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快楽抽選箱
83話 2日目*
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事務所に着いた寛也に天馬が近寄ってきた
「今日も駿里来るだろ?いつ来る?」
「今日は来ないと思うぞ」
「は?なんでたよ。…お前また無茶させすぎたんだな」
「そんな所だ」
「愛想つかされんぞ」
天馬は少し前ぐらいから駿里が寛也の激しい行為に愛想つかされないか心配していた。
「それは無い。あいつは俺のこと大好きだからな。それに駿里も激しいセックスが大好きだからな」
「お前折角かっこいい面で産まれたのにそんな事言うからなんかもったいねぇな。まぁでもそれなら安心だ」
「ああ、俺は仕事を開始するから昼になったらパスタ持ってこい」
「はいはい」
寛也が自分のオフィス部屋へと入っていくのを見送った。
駿里の事を激しく抱くのはここに来させない為だろうなと天馬は思った。
家族みたいな存在とは言え、嫉妬しない訳じゃない。だからと言って駿里を束縛しすぎて嫌われるのも嫌な寛也は歩けなくなるほど激しく抱いて家からずっと出させないようにしていた。
だか、家に1人というのも心配だし、駿里も寂しいと思うので寛也は松下を自分の家に行かせた。
寛也から連絡が入った松下は駿里の所に向かった。
「おーい、駿里。起きてるか?」
「うん」
朝食を食べていた駿里は玄関にいる松下に大きな声で返事をした。
「なんだよ、食べてたのか。俺作ってやろうとしてたのに」
「ならお昼ご飯作ってもらお」
松下は嬉しそうに任せろ!と言った。寛也から駿里に湿布を貼ってやれと言われていたが体が辛そうではなかったので辞めた。
「お前どんどん体が丈夫になっていくな」
「そう?」
初めの頃は抱かれた後腰がとても辛そうでまともに歩けてなかった。だが今はどんな激しく抱かれても普通に歩いている。慣れってすげぇなと松下は感心した。
「まじで。びっくりするほど丈夫になってるぞ」
「いいんだが、悪いんだか分からないね」
「そうだな」
松下は朝食食べ終わった駿里のお皿を洗い終わると映画を見ている駿里の隣に座った
「今日寛也いつ帰ってくる?」
「どうだったけかな。…あっ確か早いって言ってたぞ」
寛也が早く帰ってくるのは嬉しいが今日何されるか分からないのでドキドキしていた
「なんだ、そんな顔赤くして」
「してない!」
「リンゴみたいだぞお前」
「なってないもん!…今度はこっち見ようよ」
話を逸らすように新しい映画のDVDをセットした。
2人は夕方に夜ご飯を食べ終えたあとも映画を見ていた。そして5時ぐらいになった時、寛也が帰ってきた。
「松下、ご苦労だった。帰っていいぞ」
「はい」
松下は一礼をして事務所に行った。
「おかえり!」
「ただいま、駿里ベッド行こう」
「え?なんて言った?」
帰ってきた瞬間に始めようとする寛也に戸惑った。
「なんだ、ソファ出したいならここでいいぞ」
「あ、や、…いやベット行く」
「なら行こう」
寛也は先に駿里を寝室に行かせて、自分はあの箱を取りに行った。
「今日は何が出るか楽しみだな」
「…全然楽しくないよ」
とは言うものの少し駿里も期待していた。恐る恐る箱の中に手を突っ込み紙を引き出した。見る勇気がなかったので引いた紙を見ずに寛也に渡した。
「なんて書いてある?」
「ああ、これか。自分で見ろよ。ほら」
寛也は駿里に見せるように紙を広げた。
『バイブ責め』
やっぱり寛也に慈悲と言うものは存在しなかった。駿里は、身構えた。
「…優しくしてくたざい」
「処女みたいなセリフだな。お前は処女じゃないから優しくする必要はないだろ?バイブって言ってもいろんなのあるからな。どれにしようか」
寛也は楽しそうに選んでいた。その様子をみながら、駿里は大人しく待っていた。
「これいいじゃねぇか」
悪い顔をして取りだしたのは、エネマグラだった。しかも前はなかったリモコンを持っていた。
「それだけはやだ!」
「お前なに今更言ってんだよ。おい逃げるな」
玩具で遊ばれるのを見られるのは本当に恥ずかしいので、駿里は逃げを打ったが、すぐに足を掴まれ寛也の元に戻ってきてしまった
「往生際が悪いぞ駿里」
「ッだって!」
「だってじゃねぇだろ。逃げるなら拘束するからな」
寛也は両手を昨日と同じように一纏めにしてベッドに拘束した。それに加えて抵抗する駿里を押さえつけ両足をM字開脚の状態で拘束した。
「いやっ、…恥ずかしい」
「今からもっと恥ずかしいことすんのにこれぐらいで恥じらってたら、もたねぇぞ?」
「ま、まって!ちょ、っと」
「なんだ」
いつまで経ってもペチャクチャ言ってくる駿里に寛也は少し酷く言った。
