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創始
159話 マーキング
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「駿里、一緒に飯食わないか?」
「…………え?」
まさかの寛也の発言に駿里は涙が引っ込んだ。でも寛也らしいな、とも思った。
「お前の好きなパスタ作ってやるから皆で食べよう。さぁ、行こうか。」
「あっ、寛也。ちょっと待って。」
「どうした?」
身体が辛いであろう駿里を抱きかかえようとした時、なにか思い出したのか駿里が寛也の動きを止めた。
「俺、絶対酷い顔してるからみんなに見せたくない。」
「俺には見せるのにあいつらには嫌なのか?」
「恥ずかしいもん…っ」
下を向きながら恥ずかしそうにそういう駿里を見て寛也は微笑んだ。
「はは、可愛いな。俺には全てを見せてくれるんだな。」
「当たり前じゃん。大好きなんだから。」
「俺も愛してる。だからな、駿里。」
寛也は下を向いている駿里の顔を掴んで上を向かせた。目線が合うと駿里は恥ずかしそうに頬を赤く染めたが、寛也の表情を見て目を合わせ続けた。これから大事な話をすると分かったから。
「死ぬなんて言うな。外に行くのが嫌ならもうこの家から二度と出なくていい。必要なものは全て俺が買ってくるし、一生そばにいる。松下や志方らもお前のことを全力で助けてくれるはずだ。あいつらはお前のことが大好きだからな。それとバイトの件も俺が全て片付けた。あの店の店長も他のバイトの奴らも無事だ。しかもな、人気店になってんだぞ。」
「たった数日で…?寛也ほんとに凄い。」
会社の営業もしている寛也は仮に潰れそうな店でも立て直すことなんて朝飯前だった。駿里も何度かその現場を見せてもらったことがある。だがそれは普通の人ができることではない。だから何度見ても凄いな、と思うのだ。
「俺がすごいんじゃねぇよ。」
「寛也のおかげでしょ?」
「まぁそうだな。でも、たとえ誰かのおかげでも人気になれるのはそいつの実力だ。だからあの店の店長は評価されるべき人材だったって訳だな。人柄についても対応がいいって話題になってんだ。」
「そう!店長ものすっごいいい人なんだ!」
駿里が嬉しそうに食い付いてきた。あれ以来駿里が初めて見せた笑顔だった。
「お前もよく話してたもんな。」
「うん。店長が世間の人にいい評価貰えて俺も嬉しい。」
「駿里が嬉しそうで俺も嬉しいぞ。」
少しでも元気になってくれて安心した、と言いながら寛也は駿里を抱きしめて頭にキスを落とした。
「寛也ありがとう。」
「なんの礼だよ。俺はなんもしてねぇよ。」
「してるよ。俺に生きる意味を与えてくれるから。」
寛也の服に自分の口を押し付けて声が漏れないように小さな声でそう言った。駿里は目が覚めた時正直喜べなかったし、これからも生きなくてはいけないと思うと辛くてたまらなかった。なのに寛也のおかげで……。
「今なんか言ったか?」
「なんでもないよ。それより早く行こ!」
駿里がそう言いながらベットから降りて寛也の手を引いた。
「どこにだ?」
「リビングだよ!パスタ作ってくれるんでしょ?」
まだ気は抜けないだろう。ちょっとしたことで思い出し、怖くなって再び気を失ってしまうかもしれない。でも寛也はあの駿里の無邪気な笑顔が見れたことが何よりも嬉しかった。
「ああ。絶品料理を作ってやる。でもその前にこっち来い。」
「んんっ…!」
寛也は駿里を軽々と抱き上げてベットに押し倒した。そしてそのままピンク色の唇に優しく自分の口を合わせた。だが舌は決して入れようとはしなかった。駿里はそれが寂しかったのか、少し口を開けて寛也を見つめた。
