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挑戦
125話 旅館
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「凄すぎるよ。こんな高級な旅館映画でしか見た事ない。っすごい…。」
「お前感動したら凄いしか言わねぇな。おもしれぇ奴。」
寛也が笑いながら目を輝かせて旅館を見ている駿里に言った。
「俺たちが泊まる3日間は貸切だ。だから他の奴らの目がない分楽しもうな。例えば温泉とかでよ。」
「…っ湯だっちゃうよ。」
「そうなったら俺が手厚く看病してやるよ。楽しみにしてろ。」
悪い顔をして寛也そう言われ駿里は本能的に嫌な予感がした。抱き潰される未来しか見えない。
でも、それでも楽しみだとも思ってしまう自分がいた。期待していないと言ったら嘘になる。
「まずは旅館に入ろう。おいで駿里。」
寛也が自分に向かって手を広げてきた。駿里はその腕の中に照れくさそうに入った。寛也は駿里が自分の腕の中に入ってくると優しく包み込んだ。
大好きな人の匂いに包まれた駿里は嬉しくなった。最高の気分だ。
「うん。」
寛也に肩を抱かれながら旅館へと足を進めていくと外で待っている旅館の人達が何人か見えた。
「「「いらっしゃいませ。」」」
駿里と寛也の姿を目に捉えると深深と皆が礼をした。
なれないこの感じに駿里は寛也の服を掴む。すると大丈夫だと、言うように寛也は駿里の肩を抱く手に力を入れた。
「旭川さま、お久しぶりでございます。ようこそお越しくださいました。お越しを下さるのをお待ち申し上げておりましたよ。」
女将さんのような人が寛也の前に来て優しい笑顔でそう言った。そして目線を駿里に変えるとーー。
「駿里様、女将の誠弥です。是非ともお会いしたかったです。今日こうしてお目にかかれて嬉しい限りです。こんなに別嬪さんだったとは、お2人はとてもお似合いですね。お幸せそうで何よりです。遠いところから来られて寒かったでしょう。中へお入りください。」
「ど、どうもこちらこそお会いできて嬉しいです!」
急に女将さんにお似合いと言われて嬉しかったが、未だにこの高級感ある旅館と従業員さんに慣れない駿里はタジタジになってしまった。
「緊張しますよね、大丈夫ですよ。すぐに慣れます。それに駿里様には旦那様も着いておられますからね。旅の疲れを存分に癒してください。」
「はいっ!」
駿里の緊張ぶりに気がついた女将さんにそう言われて少し恥ずかしくなってしまった。
「入ろうか。」
「うん!」
旅館の中に入ると10人ほど正座をしていらっしゃいませ、と言ってきた。駿里はつられて従業員の方たちにぺこりと挨拶をする。その姿を見て寛也に鼻で笑われた。
「お前ほんと可愛いな。」
寛也にも女将さんにも微笑んで見られた。
「うるさいなっ、可愛くないしっ」
「ツンツンしてんのもいいけどな、俺を煽るだけってことを忘れんなよ。」
寛也にぐいっと引き寄せられて少し動いたら唇同士が当たりそうな距離になった。その状態で囁くように耳元でそう言われた。
「あらあら、お熱いですね。ではお部屋ご案内申し上げます。 此方へどうぞ。」
女将さんの笑顔は仏のように優しい。笑顔だけじゃくてオーラと性格もすっごく優しい。それは女将さんに限ったことではなかった。従業員の方みんながそんな感じだ。そんな女将さんたちの旅館に泊まれて駿里は凄く嬉しくなった。
「お願いします!」
「駿里様はとても礼儀正しいですね。私共には敬語なんて使わなくていいんですよ。旭川様が駿里様のことを選ばれた訳がよく分かります。とても素直でいい子です。」
女将さんにべた褒めにされて駿里少し頬を赤く染めた。寛也はと言うと相変わらず離してくれない。駿里が歩きずらくなって少しでも離れようとすると逃がさないと言わんばかりに寛也の腕に力が入る。ガッチホールドだ。その為駿里は寛也に肩を掴まれたまま歩き始めた。
「どうぞお入りください。」
