極道の密にされる健気少年

安達

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快楽抽選箱

95話 延長1日目 *

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「あ゛ぁ!、…も、もぅ、むりぃ!!あ、あっ!」




朝だったこともあり駿里は昨日の行為の疲れを癒せておらず、体が辛い。




「仕方ねぇな。俺がイッたら取り敢えず休憩だ。」

「はや、…くぅ!…、あぁあ!、んん!!…やあ!」

「出すぞ」




駿里の中に暖かい寛也の射精液が出される。




「風呂にいくか」

「………え?」

「1回からだ綺麗にしといた方がいいだろ」




浴室に着くと寛也は手際よく駿里を洗い自分も綺麗にした後リビングに戻ってきた。




「駿里、解放したわけじゃないからな」

「…はい」




またすぐに抱かれると駿里は思い込んでいた。それに優しく抱いてくれるなら良いかなとも思っていた。




「これ1日中つけてろ。お前体つらそうだからこっちの方がいいだろ」




駿里は寛也の予想外の言葉と手に持っているものに驚きを隠せない。




「やだ」

「ならお前が明日歩けなくなるだけだな。俺はお前の体が回復してるであろう夜まで待ってやるって言ってんだよ。それにこれは四六時中動くわけじゃない、俺がスイッチを押した時だけだ。どうする?」

「…それ挿れる」

「いい判断だ」



夜まで駿里をだくことを我慢しなければならないのは不本意だが、いつ来るか分からない刺激にそわそわしながら過ごしている駿里を見るのは楽しそうだ、と寛也は悪い笑みを浮かべた。




「さっきならしたし、これ小さいからそのまま挿れても大丈夫だろうが痛かったら言えよ」

「うん」




寛也は駿里の服の中に手を入れワイアレスのバイブを秘部に挿れた。




「大丈夫か?痛いんならすぐに言え」

「痛くないけど、違和感が凄い」

「それならいい」




良くないという顔で寛也を見上げると、バイブのスイッチをいれられた。




「あぁあ!!…とめっ、!、やぁ!…ん、あっ、あ!」

「俺に文句あんのか?」

「ない、!…あ゛あ!、なっいぃ!…っとめっ、てぇ!」

「なら止めてやる」

「…………はぁ…………はぁ…」




寛也が駿里の顔をつかみ上を向かせると涙潤んだ目をしていた。その顔に興奮し、今すぐにでもだか潰したかったが堪えた。




「次はいつバイブが振動するか楽しみだな」

「楽しみじゃない」




寛也は駿里のおでこにキスをし、隣に座りテレビをつけた。そんな呑気な寛也とは裏腹に駿里はいつ来るか分からない刺激に身体を強張らせていた。




「映画でも見るか。これ、お前好きだろ」

「うん」




初めは警戒しながら見ていた駿里だが、映画にのめり込んでしまい気が緩みまくっていた。その駿里に寛也は気が付き、バイブのスイッチを入れた。




「あああ!!」




駿里が大きく体をビクンと震わせた。




「気を抜いてただろ」

「ちょ、…っああ!…とめ、って!、あ、あっ!!」




駿里は寛也の腕を掴みながら、止めて欲しいと目で訴えた。




「どうしようかな。でもこのまま止めてもお前が辛いだけだろ?」

「あっあっあ゛!…っんあ!!、あ゛あ!!…やあ!」




寛也は片手で腕を一纏めに拘束して駿里の上に乗り、バイブを前立腺に押しあてた。




「まっ、て゛!…あああ!!んあ!!…あ、あ゛あ゛!、ーー~ッ!」

「沢山出せたな」



駿里が絶頂を迎えた後バイブのスイッチをオフにし、寛也は自分の膝の上に乗せ深いキスをした。




「続きを見よう」

「…切り替え早すぎる」




次こそは絶対気を抜かないようにしようと駿里は決意した。




「面白い映画なのにそんな真面目な顔してみる奴がいるかよ」

「気を抜いたらダメだもん」

「いつもより感じるからか?」

「違うもん。…あの寛也、降ろして」

「嫌だ」

「うわ!、っ!あはは!!分かったから!ははっ!」




自分の膝の上から降りたいと思っている駿里が気に食わなかった寛也は駿里を腕で拘束し、脇腹を揉むように擽った。堪らず擽りから逃げるため、降りないから!と、逃げを打ちながら辞めて欲しいと必死で懇願する。




「今日お前に自由はないと言ったよな?それにお前も承諾した。鬼ごっこで負けたんだから俺の言う事に反論するな」

「あはははっ!…っやめ!!、ははは!!分かったってば!!あはは!!」

「ならいい。次はない、その時はバイブのスイッチオンにしながら俺が満足するまで擽ってやるからな。わかったか?」

「………わかった」




寛也は大人しく言うことを聞いた駿里に満足した。擽り倒すのも寛也にとったら楽しくて仕方がない事なので反論してくる事も少し期待していた。




「映画だいぶ進んだな。少し巻き戻そう、ここぐらいでいいか?」

「うん、ありがとう」




返事代わりに駿里の頭を撫で映画の続きを見始めた。見ている最中は寛也も途中からのめり込んでいた為、バイブのスイッチを入れることはなかった。




「面白かったな。昼飯食べよう」

「今日何作る?」





最近料理をすることがマイブームになっている駿里は嬉しそうに聞いた。




「今日はグラタン作ろうか」

「凄い作りがいがありそう!」

「そうだな」




さすがに料理中は危ないのでスイッチを入れなかった。グラタンをオーブンで温めている間、駿里はオーブンの前に椅子を置いて座り完成を待ちわびてた。その隙を寛也は見逃さなかった。




「駿里」

「どうしたの?」




寛也が自分の名前を呼んだので直ぐに振り返り見つめると、悪い顔をしてバイブのスイッチを見せびらかすように持っていた。




「待って!…ッ!んあ!…ちょ、あっあ゛!!やだあ!あああ!」



急な快楽に駿里は椅子から転げ落ちた。



「お前ほんとに見てて飽きねぇわ」

「とめっ!…あああ!、あっ、あっ!!んん!やあ!」




寛也が見せびらかすようにして持っているリモコンをいますがにでも奪いに行きたいが、駿里は快楽で座り込んでしまった。その時丁度グラタンが出来たようでオーブンの音がした。寛也はその音がしたあとスイッチを止めた。




「出来たみたいだな。いい感じだ」

「ほ、ほんとだ…」




決意したのにも関わらずまた気を抜いてしまったことに少しショックを受けた。それに加えてバイブからの快楽の余韻で少し荒く息をする。




「熱いから気をつけろよ。俺が運ぶから駿里は座ってろ」

「ありがとう」

「いいぞ」




寛也が運んだ熱々のグラタンを駿里は本当に美味しそうに食べていた。




「そんな顔されたら、また作りたくなる」

「なら、また一緒に作ろうよ!」

「そうだな。昼飯を一緒に作るのは久しぶりだから俺は嬉しい」

「俺も!」




猫舌の駿里は、寛也より少し遅く食べ終わった。




「駿里、昼寝しよう。」

「どうしたの?急に眠くなったの?」

「そんな所だ」




昼寝をするため2人はベッドに寝転んだ。


数時間後に起きた時あんなことになってるなんて駿里知る由もなくゆっくりと目をつぶり夢の中へといった。
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