「美味そうな顔してんな。」
気づけば駿里の顔色は良くなっていた。目がとろけて口の周りにはどちらの物か分からない唾液が付着している。
「寛也は悪い顔してる。」
「お前が可愛すぎてこんな顔になんだよ。」
寛也は駿里の鼻を摘んだ後、甘噛みをした。
「うあっ、可愛くないもんっ、」
「可愛い。」
「うるさぃ。」
自分の言ったことに対して反発をしてくる。元気になっていっている証拠だ。そんな駿里の姿を見て寛也は安堵した。
「あ、志方さんの料理も食べたいな。そういえばどこにいるの?」
「今あいつは家族の所いる。」
慎吾が志方と血のつながった実の兄弟であることはまだ伏せておくつもりだった。話せばややこしくなって駿里が混乱するかもしれないし、消していい話とは言えないからだ。
「そうだったんだ。」
「落ち着いたら来るだろうからその時に作って貰おうな。」
「楽しみっ!」
「はは、元気だなお前は。 はしゃぎ過ぎんなよ。」
駿里がはっちゃけている姿はいつもの日常である1つの光景に過ぎないのに今となってはその姿は寛也にとって宝物であり財産だ。
「気をつけるよ。今度こそ行こ!」
「ああ。」
この元気な様子を見れば心配ないだろう、と思い寛也は事務所に置き忘れたものを取りに行く決断をする。
「駿里、ちょっと事務所に行ってきてもいいか?」
「いいよ。」
「すぐに帰ってくるから康二達と遊んでろ。」
あいつらもお前のこと度を越して心配してるから元気な姿を見せてやれ、とそう言った。
「うん。気をつけてね。」
「ありがとな。」
寝室から出ると上の空の状態の島袋達がいた。こんなに心配をかけてしまったことを申し訳なく思ったが、駿里はみんなが本気で心配してくれていることに幸せを感じた
「お前ら、俺は一旦事務所に行くから駿里を頼む。」
「久々に勢揃いだね。」
まだ寝室で寝ていると思っていた駿里の声がして皆が声のした方を向いた。
「駿里。」
椅子に座っていた松下が駿里の元に駆け寄り強く抱き締めた。松下が顔を上げると寛也と目が合い優しい口調で駿里を頼むと言われた。勿論です、と松下が即答すると寛也はその足で事務所にへと向かって行った。
「康二さんお腹すいた。」
「そうか。俺がなんでも作ってやる。いつでも腹減ったら言え。飛んでいってやるから。」
松下が駿里の頭を撫でたあと、寛也が料理をスムーズに出来るように台所へ行き準備をし始めた。
「ありがとう…?」
「どうした?不思議そうな顔して。」
圷がこっち来い、と言いながら駿里の手を引いてそう聞いた。駿里が台所へ行く松下を見ながら納得のいっていない顔をしていたので気になったのだ。
「なんか今日の康二さんおかしい。」
「あいつはいつもおかしいぜ。」
「はは、そうだね。」
圷が駿里の肩を抱いて松下には聞こえないぐらいの小さな声で言った。それが面白くて駿里は笑いが堪えきれなかった。
「おい圷。駿里に変なこと吹き込むんじゃねぇよ。」
耳を澄ませて会話を聞いていた松下は後ろから思いっきりシバいて駿里から圷を離れさせた。
「なんだよ聞こえてたのか。さすが地獄耳。つか、そもそも今更駿里に何も吹きこめねぇだろ。一緒にいる時間クソみたいに長ぇしよ。それにさ、お前がおかしいのは事実だし。」
「殺すぞてめぇ。」
「もううるさい。そうやってすぐ怒るから血圧上がるんだよ。まだ20代なのに。このままだと老後が大変だよ?」
松下が最近気にしていることを駿里が揶揄いまがいに言った。段々といつもの調子を取り戻してきていることが嬉しかった圷は駿里の頭をワシャワシャと撫でた。