女将さんに案内されて着いた部屋は宴をするような大部屋だった。ここまで来る道中も見た事のない高級そうなツボや絵が置かれていて驚きが重なり駿里は空いた口が塞がらない。
「うあ!」
駿里が口をポカンと空けていると何かが入ってきた。
寛也が指を急に突っ込んだのだ。2本の指で駿里の舌を挟んだり歯を撫でたりされている。駿里は女将さんの前であることを思い出し、口の中にある指を手で掴んで退けた。
「ずっと口開けてっから突っ込んで欲しいのかと思ってな。」
指についた駿里の唾液を舐めながら寛也は言った。
「ちがう!」
「お2人は本当に仲睦まじいですね。旭川様、ご飯はいつになさいますか?」
自分たちのこんな所を見ても顔色ひとつ変えずに笑顔でいる女将さんをさすがに駿里は尊敬した。
「9時頃に頼む。」
「了解致しました。失礼します。」
女将さんがドアの前に正座して一礼をする音を立てずにドアをしてめ、寛也と部屋に2人っきりになった。
「駿里」
「どうしたの?」
寛也が改まって駿里の方を向いて名前を呼んできたので、駿里もじっと目を見つめた。
「ごめんな。ほんとは現地の花火大会の会場に行って屋台とか連れて行ってやりたかったし、近くで花火を見させてやりたかったんだ。だが、危険すぎるからそれが出来ない。俺がこんな仕事だからよ。ほんとにごめんな。」
寛也が申し訳なさそうな顔をする。駿里はすぐに寛也に近づいた。
「謝らないでよ。俺は寛也と二人で見れればそれでいいの。いやそれがいい。それが俺の願いだから。今日はほんとにありがとう。すっごい楽しかった!」
十分な程に楽しませてもらっている駿里は寛也にそんなふうに思わせていたことが申し訳なくなった。今日だけでも寛也にはたくさんのことを教えて貰って与えてもらったから。
「そうか。ありがとな。あと2日も死ぬほど楽しませてやる。」
「楽しみだ!」
「おっと、」
駿里が寛也に抱きついた。寛也も駿里の頭と背中に手を回して抱き締め返した。
「駿里そろそろ行こうか。」
「どこに?」
「内緒だ。」
寛也は駿里の手を引いて、部屋を出た。2階までしかないはずの旅館なのに上に昇っていった。駿里は不思議に思いながらも寛也について行き階段を昇った先にあったドアを開け中に入るとーー。
「うわあ!きれい。」
「そうだろ。ここは山の上だからな。」
夜空の綺麗さに感動していた駿里は星以外の明かりがあることに気がついた。そこに目線を移すと、なんと女将さん達が屋台をやってくれていたのだ。
「お待ちしておりましたよ。旭川様、私達にとってもとても楽しい仕事を下さりありがとうございます。なので駿里様も楽しんでくださいね。」
駿里が少し申し訳ないと思ったのが感じとれた女将さんが駿里のことをカバーしながらそう言った。
「ありがとうございます!」
女将さん達は広い屋上でポテトフライ、箸巻き、パイナップル、焼き鳥、唐揚げなど沢山の屋台を用意してくれていた。駿里は寛也がここまで用意してくれたことが本当に嬉しかった。嬉しすぎて涙がこぼれてきた。
「どうした駿里、大丈夫か?煙が目に入ったのか?」
寛也が泣き出した駿里をみてとても心配してくれていた。駿里はすぐに首を横に振った。
「違うよ、嬉しくて。嬉しすぎて涙出ちゃった。」
「そんなに喜んでくれて俺も嬉しい。駿里の喜ぶ顔は俺にとってオアシスだからな。」
駿里の涙を指で拭いながら、寛也は嬉しそうに微笑んだ。
「俺にとっても寛也はオアシスだよ!行こ!」
駿里は寛也の手を引いて女将さん達がいる所まで行った。
「駿里、どれから食べるか決まったか?お前がいいなら最初は半分こしたいんだがいいか?」
「当たり前じゃん!俺もしたい!」
「良かった。どれにする?」
「箸巻き!」
女将さんが屋台主である箸巻きの所まで行った。寛也と駿里の会話を聞いていた女将さんは少し大きめに作り、2人で分けられるようにした。
「お待ちどうさまです!」
女将さんは先程の上品な感じとはうってかわり、頭にタオルを巻いてかっこいい感じ女性になっていた。
「ありがとうございます!」
「あそこで食べるか。」
