勘づいていた。だが、少しでも寛也にそれを知られる可能性が低い道を行きたかったのだ。
「おかえり寛也。」
「ただいま。元気そうだな。」
駿里は寛也がリビングに入ってくると松下の膝から飛び降り抱きつきに行った。
「うん。寛也のおかげだよ。」
「何言ってんだ。駿里、結構こいつらと遊んだのか?」
「えっ」
「汗かいてんじゃねぇか。走り回ったりでもしたのかよ。」
汗拭かねぇと風邪ひいちまうぞ、と寛也が心配そうに言ってきた。
「そうなんだっ、楽しくなっちゃって。」
駿里は嘘をつく時分かりやすく顔に出てしまう。だから寛也に抱きつき顔が見られないようにして言った。下を向いているので確実ではないが、駿里は松下達がニヤニヤしているのが感じとれた。
「一緒に志方の所に行こうとしたんだが先に風呂入るか。」
「そうする!」
駿里は寛也の後を追って歩き始めた時ある事を思い出した。松下と島袋によって大量にキスマークをつけられたことを。お酒のことしか頭になく、こっちのことを忘れていた。
「あ…っ」
「どうした?」
「やっぱり悪いから1人で入ってくるね!」
「待て。なに今更遠慮してんだよ。」
寛也が1人で浴室に行こうとした駿里の腕を掴んだ。
「うわっ!」
そして軽々と寛也は駿里を抱き上げた。駿里は2人が上書きでキスマークをつけたことを知らない。だから焦りまくっているのだ。
「組長、俺らはこの辺で失礼しますね。」
「ああ、ありがとな。」
「はい。失礼します。」
圷は少し申し訳なさそうに駿里を見ていた。そんな圷とは裏腹にすれ違いざまに悪い顔をして松下と島袋
が通って行った。
「体痛いところあるか?」
あっという間に浴室に連れていかれ、駿里は寛也に優しく話しかけられていた。
「もう大丈夫だよ。」
「そうか、良かった。俺が脱がせてやる。」
ここまで来れば潔く諦めるのが男だ、と駿里は大人しく寛也に服を脱がされた。服が脱がされ肌があらわになるにつれ心臓の鼓動が早まる。そしてついにキスマークを寛也に見られてしまう。寛也の顔を見るのも怖くて駿里は俯いてしまった。
「ごめん…。」
「なんで謝んだよ。駿里は何も悪くねぇだろ。」
ーーーあ、そうか。このキスマークは康二さんと島袋さんがつけたってこと寛也は知らないんだ。このまま隠し通せばいける。
「風呂入るか。」
「うん。」
寛也に頭を撫でられて駿里は嬉しそうに微笑んだ。その足でお風呂場の中に入ろうとするが何故か寛也がその場から動かない。
「寛也?」
「お前なんか隠してんな。」
あんなことがあったあとだから寛也はあまり深くは考えなかったが良く考えればおかしい。薬を見た時はあんなに震えだして怯えていた。なのにキスマークを見られた時は体が全く震えていなかった上に駿里は焦った顔をしていた。ここまで来ればさすがにおかしいと思うのが普通だ。
「っ…!」
「これは康二達がつけたってところか。まぁそれはいいとして、お前まだ隠してることがあんだろ。今すぐに言え。伸ばせば伸ばすほど俺は怒るぞ。……だが、このままだとお前が風邪ひいちまうな。」
ただでさえ汗をかいているので裸のままでは寒いからと寛也はとりあえずに浴室に入り、体を何度かお湯で流した後湯船に浸かった。
「さぁ、駿里。話の続きをしようか。」
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