「言われてやんの。」
「おい駿里、病み上がりだからって何でもかんでも許されると思うなよ。悪い子は連行してやる。」
「どこ行くの?」
松下に軽々と抱き抱えられてどこかに連れ去られようとしているのに駿里は呑気にそう聞いた。
「ソファだ。」
そこに着くとゆっくり駿里を下ろし、その上に馬乗りになった。そして駿里の着ていたパーカーをたくりあげて服の中に入り、キスマークを付け始めた。
「ちょ、ごめんっ、ごめんってばっ!」
「ちゃんと反省してねぇだろお前。笑ってんじゃねぇか。」
「擽ったいんだもんっ、ほんとに反省はしてるっ、してるってっ…!」
数個つけて終わりだと思っていたが松下はなかなかやめようとしない。
「俺も混ざる。」
そう言って島袋が駿里の首元に顔を埋めた。
「え、?うそっ、助けてよっ、!」
「無理だ。」
「おまえらマジで組長に殺されんぞ。」
そうは言うものの圷も駿里を助けるつもりは無いらしい。コーヒーを片手に椅子に座って2人に群がられて焦っている駿里の様子を見ていた。
「バレなきゃいいんだよ。なぁ、駿里。」
「バラしてやるっ、離せっ!」
「なら辞めてやんねぇ。」
「仮にバレたとしてもお仕置きされんのは駿里だからいいんだよ。」
松下の言う通りだ。これでは寛也と一緒にお風呂に入ることが出来なくなるではないか、と思い駿里は自分の上に乗っている松下と島袋の下から必死に抜けようとする。
「良くないからっ、もうおしまいっ、」
駿里がじたばたと暴れても島袋と松下はキスマークをつけることを辞めなかった。でもこれは単なる遊びではない。今の駿里の体には無数のキスマークが付いていた。伊吹らが付けたものだ。駿里が鏡の前で自分の姿を見た時必ず思い出してしまう。だから松下達はキスマークを駿里がもし見ても思い出すのは自分たちにさせたかったのだ。
「まだ終わんねぇぞ。」
「…………え?」
まさかの寛也の発言に駿里は涙が引っ込んだ。でも寛也らしいな、とも思った。
「お前の好きなパスタ作ってやるから皆で食べよう。さぁ、行こうか。」
「あっ、寛也。ちょっと待って。」
「どうした?」
身体が辛いであろう駿里を抱きかかえようとした時、なにか思い出したのか駿里が寛也の動きを止めた。
「俺、絶対酷い顔してるからみんなに見せたくない。」
「俺には見せるのにあいつらには嫌なのか?」
「恥ずかしいもん…っ」
下を向きながら恥ずかしそうにそういう駿里を見て寛也は微笑んだ。
「はは、可愛いな。俺には全てを見せてくれるんだな。」
「当たり前じゃん。大好きなんだから。」
「俺も愛してる。だからな、駿里。」
寛也は下を向いている駿里の顔を掴んで上を向かせた。目線が合うと駿里は恥ずかしそうに頬を赤く染めたが、寛也の表情を見て目を合わせ続けた。これから大事な話をすると分かったから。
「死ぬなんて言うな。外に行くのが嫌ならもうこの家から二度と出なくていい。必要なものは全て俺が買ってくるし、一生そばにいる。松下や志方らもお前のことを全力で助けてくれるはずだ。あいつらはお前のことが大好きだからな。それとバイトの件も俺が全て片付けた。あの店の店長も他のバイトの奴らも無事だ。しかもな、人気店になってんだぞ。」
「たった数日で…?寛也ほんとに凄い。」
会社の営業もしている寛也は仮に潰れそうな店でも立て直すことなんて朝飯前だった。駿里も何度かその現場を見せてもらったことがある。だがそれは普通の人ができることではない。だから何度見ても凄いな、と思うのだ。
「俺がすごいんじゃねぇよ。」
「寛也のおかげでしょ?」