寛也は箸巻きを手に取って屋上にある椅子の所まで歩き始めた。駿里もその後を追うように歩き始める。
「お前感動したら凄いしか言わねぇな。おもしれぇ奴。」
寛也が笑いながら目を輝かせて旅館を見ている駿里に言った。
「俺たちが泊まる3日間は貸切だ。だから他の奴らの目がない分楽しもうな。例えば温泉とかでよ。」
「…っ湯だっちゃうよ。」
「そうなったら俺が手厚く看病してやるよ。楽しみにしてろ。」
悪い顔をして寛也そう言われ駿里は本能的に嫌な予感がした。抱き潰される未来しか見えない。
でも、それでも楽しみだとも思ってしまう自分がいた。期待していないと言ったら嘘になる。
「まずは旅館に入ろう。おいで駿里。」
寛也が自分に向かって手を広げてきた。駿里はその腕の中に照れくさそうに入った。寛也は駿里が自分の腕の中に入ってくると優しく包み込んだ。
大好きな人の匂いに包まれた駿里は嬉しくなった。最高の気分だ。
「うん。」
寛也に肩を抱かれながら旅館へと足を進めていくと外で待っている旅館の人達が何人か見えた。
「「「いらっしゃいませ。」」」
駿里と寛也の姿を目に捉えると深深と皆が礼をした。
なれないこの感じに駿里は寛也の服を掴む。すると大丈夫だと、言うように寛也は駿里の肩を抱く手に力を入れた。
「旭川さま、お久しぶりでございます。ようこそお越しくださいました。お越しを下さるのをお待ち申し上げておりましたよ。」
女将さんのような人が寛也の前に来て優しい笑顔でそう言った。そして目線を駿里に変えるとーー。
「駿里様、女将の誠弥です。是非ともお会いしたかったです。今日こうしてお目にかかれて嬉しい限りです。こんなに別嬪さんだったとは、お2人はとてもお似合いですね。お幸せそうで何よりです。遠いところから来られて寒かったでしょう。中へお入りください。」
「ど、どうもこちらこそお会いできて嬉しいです!」
急に女将さんにお似合いと言われて嬉しかったが、未だにこの高級感ある旅館と従業員さんに慣れない駿里はタジタジになってしまった。
「緊張しますよね、大丈夫ですよ。すぐに慣れます。それに駿里様には旦那様も着いておられますからね。旅の疲れを存分に癒してください。」
「はいっ!」
駿里の緊張ぶりに気がついた女将さんにそう言われて少し恥ずかしくなってしまった。
「入ろうか。」
「うん!」
旅館の中に入ると10人ほど正座をしていらっしゃいませ、と言ってきた。駿里はつられて従業員の方たちにぺこりと挨拶をする。その姿を見て寛也に鼻で笑われた。
「お前ほんと可愛いな。」
寛也にも女将さんにも微笑んで見られた。
「うるさいなっ、可愛くないしっ」
「ツンツンしてんのもいいけどな、俺を煽るだけってことを忘れんなよ。」
寛也にぐいっと引き寄せられて少し動いたら唇同士が当たりそうな距離になった。その状態で囁くように耳元でそう言われた。
「あらあら、お熱いですね。ではお部屋ご案内申し上げます。 此方へどうぞ。」
女将さんの笑顔は仏のように優しい。笑顔だけじゃくてオーラと性格もすっごく優しい。それは女将さんに限ったことではなかった。従業員の方みんながそんな感じだ。そんな女将さんたちの旅館に泊まれて駿里は凄く嬉しくなった。
「お願いします!」
「駿里様はとても礼儀正しいですね。私共には敬語なんて使わなくていいんですよ。旭川様が駿里様のことを選ばれた訳がよく分かります。とても素直でいい子です。」
女将さんにべた褒めにされて駿里少し頬を赤く染めた。寛也はと言うと相変わらず離してくれない。駿里が歩きずらくなって少しでも離れようとすると逃がさないと言わんばかりに寛也の腕に力が入る。ガッチホールドだ。その為駿里は寛也に肩を掴まれたまま歩き始めた。
「どうぞお入りください。」
女将さんに案内されて着いた部屋は宴をするような大部屋だった。ここまで来る道中も見た事のない高級そうなツボや絵が置かれていて驚きが重なり駿里は空いた口が塞がらない。
「うあ!」
駿里が口をポカンと空けていると何かが入ってきた。