「ッ足だけでも解いてよ」
「嫌だ。」
そう言うと寛也はローションを手に取り指を駿里の中に入れた。
「今日も駿里来るだろ?いつ来る?」
「今日は来ないと思うぞ」
「は?なんでたよ。…お前また無茶させすぎたんだな」
「そんな所だ」
「愛想つかされんぞ」
天馬は少し前ぐらいから駿里が寛也の激しい行為に愛想つかされないか心配していた。
「それは無い。あいつは俺のこと大好きだからな。それに駿里も激しいセックスが大好きだからな」
「お前折角かっこいい面で産まれたのにそんな事言うからなんかもったいねぇな。まぁでもそれなら安心だ」
「ああ、俺は仕事を開始するから昼になったらパスタ持ってこい」
「はいはい」
寛也が自分のオフィス部屋へと入っていくのを見送った。
駿里の事を激しく抱くのはここに来させない為だろうなと天馬は思った。
家族みたいな存在とは言え、嫉妬しない訳じゃない。だからと言って駿里を束縛しすぎて嫌われるのも嫌な寛也は歩けなくなるほど激しく抱いて家からずっと出させないようにしていた。
だか、家に1人というのも心配だし、駿里も寂しいと思うので寛也は松下を自分の家に行かせた。
寛也から連絡が入った松下は駿里の所に向かった。
「おーい、駿里。起きてるか?」
「うん」
朝食を食べていた駿里は玄関にいる松下に大きな声で返事をした。
「なんだよ、食べてたのか。俺作ってやろうとしてたのに」
「ならお昼ご飯作ってもらお」
松下は嬉しそうに任せろ!と言った。寛也から駿里に湿布を貼ってやれと言われていたが体が辛そうではなかったので辞めた。
「お前どんどん体が丈夫になっていくな」
「そう?」
初めの頃は抱かれた後腰がとても辛そうでまともに歩けてなかった。だが今はどんな激しく抱かれても普通に歩いている。慣れってすげぇなと松下は感心した。
「まじで。びっくりするほど丈夫になってるぞ」
「いいんだが、悪いんだか分からないね」
「そうだな」
松下は朝食食べ終わった駿里のお皿を洗い終わると映画を見ている駿里の隣に座った
「今日寛也いつ帰ってくる?」
「どうだったけかな。…あっ確か早いって言ってたぞ」
寛也が早く帰ってくるのは嬉しいが今日何されるか分からないのでドキドキしていた
「なんだ、そんな顔赤くして」
「してない!」
「リンゴみたいだぞお前」
「なってないもん!…今度はこっち見ようよ」
話を逸らすように新しい映画のDVDをセットした。
2人は夕方に夜ご飯を食べ終えたあとも映画を見ていた。そして5時ぐらいになった時、寛也が帰ってきた。
「松下、ご苦労だった。帰っていいぞ」
「はい」
松下は一礼をして事務所に行った。
「おかえり!」
「ただいま、駿里ベッド行こう」
「え?なんて言った?」
帰ってきた瞬間に始めようとする寛也に戸惑った。
「なんだ、ソファ出したいならここでいいぞ」
「あ、や、…いやベット行く」
「なら行こう」
寛也は先に駿里を寝室に行かせて、自分はあの箱を取りに行った。
「今日は何が出るか楽しみだな」
「…全然楽しくないよ」
とは言うものの少し駿里も期待していた。恐る恐る箱の中に手を突っ込み紙を引き出した。見る勇気がなかったので引いた紙を見ずに寛也に渡した。
「なんて書いてある?」
「ああ、これか。自分で見ろよ。ほら」
寛也は駿里に見せるように紙を広げた。
『バイブ責め』
やっぱり寛也に慈悲と言うものは存在しなかった。駿里は、身構えた。
「…優しくしてくたざい」
「処女みたいなセリフだな。お前は処女じゃないから優しくする必要はないだろ?バイブって言ってもいろんなのあるからな。どれにしようか」
寛也は楽しそうに選んでいた。その様子をみながら、駿里は大人しく待っていた。
「これいいじゃねぇか」
悪い顔をして取りだしたのは、エネマグラだった。しかも前はなかったリモコンを持っていた。
「それだけはやだ!」
「お前なに今更言ってんだよ。おい逃げるな」
玩具で遊ばれるのを見られるのは本当に恥ずかしいので、駿里は逃げを打ったが、すぐに足を掴まれ寛也の元に戻ってきてしまった
「往生際が悪いぞ駿里」
「ッだって!」
「だってじゃねぇだろ。逃げるなら拘束するからな」
寛也は両手を昨日と同じように一纏めにしてベッドに拘束した。それに加えて抵抗する駿里を押さえつけ両足をM字開脚の状態で拘束した。
「いやっ、…恥ずかしい」
「今からもっと恥ずかしいことすんのにこれぐらいで恥じらってたら、もたねぇぞ?」
「ま、まって!ちょ、っと」
「なんだ」
いつまで経ってもペチャクチャ言ってくる駿里に寛也は少し酷く言った。
「ッ足だけでも解いてよ」
「嫌だ。」
そう言うと寛也はローションを手に取り指を駿里の中に入れた。
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