「まぁそうだな。でも、たとえ誰かのおかげでも人気になれるのはそいつの実力だ。だからあの店の店長は評価されるべき人材だったって訳だな。人柄についても対応がいいって話題になってんだ。」
「そう!店長ものすっごいいい人なんだ!」
駿里が嬉しそうに食い付いてきた。あれ以来駿里が初めて見せた笑顔だった。
「お前もよく話してたもんな。」
「うん。店長が世間の人にいい評価貰えて俺も嬉しい。」
「駿里が嬉しそうで俺も嬉しいぞ。」
少しでも元気になってくれて安心した、と言いながら寛也は駿里を抱きしめて頭にキスを落とした。
「寛也ありがとう。」
「なんの礼だよ。俺はなんもしてねぇよ。」
「してるよ。俺に生きる意味を与えてくれるから。」
寛也の服に自分の口を押し付けて声が漏れないように小さな声でそう言った。駿里は目が覚めた時正直喜べなかったし、これからも生きなくてはいけないと思うと辛くてたまらなかった。なのに寛也のおかげで……。
「今なんか言ったか?」
「なんでもないよ。それより早く行こ!」
駿里がそう言いながらベットから降りて寛也の手を引いた。
「どこにだ?」
「リビングだよ!パスタ作ってくれるんでしょ?」
まだ気は抜けないだろう。ちょっとしたことで思い出し、怖くなって再び気を失ってしまうかもしれない。でも寛也はあの駿里の無邪気な笑顔が見れたことが何よりも嬉しかった。
「ああ。絶品料理を作ってやる。でもその前にこっち来い。」
「んんっ…!」
寛也は駿里を軽々と抱き上げてベットに押し倒した。そしてそのままピンク色の唇に優しく自分の口を合わせた。だが舌は決して入れようとはしなかった。駿里はそれが寂しかったのか、少し口を開けて寛也を見つめた。
「美味そうな顔してんな。」
気づけば駿里の顔色は良くなっていた。目がとろけて口の周りにはどちらの物か分からない唾液が付着している。
「寛也は悪い顔してる。」
「お前が可愛すぎてこんな顔になんだよ。」
寛也は駿里の鼻を摘んだ後、甘噛みをした。
「うあっ、可愛くないもんっ、」
「可愛い。」
「うるさぃ。」
自分の言ったことに対して反発をしてくる。元気になっていっている証拠だ。そんな駿里の姿を見て寛也は安堵した。
「あ、志方さんの料理も食べたいな。そういえばどこにいるの?」
「今あいつは家族の所いる。」
慎吾が志方と血のつながった実の兄弟であることはまだ伏せておくつもりだった。話せばややこしくなって駿里が混乱するかもしれないし、消していい話とは言えないからだ。
「そうだったんだ。」
「落ち着いたら来るだろうからその時に作って貰おうな。」
「楽しみっ!」
「はは、元気だなお前は。 はしゃぎ過ぎんなよ。」
駿里がはっちゃけている姿はいつもの日常である1つの光景に過ぎないのに今となってはその姿は寛也にとって宝物であり財産だ。
「気をつけるよ。今度こそ行こ!」
「ああ。」
この元気な様子を見れば心配ないだろう、と思い寛也は事務所に置き忘れたものを取りに行く決断をする。
「駿里、ちょっと事務所に行ってきてもいいか?」
「いいよ。」
「すぐに帰ってくるから康二達と遊んでろ。」
あいつらもお前のこと度を越して心配してるから元気な姿を見せてやれ、とそう言った。
「うん。気をつけてね。」
「ありがとな。」
寝室から出ると上の空の状態の島袋達がいた。こんなに心配をかけてしまったことを申し訳なく思ったが、駿里はみんなが本気で心配してくれていることに幸せを感じた
「お前ら、俺は一旦事務所に行くから駿里を頼む。」
「久々に勢揃いだね。」
まだ寝室で寝ていると思っていた駿里の声がして皆が声のした方を向いた。
「駿里。」