寛也が指を急に突っ込んだのだ。2本の指で駿里の舌を挟んだり歯を撫でたりされている。駿里は女将さんの前であることを思い出し、口の中にある指を手で掴んで退けた。
「ずっと口開けてっから突っ込んで欲しいのかと思ってな。」
指についた駿里の唾液を舐めながら寛也は言った。
「ちがう!」
「お2人は本当に仲睦まじいですね。旭川様、ご飯はいつになさいますか?」
自分たちのこんな所を見ても顔色ひとつ変えずに笑顔でいる女将さんをさすがに駿里は尊敬した。
「9時頃に頼む。」
「了解致しました。失礼します。」
女将さんがドアの前に正座して一礼をする音を立てずにドアをしてめ、寛也と部屋に2人っきりになった。
「駿里」
「どうしたの?」
寛也が改まって駿里の方を向いて名前を呼んできたので、駿里もじっと目を見つめた。
「ごめんな。ほんとは現地の花火大会の会場に行って屋台とか連れて行ってやりたかったし、近くで花火を見させてやりたかったんだ。だが、危険すぎるからそれが出来ない。俺がこんな仕事だからよ。ほんとにごめんな。」
寛也が申し訳なさそうな顔をする。駿里はすぐに寛也に近づいた。
「謝らないでよ。俺は寛也と二人で見れればそれでいいの。いやそれがいい。それが俺の願いだから。今日はほんとにありがとう。すっごい楽しかった!」
十分な程に楽しませてもらっている駿里は寛也にそんなふうに思わせていたことが申し訳なくなった。今日だけでも寛也にはたくさんのことを教えて貰って与えてもらったから。
「そうか。ありがとな。あと2日も死ぬほど楽しませてやる。」
「楽しみだ!」
「おっと、」
駿里が寛也に抱きついた。寛也も駿里の頭と背中に手を回して抱き締め返した。
「駿里そろそろ行こうか。」
「どこに?」
「内緒だ。」
寛也は駿里の手を引いて、部屋を出た。2階までしかないはずの旅館なのに上に昇っていった。駿里は不思議に思いながらも寛也について行き階段を昇った先にあったドアを開け中に入るとーー。
「うわあ!きれい。」
「そうだろ。ここは山の上だからな。」
夜空の綺麗さに感動していた駿里は星以外の明かりがあることに気がついた。そこに目線を移すと、なんと女将さん達が屋台をやってくれていたのだ。
「お待ちしておりましたよ。旭川様、私達にとってもとても楽しい仕事を下さりありがとうございます。なので駿里様も楽しんでくださいね。」
駿里が少し申し訳ないと思ったのが感じとれた女将さんが駿里のことをカバーしながらそう言った。
「ありがとうございます!」
女将さん達は広い屋上でポテトフライ、箸巻き、パイナップル、焼き鳥、唐揚げなど沢山の屋台を用意してくれていた。駿里は寛也がここまで用意してくれたことが本当に嬉しかった。嬉しすぎて涙がこぼれてきた。
「どうした駿里、大丈夫か?煙が目に入ったのか?」
寛也が泣き出した駿里をみてとても心配してくれていた。駿里はすぐに首を横に振った。
「違うよ、嬉しくて。嬉しすぎて涙出ちゃった。」
「そんなに喜んでくれて俺も嬉しい。駿里の喜ぶ顔は俺にとってオアシスだからな。」
駿里の涙を指で拭いながら、寛也は嬉しそうに微笑んだ。
「俺にとっても寛也はオアシスだよ!行こ!」
駿里は寛也の手を引いて女将さん達がいる所まで行った。
「駿里、どれから食べるか決まったか?お前がいいなら最初は半分こしたいんだがいいか?」
「当たり前じゃん!俺もしたい!」
「良かった。どれにする?」
「箸巻き!」
女将さんが屋台主である箸巻きの所まで行った。寛也と駿里の会話を聞いていた女将さんは少し大きめに作り、2人で分けられるようにした。
「お待ちどうさまです!」
女将さんは先程の上品な感じとはうってかわり、頭にタオルを巻いてかっこいい感じ女性になっていた。
「ありがとうございます!」
「あそこで食べるか。」
寛也は箸巻きを手に取って屋上にある椅子の所まで歩き始めた。駿里もその後を追うように歩き始める。
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