椅子に座っていた松下が駿里の元に駆け寄り強く抱き締めた。松下が顔を上げると寛也と目が合い優しい口調で駿里を頼むと言われた。勿論です、と松下が即答すると寛也はその足で事務所にへと向かって行った。
「康二さんお腹すいた。」
「そうか。俺がなんでも作ってやる。いつでも腹減ったら言え。飛んでいってやるから。」
松下が駿里の頭を撫でたあと、寛也が料理をスムーズに出来るように台所へ行き準備をし始めた。
「ありがとう…?」
「どうした?不思議そうな顔して。」
圷がこっち来い、と言いながら駿里の手を引いてそう聞いた。駿里が台所へ行く松下を見ながら納得のいっていない顔をしていたので気になったのだ。
「なんか今日の康二さんおかしい。」
「あいつはいつもおかしいぜ。」
「はは、そうだね。」
圷が駿里の肩を抱いて松下には聞こえないぐらいの小さな声で言った。それが面白くて駿里は笑いが堪えきれなかった。
「おい圷。駿里に変なこと吹き込むんじゃねぇよ。」
耳を澄ませて会話を聞いていた松下は後ろから思いっきりシバいて駿里から圷を離れさせた。
「なんだよ聞こえてたのか。さすが地獄耳。つか、そもそも今更駿里に何も吹きこめねぇだろ。一緒にいる時間クソみたいに長ぇしよ。それにさ、お前がおかしいのは事実だし。」
「殺すぞてめぇ。」
「もううるさい。そうやってすぐ怒るから血圧上がるんだよ。まだ20代なのに。このままだと老後が大変だよ?」
松下が最近気にしていることを駿里が揶揄いまがいに言った。段々といつもの調子を取り戻してきていることが嬉しかった圷は駿里の頭をワシャワシャと撫でた。
「言われてやんの。」
「おい駿里、病み上がりだからって何でもかんでも許されると思うなよ。悪い子は連行してやる。」
「どこ行くの?」
松下に軽々と抱き抱えられてどこかに連れ去られようとしているのに駿里は呑気にそう聞いた。
「ソファだ。」
そこに着くとゆっくり駿里を下ろし、その上に馬乗りになった。そして駿里の着ていたパーカーをたくりあげて服の中に入り、キスマークを付け始めた。
「ちょ、ごめんっ、ごめんってばっ!」
「ちゃんと反省してねぇだろお前。笑ってんじゃねぇか。」
「擽ったいんだもんっ、ほんとに反省はしてるっ、してるってっ…!」
数個つけて終わりだと思っていたが松下はなかなかやめようとしない。
「俺も混ざる。」
そう言って島袋が駿里の首元に顔を埋めた。
「え、?うそっ、助けてよっ、!」
「無理だ。」
「おまえらマジで組長に殺されんぞ。」
そうは言うものの圷も駿里を助けるつもりは無いらしい。コーヒーを片手に椅子に座って2人に群がられて焦っている駿里の様子を見ていた。
「バレなきゃいいんだよ。なぁ、駿里。」
「バラしてやるっ、離せっ!」
「なら辞めてやんねぇ。」
「仮にバレたとしてもお仕置きされんのは駿里だからいいんだよ。」
松下の言う通りだ。これでは寛也と一緒にお風呂に入ることが出来なくなるではないか、と思い駿里は自分の上に乗っている松下と島袋の下から必死に抜けようとする。
「良くないからっ、もうおしまいっ、」
駿里がじたばたと暴れても島袋と松下はキスマークをつけることを辞めなかった。でもこれは単なる遊びではない。今の駿里の体には無数のキスマークが付いていた。伊吹らが付けたものだ。駿里が鏡の前で自分の姿を見た時必ず思い出してしまう。だから松下達はキスマークを駿里がもし見ても思い出すのは自分たちにさせたかったのだ。
「まだ終わんねぇぞ。」
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